【試合詳細】6・5 マリーゴールド新宿FACE大会 【スーパーフライ】岩谷麻優vs松井珠紗 ビクトリア弓月vs山岡聖怜 林下詩美&MIRAI&瀬戸レアvs桜井麻衣&ちゃんよた&南小桃 青野未来&後藤智香&勇気みなみvs野崎渚&CHIAKI&メガトン

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『Marigold Burning Desire 2025』
日程:2025年6月5日(木)
開始:18:30
会場:東京都・新宿FACE
観衆:412人(満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○山中絵里奈(BBJ)
6分17秒 M.D.M.A改→片エビ固め
●咲村良子

▼タッグマッチ 15分1本勝負
天麗皇希/○田中きずな
8分24秒 バズソーキック→片エビ固め
ハミングバード/●橘渚

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
青野未来/○後藤智香/勇気みなみ
12分16秒 グラウンド・コブラツイスト
[Darkness Revolution]野崎渚(フリー)/CHIAKI/●メガトン

▼シングルマッチ 15分1本勝負
△ビクトリア弓月
15分0秒 時間切れ引き分け
△山岡聖怜

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
林下詩美/MIRAI/●瀬戸レア
13分47秒 ジャックハマー→片エビ固め
桜井麻衣/○ちゃんよた(PPP)/南小桃

▼スーパーフライ級選手権試合 15分1本勝負
【王者】○岩谷麻優
13分1秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め
【挑戦者/Darkness Revolution】●松井珠紗
※第3代王者が初防衛に成功。

岩谷が松井を撃破しスーパーフライ級王座V1!桜井&ちゃんよたが“ちゃんまい”でツインスター王座挑戦決定!弓月と聖怜のライバル対決はドロー!

第1試合


 試合前に咲村が握手を求めるも、絵里奈は拒否。
 ゴングが鳴るとロックアップからヘッドロックの攻防。絵里奈がショルダータックルから咲村のロープワークを前後開脚でいなしてビッグブーツ。咲村もドロップキックで反撃してボディスラムからエルボー連打。ロープに振ろうとするが、絵里奈がカニバサミで倒してプラチナムロック。さらにエルボードロップで追撃。絵里奈がコーナーに振って串刺しジャンピングニーから顔騎式ブロンコバスターで激しく腰を振る。
 絵里奈はM.D.M.Aを狙うが、咲村がサムソンクラッチ。ならばと絵里奈がブレーンバスターを狙うが、咲村が逆にブレーンバスターからアンクルホールド。ロープに逃れた絵里奈がハイキックも、咲村が避けてハイキック。絵里奈もこれをかわしてライダーキックを狙うが、これをかわした咲村が蜘蛛絡み。
 咲村はエルボー連打も、絵里奈は両手を広げてグイグイ前に出てヘッドバッドからジャンピングエルボー。前後開脚式ギロチンドロップからスタンド式シャイニング・ウィザードを叩き込み、最後はM.D.M.A改で突き刺して3カウントを奪った。

<試合後コメント>
山中絵里奈
「咲村選手ね、なんか私最近試合見てて、彼女ちょっと元気無いんじゃないかなーって思ってたんだけど今日はしっかり勝ちを狙いに戦いに来てくれてたなと感じて、私も思ったより楽しめました。色々彼女にはシンパシー感じるところがあるので、また試合で闘うのも、一緒に組むのも楽しいんじゃないかと思います」

