【試合詳細】6・18 全日本プロレス後楽園ホール大会 【三冠ヘビー級】斉藤ジュンvs鈴木秀樹 【世界タッグ】宮原健斗&青柳優馬vs菊田円&KAI 【世界ジュニア】吉岡世起vs“ミスター斉藤”土井成樹

『スーパーパワーシリーズ2025』
日程:2025年6月18日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1196人
▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○斉藤レイ/青柳亮生/野村卓矢(格闘探偵団)
7分59秒 逆エビ固め
MUSASHI/デイビーボーイ・スミスJr./●小藤将太(OSW)
▼10人タッグマッチ 30分1本勝負
諏訪魔/芦野祥太郎/田村男児/●井上凌/ザイオン
11分25秒 膝十字固め
[バカの時代]佐藤光留/○真霜拳號(2AW)/宮本裕向(666)/阿部史典(格闘探偵団)/立花誠吾(アップタウン)
▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[ELPIDA]ライジングHAYATO/安齊勇馬/本田竜輝/○綾部蓮
11分29秒 デス・ルーレット→片エビ固め
[北斗軍]大森北斗/●羆嵐(フリー)/他花師(DRAGON GATE)/タロース
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○吉岡世起(フリー)
15分40秒 横十字固め
【挑戦者/斉藤ブラザーズ】●“ミスター斉藤”土井成樹(フリー)
※第71代王者が2度目の防衛に成功。
▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/ビジネスタッグ】○宮原健斗/青柳優馬
16分44秒 シャットダウン・スープレックス・ホールド
【挑戦者組/Z-Brats】菊田円(DRAGON GATE)/●KAI(DRAGON GATE)
※第100代王者組が2度目の防衛に成功。
▼三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/斉藤ブラザーズ】○斉藤ジュン
20分52秒 Dying Light→エビ固め
【挑戦者/バカの時代】●鈴木秀樹
※第75代王者が5度目の防衛に成功。
ジュンが秀樹を制して三冠王座V5もスイーツ泥棒の本田にブチ切れ!宮原&青柳がドラゲー勢撃退で世界タッグ防衛!吉岡が土井に雪辱で世界ジュニアV2!ELPIDAが解散!
第1試合
先発は亮生と小藤。ロックアップからリストの取り合い。亮生がヘッドロックで捕らえてショルダータックルで倒す。さらにロープに飛ぶが、小藤がリープフロッグからアームドラッグ。亮生がすぐにヘッドシザースも、抜けた小藤がドロップキックで場外に叩き出す。
亮生は野村に、小藤はMUSASHIにタッチ。
野村はロープに押し込みチョップも、避けたMUSASHIがガットショット。野村がロープに振るが、MUSASHIが低空ドロップキックから背中にフットスタンプ。さらにロープに飛んで低空ドロップキックも、避けた野村がビンタから首投げで倒し背中にサッカーボールキック。さらにナックルを連発し、亮生とともにロープに振るも、ビッグブーツで切ったMUSASHIが亮生の足を野村に叩き込み、亮生をエクスプロイダーで投げ捨てる。さらに野村のラリアットを避けて低空ドロップキックから背中にフットスタンプを投下。ロープに飛んで顔面への低空ドロップキック。MUSASHIはスミスにタッチ。
スミスは亮生と野村を次々ショルダータックルから次々ボディスラム。さらに亮生と野村の頭を同士討ちさせ、ロープに振って野村にジャンピングニー。
スミスは野村をバックドロップからフォールも2。
スミスは投げようとするが野村はリバースしてレイにタッチ。
レイはショルダータックルで倒し、ラリアットからロープに飛んでボディプレス。フォールも2。
レイはパワーボムを狙うが、スミスは耐えるとエルボーからDDT。スミスは小藤にタッチ。
小藤はドロップキック連発。レイは串刺し攻撃を狙うが、小藤は足を伸ばしてカットし、ミサイルキックを突き刺す。
野村と亮生が小藤をロープに振ろうとするが、同士討ちさせた小藤が野村にドロップキック。
亮生がガットショットからロープに振ろうとするが、切り返した小藤がドロップキックで迎撃。
レイに串刺しバックエルボーからコーナーに振ろうとするが、レイが逆に振って走り込むも、小藤が避けるとMUSASHIと小藤が交互に串刺し攻撃を連発。満を持してスミスがビッグブーツから、小藤がミサイルキックを発射しフォールも亮生がカット。
小藤がエルボー連打も、レイが突っ張りで吹っ飛ばす。小藤が再度エルボー連打もレイはビンタ。小藤はエルボー連打も、レイは振りかぶって逆水平チョップを叩き込み、ロープに振っていくが小藤は丸め込もうとする。耐えたレイはヒッププレスを投下しフォールも2。
レイは逆エビ固めで捕らえ、これで小藤はギブアップ。
<試合後コメント>
小藤将太
「自分はこの全日本プロレスでもっともっと強くなって、もっともっと上に絶対行ってやります。そして今日1つだけ言わせてください。長尾一大心!俺はお前が帰ってくるまでずーっと待ってるぞ。帰ってきたらまた俺たち2人で全日本プロレスジュニア盛り上げていこうぜ!」
デイビーボーイ・スミスJr.
