IWGPジュニアに挑戦した22歳の藤田晃生をエル・デスペラードが絶賛!「新日本ジュニアはお前がBOSJ優勝した時点で動いてる」

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 6日、後楽園ホールにて新日本プロレス『NEW JAPAN SOUL 2025』が開催。メインイベントではエル・デスペラードの持つIWGPジュニア王座に藤田晃生が挑戦した。

 今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアで、22歳最年少優勝で歴史を変えた藤田。今年2月にIWGPジュニアに挑戦した際にはお互い再戦を望んでおり、実績を経てのリベンジマッチとなった。


 試合が始まるなり藤田がドロップキックを突き刺しチョップ合戦。デスペラードは徹底的な膝攻めを行い、場外の床にも膝を叩きつけていく。
 足を引きずりながらもレッグラリアートで反撃した藤田がスワンダイブミサイルキック。デスペラードはヌメロ・ドスで捕らえて改めて膝を痛めつけ、藤田も返して腕ひしぎから丸め込む。さらにクラーキーキャットからネ申スペシャルも、返したデスペラードはドラゴンスクリューから変形ヌメロ・ドスでギブアップを奪った。
 
 勝利したデスペラードは「こないだの試合のあと新日本ジュニアが大きく動くとか、大きく変わるとか言ってたよな。そんなもんな、オマエが優勝した時点でつねに動いてんだよ。キャリアがどうだとか、年齢がどうだとか、言いたかねえけど、キャリアがあるほうが基本的には引き出しが多いわけじゃん。でもオマエはな、オッサンくさいこというぞ、オマエのキャリアじゃ到底、そんなところにたどりつけないんだよ。オマエはすごいよ。(藤田が赤コーナーから引き上げるのを見て)な?チャンピオン側から帰るだろ?そういうところだよ、アイツの肝の太さはよ!やるじゃん!負けてねえってか、すばらしいよ!いいじゃん、オマエ、このあいだ言ったな?オレが次、ブン獲るまで、オマエが持っててくれってよ。オマエ、変わってきたけど、獲れなかったな!次、いつ来んだ?ただ、オレは待たねえぞ?どうしてもオレから獲りてえっていうんなら、必死こいて腕磨いてこい!じゃあな!」と藤田を絶賛。

 藤田は「今日は負けた。今日はだぞ。あの人が言ったとおり、時代なんかいつでも動いてる。そんなこと知ってるんだ。でもな、今のジュニアの時代の象徴はアンタが持っているんだ。それを……それを俺が剥ぎ取るから。今度はアンタが待っててくれ。少し時間が必要かもしれないけど、またアンタの前に戻ってくるぞ。クソッー!」と絶叫した。

 この日の会場は超満員札止めとなっており、若き獅子の将来に新日本プロレスファンからの期待が集まっている。この日タイガーマスクも引退を発表し、新日ジュニアの世代交代はそう遠くない未来かもしれない。

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