【試合詳細】1・3 マリーゴールド大田区総合体育館大会 【ワールド】Sareee vs 林下詩美 【UN】青野未来vs桜井麻衣 【GHC女子】天麗皇希vs後藤智香 【ツインスター】野崎渚&CHIAKIvsボジラ&タンク 【スーパーフライ】翔月なつみvsビクトリア弓月 高橋奈七永&石川奈青vs里村明衣子&YUNA 山岡聖怜vsMIRAI

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『MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜』
日程:2025年1月3日(金)
開始:14:30
会場:東京都・大田区総合体育館
観衆:1,830人

▼新春ドリーム・ランブル 時間無制限勝負
○真白優希(フリー)
20分25秒 オーバー・ザ・トップロープ
●勇気みなみ

<退場順>
瀬戸レア→橘渚→ナイト・シェイド→山田奈保→フライング・ペンギン(2point5)→松井珠紗→ハミングバード→リアラ(フリー)→花園桃花(フリー)→咲村良子→星ハム子(アイスリボン)

▼山岡聖怜デビュー戦 シングルマッチ 15分1本勝負
△山岡聖怜
15分0秒 時間切れ引き分け
△MIRAI

▼延長戦 時間無制限1本勝負
●山岡聖怜
7分14秒 ラリアット→片エビ固め
○MIRAI

▼マリーゴールド・スーパーフライ級選手権試合 15分1本勝負
【王者】●翔月なつみ
13分14秒 四段式ムーンサルト・プレス→片エビ固め
【挑戦者】○ビクトリア弓月
※初代王者が5度目の防衛に失敗。弓月が新王者となる。

▼マリーゴールド・ツインスター選手権試合 30分1本勝負
【王者組/ダーク・ウルフ軍】野崎渚(フリー)/●CHIAKI
7分10秒 ハイアングル・パワーボム→片エビ固め
【挑戦者組】○ボジラ/タンク
※第2代王者組が初防衛に失敗。ボジラ&タンクが新王者となる。

▼パッション・カウントダウン マリーゴールドvsセンダイガールズ タッグマッチ 20分1本勝負
[パッション・シスターズ]○高橋奈七永/石川奈青
16分46秒 クインビー・ボム→体固め
里村明衣子(仙女)/●YUNA(仙女)

▼GHC女子選手権試合 30分1本勝負
【王者/tWin toWer】○天麗皇希
8分21秒 アメジスト・バタフライ→片エビ固め
【挑戦者/tWin toWer】●後藤智香
※初代王者が初防衛に成功。

▼マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル選手権試合 30分1本勝負
【王者】●青野未来
25分17秒 STF
【挑戦者】○桜井麻衣
※初代王者が4度目の防衛に失敗。桜井が新王者となる。

▼マリーゴールド・ワールド選手権試合 30分1本勝負
【王者】●Sareee(フリー)
22分23秒 ハイジャック・ボム→エビ固め
【挑戦者/DREAM✴STAR GP 2024優勝】○林下詩美
※初代王者が3度目の防衛に失敗。詩美が新王者となる。

詩美がSareeeを下して真紅のベルト戴冠!桜井が青野超えで純白のベルト奪取!弓月が19歳でスーパーフライ級戴冠!18歳のスーパールーキー・山岡聖怜が衝撃デビュー戦!

第1試合


 ペンギンと山田がそれぞれ歌いながら入場。ロックアップからペンギンがロープに押し込むがお互い切り返しあい山田がエルボー連打。コーナーに振って串刺しドロップキックからロープに飛んでローリングネックブリーカードロップ。フォールも2。

 山田が走りこむがペンギンがカウンターのボディスラム。観客にアピールしたペンギンに山田がスクールボーイも2。

 3人目のレアが入場。
 ペンギンと山田がドロップキックの相打ちからお互い投げようとするも、レアがコーナーに登る。山田がレアにエルボーからレアはカーフブランディングで叩きつけフォールもペンギンがカット。

 レアがペンギンにエルボーからロープに飛んでランニングエルボー。さらにストンピング連打。ペンギンが起き上がるとエルボー合戦も、ここで4人目の咲村が入場。

 咲村はペンギンにドロップキックも、レアがケンカキックからペンギンとレアで咲村をロープに振ろうとするが、咲村は同士討ちさせるとペンギンのボディに膝蹴り連発。レアのボディにも膝蹴り連発から蜘蛛絡みで捕らえるが山田がカット。
 咲村をコーナーに振ってレアと山田が走り込むが、咲村が避けるとペンギンも同じコーナーに叩き込み3人まとめて串刺しビッグブーツ。

 5人目の橘が入場すると咲村にスクールボーイも2。
 橘は咲村に逆さ押さえ込みも2。
 橘は咲村にラ・マヒストラルも2。

 橘は咲村をボディスラム連発からエルボー合戦になるが、6人目のリアラが入場するとシャンパンボトルで2人を殴り飛ばす。さらに山田にガットショットからRKOで叩きつけ、レアにもガットショットからRKO。
 ペンギンとリアラで咲村、橘、山田、レアをパラダイスロックで捕らえてる最中に7人目の真白が入場。

 ペンギンとリアラはそれぞれロープに飛んでドロップキックをパラダイスロックで捕らえられた面々に発射するも、真白がペンギンにエルボーからリアラをスクールボーイも2。
 真白はロープに振って足を刈って倒すと、ロープに飛んで低空ドロップキックでロープにふっ飛ばし、顔面への低空ドロップキックからフォールも2。
 真白がコーナーに振ろうとするが逆に振ったリアラが串刺しジャンピングニーからフェイスバスター。リアラはパラダイスロックで真白を捕らえるが、8人目のハム子が入場。


 リアラは真白に低空ドロップキックを発射して場外に転がすと、ハム子にガットショットもハム子は腹の弾力で跳ね返す。ハム子はリアラの顔面を自らの腹に叩き込んでふっとばすと、レアのガットショットも弾き返してコーナーに押し込むと腹ウォッシュ。これをカットした咲村と橘がロープに振るが、ハム子はダブル攻撃を避けてセクシーポーズで挑発。現役グラドルの橘と咲村はセクシーポーズで対抗していくが、ここに9人目として入場してきた勇気も加わる。

 ハム子もグラビアDVDを発売したこともあるが現役には敵わないとみるや「みんなやっちまえー!」と指示を出すも、全員でハム子をボコボコに。真白が執拗に蹴りつけて場外に出し、これを選手たちが追っていくがリングには勇気と橘が残る。
 勇気はリストロック式フロントネックロックで捕らえて絞り上げるが、10人目のハミングバードが入場。

 山田とレアがバードにガットショットからストンピング連打。2人でロープに振るが、スカしたバードがペンギンが補助して2人まとめてアームホイップ。
 首4の字の数珠繋ぎになったリング上に、11人目の松井が入場。

 ペンギンが逆エビ固めで全員ひっくり返すと、その背中を踏みつけて渡ってきた松井がペンギンにドロップキック。選手たちをコーナーに押し込んだ松井がまとめて串刺しスライディングクロスボディで潰していき、勇気にロープ往復式のブサイクへの膝蹴り。12人目の花園が入場。

 花園は手に持っている花とシャボン玉ステッキで松井を殴っていき、松井をキャメルクラッチで捕らえるとシャッターチャンスへ。
 花園がコーナーに上り、そこへペンギンが松井を振ろうとするも、松井は逆にペンギンを振り、花園はキャッチするとスイングDDTを狙う。だがペンギンはブレーンバスターで投げ捨て、松井がストンピング連打。
 全員で花園にストンピングを落としていると13人目のナイトが入場。