「試合は勝てることもあるし、勝てないこともある。それは実力とは関係ないところの話だ。スーパーパワーシリーズはまだ終わってない。私には大きな野望があるんだ。このデイビーボーイ・スミスJr.は皆さんにサプライズを考えている。あとでリングのド真ん中で皆に伝えようと思うよ」
青柳亮生
「ニューアジアタッグチャンピオン!そして松本観光アンバサダーの青柳亮生です!試合はいかがだったでしょうか。今日の試合はさておき!ついにジュニアのリーグ戦が7月から始まります。青柳亮生にはこれ獲った先が見えてんだ。全勝優勝!世界ジュニア!そこまで見えてるからな。青柳亮生に遅れを取らないように皆様付いてきてください。よろしくお願いします」
野村卓矢
「久しぶりの全日本プロレスでした。もっともっと全日本のリングにも上がっていきたいです。今日は素晴らしいチームワークだったと思います。最後ちょっとヤっちゃったけど。まだまだ行きますよ!」
斉藤レイ
「勝ったぜぇ!中々カオスな試合だったな。まあ当然の勝ちだな。そして今日はミスターがジュニアの新チャンピオンになって、兄・斉藤ジュンが三冠のベルトを防衛してくれるだろう。楽しみだぜ!FOOOOO!」
第2試合
諏訪魔が蹴りかかり乱闘で試合開始。
リングには真霜と芦野が残り、ロックアップから真霜がロープに押し込みガットショット。芦野が巻き投げてから足を刈って倒しアンクルホールドを狙うが、避けた真霜とバックの取り合いから芦野が脇固めを抜けて一度距離を取る。両者タッチ。
ザイオンと立花となり、ロックアップからザイオンが投げ捨てる。再度ロックアップから立花がバックを取るが、ザイオンはそのまま回転して立花を振り落とすと、立花はガンを飛ばして立ち上がりガットショットからロープに飛んでショルダータックル。笑顔で受けきったザイオンへ再度ショルダータックルも、ザイオンが受けきったため立花が走るように指示。ロープに飛ぼうとしたザイオンの足を掴んでコケさせた立花だったが、ザイオンは立ち上がるとショルダータックルでなぎ倒す。両者タッチ。
阿部が井上をヘッドロックからロープに飛ぶが、井上はトラースキックからビッグブーツ。井上はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うも、避けた阿部が回転浄土宗から首投げで倒しサッカーボールキック。阿部は立花にタッチ。
立花は首投げからスリーパー。井上はバックエルボーも、立花は後頭部にエルボーからロープに振る。だが井上はラリアットを避けてレッグラリアートを叩き込み芦野にタッチ。
芦野とザイオンはロープに振り、ダブルのショルダータックルから芦野は井上にタッチ。
井上はストンピングからフェイスロック。井上は諏訪魔にタッチ。
諏訪魔はショルダータックルでなぎ倒し、パワーボムを狙うが阿部がカット。
諏訪魔は阿部と立花に交互にダブルチョップ連発からショートレンジラリアット。だが光留と宮本がダブルのガットショットからコーナーに振って走り込むも、男児がダブルラリアットで迎撃。さらに諏訪魔が真霜をラリアットでなぎ倒し芦野にタッチ。
芦野とザイオンでロープに振り、ダブルのバックエルボー。阿部がザイオンと芦野にビンタからロープに飛ぶも、芦野とザイオンでダブルのアームガード。立花がザイオンにダイブするが、ザイオンはキャッチして背後に投げ捨てる。そこへ立花がスライディングエルボースマッシュからフォールも2。
芦野はロープに飛んでラリアットも、立花がガードしてエルボー。さらに走り込んできた芦野をSTOで迎撃し、真霜にタッチ。
真霜はロープに飛ぶが、芦野がエルボースマッシュで迎撃。だが真霜がフロントネックで捕らえるも、芦野がリバースして倒すと、バックをとるが真霜が避けるとハイキック。避けた芦野が投げ捨てジャーマンから井上にタッチ。
井上は真霜をコーナーに押し込みミドルキック連発。さらにガットショットから串刺し低空ドロップキック。さらにサッカーボールキックも、真霜がキャッチするが井上はバックキックでふっ飛ばし、ザイオンが串刺しショルダータックルからコーナーに振り、芦野がエルボースマッシュから井上がPK。フォールも2。
井上はDDTからフォールも立花がカット。
井上は投げようとするが、真霜が耐えていると諏訪魔がイスを投げつける。これが井上にヒットし真霜が離れる。
真霜はイスで宮本と光留を殴りつけて場外乱闘に戻り、真霜が井上にサッカーボールキックを狙うも、避けた井上がスクールボーイも2。
井上がビンタからロープに飛ぶが、真霜がハイキックで迎撃しフォールも2。
真霜はブレーンバスターを狙うが、井上が着地しバックから延髄斬りを狙うが、真霜がキャッチして膝十字。これで井上がギブアップ。
<試合後コメント>
バカの時代
光留「なんだコノヤロー!諏訪魔!なんだ今のお前!分かってんのか!お前がバカの時代を追いかければ追いかけるほど、お前がブワァカになるんだ!分かるか?分かるよな?分かるよな?分かるよな?分かるよな?」
裕向「アイツが一番バカだったよ、諏訪魔」
真霜「あー、たしかに!たしかに!たしかに!たしかに!」
光留「パートタイマー諏訪魔コノヤロー!諏訪魔!リングネーム改変マッチだ!俺たちと勝負しろ!お前が負けたらお前は『パートタイマー諏訪魔』だ!いや!それだけだったら訴えられそうだから、『パートタイマー諏訪魔くん』だ!」
裕向「いいねえ。プロレス大好き池田くんみたいでいいねえ」
諏訪魔&田村男児
諏訪魔「オイ!ふざっけんじゃねーぞオメーおぉん?!なにがバカなんだお前!おぉん?!