咲村良子
「クソッ!負けた!……イヤな奴だった。でも絶ッ対また闘いたいと思います。今日は楽しかったです。ありがとうございました」

第2試合


 4人それぞれ握手を交わし、皇希と橘の対面でゴング。皇希が前蹴りから首投げ3連発、ボディシザースと先制。きずなにタッチ。
 きずなは橘にボディスラムからコーナーに振って串刺しドロップキック。皇希も串刺しバックエルボーで追撃し、タッチを受ける。
 皇希は橘をロープに振るが、橘がドロップキックで一矢報いてバードにタッチ。
 バードは巧みなロープワークで皇希を翻弄してドロップキックも、皇希が倒れずビッグブーツで反撃。きずなが入ってきて皇希とともにロープに振るが、バードは皇希の攻撃をきずなに誤爆させ、皇希をフェイスクラッシャーできずなの上に叩き込む。バードは飛び付き式のアンクルホールドからダブルレッグロック。バードは皇希の足をロープに絡めながらぶら下がり式首4の字固めに捕らえる。さらにロープに飛ぶが、皇希がビッグブーツでカウンター。きずなにタッチ。
 きずなはバードにランニングニーを狙うが、バードがかわして丸め込みつつの低空ドロップキック。さらに串刺しバックエルボーを見舞って橘にタッチ。
 橘はきずなにドロップキックからボディスラム4連撃。さらにロープに飛ぶが、きずながフライングネックブリーカー。さらにきずなが鎌固めに捕らえたところへ皇希が顔面にビッグブーツを叩き込む連携攻撃を見舞い、きずなが脇固めを狙う。橘はこれを即座に前転で抜けてオクラホマ・ロール。続けてコーナーに振ろうとするが、皇希の串刺しビッグブーツ+きずなのエプロンからのハイキックのサンドイッチ攻撃が炸裂。
 きずなは橘をリバース・インディアンズ・デスロックで捕らえつつ、カットに来たバードをフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドで叩きつける同時攻撃を見せ、ランニングニーを狙う。これをかわした橘が不知火式ダイヤモンドカッターからクロスボディを見舞ってカバー。きずなはこれをブリッジで抜けてランニングニー。バードがカットするも、皇希が入ってきて大剛式バックドロップで排除。
 皇希が橘をカナディアン・バックブリーカーで担いだところへきずながトラースキックを見舞う合体攻撃からきずながバズソーキックを叩き込んで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
ハミングバード&橘渚
バード「私、新宿FACE全然勝てないんですけど!新宿FACEでスゲー悔しい思いばっかりで。2年目の目標、新宿FACEで圧倒的なやつに勝つ。それだけです。渚、どうだった?」
橘「私が絶対に獲るって気持ちで元気よく行ったんですけど、元気だけじゃダメだなと感じました。せっかくつないでくれたのに負けてしまってすみません」
バード「いや、全然。すみませんはこっちだよ。でも一緒にこれから頑張ってこ。初めて組んだけど、どんどん心強くなってるなって。だからもっともっと頑張っていきましょう。筋トレしよ。ライオン50回から!」
橘渚「はい!頑張ります!一緒にやります!」

天麗皇希&田中きずな
きずな「今日も皇希さんとタッグが組めて私はすごく嬉しくて!今日は橘渚とハミングバードとの試合だったんですけど、私はやっぱり皇希さんの隣すごい安心するし、もっともっと組みたいから、今日も絶ッ対勝たないとと思っていたのでまず勝ててよかったなという気持ちなんですけど、もっと強い相手にも皇希さんと組んでこれからも闘っていきたいなという気持ちでいます!」
皇希「はい、ありがとうございます(笑)マジで今日きずなさんが隣で朝からずっと楽しそうで、こっちまで楽しい気分になっちゃって(笑)私はこの新宿FACEで2日前にベルト獲られて苦い思い出だったんですけど、なんかそんなことも全部忘れるくらいプロレスが楽しくて。きずなさんと一緒だったからかもしれないですけど、なんか今日は過去一くらい楽しかったかもしれないです。またどんどん勝ち進んで、もっと強い敵と闘って上に行きましょう!」
きずな「はい♪お願いします♪」