 ナイトは松井とリアラにダブルラリアット、山田にキャプチュード、花園と真白にチョークスラムからまとめてセントーン。真白をフォールもなぜか松井とペンギンがカット。
 全員でナイトにエルボーを打ち込んでいくが、ふっ飛ばしたナイトが走り込んできたレアを担いでバックフリップ。フォールし3カウント。レア失格。

 ナイトは橘を担ぐとエプロンに落とし、エルボーで場外に落とす。OTRで橘失格。

 ナイトは走り込んできたリアラを旋回式チョークスラムで迎撃し、コーナーに登るが松井が走り込んでエルボーから全員でナイトをエプロンに落とす。ハム子が正面から抱きつき、松井と山田がハム子の背中にドロップキックを突き刺すと、その反動でナイトが場外へ。ナイトはOTRで失格。

 山田は松井に光の輪も2。
 山田はコーナーに上るが、花園がビンタから松井とともにデッドリードライブ。だが山田はまとめてスタナーからロープに飛ぶが、花園が右ストレートで迎撃し、松井がMKDで突き刺しフォール。これで3カウント。山田失格。

 ペンギンが松井を羽交い締めにしてバードがドロップキックも、松井が避けてペンギンに誤爆。松井はペンギンに首固めもバードがカット。
 松井はペンギンにマ・ツイカワイストラルで3カウント。ペンギン失格。

 バードが松井にハイキックからリアラがダイビングフットスタンプ。フォールもバードがカット。

 バードが走り込むも松井とリアラはロープをたるませてエプロンに落とし、そこへ松井が走り込むがバードがロープをたるませてエプロンに落とす。
 バードと松井がエルボーの打ち合いも、リアラがドロップキック。ロープを掴んで耐えたバードと松井に、リアラと花園がスライディングキックを叩き込み場外に落とす。OTRでバードと松井失格。

 花園はリアラをすかさず丸め込み3カウント。リアラ失格。

 真白が花園にガットショットから目突きを狙うが、キャッチした花園と目突きの狙い合いに。お互い相打ちになって視界が奪われ、回復すると握手をしてハム子にダブルのガットショット。
 真白と花園でハム子をダブルブレーンバスターで投げると思いきや、真白が裏切ってハム子と一緒に花園をダブルブレーンバスター。泣き始めた花園に真白は容赦なくストンピングから羽交い締めにしていき、ハム子が走り込んでエルボーも花園が避けて真白に誤爆。
 ハム子は花園を担ぐも、花園は暴れて丸め込もうとするがハム子は潰してフォールも2。
 ハム子はハムロールで花園から3カウント。花園失格。

 勇気と咲村でハム子をロープに振り、ダブルのビッグブーツからハイタッチ。だが咲村がガットショットからコーナーに振って串刺しドロップキックから、ボディスラムを狙うも勇気はエルボーから河津落とし。フォールも2。
 勇気はリストクラッチ式バックドロップで叩きつけフォールし3カウント。咲村失格。

 ハム子と真白で勇気を両脇からおさえ、「プロレスでハッピー、アイスリボーン!」と叫ぶ。すでにアイスリボンを退団している勇気が困惑し、ハム子と真白で勇気をロープに振るが勇気はスカすと同士討ちさせてハム子にドロップキック。だがハム子は受け切り勇気と真白をダブルラリアットでなぎ倒す。
 ハム子はコーナーに登るが真白が正面に登ると目突きでエプロンに落とし、勇気がドロップキックもハム子はロープを掴んで耐える。
 真白が勇気にドロップキックからハム子にソバットを叩き込み、それでも耐えるハム子の脇腹をくすぐると、ハム子はたまらずロープを離してOTR。ハム子失格。

 勇気が真白にスクールボーイも2。
 勇気は南の風も2。
 勇気は走り込むが真白がロープをたるませて場外に落とそうとするが、勇気はロープを掴んで必死に耐える。真白はそこにスライディングキックを叩き込んで場外に落とし勇気がOTRで失格。

 これで真白が残り勝利となった。

<試合後コメント>

真白優希
「おしゃ~!新春ドリーム、勝ったぞぉ~!あの人数の中から勝てたこと、今日は誇りに思っていいんじゃないでしょうか。勝ったからには何でも言えますよね?文句ないですよね?これからのマリーゴールド、楽しみにしててください!」

第2試合


 デビュー戦となる山岡聖怜へ、姉でグラドルの山岡雅弥さんから花束贈呈。

 握手から試合開始。ロックアップからバックをとった山岡が担いでリングに叩きつけるとグラウンドの攻防。MIRAIがマウントをとるが山岡が切り返すと胴絞めフロントネックで捕らえる。抜けたMIRAIがフォールも、2で返した山岡の腕を取ろうとするが、切り返した山岡の腕をMIRAIは再度取ろうとするも、山岡が回転して逃れるがフロントネックの取り合いから山岡がキャメルクラッチ。これを離して腕ひしぎもMIRAIがロープに足を伸ばしブレイク。

 山岡はMIRAIの足をロープに押し込んで踏みつけていく、レフェリーが注意するとリストの取り合いへ。MIRAIはミドルキック連打からフロントネックで組み付き、山岡が頭を抜くと足を取ってからフロントネックへ。抜けたMIRAIが腕を極めながらフェイスロック。山岡はロープに足を伸ばしブレイク。

 MIRAIはミドルキックからバックをとって潰していき、そのまま返してフォールしようとするが山岡が切り返して腕ひしぎを狙う。MIRAIはそのまま潰してフォールも1。

 MIRAIは胴絞めスリーパーで捕らえるが、山岡は回転してマウントを取るとエルボー連打から腕ひしぎを狙う。逃れたMIRAIに組み付いた山岡がキムラロックも、抜けたMIRAIにアキレス腱固め。MIRAIはロープを掴みブレイク。

 MIRAIがタックルもこれを切った山岡が潰すがMIRAIがひっくり返してフォールも1。

 MIRAIは逆片エビ固めで捕らえるも、山岡はロープを掴もうとするが、MIRAIはリング中央に引きずり逆エビ固め。山岡は必死にロープに這って掴みブレイク。

 MIRAIは背中にフットスタンプから背中に乗り上げて踏みつけていき、これを離すとケンカキック連発。エルボーの打ち合いからMIRAIが双手刈りで倒し逆片エビ固め。山岡はロープを掴みブレイク。



 山岡はエルボーも、MIRAIがエルボー連打。山岡はランニングエルボーからエルボーの打ち合いに。山岡はエルボー連打もエルボー合戦からMIRAIがエルボー連打。ロープに振ろうとするが、山岡がバックを取るも、MIRAIがバックエルボーで逃れてロープに飛ぶが、山岡はスパインバスターで迎撃し鉄槌エルボー連打。
 山岡はボディスラム連発からサイドスープレックス。フォールも2。

 山岡は逆エビ固めで捕らえるがMIRAIはロープを掴みブレイク。

 山岡は串刺しスピアーも、避けたMIRAIが下から蹴り上げコーナー下にセットすると、旋回式リバーススプラッシュを投下しフォールも2。

 MIRAIは担ごうとするが、耐えた山岡とバックの取り合いからMIRAIがバックフリップ。
 MIRAIは担ぐも、丸め込んだ山岡がサイドスープレックス。
 山岡は担ぐも、切り返したMIRAIが突き飛ばしてからバックドロップ。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。

 MIRAIはショートレンジラリアットからエルボー連打。ロープに飛んでラリアットを狙うが、避けた山岡がジャーマンで叩きつけるがここで15分時間切れに。

山岡「引き分けで終われるわけねーだろ!延長。延長で。勝敗決めるまで。させろよ」

 ロッシー小川代表が承諾したため延長戦へ。

 山岡がタックルからテイクダウンを奪い、バックを取って転がしてからフォールも2。

 山岡は変形逆エビ固め。MIRAIはロープを掴みブレイク。

 山岡は髪を掴んで引き起こしてミドルキックも、受けきったMIRAIが巻き投げてロープに飛んでドロップキック。
 MIRAIはSSコロンビアwithミケーレを狙うが山岡が丸め込んで変形逆エビ固め。MIRAIはロープを掴みブレイク。