あんなの目指してんのかお前ほんとにお前!ありえねーよアイツら!いらないな。全日本プロレスの闘いを邪魔してるだけだろ、端から見て。ウゥン?!いいよ。よそから見てるとよく分かるよ。オォン。全日本プロレスは闘いなんだよお前!おぉん?!(※やってきた男児に向かって)そうじゃねーかァ?!お前!」
男児「アァ?!ンダコノヤロー。レフェリー出しゃばりやがってコノヤロー。強い者が勝つんだよ。強い者が強いんだよ。それ以上もそれ以外もどいつもこいつも!北斗軍、ELPIDA、バカの時代、どいつもこいつも似たりよったり。所詮みんな馬鹿みたいな集まりなんだ。ぶっ飛ばしてやる」
諏訪魔「久々にお前、来てお前、なにも変わってねーからビックリしたわ!もっとひどくなってるわ。おぉん。なんなんだお前」
男児「ぶっ飛ばす」
諏訪魔「なんだお前!(※唐突に男児へ逆水平チョップ)」
男児「ぶっ飛ばすんだよコノヤロー!久しぶりにに来やがって!」
諏訪魔「テンメー!コラ!」
男児「なんだコラ!諏訪魔チャレンジコラ!受けろコノヤロー!受けるかコノヤロー!」
諏訪魔「なんだテメッ、やってやるよコノヤロー!」
男児「久しぶりにシングルやってやるよコノヤロー!」
諏訪魔「なんだコイツお前!」
男児「なんだコノヤローぶっ飛ばすぞコノヤロー」
諏訪魔「んだお前アホタレがお前」
男児「ア゛ァ?!んだコノヤロー。黙っときゃコノヤロー」
諏訪魔「なんだコノヤロー生意気言ってんじゃねーぞコノヤロー」
男児「久しぶりに来てコノヤロー」
諏訪魔「なんだお前!オォ?!」
男児「やりたいことやってコノヤロー」
諏訪魔「いつだってやってやるよお前」
男児「お願いしろ。お願いしろオラッ」
諏訪魔「おうやってやるよお前」
男児「お願いしますは?お願いしますは?」
諏訪魔「早く帰れコノヤロー!」
(※男児が諏訪魔を睨みつけながら先に退席)
諏訪魔「なんだオラッ!ありえない!一回グチャグチャにしたほうがいいよ、全日本!」
芦野祥太郎&ザイオン
芦野「俺とザイオンのHAVOCはこれからだぞ。まだまだこれからだ。ザイオン!ナイスファイト!」
第3試合
入場しようとしたELPIDAを南側客席で北斗軍が奇襲し場外乱闘で試合開始。
しばらくゴングが鳴らないまま場外乱闘が繰り広げられ、HAYATOをリングに投げ入れ北斗がフェイスロックで捕らえるとゴングが鳴り試合開始。
羆嵐とともにロープに振ってダブルのショルダータックルから、北斗はタロースにタッチ。
HAYATOがエルボー連打もタロースがボディに膝蹴り。さらに高高度ボディスラムからフォールも安齊がカット。
安齊がエルボーもタロースはエルボーで返し、綾部にビッグブーツから本田にエルボー。タロースは羆嵐にタッチ。
羆嵐はロープ際にセットし、上に乗って潰していく。
羆嵐は他花師にタッチ。
他花師は鼻つまみから「このブサイクが!」とロープで顔面をこすっていく。
他花師は顔にツバを吹き付け、満面の笑みで北斗にタッチ。
北斗はフィッシャーマンを狙うが、キャッチしたHAYATOがチョップからローリングチョップ。ロープに飛ぶが、場外から他花師が足を掴んで引き倒す。
北斗がロープに飛ぶと本田が場外から足を掴んで引き倒し、HAYATOが顔面に低空ドロップキック。HAYATOは安齊にタッチ。北斗も他花師にタッチ。
安齊のジャンピングニーを避けた他花師がサミングから地獄突き。キャッチした安齊が後頭部にドロップキックから串刺しジャンピングエルボー。さらにフロントスープレックスからフォールも2。
安齊のエルボーと他花師のチョップの打ち合い。他花師はふらついて倒れながら急所攻撃。安齊はたまらず本田にタッチ。
本田はコーナーに振って串刺しラリアット。さらにロープに押し込み反則カウント1,2,3,4連発。本田とHAYATOでコーナーに振って走り込むが、他花師は次々地獄突き連発でELPIDAを倒す。
他花師は羆嵐にタッチ。
羆嵐はバックフリップからセントーン。フォールも2。
さらに羆嵐は担ごうとするが、耐えた本田がエルボー。エルボーの打ち合いから本田がショートレンジラリアット。ラリアットの相打ちとなり、これを本田が制して綾部にタッチ。
綾部はエルボー連打からロープに振ろうとするが、羆嵐が逆に振るも綾部がジャンピングネックブリーカー。HAYATOと綾部で羆嵐をコーナーに振り、トレイン攻撃から綾部が走り込みも、羆嵐が避けると北斗軍でトレイン攻撃。
綾部をコーナー上に座らせ、北斗が正面に登ると北斗軍スペシャルを狙うが、すっぽ抜けて北斗だけが叩きつけられてしまう。
羆嵐がELPIDAにボコボコにされるが、タロースがエルボーで次々なぎ倒していき、綾部もふっ飛ばそうとするが綾部がタロースをビッグブーツで場外に落とす。そこへHAYATOがトペを発射。リングで安齊が羆嵐にジャンピングニーから綾部がデスルーレットで叩きつけて3カウントを奪った。