第3試合


 勇気とCHIAKIの対面でゴングが鳴った瞬間に勇気がドロップキックを発射。CHIAKIはこれをかわしてビッグブーツを放つも、回避した勇気がエルボー連打。受けきったCHIAKIがショルダータックルで反撃し、ボディスラムから顔面ウォッシュ。CHIAKIがロープにくくって背中への串刺しスピアーを見舞い、野崎がおしゃれキックで追撃。さらにCHIAKIがコードブレイカーからギロチンドロップ。続けてアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるも、後藤がカット。勇気のドロップキック+後藤のビッグブーツの同時攻撃を決めて青野にタッチ。
 青野がCHIAKIにドロップキックを見舞い、カットに来た野崎もまとめてコーナーに振って串刺しドロップキック。さらにカットに来たメガトンも重ねて3人へ串刺しドロップキック。続けてCHIAKIへ串刺しドロップキック。青野が引き起こすとCHIAKIがアイアンクローも、青野がローキック連打で突き放す。そして「行くぞ!パッショォーーンッ!」と叫んでロープに押し込みつつエルボー&ショートレンジ・ラリアットの連打という奈七永の得意技を披露。さらに青野がキャプチュードからラリアットを狙うが、CHIAKIがパワースラムで迎撃。野崎にタッチ。
 野崎は青野にビッグブーツからブレイジング・チョップを猛連打。青野はエルボーで、野崎はブレイジング・チョップで打ち合っていくが、青野がミドルキックで制してサッカーボールキック連打。さらにダブルアーム・スープレックスを狙うが、野崎が着地してソバット、トラースキック、ビッグブーツ。ロープに飛ぶが青野がラリアットで迎撃。さらにラリアットを狙うが、野崎がカウンターのビッグブーツ。野崎がブレーンバスターを狙うが、青野がブレーンバスターで投げ返してスライディング・ラリアット。青野がスタイルズ・クラッシュを狙うが、野崎が振り払ってビッグブーツからノアール・ランサー2連撃。青野が雄叫びを上げて起き上がってバズソーキックも、バタリと倒れ込んでダブルダウン。両者タッチ。
 後藤とCHIAKIの対面。CHIAKIがスピアーを発射も、後藤が受け止めてビッグブーツ。CHIAKIも倒れずスピアーを突き刺し、アルゼンチン・バックブリーカーを狙う。後藤が耐えると、勇気が飛び込んできてドロップキック。勇気の河津落とし+後藤のラリアットの合体攻撃が決まり、後藤が510-Nからジャイアント・スイングで10回転。吹っ飛んだ先にいたメガトンにタッチ。
 後藤はメガトンの顔面にビッグブーツをめり込ませ、ロープに振るもメガトンがショルダータックルで倒し、高速メガトンプレス2連撃からメガトンプレス。さらにサードロープからのメガトンプレスを狙うが、勇気がカット。後藤がヒップアタックを狙うが、エプロンから野崎が一撃入れてカット。CHIAKIが後藤をフィッシャーマンズ・スープレックスで叩きつけ、メガトンをボディスラムで後藤に投げ落とす。
 メガトンはロープに飛んでスライディング・クロスボディからメガトンロール。さらにラリアットを狙うが、かわした後藤がコブラツイスト。これは野崎&CHIAKIがカットも、勇気がさらにカットし青野がダブルラリアットで排除。後藤がメガトンにコブラツイスト。抵抗するメガトンにスライディング・ラリアットを見舞い、今度はグラウンドでのコブラツイストに捕らえるとメガトンは「ギブギブギブ!」と絶叫して試合が終わった。
 あっさり敗れたメガトンに対し、野崎&CHIAKIは激怒。

CHIAKI「おい、メガトンよ!テメーのせいでノザキ様はお冠だぞ!何回チャンスを与えてもお前全然勝てないじゃねーか!もうコイツとやっても……(※観衆の「メガトン頑張ったじゃないか!」の声とともに大・メガトンコールが起こってCHIAKIが口ごもる)コイツとやってても楽しくないですよね、ノザキ様」
野崎「あのさあ、頑張るのって当たり前なんだよ。我々プロレスラーなんだ。分かる?しかもお前、SNSで“嫌われ者のメガトン”とか言ったな?嫌われてると思ってんの?ちげーよ。私たちはただユニットとして、ただ一緒にいて楽しい奴と組みてーんだよ。CHIAKIも松井もダークネス・レボリューションになって一緒に戦う楽しさを共有してんだよ。お前はどうなんだよ?プロレスラーとしてお前はダークネス・レボリューションになにか貢献したか?努力したか?私にはなんも見えねーんだよ。お前といても楽しくねーんだよ」
メガトン「(※号泣しながら)……そ゛んなこと、言わないでくださいよ゛ォ~。もう1度!もう1度!チャンスをお願いします!ふぇぇえ~……(※土下座)」
野崎「おい……いい年してそんな泣くなよぉ~(笑)またなんかイジメてるみたいになっちゃってんじゃあ~ん!分かった、分かったよ!何度も何度も与えたチャンス、今度が最後のチャンス。また一緒に組んでやるからよ。次こそ結果出せよ。次負けたら今度こそダークネス・レボリューション追放だからな。覚えとけ」
メガトン「ガオーッ!」