 山岡は担いで四方のコーナーに叩きつけていき、リング中央でリバースして投げ捨てフォールも2。

 山岡がバックを取るがMIRAIは丸め込みミラマーレ。これを離すとバックドロップで叩きつけ、SSコロンビアwithミケーレからフォールも2。

 MIRAIは担ぐが山岡は着地し、MIRAIが突き飛ばすと担ぎ上げてミラマーレショック。フォールも2。

 MIRAIは引き起こすが山岡はバックを取って投げ捨てジャーマン。

 MIRAIはラリアットから担いでミラマーレショックで叩きつけ、ロープ往復式のラリアット。これでフォールし3カウント。

MIRAI「おい聖怜、お前ほんとにデビュー戦か?聖怜、悔しいか?めちゃくちゃ悔しいか?プロレスっていうのはな、負けから始まるんだよ。その、悔しい気持ちを、もとに、もっともっと、強くなれ。そして聖怜、またやろう」
山岡「(号泣しながら)デビュー戦負けちゃった。でも、プロレスもっともっと好きになっちゃった。近い将来、私は、プロになってやる。まだ、まだ誕生したばかりのプロレスラー山岡聖怜を、よろしくお願いします」

 MIRAIと山岡は握手するも、MIRAIは「泣いてんじゃねェーッ!」とビンタを叩き込み満足そうにリングを降りた。

<試合後コメント>

山岡聖怜
(※号泣しながら登場)
「初の、プロレスデビュー戦……メッチャ負けて悔しいです。でもデビュー戦の相手がMIRAIさんで本当に良かったなと思います。これからもっともっと強くなって、この借りを返したいと思います。今後とも応援よろしくお願いします」

MIRAI
「山岡聖怜のデビュー戦の相手をしました。アイツ、本当にデビュー戦なんですかね?試合をしてて、スーパールーキーって言われる理由がますます分かった気がします。でも今日勝ったのはMIRAIなので。山岡聖怜、いつまでもビービービービー泣いてんじゃねーよ。悔しかったら練習しろ。悔しかったら強くなれ。そしてその強くなった姿でもう1回MIRAIの前に立て!」

第3試合


 握手を弓月がはたき落とし試合開始。髪を掴み合ってからエルボーの打ち合い。弓月がエルボー連打でロープに押し込み、レフェリーが引き剥がすと翔月がエルボー連打でロープに押しこみ、ロープに飛ぶが弓月がアームホイップからドロップキック。


 避けた翔月がロープに振るも、弓月がコルバタからドロップキックで場外に落とし、エプロンに上がった翔月が弓月を場外に投げ捨て、客席に叩き込んでエプロンに登るも、弓月が足に絡みつくが翔月は蹴りつけて倒すとエプロンを走り込んで場外へのダイビングダブルニー。さらに場外を走り込んでの蒼魔刀から、エプロンに登ろうとした翔月の足を掴んで弓月がエプロンに寝かせると顔面へのドロップキック。さらにセカンドロープから場外へのトルニージョを発射する。
 弓月はリングに投げ入れ、スワンダイブミサイルキック。さらにドロップキックからフォールも2。

 弓月は投げようとするが耐えた翔月にソバットからロープに振ろうとする。逆に翔月が振るも弓月はジャンピングエルボースマッシュからダブルリストアームサルトも2。

 弓月は投げようとするが翔月は卍固め。そのまま脇固めも弓月はロープに足を延ばしブレイク。

 翔月はロープの反動を使ったダブルニードロップ3連発からロープに飛んで蒼魔刀。フォールも2。

 翔月は投げようとするが、耐えた弓月のボディに膝蹴り連発からマウントをとり鉄槌エルボー連打。さらにサッカーボールキックからフォールも2。

 翔月は弓月をロープに振ろうとするが、弓月がエルボーも翔月はボディへの膝蹴り連打でコーナーに押し込み、コーナー上に座らせるが弓月はエルボー連打。だが翔月は雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、コーナーに登るも弓月がエルボーから正面に登る。強引にリングに投げ捨て、ケンカキックからブレーンバスター。ダブルダウン。

 翔月が先に立ち上がり髪を掴んで引き起こすと、エルボーの打ち合いから相打ち連発。翔月はハイキックも弓月がトラースキック。弓月がバックドロップも翔月がフィッシャーマンバスターで叩きつけコーナーに上りダイビング蒼魔刀からフォールも2。

 翔月のスピンキックを避けた弓月がローリングアローも2。

 翔月はケンカキックからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。

 翔月はコーナーに上りダイビングダブルニードロップも、剣山で迎撃した弓月の髪を掴んで翔月が延髄斬り。ガードした弓月がボディを蹴り上げ、リストクラッチ式ジャーマンで叩きつけフォールも2。

 弓月は投げようとするが翔月が脇固めから丸め込むも2。

 弓月はトラースキックからスピンキック。さらにビクトリアクラッチも2。

 弓月はその場飛びムーンサルトからサードロープからムーンサルト、セカンドロープからのムーンサルトと連射し、トップロープからのムーンサルトを投下しフォール。これで3カウント。


弓月「第2代、スーパーフライ級チャンピオンになりましたー!翔月なつみ、さん、本当にありがとうございました。私が、この、この、スーパフライのベルトに、新しい命を吹き込むのと、新時代を作り上げます!」
(真白がリングへ)
真白「新春ドリームランブルの優勝者、真白優希です。そのベルトに、挑戦が、したい。私の挑戦受けますか?それとも、逃げますか?」
弓月「私に、逃げるなんて選択肢ねーんだよ!その挑戦、受けてやるよ。マリーゴールドのプロレス、そしてビクトリア弓月を、お前に味わわせてやる」

 真白と弓月はお互い髪を掴んで睨み合った。

<試合後コメント>

ビクトリア弓月
「やっと……!やっとの思いで掴み取ったスーパーフライのベルト!ここで獲れて本当に嬉しいです!ずっと翔月なつみに勝てなくて、ずっとずっと悔しい思いしてたんですけど、ここで、このビッグマッチで、翔月なつみからベルトを獲れて本当に嬉しいです!私はこのベルトに新しい命を吹き込んで、新時代を必ず創り上げて、皆さんに新時代の幕開けをお見せします!私の防衛ロードにこれからも付いてきてください!」

――早速挑戦者が現れた
「ちょっと、ちょっと、試合後で突然の出来事で、同説明したらいいかわからないんですけど、私は他団体の選手ともこのベルトをかけて闘いたいと思っているので。こうして私の初防衛戦で他団体の選手、真白優希さんと闘えることが本当に嬉しく思います。なのでここは私、初防衛戦なので負けるわけには行かないので、必ず勝って私が初防衛戦、防衛したいと思います」

――決まり手となった四段式ムーンサルト・プレスを初公開した
「そうです。私の最高のフィニッシュです」

――技名はあるか
「名前はまだ決まってないんですけど、四段式のムーンサルトっていうふうに自分では思ってます」

翔月なつみ
「新年一発目、ドロー続きだった弓月とこうやって決着が付いてしまって。なんにもない翔月なつみとなってしまいました。新年早々めちゃくちゃ本当に悔しいし、ビクトリア弓月も万全の状態だったかと言われたら多分違うと思うんで、そんな万全じゃない弓月に負けてしまってより一層悔しいし。だけど、なんにもないからこそ、また追いかける楽しみっていうのが出来たし、もう守るものはなにもないので。新しい目標を見つけてまた1から、2025年、新しく気持ち入れ替えて頑張っていこうと思います。とにかく悔しい。応援してくださった皆さんに本当に申し訳ないですけど、こっから頑張ります。また」