綾部「北斗軍に勝利だ。まあ、別に、今の勝利で、仙台のリベンジを果たしたなんて全く思ってないよ。タロースとは、今後、どんどんどんどん、当たっていきたいと思ってる、最高の刺激だからな。タロース。ドンドン戦っていこう。そして、1つ、決断をしたんだ。今日をもって、綾部蓮、ELPIDAを抜ける。約1年前、同じここ後楽園ホールで、3人がリング上に集まってるのを見て、楽しそうだと直感で思って、俺もリングに上ってその輪に加わった。ただ、今の俺は、もう、この4人で組んで、やっていくこと以上に、対角に立って、どんどんどんどん、戦っていくことが楽しいと、思えて仕方ないんだ。だから、急だけど、ELPIDAを抜けるっていう選択をさせてもらうよ」
本田「おいなんだ綾部、お互い、戦ってたほうが楽しいって?おい俺もそう思ってたよ!だったら、俺も、ELPIDAを、抜けるわー!いいよ、抜けるけど
、これからは、俺1人でやっていく。おいみんな、全日本プロレスで!誰が一番やばい男か、知ってっかオイ!誰がどう見ても、この俺、本田竜輝だ!!じゃあ、これからは好き勝手に、暴れさせてもらうわ。まあ綾部、HAYATO、安齊、1年間ありがとう」
HAYATO「俺も、この前、アジアタッグを落として、まだまだだなって、俺には、まだこの先があるんだって、気付いたんだよね。みんなといる時間は楽しいし、頼りになったけど、俺は、みんなをちょっと頼りすぎちゃうから、これからは、1人で、ジュニアの道を進んでいくよ。みんな今までありがとう」
安齊「元々、ELPIDAは、全日本の時代を変えるって、ここを盛り上げるって始めたチーム。それは、横に立とうと、対角に立とうと、変わんないでしょう。各々がそれぞれのやり方で、この全日本プロレスを盛り上げていくけど、みんなにも、どっか行った3人にも、一つだけ言っておきます。この団体を、一番盛り上げるのは、安齊勇馬だから。だから、これからも、全日本プロレスのことを、そして俺のことを見ててください。俺との約束です。みんな、ELPIDAを、ありがとう」
<試合後コメント>
北斗軍
北斗「よ~くもやりやがったなELPIDA!」
他花師「シャラップコラ!シャラップコラ!」
北斗「ELPIDA!覚えとけよ!この借りは絶対返すからな。バカの時代壊滅させたら次はな、お前らだ!ELPIDA!やってやるよ!どこでもいいぞ!新木場でもいい!新宿FACEでもいい!お前らとな、軍団対抗戦やってやるから覚悟しとけ!そして今日はタロースが言いたいことがあるらしい」
タロース「北斗軍こそが最強だ!すぐに本当の深淵を見せてやる」
北斗「そういうことだぁ!なんかあるか?」
羆嵐「シャラップ!」
他花師「シャラップ!これだけ言わせてくれ!俺が!二冠王!他花師やぁ!シャラ~ップ」
羆嵐「HAhaaaaa!」
北斗「ELPIDA、覚えとけェ!」
本田竜輝
「ELPIDA終了ッ!ELPIDA終了ッ!1年間、安齊、HAYATO、綾部とやってて、俺は楽しかった。まあ確かに闘ってるほうがもっと燃え上がるよなあ?!そしてこの本田竜輝が1人になった。誰がこの全日本プロレスで一番やべーやつだと思ってんだよ。この俺だ!オイ、なにするかわかんねーぞオイ」
ライジングHAYATO
「言いたいことはリング上で言ったとおりだよ。もうすぐジュニアリーグも始まるし、ELPIDAにいると、1人だけジュニアの俺が捕まって、ヘビー級が仇を取ってくれる。そんな形になることが多かった。でもそれじゃあ俺はもっと上に行けないと思う。俺はもう今、出来上がってる、完成してるわけじゃない。まだまだプロレスにはさらに上があるってこの前の試合で分かったから。今までみんなありがとう」
綾部蓮
「急な宣言というか、いきなりのELPIDA抜ける宣言になってしまったけど、本当にリング上で言ったとおり。いま現時点、綾部蓮はこの4人でやってく楽しさよりも、それ以上にチャンピオン・カーニバルを通じて、安齊勇馬と闘ったときの楽しさのほうが上回ってしまった。だからこういう選択をしたまで。でもホントに約1年という期間にはなったけど、ユニットを組んで同じチームとしてやってきたからこそ、刺激し合って綾部蓮は強く慣れたと思ったよ。今後は対角に立ってどんどん闘っていきたいな。そして北斗軍のタロースだな。今日そんなに長い時間やりあえなかったけど、どんどん今後闘っていきたい相手だ。最高の刺激だからな。またやろう」
安齊勇馬
「1年前におんなじ考えを持って集まった4人。やっぱり今でもおんなじ考えなのかなって、ちょっと思っちゃったね。全日本を盛り上げたい気持ちは変わらないと思う。そしてなにより対角に立って闘ったほうが面白いって気持ち。4人それぞれがみんな同じ気持ちだと思う。今日でELPIDAは一旦終わりです。これからはそれぞれがそれぞれのやり方でこの全日本プロレスを盛り上げて、業界で一番になるようにやっていくと思います。この前の京都でアジアタッグを落として、今日ELPIDAが解散して、1つだけ決めました。俺は自分自身をもっと盛り上げるため、そして全日本プロレスを盛り上げるため、ちょっとの間、このリング外で闘ってきます。安齊勇馬、少しの間、欠場します」