<試合後コメント>
野崎渚&CHIAKI&メガトン
野崎「リング上でなに泣いちゃってんの」
CHIAKI「泣いてんじゃないよぉ~」
野崎「お前なんか勘違いしてるみたいだけど、嫌われてるとかイジめられてるとか、そんな概念持ってたらちゃんちゃらおかしな話なんだよ。プロレスラーとしてお前のこと見てるだけ。見なきゃいけないから見てんだよ。なのにイジめられてる悲劇のヒロインみたいにビャービャー泣いて!お前はなんになりたいんだ!」
メガトン「最強の!プロレスラー!」
野崎「言ったな?じゃあ次、最後、ラストチャンス!負けたらダークネス・レボリューション追放!プロレスも続けられると思うなよ!」
メガトン「最後!お願いします!ラストチャンスガオーッ!」

青野未来&後藤智香&勇気みなみ
後藤「おしゃー!勝ちました!メガトン、お前!すごく重い!いっぱい重かった!でもゴチカ今メッチャパワー付けてるんですよ。デカくなったでしょ!」
青野「でかくなった~」
後藤「だから私はどんな相手が来ようと私のパワーでねじ伏せて、絶対敵パワーで勝ちます!未来さん!なんか私最後、ユニットのなんか愛みたいの感じちゃったんですけど!ユニット、いいね!」
勇気「いいですね!」
青野「あぁ、うん……なんか、すごいダークネス・レボリューション、メチャメチャムカついてたんだけど、今回はね『メガトン頑張れ』って思っちゃったよね。また組んでほしいなんてちょっと思っちゃったりして。ムカつくんですけど。野崎渚メッチャ痛いし!噂の一番痛いと言われてるチョップを今日初めて食らって。メチャクチャ痛い!でも野崎渚、また私はやりたい。また貴女を倒したいです。そしてダークネス・レボリューションはこれからどうなるかわからないけど、メガトン、頑張れ」
後藤「でも今日は全然倒せなかったです。いっぱいいっぱいアタックしてアタックして」
青野「頑張ってんだな、じゃあ」
勇気「今日智香さんが取ってくれて、私達で正義は勝つってことを知らしめることが出来たので、これからも未来さんも一緒に元気に闘っていきたいです!」
青野「えっ、なになになに……(※端にいた青野を後藤が中央に押し込む)」
後藤&勇気「「やる気!元気!勇気~ッ!」」(※両サイドから青野の腕を持って掲げる)
青野「……はい、ありがとうございました」

第4試合


 手4つからじっくりしたグラウンドでのバックの取り合いに。聖怜が腕十字を狙うも、弓月は即座に丸め込んで対応するが、聖怜もダブルレッグロックから弓矢固め。弓月にすぐに抜けて三角絞めを狙うというスリリングな攻防からクリーンブレイク。
 向き合ってロックアップからロープワークの攻防となり、アームドラッグの応酬を制した弓月がドロップキック。弓月はロープ際で聖怜のボディにフットスタンプから逆エビ固め。さらにロープに飛んでコルバタで場外に放り出してプランチャを狙うが、聖怜がカットして場外に落としてからのボディスラム。そのまま観客席になだれ込んでの乱闘へと発展する。
 これを優位に終えた聖怜が弓月をリングに上げてコーナーにスパインバスターで叩きつけつつリング中央でスパインバスター。さらに俵返しから水車落としを狙うが、弓月が「ナメんなッ!」と払腰からクロスフェイス。さらにバックドロップを狙うが、聖怜もショルダースルーで返す。弓月が着地するも、そこへ聖怜がスピアーを突き刺し水車落とし。聖怜がコーナーに上がって行くが、弓月が追っていって雪崩式ブレーンバスターから後頭部へのシングルレッグ・ドロップキック。両者大の字となりダブルダウン。
 両者ふらふらと起き上がってエルボー合戦を展開。聖怜が気迫の雄叫びとともにビンタを連打してダウンさせ、ジャーマン・スープレックス。さらに聖怜が冷蔵庫爆弾を放つが、弓月が剣山で迎撃し、ロープ貫通ドロップキックで場外に落としてプランチャで追撃。

 弓月は聖怜をリングに戻し、コーナートップからミサイルキック。さらにバックドロップからトラースキックを見舞い、クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールドを決めるもカウントは2。ならばと弓月は投げようとするが、聖怜がスモールパッケージからスピアー。コーナーに上って冷蔵庫爆弾をからジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、ここで15分フルタイムドローを告げるゴング。聖怜は構わずジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけ、悔しそうに天を仰いだ。