第4試合


 ボジラとタンクの入場にマネージャーのメガトンが同伴。


 野崎とCHIAKIが奇襲し試合開始。ボジラが軽々CHIAKIを場外に投げ捨て、野崎がタンクにエルボー連打もタンクは強烈なエルボー一発で返す。野崎は負けじとエルボー連打からビッグブーツも、受けきったタンクがエルボーで倒す。場外ではボジラを指揮していたメガトンが自らもクロスボディを放って攻撃に参加。
 タンクはコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた野崎が串刺しビッグブーツ。野崎が投げようとするも耐えたタンクにダブルチョップからロープに飛ぶが、タンクはショルダーアタックで迎撃。
 野崎はソバットからビッグブーツ。さらにイスを脳天に叩きつけるが、タンクは平然と立ち上がるとショルダータックル。さらにラリアットからブレーンバスター。フォールも2。タンクはボジラにタッチ。

 ボジラは串刺しボディスプラッシュからロープに飛んでセントーン。フォールも2。
 ボジラはコーナーに上るが、足に絡みついた野崎をバックキックで吹っ飛ばす。CHIAKIがアイアンクローでボジラの動きを止め、野崎とともにリングにジャーマン。
 野崎はノアールランサーからCHIAKIにタッチ。

 CHIAKIは顔面ウォッシュからロープに飛んでスピアー。キャッチしたボジラが担ぐもCHIAKIは胴絞めスリーパーへ。そのまま後ろに倒れて潰したボジラがロープに飛ぶも野崎が走り込んでビッグブーツ。タンクはCHIAKIにスピアーも、CHIAKIが避けるとロープに引っかかり、そこへ野崎がおしゃれキック。
 ボジラはCHIAKIに走り込むが、CHIAKIはスクールボーイも2。
 CHIAKIはロープに飛ぶが、ボジラはラリアットで迎撃しフォールも2。
 ボジラは前落としからフォールも野崎がカット。

 野崎はボジラとタンクにまとめてチョップからロープに飛ぶが、ボジラとタンクはダブルのフラップジャック。


 CHIAKIはエルボー連打も、ボジラは突き飛ばしロープに飛ぶがCHIAKIがイスを投げて動きを止めると、再度ロープに飛んだボジラにイスを叩きつけ脳天に向けて振りかぶる。これをキャッチしたボジラがCHIAKIの脳天にイスを叩き込み、コーナーに上るとムーンサルトを投下。フォールもCHIAKIがロープを掴みブレイク。
 ボジラはCHIAKIをタンクに振り、タンクがチョークスラムからボジラがシットダウン式パワーボム。これでフォールし3カウント。

メガトン「おいおい、ボジラとタンク、見たかー!つえーだろぉー。この2人が、世界最強タッグとして、マリーゴールドで、天下とってやるから、お前ら~よーくみとけよ~」

<試合後コメント>

野崎渚&CHIAKI
野崎「ツインスター、せっかくダーク・ウルフで獲ったのに。悔しいなあ。もっともっと防衛してダーク・ウルフ軍の時代ってやつをお前らに見せるつもりでいたんだけど、ムカつく!ムカつく!ボジラも、あとなんだ?タンク?なんだアイツ。誰?なんかいたよね。なんかしましまの。ボジラ、リーダーがやりたいとか言って我々から離れていったけど、結局なんだ?マイクがチラっと聞こえてきたけど、喋ってんのって大体リーダーじゃねーの?ボジラ、アレがやりたかったの?って思うんだけど、みんなどう思う?アイツのやりたかったことはこれなのかよ?私は全く理解が出来ません。CHIAKI、帰ろう」
CHIAKI「はい」

ボジラ&タンク&メガトン
ボジラ「見ろ。私の腰に光り輝くベルトが巻かれた。これでお前たちも分かっただろう。SIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だということが。そしてその体現者でもあるタンクも日本にやってきた。次はなんだ?まあどのタイトルでも狙えるだろう」
タンク「その通り」
メガトン「タンクとボジラ、お前ら見たか?つえーだろ。これからこの2人が世界タッグとして……最強タッグとして、マリーゴーランドで……マリーゴールドで!天下取ってやるからたにょ、しみにしてろよ!」

第5試合


 先発はYUNAと石川。石川がショルダータックルからロープに振って再度ショルダータックル。YUNAがガットショットも石川がエルボー連打からロープに振るが、YUNAはドロップキックから四方からのドロップキック。さらにタックルも石川がキャッチして潰していき、グラウンドの攻防からリストの取り合い。石川がヘッドロックからロープに飛んでショルダータックル。再度ロープに飛ぶがYUNAがドロップキックで迎撃し逆エビ固め。石川はロープを掴みブレイク。YUNAは里村にタッチ。

 ロックアップから里村がロープに押し込み、腕を取って巻き投げるとヒザで顔面を潰しながら腕を極める。石川はロープに足を伸ばしブレイク。
 里村は石川にエルボースマッシュを叩き込み、吹っ飛んだ石川の背中に奈七永がタッチ。

 手4つから力比べで奈七永が勝つも里村がヘッドロックからカニバサミで倒しフロントネック。グラウンドの攻防から里村がエルボーで倒し、サッカーボールキックからロープに振ろうとするが、逆に振った奈七永がサイドバスターからフォールも2。
 奈七永と石川でコーナーに振ってトレイン攻撃から、交互にチョップを打ち込んでいきダブルのチョップ。里村はコーナーに奈七永を押し込みYUNAにタッチ。

 YUNAはドロップキック連発からガットショット連発。さらに投げようとするが逆に奈七永がボディスラムからフォールも2。
 奈七永はチョップ連発からビンタ。YUNAは腕を巻きこんで腕へのコードブレイカーからロープに飛んでドロップキック。受けきった奈七永が石川を呼び込み、合体バックドロップからフォールも里村がカット。奈七永は石川にタッチ。

 石川は逆エビ固めもYUNAはロープを掴みブレイク。
 石川はボディスラムからロープに飛んで側転プレス。フォールも2。
 石川はダブルアームスープレックスからフォールも2。
 石川は投げようとするがYUNAは首固めも2。
 YUNAは低空ドロップキックからコーナーに上り、ミサイルキックからフォールも2。
 YUNAは里村にタッチ


 里村はサッカーボールキック。石川がコーナーに振って走り込むが、里村はブーメランアームホイップからアキレス腱固めで捕らえSTFへ。これは奈七永がカット。
 里村は奈七永にチョップから石川にミドルキック連打。さらに串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばした石川にエルボー。エプロンの奈七永にもエルボーから石川に走り込むが、石川はカウンターのタチアガールも2。
 里村はエルボーも石川は腕を掴んでのエルボー連打。ロープに振るが里村はエルボーでなぎ倒し、投げようとするが石川か逆にボディスラムからコーナーに上りダイビングクロスボディプレス。フォールも2。石川は奈七永にタッチ。


 奈七永は串刺し攻撃も避けた里村がエルボー。ならばと奈七永はショートレンジラリアットでなぎ倒し、スライディングレッグラリアートからフォールも2。
 奈七永は冷蔵庫爆弾を投下しフォールも2。
 奈七永はコーナーに登るも、里村はオーバーヘッドキックを叩き込み、髪を掴んで引き倒すとビンタの打ち合いへ。
 里村のミドルキックをキャッチした奈七永が足4の字で捕らえ、里村はロープを掴みブレイク。
 奈七永はショートレンジラリアット連発から投げようとするが、エルボー連打で逃れた里村と奈七永のエルボーと里村のビンタの打ち合い。エルボー合戦から里村がDDT。ロープに飛んでサトムラ・スペシャルを奈七永の後頭部に叩き込むが、奈七永がバックドロップからフォールも2。