第4試合
ロックアップからバックの取り合い。リストの取り合いから吉岡がヘッドロックで捕らえてグラウンドに持ち込むも、土井がヘッドシザースで抜けて距離を取る。
手4つを狙うかに見せて土井がサミングからガットショット連発。顔面を踏みつけていき、これを離すとコーナーに振ろうとするが、逆に吉岡が振って走り込むも、飛び越えた土井に吉岡がガットショットからロープに飛ぶ。これを土井がスパインバスターからサマーソルトドロップも、避けた吉岡がサッカーボールキック。
吉岡がハイキックも、土井がショルダースルーでエプロンに落とすが、吉岡は延髄斬りからスワンダイブを狙うが、土井がエルボーで落としてトペを狙うが、吉岡が避けると場外を走り込むも、土井は担いで鉄柵へのDOI555。
カウント9でリングに戻った吉岡をフォールも2。
土井はフロントネックで捕らえるが、吉岡はロープに足を伸ばしブレイク。
土井は顔面を踏みつけていき、これを離すとサミング。再度顔面を踏みつけ、変形コブラツイストで捕らえる。そのまま丸め込むも2。
土井はネックブリーカードロップからフォールも2。
土井は顔面を踏みつけていき、吉岡は膝立ちでエルボー。土井はケンカキックでふっ飛ばし、コーナーに振って串刺しバックエルボーから足を刈って倒し走り込むが、吉岡はゼロ戦キックで迎撃。
場外に逃れた土井へケブラーダを発射するが、足が鉄柵に当たり自爆する。
リングに戻り、吉岡が串刺しジャンピングニーから延髄斬り。さらに背中にサッカーボールキックから正面からサッカーボールキック。フォールも2。
吉岡は投げようとするも、着地してバックを取った土井にバックエルボー連発。さらに走り込むが、土井がネックブリーカードロップからロープに飛んでサマーソルトドロップ。フォールも2。
土井のチョップと吉岡のエルボーの打ち合い。吉岡のミドルキックと土井のチョップの打ち合いとなり、膝をついた土井のボディへ吉岡がミドルキック連発で蹴倒す。
吉岡はミスティカを狙うが、土井が担ぐも着地した吉岡に土井が走り込むが、土井はバックエルボーからロープに飛ぶが、吉岡がトラースキック。ロープに飛んだ吉岡に土井が追走エルボーからロープに飛ぶが、吉岡が延髄斬り。だがすぐに土井がブレーンバスター。土井が引き起こして担ぐも土井がDOI555。土井がロープに飛ぶが吉岡がミドルキックからロープに飛んでシザースキック。両者ダウン。
吉岡がスタイルズクラッシュを狙うが、土井がコーナーに押し込みボディへショルダーアタック連発。さらに走り込むが、吉岡がコンビネーションキックからトラースキックで迎撃し、コーナーに登りスワントーンボム。避けた土井がDOI555からバカタレスライディングキックを叩き込みフォールも2。
土井がマスキュラーボムを狙うが吉岡が丸め込むも2。
土井がガットショット連発からロープに飛ぶが、ラリアットを避けて吉岡がラ・ミスティカからラ・マヒストラルも2。
吉岡はトラースキックからバズソーキックも、避けた土井が丸め込むも2。
土井がバカタレスライディングキックも、避けた吉岡がバズソーキックからクラッシュ・ドライバーを狙うが、土井がジャックナイフも2で吉岡が十字固めも2。再度吉岡が丸め込み3カウント。
<試合後コメント>
“ミスター斉藤”土井成樹
「3つ獲られたんか?獲られたか……。試合前に7月に開催するジュニアのリーグ戦が発表された。もちろん俺もエントリーされてる。そんな中、チャンピオンとして弾みつけてエントリーして試合する予定やったけど……クソ~!吉岡とブロック違うよな?もっかいやらせろ!俺はBブロック勝ち抜くから、お前はAブロック勝ち抜いてもっかいや!勝ち逃げさせへんぞ!」
吉岡世起
「やっと、“ミスター斉藤”土井成樹にリベンジ果たしたぞ!苫小牧で負けてからずっとずっとこの機を伺ってたんだよ。そしてそして、来月から開催されるジュニアリーグ、もちろんチャンピオンとして出るからには全勝優勝だよなあ?!全勝優勝してBブロックの奴らと片っ端から防衛戦して倒してやるよ!」
第5試合
先発は優馬と菊田。ロックアップから菊田がサミングでロープに押し込み、チョップを狙うが避けた青柳がガットショットからヘッドロック。ショルダータックルのぶつかりあいから優馬がガットショットを叩き込みロープに飛ぶも、菊田が追走ショルダータックルでなぎ倒す。
菊田はロープに飛ぶも、優馬がカニバサミで倒し、宮原がエプロンを走り込んでドロップキックを顔面に叩き込む。
宮原と優馬でダブル攻撃を狙うが、菊田と優馬がバックの取り合い。宮原がビッグブーツも菊田が避けて優馬に誤爆する。
宮原は菊田にヘッドバッド連発からロープに飛ぶが、KAIが場外から足を掴んで引きずり落とし場外で宮原を痛めつけていく。菊田も優馬を場外に投げ捨て場外乱闘へ。