<試合後コメント>
山岡聖怜
「ようやくビクトリア弓月とシングルが出来て、結果ドローっていうのは悔しいし、ドローじゃなくても技術でももっと勝たないといけないなと思って。超悔しい試合でした。もっと粘って、次は絶対ビクトリア弓月から3を獲りたいと思います」

ビクトリア弓月
「ツインスターのときに、聖怜からキッチリ3取られて、その仕返しを本当にまだかまだかと待ち侘びていた。でもついに今日こうして聖怜とのシングルが組まれて。なんだろう、負けてもないけど、自分が勝ってもないっていう。あのツインスターで負けた屈辱っていうのはまだ私の中では晴らされていません。聖怜からキッチリ3を獲るその日まで、この屈辱は絶対に私は忘れられないと思うので。また聖怜とシングル、どこでもいいです。組んでください。そのときは私がキッチリ3カウントを聖怜から獲るんで、皆さん見ててください」

第5試合


 レアと小桃の対面でゴング。ロックアップからリストの取り合いとなり、レアが連れ帰ってMIRAIにタッチ。
 MIRAIはロープに絡めたアームロックも、小桃は痛む腕を振りながらエルボー連打。さらにドロップキック3連撃もMIRAIは倒れず、4発目をかわしたMIRAIがドロップキック2連撃。詩美にタッチ。
 詩美は小桃をコーナーに振って串刺しバックエルボーから後頭部への低空ドロップキック。さらにキャメル・クラッチで固め、カットに来たちゃんよたをMIRAIが腕固め、桜井をレアが胴絞めサーフボード・ストレッチで捕らえるサブミッションの三重奏。詩美は小桃にボディスラムからレアにタッチ。
 レアは小桃にボディスラム3連撃からロープに飛んでドロップキック。MIRAIにタッチ。

 MIRAIは小桃にボディスラムからリバースサソリ固め。レアがチンロックを合わせ、その横で詩美がマッスルポーズ。小桃はふらふらとエルボーで反撃していくも、MIRAIは強烈な逆水平チョップからロープに飛ぶ。小桃が「ナメんなッ!」とドロップキックで一矢報いて桜井にタッチ。
 桜井はMIRAIに串刺しビッグブーツから顔面ウォッシュ。続けて変形ゆりかもめで捕らえるもレアがカット。MIRAI&レアが2人でロープに振っていくが、桜井がダブルのドロップキック。MIRAIと桜井がエルボー合戦を展開していき、打ち勝った桜井が串刺しビッグブーツを狙うが、かわしたMIRAIがカンガルーキック。桜井も倒れずビッグブーツで反撃し、ヘッドバッド合戦での意地の張り合いからダブルダウン。両者タッチ。
 詩美とちゃんよたの対面。パワーファイター同士のショルダータックルの正面衝突が続き、ちゃんよたがラリアットも詩美が倒れずエルボー。小桃がランニングエルボーで援護射撃し、ちゃんよたがアルゼンチン・バックブリーカーからのバックフリップ。ちゃんよたがコーナーに上ってダイビング・ラリアットを狙うが、詩美がかわしてコウモリ吊り落とし。レアにタッチ。
 レアはちゃんよたにドロップキックから脇固め。さらにロープを絡めてのアームロックから腕への串刺しドロップキック。さらにロープに飛ぶが、小桃が突っ込んでいってドロップキック。さらに桜井がシャイニング・ケンカキックを叩き込み、ちゃんよたがツアー・オブ・ジ・アイランドからスライディング・ラリアットを発射。これをキャッチしたレアがアンドレで絞り上げるが、詩美&MIRAIがカットしダブルラリアット。さらに2人でレアをちゃんよたの上に前落としで叩きつけ、レアがロープに飛んでドロップキック。ちゃんよたはふっとばされた反動を使ってローリング・ラリアットを叩き込み、ジャックハマーを狙う。背面着地したレアがオースイ・スープレックスからキャトル・ミューティレーションで捕らえるが、ブリッジするレアに小桃がフットスタンプ。
 詩美が小桃にドロップキック。桜井が詩美にドロップキック。MIRAIが桜井にバックエルボー。桜井がMIRAIにバックドロップ。レアがちゃんよたを腕十字からの三角絞めで捕らえるが、ちゃんよたは強引にぶっこ抜いてパワーボム。さらにロープに飛んでラリアットで叩き伏せ、ジャックハマーを決めて3カウントを奪った。