 里村はデスバレーボムからフォールも2。
 膝立ちでビンタの打ち合いから奈七永が左右のビンタ。里村がハイキックを叩き込みYUNAにタッチ。



 YUNAは四方からのドロップキック連発。奈七永がラリアットで迎撃しフォールも2。
 奈七永は「里村!見とけ!」とクイーンビーボムで叩きつけてフォールし3カウント。

 里村と奈七永がシングルマッチを約束し、髪を掴んで睨み合った。

<試合後コメント>

里村明衣子&高橋奈七永&和田京平&山岡聖怜
里村「最後にね、今日で高橋奈七永戦はもしかしたら最後になるかも知れないと思ってこのリングに上がりました。なんか、高橋と里村にしか出せない闘いは必ずあって、それが前回の数年前の試合よりも、やっぱり2人の思いは強くなっているんで。その思いが今日、バチバチにやり合えたけど、これが最後だと思うと……」
(※奈七永がコメント会場に乱入)
奈七永「里村さぁん!最後じゃないよ。最後じゃないよ。最後じゃないでしょ?」
里村「次いつだよ?」
奈七永「やりましょうよ!」
(※さらに和田京平レフェリーが乱入)
和田「ちょっと待ってちょっと待って。今試合を見てて、素晴らしい。シングルでやりないよ。場所、1月31日、馬場さんの記念大会。そこで是非2人でシングルマッチ。見たい。裁きたい。私がプロデュースするんでそのとき2人で出て欲しい。今試合をずっと見てたんだけど、タッグじゃない、シングルマッチ。そこでやりなさいよ。俺レフェリーやりたいんで。是非やりたい!レフェリー!だから、シングルマッチで是非出てくださいよ。これは僕のお願いなんだけど」
奈七永「私はどこでも!京平さんプロデュースでやってくださるんですか!?私はやりますよ!いつでもどこでも!」
里村「ありがとうございます!京平さんに言っていただけるんだったら、そこで!是非お願いします!」
和田「俺、僕がレフェリーします。お互いにいい試合やってくださいよ。シングルマッチやってもらうんで、1月31日、是非見てください。“これぞ女子プロレス”っていうね。僕がプロデュースするのは全部男子なんだけど、男子だけじゃないんだ。女子もあるんだっていうのを見せたいんで。タッグが悪いっつーんじゃないんだけどね、俺は見てて2人にシングルやってほしいってのがあるんで。是非シングルマッチやってください。私がオファーします。お願いします。よろしくどうぞ」
(※和田レフェリーが去っていく)

里村「舞台が揃ったなあ」
奈七永「揃いましたね」
里村「絶対負けないからな!」
奈七永「こっちこそ!負けませんよ」
里村「今までのすべてを出してこいよ!高橋ッ!」
奈七永「出しますよッ!最後だと思って、出しますよ。里村選手、今までの感謝も込めてやります私は」
里村「これが里村と高橋奈七永の30年弱やってきた形です!見ててください!お願いします!」
奈七永「お願いします!」
(※2人がガッチリ握手を交わし、里村が退席)
奈七永「マリーゴールド、2回目のビッグマッチでこんな素敵な舞台で里村選手と対決できたのは意義があったと思うんですけど、やっぱりシングルがいい。時間目一杯使ってシングルでやり合いたい。そんな場を京平さんが作ってくださるっていうのは、仙女でもマリーゴールドでもなく、京平さんが作ってくださる馬場さんの大会で。なんと光栄なことか!このプロレス界の歴史に於いて重大な存在の方の大会ということなので、心して臨ませていただきたいと思います。それから1つ。今日、私の試合の前にボジラ組がいきなり初来日してきた選手とタッグのベルト獲ったんですけど、1つすみません。聖怜!」
山岡「はい」
(※山岡聖怜が呼び込まれて登場)

奈七永「モニターでだけど、デビュー戦見てて私も色々感じることあったし、聖怜って志高いと思うんだ」
山岡「当たり前じゃないですか」
奈七永「当たり前だよね?」
山岡「高いです」
奈七永「高いよね。今まで一緒にいっぱい練習したりとか、気持ちも知ってるんで言うんですけど、私とタッグのベルト狙いに行かない?」
山岡「ずっと私も練習生の頃から奈七永さんとタッグ組んで試合したいと思ってたんで、喜んで!奈七永さんとベルト獲りに行きます」
奈七永「おっしゃあッ!行こうよ!奈七永と聖怜でタッグのベルト」
山岡「獲りに行きます」
奈七永「よろしくパッショォーーンッ!」
山岡「パッション!」

第6試合


 ロックアップから皇希がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップから後藤がロープに押し込み、ビンタからエルボー。エルボー連打からロープに飛ぶが、皇希はビッグブーツで迎撃しストンピング。

 皇希はエルボー連打からコーナーに振ろうとするが、逆に振った後藤が串刺しヒップアタック。さらに担ぐも皇希はフロントネックで捕らえ、後藤はそのままコーナーに叩きつけるとジャイアントスイング。後藤はストンピングからヒップアタックを叩き込み、コーナーのセカンドロープに寝かせると、断崖式ヒップアタック。さらに串刺しヒップアタックも避けた皇希がビッグブーツから串刺しビッグブーツ。ロープに飛んでビッグブーツからフォールも2。

 皇希は担ぐが着地した後藤がエルボーからコーナーに振るが、走り込んできた後頭に皇希がジャンピングニー。着地の際に左ヒザがぐにゃりと曲がる。
 後藤は背中にエルボー連打から引き起こそうとするも、逃れた皇希が場外へ転がる。

 なかなか上がってこなかった皇希がやっとリングに戻るも左足にダメージがある様子。後藤がストンピング連打からロープに振ろうとするが、皇希がビンタを叩き込むも後藤はマウントエルボー連打。皇希は切り返してエルボー連打から引き起こすと、バックドロップからフォールも2。

 皇希は左足のダメージでまともに立つことができず、なんとかコーナーに上りアメジスト・バタフライを投下し3カウント。

 マイクを取った後藤がこの試合の解説を務めていた丸藤正道へと向き直る。


後藤「納得いかない。皇希、いや皇希、皇希もだけど、丸藤さん!はじめまして!ゴチカこと後藤智香です。ゴチカって覚えてください。そして丸藤さん、ちょっと、もう一回、もう一回このGHC、挑戦させてください」
皇希「(フラフラと立ち上がり)言う相手間違ってんじゃないの?GHCのさ、女子のベルト持ってんのは、私、そして今日!私の必殺技のアメジスト・バタフライ返せなかったのもお前だよ!でもいいよ、私も正直、納得いってない。もう一回やろうよ。ねぇ小川さん、いいですよね?いいですよね?いいですよね!?(ロッシー小川は首をかしげる)いいですよね?はい」
後藤「もう一回だー!」
皇希「もう一回、いつでも、受けて立ってやるよ!」

<試合後コメント>

天麗皇希
「……初の、大田区大会。私にとっては地元凱旋。そして2回目のビッグマッチ。第6試合、チャンピオンとして迎えて。正直、勝って安心してる気持ちと、私はもっともっとまだやれた!もっと出来た!あそこで返してきた智香にも腹が立ってる。でも小川さんが『もう1回』って言ったら頷いてくれたんで、またもう1回このベルトかけて、しっかり今度はコテンパンに叩きのめしてもう立ち上がれないようにしてやりたいと思います」

後藤智香
「リングのうえでも言いましたけど、確かにアメジスト・バタフライで獲られたのは私です。でも今日の試合は納得行かない!負けたのは私だけど、小川さんも頷きました。皇希も言ったので、必ずもう1回……挑戦させろォーーッ!!」