リングに投げ入れられた宮原へ菊田とKAIがストンピングを落としていき、菊田はKAIにタッチ。
KAIは顔面を蹴りつけていき、宮原はチョップもKAIはDDT。フォールも2。
KAIはスリーパーで捕らえるが、宮原はロープに足を伸ばしブレイク。
KAIはコーナーに叩きつけ菊田にタッチ。
菊田は首投げからパラダイスロック。優馬が走り込むが菊田が足を刈って優馬の低空ドロップキックが宮原の尻に刺さる。
菊田は宮原を転がして解除し、ロープに飛ぶと宮原のビッグブーツをキャッチして逆水平チョップ。さらに投げようとするが宮原が逆にブレーンバスターから優馬にタッチ。菊田はKAIにタッチ。
KAIはサミングからロープに振ろうとするが優馬が逆に振ってドロップキック。KAIはロープを掴んで自爆させ、ロープに飛ぶが優馬がドロップキックで迎撃。
優馬は串刺しジャンピングエルボーからコーナーに登りダイビングクロスボディ。フォールも2。
優馬は串刺し攻撃を狙うが、KAIはハイキックで迎撃すると菊田にタッチ。
菊田は前蹴りから逆水平チョップ連発。ロープに飛ぶと、優馬はジャンピグ土下座で相手の動きをとめ、ヘッドシザースで投げ捨てる。優馬は宮原にタッチ。
宮原はラリアットを避けて低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部にドロップキック。
宮原と優馬でコーナーに振り、優馬がジャンピングエルボーから宮原がジャンピングニー。さらに優馬がダイビングクロスボディから宮原がフォールもKAIがカット。
優馬がKAIにエルボースマッシュからロープに飛ぶが、KAIはトラースキックから延髄斬り。
菊田はロープに飛ぶが、宮原がビッグブーツからロープに飛ぶも、菊田も追走ヒップアタック。
菊田はローリングラリアットを狙うが、宮原はジャンピングブラックアウトで迎撃しシャットダウンを狙う。これを菊田がレフェリーに抱きついて逃れ、宮原の背中にKAIが場外からイス攻撃。
菊田はKAIにタッチ。
菊田とKAIが交互にショートレンジラリアットから、菊田がスライディングヒップアタックを顔面に叩き込む。さらにKAIがロープに飛んでラリアットでなぎ倒しフォールも2。
KAIがパワーボムからフォールも優馬がカット。
KAIはメテオインパクトからフォールも2。
KAIはリストを捻って担ぐも、着地した宮原とバックの取り合い。KAIが突き飛ばしてレフェリーに叩き込むと、KAIはイスを持ち出して宮原の頭上に振りかぶる。だが宮原が避けると優馬がドロップキックで倒し、菊田のエルボー合戦から優馬がエルボースマッシュ。菊田がヒップアタックも、避けた優馬がラリアットでなぎ倒す。
優馬はイスをセットすると、KAIをそこへ座らせる。宮原のブラックアウトと優馬のトラースキックの同時攻撃から、宮原が改めてブラックアウト。フォールも2。
宮原はシャットダウンスープレックスホールドで3カウント。
宮原がバリカンを持ってKAIに迫るが優馬がとめる。KAIに土下座を強要してKAIは土下座で許しを請うも、油断した宮原にすぐに急所攻撃を叩き込みリングを去った。
そこへ北斗が登場。
北斗「おいおいおいおい、おいおいおい、おい、おい、宮原、青柳、お前ら、そんな土下座したかったのかよ。俺はいつでもウェルカムだぜ?今すぐしてくれたっていいぜ?まあ、もし今日、無様に負けてたら、6月24日、張り合いがなくなっちゃうから、良かったよ。全面対抗戦、楽しみにしてるよ、青柳くん。それは置いといて、今日お前らに、話があるのは俺じゃないんだよ。俺の愛するかわいこちゃんが、どうしても話たいことがあるって言うから、きいてやってくれ。カモンかわいこちゃん(タロースがリングへ)どうしたんだよタロース、なんか、言いたいことが、あるのか?」
タロース「私は、チャンピオンに、なりたいです。私は、チャンピオンに、なりたいです!」
北斗「グッドジャパニーズ、グッドジャパニーズ!」
タロース「マダマダデス」
北斗「お前がそういうなら、リーダーとして、その願い、叶えてあげないとな、7月17日、後楽園で、俺とタロースが世界タッグに挑戦する。その汚いベルト、よく磨いとけよ」
<試合後コメント>
大森北斗&タロース
北斗「そういうことだぁ!そういうことだぁ!俺のかわいいかわいいタロースちゃんと7月17日の後楽園で世界タッグ挑戦させてもらうからな!」
タロース「ワタシハ、チャンピオンニ、ナリタイデス」
北斗「そういうことだぁ!その願い、リーダーとして叶えてやろう」
菊田円&KAI