ちゃんよた「ちゃんよたが!勝ったぞッ!マリーゴールドで最強の林下詩美とMIRAIがいるチームに勝ちました。これはあのベルト、狙っていいってことですかね?私と貴婦人はツインスターのベルトに挑戦します。6月17日、後楽園。マゼンタ、出てこいよ」
桜井「改めまして、新宿FACE大会にお越しの庶民の皆様ごきげんよう!マリーゴールドのツインスターのベルトは私達がマゼンタから絶対に取り返すんで、6月17日、後楽園ホール。わたしたちがベルトを巻く姿、ぜひ見に来て頂戴!」

<試合後コメント>
ちゃんよた&桜井麻衣&南小桃
ちゃんよた「勝ったぞ!痛い!瀬戸レア、初めて今日闘ったんですけど、なんだアレ。腕がメチャクチャ痛い。でも林下詩美、MIRAI。あのチームに勝った。ということで、私と貴婦人、ツインスターのベルトに挑戦させていただきます。マゼンタ、最近イメチェンしたみたいで悪ぶってるんだけど、ワルよりコツコツ筋トレ頑張って成長したほうがいいと思うので、それを教えてあげたいと思います」
小桃「新宿FACE大会、桜井さんとちゃんよたさんと組ませていただいて。お2人と組ませていただくのすごく嬉しくて。だからまた組ませてもらえるようにもっともっともっと頑張って……頑張ります!強くなります!」
桜井「今日初の3人のタッグ、すごく新鮮で。なんか楽しかった。またやりたいですね。(小桃は)すごく成長してた!ビックリした!それでちゃんよた、今日はありがとう。勝ってくれて。本当に心強いパートナーです。マリーゴールドからベルトがマゼンタに流出しちゃったっていうのはすごい大事件なんですけど、私達が取り返すんで、6月17日、後楽園ホール、皆さんぜひ見に来てください」
ちゃんよた「パワーッ!」

林下詩美&MIRAI&瀬戸レア
レア「スミマセン、ちゃんよたさん、“究極生命体”ってキャッチコピーのキャラが徐々にいるんですけど、それをやっぱり思い出させるキャッチコビーで意識せざるを得なかったですし、私にも究極生命体に近い存在に、現状なんですけど、ジョジョラーとして、究極生命体に自分はなりたいので、ちゃんよたさん……ヨリ……強くなります」
MIRAI「おでこが痛い!おでこが痛い!熱くなりすぎて自分も大ダメージくらいました!おでこが痛いです!以上です!」
詩美「すごい痛そうな頭突きでした。自分、ちょっとちゃんよたに私が勝つことは出来なかったけど、しっかり私のパワー、あの筋肉、羨ましいけど私のパワーも見せつけられたんじゃないでしょうか。そして私自身の話になりますが、彩羽匠さん。私が試合したいって言ったときに『いいタイミングで、良い状況で』って言ってたのは、まさかそういうことでしょうか。とりあえずGHC戴冠おめでとうございます。連絡待ってます」
MIRAI「次のMIRAIの闘いは!ストロングスタイルプロレスだ!みんな見に来いよ!」
詩美「パワーーーーッ!!」

第6試合


 試合前に松井が爽やかに握手を求めると、岩谷は警戒心をあらわにしつつ恐る恐る応じる。その瞬間に松井がエルボーを叩き込んで試合開始。
 目まぐるしいロープワークの応酬からドロップキックが空中で相打ちに。手4つで組合うと見せかけて松井がサミングも、岩谷がソバットからロープに飛ぶ。場外からCHIAKIが足払いをかけて場外に引きずり落とし、松井が観客席へとなだれ込みながら大暴れ。イスでぶん殴ったり鉄柵に叩きつけたりといたぶったあとにリングへと放り込む。
 松井は岩谷に馬乗りになりながらぺちぺちと頬を張っていき、ネックツイストからスリーパーホールド。そのまま胴絞め式に移行するも岩谷はロープへ。松井がコーナーに振っていくと、岩谷はエプロンに逃れてバカタレスライディングキックに繋げようとする。これを先読みした松井が髪を掴んで引き倒し、ニーリフト連打から低空ドロップキック。松井がMKDを狙うが、岩谷が着地しスリングブレイド。ロープへの串刺しドロップキックを見舞い、場外に逃れた松井へトペ・スイシーダ式のトルニージョ。
 岩谷は松井をリングに戻し、ミサイルキックからフロッグ・スプラッシュ。さらにドラゴン・スープレックスを狙うが、松井が振り払ってDDT。岩谷も即座にジャーマン・スープレックスからのトラースキックで反撃してロープに飛ぶが、松井がカウンターのブサイク・ニー。両者天を仰いでダブルダウン。