第7試合


 ロックアップからリストの取り合い。ヘッドロックの応酬から青野がヘッドシザースで抜けて距離を取る。
 桜井がリストを取ってグラウンドの攻防へ。バックの取り合いから青野のハイキックと桜井のビッグブーツを避け合い、青野がガットショットからロープに振ってラリアット。避けた桜井がビッグブーツも、かすった勢いで青野が転がって倒れ、ハンドスプリングで起き上がった青野を桜井がケンカキックで蹴りつけて吹っ飛ばすと髪を掴んで場外に投げ捨てる。

 場外乱闘から花道で青野がボディスラム。さらにサッカーボールキックを叩き込むと桜井はそのまま花道を転がり落ち、青野がリングに投げ入れるとニークラッシャーから足へのローキック。さらに39ロックで捕らえるが桜井はロープを掴みブレイク。

 青野はロープを使って足を捻っていき、足への低空ドロップキックからビンタ。後頭部をロープ際で踏みつけていき、エクスプロイダーを狙うが耐えた桜井へロープに飛ぶも、桜井はビッグブーツで迎撃。桜井がコーナーに振ろうとするが、逆に振った青野が走り込むも
桜井はショルダースルーでトップロープに寝かせるとボディを蹴り上げ、串刺しビッグブーツから庶民征伐。フォールも2。

 桜井は腕ひしぎも青野はロープに足をかけてブレイク。

 桜井は顔面にケンカキック連発からロープに飛んでケンカキック。髪を掴んで引き起こすも、青野がローキックからロープに飛ぶが、桜井はカウンターのバックドロップ。さらにドラゴンダイナマイトからフォールも2。

 桜井は投げようとするが、耐えた青野にガットショットからロープに飛ぶが、青野はカウンターのツアー・オブ・ジ・アイランドから39ロック。桜井はロープを掴みブレイク。


 青野はエルボーからロープに飛んでラリアット。場外に転がった桜井に、エプロンを走り込んでのサッカーボールキック。
 場外で投げようとするが、切り返した桜井がヘッドバッドからツームストンパイルドライバー。
 桜井はコーナーに登り、場外へのプランチャを投下。カウント12でエプロンに上がった青野を桜井がコーナーから引き上げ、雪崩式ブレーンバスターからコーナーに上りミサイルキック。フォールも2。

 桜井はコーナーに上り、ダイビングエルボーを狙うも青野は下から足を伸ばしてカットし、コーナーに登るも桜井はエルボー連打から正面に登り、ビンタから雪崩式フランケンを狙うも、キャッチした青野が雪崩式スタイルズクラッシュ。両者ダウン。

 膝立ちでエルボーの打ち合いからビンタの打ち合い。お互い左右のビンタ連打から桜井がエルボー連打で倒し、ロープに飛ぶも青野はカウンターのラリアット。さらにサッカーボールキック連発からフォールも2。

 青野はロープに飛ぶが、桜井はレッグラリアートで迎撃し、シャイニングバスターからフォールも2。

 桜井はコーナー上に座らせるとエルボーから雪崩式フランケン。さらにシャイングケンカキック。フォールも2。

 桜井はボディスラムからダイビングエルボードロップ。フォールも2。

 桜井はSTFを狙うも青野が切り返してフェイスロック。桜井はロープに足を伸ばしブレイク。

 青野はダブルアームスープレックスからロープに飛んでスライディングラリアット。フォールも2。

 青野はダブルアームスープレックスを狙うも、耐えた桜井をローキックで四つん這いにさせ、ロープに飛んでボディへのパントキック。さらにタイガードライバーで叩きつけフォールも2。

 青野はサソリ固めの足のロックのまま回転し、そのままサソリ固めも桜井はロープを掴みブレイク。

 青野はスタイルズクラッシュを狙うが、桜井は足をとって切り返しSTFから裏STF。青野はロープを掴みブレイク。

 桜井は担ごうとするが、切り返した青野がショートレンジラリアット。さらにロープに飛ぶが桜井がフランケンシュタイナーで丸め込むが2。

 桜井は走り込むも、青野はラリアットで迎撃しスタイルズクラッシュからフォールも2。

 青野はハイキックからバズソーキック。再度バズソーキックも、キャッチした桜井を突き飛ばしてバズソーキックからフォールも2。

 青野はロープに飛ぶが、桜井はSTOで迎撃し、変形カナディアンバスターからフォールも2。

 桜井はSTOからフォールも1。

 桜井はSTFで捕らえ、これで青野がギブアップ。

桜井「ありがとう。大田区総合体育館におこしの庶民の皆様、あけましておめでとー!第2代、ユナイテッド・ナショナルチャンピオンに君臨しましたー!私は、ここに、来たこと、その決断が、本当に正しかったのか、悩んだ時期が、すごく、多かったです。でも、その、絶対にこのマリーゴールドに来たっていう決断を、私は正解にしたい。その、強い原動力があって、ここまでやってきました!青野未来、あなたの、蹴りは、相変わらずすごい威力ですよね。5年前、私のデビュー戦の相手をしてくれたのも、あなたでした。その日を、つい、昨日のことのように覚えています。あなたがいたから、私は、今もずっと、プロレスを、続けています。またここで、出会えた縁、私は、ずっとずっと、大切にしていきたいし、また、あなたとシングルでバッチバチの戦い、やっていきたいです。ありがとうございました」

 お互い座礼をして、青野未来はリングを去る。

桜井「すいません、そして、私は、初防衛戦の相手を、すでに決めています!野崎渚、出てきなさい!旗揚げでも、勝てなくて。ツインスターも負けて、私は、野崎渚から一回も勝ったことがない。だから、あなたを指名します」
野崎「あんたが、大事にしてた、ツインスターのベルト、あんたから、奪った、ツインスターのベルト。今日落としちゃったんだよね。だからなんか気分もすごい落ち込んでたんだけど、また、あんたから、ベルトもらえるなんて、野崎様やっぱついてる女だわー。いいよ。そのベルト、挑戦してあげる。まあしちゃうと思うんだけど
桜井麻衣、野崎様を指名したこと、後悔すんなよ」
桜井「おいおいおい、なにツインスターのベルト落としてんだよ!ベルト関係なく、私は、あんたと一対一で戦いたかったし、いままでの借り、返してやるから。1月19日、マリーゴールド初の日曜日の後楽園大会、予定あけとけよ」

<試合後コメント>

青野未来
「……これが、どん底かと。ホントにどん底に突き落とされた気分で、ベルトを失ったことも、桜井麻衣に負けたという事実も、なにが悔しいのか分からないくらい悔しくて。なにより悔しかったのは、試合中桜井コールばっかり自分の耳に聞こえてきて……。私が応援されてないのか、桜井が応援されてるのか分からないけど、ホントに悔しかった。色んな意味で本当にどん底なので、這い上がるしか無いんですけど、今はちょっとあんまり前向きなことを考えられないです。すみません。応援してくださった方に本当に申し訳なくて、ホントにすみませんでした……」

桜井麻衣
「やっと!このシングルのベルト、勝ち取ることが出来ました!ホントに、マリーゴールドに来て前半、ずっと自分のことが嫌いで、お客さんの前に立つのもダメなんじゃないかなってすごい悩んで悩んで悩んで来ました。でも、このマリーゴールドに来たっていう覚悟は本当に私はしてきたので、絶対に『ここに来てよかったね』ってみんなに思ってもらえる、そんな結果を絶対に出したかった。だから今日はそれを証明できたのはすごく嬉しいです。まだまだシングルのチャンピオンとして、まだまだ完全ではないですけど、私はこのベルトとともに!私はもっともっともっと!変わって強くなってマリーゴールドをかき乱して貴婦人旋風を巻き起こしていきますので、よろしくお願いします!これからも!マリーゴールドの応援よろしくお願いします!」