KAI「おいおいおいおい全日本プロレス!ふざけんじゃねーよ俺ら今日何連戦目だと思ってんだコノヤロー。俺らよ、京都で始まって、博多2試合して、佐世保でやって鹿児島でやって、今日来てんの。無茶苦茶な日程組んでんじゃねーよ!これ全日本プロレスの陰謀で俺ら負けたな。ふざっけんじゃねーぞコノヤロー。全てはお前らのスケジュール管理の無さのせいだ。俺らこのまま負けたと思ってねーよ。あんな奴らに負けたと思ってねーよ。俺らはよ、昨日までの疲れで負けたんだ。ふざけんじゃねーよコノヤローオイ。全日本プロレス、俺らは一生恨むからな」
菊田「一生恨むよ」
KAI「このままで終わると思うなよ。分かったか!バイバ~~イ!!」
宮原健斗&青柳優馬
宮原「おっしゃあ!さあ!第100代世界タッグチャンピオン、無事防衛だ。さあ、KAI&菊田!また合えるのを楽しみにしてるよ。まあまあいい刺激をもらったぜ。第100代!さあ!この世界タッグベルトも、そろそろ年季がかなり経ってるよな」
青柳「ボロボロだぁ……(※ずっとバリカンをカチカチしながら)」
宮原「次の7月、後楽園ホールでの世界タッグ戦で!」
青柳「えっ(※ずっとバリカンをカチカチしながら)」
宮原「新しい世界タッグベルトに!」
青柳「マジっすか(※ずっとバリカンをカチカチしながら)」
宮原「第100代の権限でリニューアルしようと考えてるよ」
青柳「出来るんスか?マジかぁ……えっ、マジかぁ!(※バリカンをカチカチする手が止まる)」
第6試合
ロックアップから一度離れ、再度ロックアップから鈴木がバックを取る。リストの取り合いからジュンがロープに押し込むが、鈴木が抜けてブレイク。
がっぷりよつからジュンがロープに押し込みクリーンブレイク。鈴木がすぐに組み付いてロープに押し込むが、お互いロープに振り合い鈴木がバックを取る。ジュンがバックエルボーからロープに飛ぶが、鈴木が追走バックエルボー。ロープに振るが、ジュンがショルダータックルで倒す。鈴木が場外に転がり、それをジュンが追って場外乱闘へ。
リングに戻り、ジュンがボディに膝蹴りからボディスラム。ロープに飛んでエルボードロップからフォールも2。
ジュンは踏みつけて髪留めを外そうとするが、鈴木がその足を掴んでアンクルホールドを狙う。足を抜いたジュンがストンピングからロープ際で踏みつけていく。
鈴木は膝立ちになってエルボーも、ジュンが引き起こしてボディに膝蹴りから串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした鈴木がぶら下がり首4の字。これを離すとボディへ掌底からネックブリーカードロップで叩きつけ、ニードロップを投下。フォールも2。
鈴木は変形極楽固め。避けたジュンのボディを蹴りつけ、投げようとするがジュンが切り返してボディスラム。
ジュンは串刺しビッグブーツから再度串刺しビッグブーツ。さらにブレーンバスターからフォールも2。
ジュンは踏みつけながら髪留めを外し、ボディスラムを狙うが鈴木がエルボー。ジュンはチョップも鈴木はコンビネーションエルボースマッシュからロープに飛ぶが、ジュンはショルダータックルで迎撃しフォールも2。
ジュンはチョークスラムを狙うが、着地した鈴木がバックを取る。ジュンはバックエルボーで逃れ、お互いロープに飛んで追走バックエルボーからジュンがバックドロップ。フォールも2。
ジュンがバックをとるも切り返した鈴木がチキンウィングフェイスロック。ジュンはロープを掴みブレイク。
鈴木はツームストンパイルドライバーからフォールも2。
鈴木は足を固めていき、さらに腕を絞る。そのままSTFへ移行。ジュンはロープを掴みブレイク。
鈴木は引き起こしてコブラツイストを狙うが、切り返したジュンをエクスプロイダー。だがすぐにジュンがチョークスラムで叩きつけ両者ダウン。
ジュンはコーナーに上るも、鈴木はエルボーから正面に登る。だがジュンはヘッドバッドで落下させる。
鈴木が立ち上がると右ストレート2連発から、正面に登り雪崩式ダブルアームスープレックス。すぐに立ち上がったジュンがスピアーを突き刺し両者ダウン。
エルボーの打ち合いからジュンがエルボー連打。鈴木もエルボーを打ち込むが、足をすべらせて倒れてしまう。鈴木が距離をつめてエルボーの打ち合いから顔面にハンマーブロー。ジュンが顎にエルボーを叩き込むと鈴木は倒れるが、すぐに立ち上がるとジュンのエルボーをガードしてボディブロー。さらにボディへのエルボー連発も、ジュンはコーナーに押し込みエルボー連打からヘッドバッド。さらにエルボーからつっぱり連打。顎へ掌底連打からコーナーに振って串刺し攻撃。避けた鈴木がボディへのエルボー連発から、ジュンのラリアットを避けてバックドロップ。
フォールしようとするが立ち上がったジュンはビンタからローリングショートレンジラリアット。フォールも2。
ジュンは走り込むが、鈴木はドロップキックで迎撃し、後頭部にエルボー連打からパントキック連発。さらにスリーパーで捕らえ、ぐったりしたジュンをフォールも2。
鈴木はダブルアームを狙うも、ジュンがリバースしてダイイングライト。さらにジャックハマーからフォールも1。
ジュンはダイイングライトからフォールし3カウント。