 両者フラフラと起き上がってエルボー合戦を展開。打撃戦は徐々に勢いを増していく中、松井がカサドーラ・フットスタンプからブサイク・ニー。さらにコーナーに上って行くが、岩谷が雪崩式フランケンシュタイナーを狙う。松井はエルボーで突き放して岩谷を宙吊りにし、マリンスパイク。改めてコーナーに上った松井がダイビング・フットスタンプを見舞い、MKDで突き刺すもカウントは2。
 ならばと松井は奥の手のMMBを狙うが、振り払った岩谷がツームストーン・パイルドライバーを狙う。松井はこれを回転エビ固めで切り返してマ・ツイカワイストラルもカウントは2。松井がロープに飛んでウラカン・ラナを狙うが、岩谷が突き放してトラースキックからドラゴン・スープレックス・ホールド。さらに二段式ドラゴンを狙うも松井が脱出。岩谷は冷静にツームストーン・パイルドライバーからのバズソーキックを叩き込み、最後はムーンサルト・プレスを決めて3カウントを奪った。

岩谷「後楽園の皆さん!こんばんは~!(※観衆から「FACE!」「新宿!」などと総ツッコミ)新宿、新宿、新宿の皆さん!こんばんは~!松井……松井さん、強かった!スゴいよ!ダークネス、ダークネス……?エボリューション?ほんとにいい選手多いねえ。もっともっといろんな選手とやりたいなあ。次の後楽園ホール、自分、マーベラス対抗戦出たいなあ。彩羽!彩羽匠!この映像見てたら返事ください。まあ一旦今日は自分がV1したんで、今日の大会締めさせてもらっていいですか!その前にアレですか、勝ち誇りみたいな……?いわわたに~ま~ゆぅ~!というわけで締めさせていただきたいと思いますけど、皆さん締め方わかりますよね?分かる人はもう立ってもらっていいですか!自分がシャイン・フォーエバー!って言ったらみんなでマリーゴールド!って叫んでもらえたら嬉しいです!準備はいいですか!新宿の人盛り上がってますか!また次のマリーゴールドも来てくれますか!締めます!今……ア゛ッ!(※違う団体の締めの言葉が出かかってしまい、観衆から笑い声とともに大ブーイング)シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!」

<試合後コメント>
岩谷麻優
「スーパーフライ級のベルト、1度目の……1度目の?初防衛戦!成功しました!松井珠紗、初めての遭遇で、初めてのタイトルマッチで、初めてだらけの相手。いやあ、メチャクチャ強かった!ヤバいよ、あの子。あの子すごいね。ビックリした!なんでこんないい選手、みんな知らないんだろ、まだ。こんないい選手、スゴイよ。自分はマリーゴールド新入社員で、生意気あんまり言えないですけど、アイツすげーなあ。いいもん持ってんねえ!気合もテクニックもスタミナも、すごいよ!ダークネス・レボリューション、CHIAKIも野崎渚もいて、勧誘されてるし、ほしいほしいって言われてるし。なんだろ。自分は求められてるとこに行くのが好きだから。……いや、いやいや。ヒールは……いやぁ。とにかく初防衛戦出来て良かった!まだまだマリーゴールドのいい選手をいっぱい発掘していきたいと思います!あとすごいね、大歓声と大ブーイング!(笑)なんだろ、タイトルマッチなのにタイトルマッチじゃない雰囲気というか。いやあ新鮮だった。楽しかった!楽しかった!」

松井珠紗
「毎回毎回、無謀だって思うだろ?いいんだよ、これで。じゃないと面白くないでしょ?メッチャ悔しいけど、私は今日、岩谷麻優と対戦してすごく充実してる。今最高に、最高に生きてるって感じする。これがダークネス・レボリューションの楽しみ方だよ。これからも挑戦し続けるんで、よろしく」

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