第8試合


 ロックアップから詩美がロープに押し込もうとするが、Sareeeが切り返してブレイク。
 バックの取り合いからリストの取り合い。ヘッドロックの応酬からグラウンドになるも、詩美がヘッドシザースで抜けて距離を取る。

 詩美がガットショットからロープに振ろうとするが、Sareeeが逆に振るも詩美がショルダータックルで倒す。フォールをしようとするが、ブリッジして抜けたSareeeがロープに飛ぶも、詩美はドロップキックで場外にふっ飛ばし、そのまま場外乱闘へ。
 客席への叩き込みあいから、詩美がエプロンからのミサイルキック。避けたSareeeがエプロンからのフットスタンプを投下し、リングに投げ入れるとミサイルキック2連発。フォールも2。

 Sareeeは足へのサッカーボールキックからインディアンデスロックで捕らえ鎌固め。これを離すとストンピングから逆エビ固め。詩美はロープを掴みブレイク。

 Sareeeはロープの反動を使って背中にフットスタンプ連発から、顔面を蹴りつけていくも詩美はキャッチしてトラースキック。さらにランニングキックからロープ際で連続で蹴りつけ、Sareeeは下から蹴りつけるも詩美は足を蹴りつけて強引に担ぎリングに投げ捨てる。
 詩美はロープに振ろうとするが、Sareeeは耐えるとロープの反動をつけてアームホイップからドロップキック。さらにロープに振ろうとするが、詩美が逆に振ると水車落とし。さらにスライディングラリアットを叩き込む。」
 詩美は担ぐも着地したSareeeがエルボーを狙うが、詩美がエルボーで打ち落としロープに飛ぶも、Sareeeは追走してカサドーラフットスタンプ。
 Sareeeはコーナーに上るも、詩美はビンタから正面に登るが、Sareeeはヘッドバッドで落とし、走り込んできた詩美のバックをとるも、詩美が切り返してエルボーの打ち合い。詩美がエルボー連打からロープに飛ぶが、Sareeeが追走ドロップキック。詩美も追走エルボー。Sareeeは再度追走ドロップキックからロープを貫く低空ドロップキックを顔面に叩き込む。
 Sareeeはフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドも2。

 Sareeeはコーナーに登るも、詩美はエルボー連打から雪崩式ブレーンバスター。詩美はコーナーに登るも、Sareeeは正面に登りエルボー連打。さらにヘッドバッド連打から雪崩式フィッシャーマンズバスター。Sareeeはコーナーに登り、セカンドロープからのダイビングフットスタンプを投下するが、避けた詩美とジャーマンの投げ合いへ。さらにビンタの相打ちからSareeeがビンタを叩き込みロープに飛ぶが、詩美はカウンターのサイドバスター。
 詩美は担ぐも着地したSareeeが延髄斬りから裏投げの体勢に。詩美はロープを掴みブレイク。Sareeeはエルボーからロープに飛ぶが、詩美はラリアットで迎撃しコウモリ吊り落とし。フォールも1。

 Sareeeはバックドロップ・ホールドも1。

 膝立ちでエルボーの打ち合い。Sareeeが打ち勝ちフォールも2。
 Sareeeが顔面にランニングフットスタンプからコーナーに登り、ダイビングフットスタンプからフォールも2。

 Sareeeは裏投げを狙うも、詩美がバックドロップからフォールも2。

 詩美は担ぐも、着地したSareeeが裏投げの体勢。バックエルボーで逃れた詩美が後頭部にラリアットから、ロープに飛んでラリアット。フォールも2。

 詩美は担ぐとやり投げから、コーナー上に乗せるとハイジャックボムを狙うも、Sareeeが丸め込むも2。

 Sareeeが裏投げからフォールも2。

 Sareeeはリストクラッチ式裏投げを狙うが、逃れた詩美が走り込むも、Sareeeはカウンターの裏投げからフォールも2。

 Sareeeは髪を掴んで引き起こし、リストクラッチ式裏投げを狙うが、耐えた詩美にヘッドバッド。再度裏投げを狙うが詩美はスリーパーで捕らえ、そのまま逆落とし。腕を離さずスリーパーで絞り上げ、耐えるSareeeをショッキング・ベイズラーで叩きつけフォールも2。

 詩美はトーチャーラックボムで叩きつけフォールも2。

 詩美はハイジャックボムで叩きつけフォールし3カウント。

詩美「ベルトとったぞー!Sareee、私の、マリーゴールド、初のベルト、とれたその相手は、最高で、最強のチャンピオンだったと思うよ本当にありがとう」
Sareee「詩美、お前、今日みてーな試合できんだったら最初っからやれよ!めちゃくちゃ悔しいよお前に負けて。でもな!今日からは、お前がエースだ。お前が、マリーゴールドの、みんなを、しっかり引っ張っていけよ!今日の借りは、いつか必ず返しに来るから。わかったか?そのベルトの価値、あげて、覚悟しとけ待ってろよ」

 Sareeeの手を詩美が握るが、Sareeeはその手を振りほどいてリングを後に。

詩美「今日、やっと、マリーゴールドに来て、このベルト持つことができて、叫ばせてください林下詩美、大復活だー!今日、1月3日、マリーゴールド、2025年、最初のビッグマッチ、シングルのタイトル、いくつか、チャンピオンが入れ替わりました。今日、シングルのベルト巻いた選手、出てきてください。皇希は、後藤智香と派手にやり合ったのかな?これないか。まあまあいいでしょう、どうですか私達、ベルトめちゃくちゃ似合ってませんか?2025年のマリーゴルドは、私たちを中心にどんどん駆け抜けていくので皆さん楽しみにしていてください!それじゃ、今日、今年一発目、最高のしめをしたいと思います。皆さんご起立ください。皆さん、今年のマリーゴールドも楽しんでいただけましたか?まだまだまだまだまだまだ、マリーゴールド突き進んで行くので楽しみにしていてください。シャイン、フォーエバー、マリーゴールド!」

<試合後コメント>

林下詩美&タンク
詩美「マリーゴールドに来て、マリーゴールドに来て!やっと初めてベルトを獲ることが出来ました!相手、Sareee。Sareeeだよ。Sareeeから獲ったんだ。マリーゴールド旗揚げしてから自分は大きい成果が、やっと出せたのがDREAM✴STAR優勝。それが大きい一歩でした。そこからSareee相手に、今日このベルトを獲ることが出来ました。Sareeeはマリーゴールドの先頭を走って、マリーゴールドを作ってくれた。本当にすごく感謝してるよ。でも、今日からは私が、林下詩美がエースとしてこのベルト獲ってマリーゴールドの看板背負ったエースになるんで皆さん見守っていてください。絶対に、私についてきてくれた皆さんに後悔させません。今日は本当にありがとうございました」

――チャンピオンとしてどんな景色を見せていきたいか
詩美「私がチャンピオンとして、マリーゴールド、そしてこのベルトの価値をさらにさらに上げていきます。そしてこのベルトとともに、私はこのベルトと一心同体。このベルトに今挑戦できるような相手……」

(※突然タンクが乱入)