ジュン「三冠ベルト、防衛したぜ。鈴木秀樹、強かったな。意識が、飛んだと思ったぜ。俺は前に、あんたに、俺じゃメインを務めるのはふさわしくないと言って、あれから色々と考えていたが、俺の力は、まだまだ、こんなはずじゃないはずだと。俺は、鈴木秀樹、あんたに、別に、認めてもらいたいわけじゃない。だが、これだけは言える。誰が来ても、このベルト俺が守ってやると。俺が全日本プロレスの、三冠チャンピオン、斉藤ジュンだ」
スミスがリングへ。
ジュン「スミス、(英語で)何か言いたい事があるのか?」
スミス「サイトウサン、今日は防衛成功おめでとう。だが次の挑戦者はこの俺だ」
青柳優馬がリングへ。
優馬「俺ともそのベルトかけて戦ってくれよ。ユーはネクストだ」
スミス「よく聞けユウマ。次のチャンピオンシップを制して腰にベルトを巻くのはこの俺デイビーボーイ・スミス・ジュニアだ。下がってろ」
優馬「俺が先だ。ミーはネクスト」
ジュン「俺は、こんなに強い2人とも、いっぺんに来てくれてめちゃくちゃ嬉しいぜ。だが・・・じゃあわかった。2人で、お互いに、戦って勝ったほうが、俺とこのベルトをかけて戦うっていうのはどうだ?チャンピオンはこの俺だ。誰にも文句は言わせない。どうだお客さん?」
スミス「青柳がなんと言おうと、サイトウサンがなんと言おうと、俺が絶対に次の挑戦者となる」
優馬「次、斉藤さんとやるのは、この俺だ」
握手して2人は去る。
ジュン「誰が来ても返り討ちにしてやる。DOOM・・・すぐに来たな。まあ俺は今ウズウズしてることがある。何かわかるか?そう、甘いものの、絶対の時間だ。お前らはそれが見たくてきたんだろ?じゃあ、今日は、鈴木秀樹が大好きな、ねこちゃん、の、フィナンシェを用意してるから、裏に用意してある。お前(練習生)とってくるんだ」
練習生と入れ替わりに、本田がフィナンシェの箱を持ってリングサイドに登場。
ジュン「それは、俺のだ」
本田が袋からフィナンシェを取り出し、ジュンにわたすのをフェイントに自分で食べる。
本田「(食べながら)オイサイトウジュン、(水を飲んで)おい斉藤ジュン、今年も、この季節がやってきたな」
ジュン「おい本田竜輝、スイーツ泥棒卒業したんじゃないのか」
本田「お前何言ってんだ。人間とは、弱い生き物なんだ。その中でも、本田竜輝は、弱くてもろい。おんなじことを何度も何度も繰り返してしまう。まあそんなことはさておき」
ジュン「反省しろ」
本田「おい斉藤ジュン、お前が、三冠をとって防衛していくたびに、俺は、悔しくて悔しくてしかたねーんだ。青柳、スミス、関係ねーよ。先に、この俺に三冠挑戦させろ!」
ジュン「本田竜輝、望み通りにしてやろう。こうなったら、青柳優馬もスミスも関係ない。まずはお前から、叩き潰してやる。覚悟しておけよ。本田竜輝、DOOM」
本田「俺はな、お前のこと本気で潰すぞお前」
本田はスライディングでフィナンシェの箱を奪って場外に逃れ、そのままお客さんに分け与えながら消えていった。
ジュン「あいつは酷いやつだ!あんな酷いプロレスラー、俺は見たこと無い。こうなったら、俺があいつを、叩き潰してやるから、お前らそれを楽しみにしろ。じゃあ、俺も、食べる甘いものはないし、早く買いに行きたいから、もう最後しめるから全員立って。俺が、右腕を上げたら、全員で、3,2,1,DOOMでしめるんだ。いいな?今日は練習はなしだ。なぜなら、俺は早く甘い物を買いに行って食べたいからな。じゃあみんな準備はいいか!これからも、全日本プロレスは、明るく楽しく、そして激しくプロレウをやっていくから、お前らこれからもよろしく頼むぜ。みんな準備はいいか?準備はいいか?準備は、いいか?よしいくぜ、3,2,1,DOOM!!」
<試合後コメント>
鈴木秀樹
「見ての通り。強かったです。チャンピオン。参りました。でもまた頑張ります。ありがとう。頑張りましょう!」
斉藤ジュン
「三冠ベルト、鈴木秀樹から防衛したぜ。タフな相手だった。意識が何度も飛びかけた。リング上でも言ったが、前に折れはメインじゃ務まらないと言っていたが、その借りを返すじゃないが、しっかりと全日本プロレスの三冠チャンピオン・斉藤ジュンをお前に見せてやったぜ。鈴木秀樹、またアンタとやりたいな。そしたら、終わったばかりで一体なんなんだ。青柳優馬も、デイビーボーイ・スミスJr.も、あんな強い奴らが来てくれるのは嬉しいんだが、2人いっぺんだった。しかも本田竜輝、またも俺が楽しみにわざわざ用意して獲っておいた甘いものを食べやがったな。デイビーボーイ・スミスJr.と青柳優馬はあとだ。まずは本田竜輝、お前を叩き潰してやる。覚悟しとけ。DOOM!」
本田竜輝
「ELPIDAを抜けて早速行動させてもらったぜ。オイ斉藤ジュン。お前が活躍してる姿、俺は悔しくて悔しくてたまんねーんだよ。スイーツも泥棒したことだし、次は三冠のベルトを俺が正々堂々お前から獲ってやるよ。オイ斉藤ジュン、お前ホント潰すぞ」