全日本プロレスのジュニアが熱い!新ジュニアリーグ開幕を前に吉岡世起が土井成樹を相手に世界ジュニア王座防衛!

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 18日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『スーパーパワーシリーズ2025』が開催。吉岡世起が“ミスター斉藤”土井成樹を制して世界ジュニア王座の2度目の防衛に成功した。

 吉岡はかつて全日本プロレスの練習生であったが、練習生としてWRESTLE-1に移籍してデビュー。紆余曲折の末に再び全日本にたどり着いた吉岡は、MUSASHIとのタッグ【むーちゃんせーちゃん】が大人気を博すなど現在の全日本ジュニアに欠かせない存在に。今年5月にはMUSASHIとの盟友対決を制して12年ぶりの帰郷で世界ジュニア王座戴冠を果たした。

 今月1日の仙台大会で田村男児を相手に初防衛に成功した吉岡は、“ミスター斉藤”土井成樹を挑戦者として逆指名。
 土井は母親の旧姓が“サイトウ”であることから、斉藤ジュン&レイらのユニット【斉藤ブラザーズ】に加入し“ミスター斉藤”土井成樹のリングネームで全日本へレギュラー参戦中。
 土井も昨年世界ジュニア王座戴冠を果たして長期政権を築いたことがあり、昨年10月には吉岡を挑戦者に指名して防衛に成功。このことを深く記憶に刻んでいた吉岡は、自身が王者となってから土井との防衛戦を制することでかつてのリベンジを狙っていた。

 試合は基礎に忠実かつスピーディなグラウンドに始まるも、速さで競り勝つ土井に対して吉岡が鋭い蹴撃で迎撃していくという展開に。場外戦では土井が鉄柵へのDOI555を決め、吉岡もラ・ケブラーダの飛距離が出過ぎて鉄柵に足をぶつけてしまうなど王者側苦戦の様相を呈する。
 優位を掴んだ土井は得意の首攻めを蓄積させ、DOI555からのバカタレスライディングキックという必殺コンボを狙う。これをミドルキックで迎撃した吉岡がシザースキックを叩き込み、スワントーン・ボムを発射も土井が回避してバカタレスライディングキック。さらにマスキュラーボムを狙うが、吉岡が丸め込みで粘りに粘る。
 土井はさらにバカタレスライディングキックを発射も、これをかわした吉岡がバズソーキック。必殺のクラッシュ・ドライバーを狙うも、これを読んでいた土井が足を取ってジャックナイフ。これを切り返して横十字固めで捕らえた3カウントを奪取し、吉岡が薄氷の勝利を得た。


 現在ジュニアが非常に盛り上がっている全日本プロレスでは7月17日の後楽園ホール大会より、『Jr. BATTLE OF GLORY』の流れをくむジュニアのシングルリーグ戦『ゼンニチJr.フェスティバル2025』が開幕する。

 これを踏まえ、同リーグにエントリーされている土井は「吉岡とブロック違うよな?もっかいやらせろ!俺はBブロック勝ち抜くから、お前はAブロック勝ち抜いてもっかいや!勝ち逃げさせへんぞ!」と優勝決定戦での再戦を要求。
 対する吉岡も「もちろんチャンピオンとして出るからには全勝優勝だよなあ?!全勝優勝してBブロックの奴らと片っ端から防衛戦して倒してやるよ!」と気炎を上げた。

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