タンク「私は世界で一番強い女だ。私がそのマリーゴールド・ワールド王座に挑戦する」
詩美「……?This?You?ユー、ウォント、チャレンジ?」
タンク「当然だ」
詩美「チャレンジがしたいって?このベルト?このベルトにチャレンジがしたい?お前、なんだっけ?今日来たタンク?ボジラで見慣れてるから思ったよりデカくねーなあお前。タッパだけか?いいよいいよ、OK。OKOK。ユー、ネクストチャレンジャー!バット、ミー、ベリベリーストロング!」
タンク「ストロング?笑わせるな。私はこのマリーゴールドの最初の試合でタッグベルトを獲ったんだぞ?私がそのベルトもいただいてやる」
詩美「タッグと一緒はにすんなよ。このベルトは、マリーゴールド・ナンバーワン・トップベルト!簡単じゃねーぞ。OK、チャレンジは認めてやる。帰れ」
タンク「その言葉、忘れるなよ?」
(※タンクが去っていく)
詩美「なんだアイツ。マリーゴールドに今日来てタッグのベルト獲ったでしょ?それは知ってるよ。だからって調子乗ってこのベルトに挑戦したいと?まあいいでしょう。あのデカさ。身長のほうね?ボジラでちょっと見慣れてるから。でもスゴい選手だっていうのは見れば分かるよ。私のこのベルトの最初のチャレンジャーにふさわしいんじゃないかな?まあどこでやるかはちょっと決めるには早いかな。でもいいでしょう。最初の挑戦者、タンク。決定です。それで、なんでしたっけ?邪魔が入ったから」

――チャンピオンとしてどんな景色を見せていきたいか
詩美「ああ、そうそう。どんな景色ね。私がこのベルト獲ったからには最高のチャレンジャーとしか防衛戦はしません。そしてこのベルトの価値が上がる=林下詩美がどんどん大きくなる=私の大きな背中を見てマリーゴールドの選手がどんどん成長していく。私を筆頭にマリーゴールドをどんどん大きくしてみせます」

――エンディングでは新チャンピオンたちが3人並んだ。新しいマリーゴールドを見せられたという気持ちはあるか
詩美「今日でシングルのベルト、私含めて3人チャンピオンが入れ替わりました。私が新しいエース、そして超貴婦人の驀進、そしてこれからのマリーゴールドを絶対担うであろう弓月がチャンピオンになって、そしてちょっと激闘の末に来れなかったけど、最強の新人・皇希。もう既にマリーゴールドの新しい景色を皆さんに見せられてると思うんですけど、まだまだこんなもんじゃないです。もっともっとスゴい景色、見せたいと思います」

――前の団体で同じ色のベルトを獲ったときにはかなりキャリアの浅いときの戴冠だった。今回団体のトップのベルトを獲って、前回との気持ちの違いはあるか
詩美「前のベルトのときは、自分はまだキャリアが全然無くて、相手も世界のアイコンから獲りました。あのベルトを獲ってから、自分はまだまだ皆さんに『こんな奴がベルト獲ったって』みたいな気持ちがあったと思うんですけど、そんなものを全部覆すくらいあのときの私はメチャクチャチャンピオンとして突っ走っていました。そのおかげで今の林下詩美があると思ってます。あのときを林下詩美の大成長とするならば、今の詩美は大成長したうえでの林下詩美が同じ赤いベルトを持ってる。気持ちの違いは、責任感の違い……って言ったら前のときに責任感が無かったわけではないんですが、前はチャンピオンとして精一杯だったんですが、今はチャンピオン、そして団体のエースとして今の自分はいろんな責任を持っていると思っています。たくさんの大きなものを背負う力が自分にはあると思ってます。たくさんのものを背負ってやっていきたいと思います」

Sareee
「いやあ、メチャクチャ悔しいです。これから2025年スタートしての開幕戦、まさか林下詩美に私の持つベルト獲られるとは思ってなかった。正直ナメてましたね。アイツ、でも出来んじゃんって。なんで出来んのにやんねーんだよ最初から!強いじゃん!なんで?これからは林下詩美があのベルト巻いた以上はエースなんだから、お前がしっかり引っ張っていけよ?私はでも、負けたことは忘れることがないので。絶対また林下詩美からあのベルトを奪いに行きます。それまでに本当にあの真紅のベルト、大切に、大事に、熱い、もっともっと価値のあるベルトにして待っとけよって感じです。ありがとうございました。私は次、まだまだ狙ってることがあるので。2025年もSareeeから目を離さないでください」

<大会総括>

ロッシー小川代表
「今日はですね。発表で1,830人。マリーゴールドとしては2番目。2回目のビッグマッチで。2番目の入りとなりました。今度は1周年がありますんで。

なんか今日、チャンピオンの顔ぶれが変わって。言えるのは詩美にしても弓月にしても柔道出身、MIRAIにしても。で、アマレスの山岡聖怜がデビューして。ようやく女子プロレスがちょっとアスリートというか、スポーツの延長上になればいいなっていう兆しが見えたかなと思いますね。なんかここ数年、十数年の女子プロ界は、どうしてもタレントからの転出・転向が多かったじゃないですか。でもここに来てようやく、競技をやってる人たちが入ってくる世界。またそういう選手たちが下地があるんで、どんどん大きくなっていく世界になっていくんじゃないかなと思いますね」

――山岡選手のデビュー戦を見てどう思ったか
「頑張ってると思いますよ。まあ正直言ってプロレスは初めてですからね。アマレスをずっとやってたと思うんで。アマレス時代っていうのはこれ自分の感情を出せない、出しちゃいけないじゃないですか。プロレスはね、それを出していい世界なので。彼女はやっぱり喜怒哀楽結構あるんでね、まあいいレスラーになってくれると思います。今日はね、親心で見てしまったんで。まあデビューできて良かったなっていうところですね」

――山岡選手は今後の大会でも全戦出場予定か
「普通に。ただ今日、なんかね、皇希が救急車で運ばれたんで。ちょっと状況見ないとわかんないですけど、もしかしたらちょっと長期の欠場もあるかなっていう感じですね」

――負傷箇所は
「ヒザですね」

――「タレントの延長ではなくアスリートの延長として女子プロレス」話が出たが、どういう狙いがあるのか
「狙いじゃなくて、例えば今日チャンピオンになった詩美であり、またMIRAIとか山岡聖怜も含めて、やっぱり格闘技の下地があるわけですよ。そういう人たちがやっぱり実際、地力もあるし、タレント上がりって言ったら変だけど、そういう人とはちょっと違うなあと。だから女子プロレスがもっともっとメジャーになっていくには、やっぱりそういうスポーツをやってた人がやっぱり、スポーツの延長上であってほしい。そうすると、もっとスポーツやってた人がどんどん入って来るんじゃないかなと。別にタレントからの人が悪いと言ってるんじゃなくて、そういう兆しがずっとあったじゃないですか。ここ10年くらい。だけど今日の顔ぶれを見ると、やっぱり下地がある選手が出てくる世界になっていくんじゃないかなぁと思います。まあ桜井はね、頑張ってると思います」

――Sareee選手は今後も出場するか
「まあ今まで通り参戦の予定です。まだ詳しい話はしていないんですけど」

――引き続きレギュラー参戦していくと
「レギュラーっつても、今までも後楽園とか主要会場しか出てないんで、その形だと思います」

――タンク選手も継続参戦?
「タンクはとりあえず出ますけど。まあ、どんどん世界のね、無名な選手を探してこようかと思って。その方が面白いじゃないですか。女子プロの世界で名前があっても知られてないんで。変な話。だからまぁ世界にはまだまだいろんな人がいるよっていうところを見せていきたい」

――ボジラ選手とタンク選手にマネージャーのような人が付いていたが……?
「あれはまあ、マネージャー役ということで。あの2人の代わりに喋ったり。あのメガトンが2人と組んで6人タッグとかで出ることもあると思います、今後の試合で。あの2人と3人で組むことはあるかも知れないけど、1人ではなかなか難しいから。次は5月なんで。ビッグマッチは。1周年なんで、もっとお客さん入れたいですね。代々木第二」

――1周年の代々木第二大会で奈七永選手が引退する?
「はい。そういうのもあるし、今日の人数を上回りたいなあというのがあります。今日は裏でやってる方はどうなってるのか分かんないですけど。まあそんな感じです。また1年、よろしくお願いします」

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