【試合詳細】11・4 マリーゴールド名古屋大会 青野未来&桜井麻衣&ボジラvs林下詩美&MIRAI&天麗皇希 翔月なつみ&ハミングバードvsビクトリア弓月&田中きずな 野崎渚vsマイラ・グレース 松井珠紗vs南小桃 石川奈青vs山田奈保

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『Marigold Fantastic Adventure 2024』
日程:2024年11月4日(月・祝)
開始:13:00
会場:愛知県・名古屋国際会議場
観衆:

▼シングルマッチ
○石川奈青
8分21秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●山田奈保

▼シングルマッチ
○松井珠紗
9分2秒 MKD→片エビ固め
●南小桃

▼シングルマッチ
○野崎渚(フリー)
7分49秒 ドルミルIV
●マイラ・グレース

▼タッグマッチ
○翔月なつみ/ハミングバード
10分44秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め
[Selene Flora]ビクトリア弓月/●田中きずな

▼DREAM✴︎STAR SPECIAL  6人タッグマッチ
青野未来/○桜井麻衣/ボジラ
20分21秒 ダイビング・エルボー・ドロップ→片エビ固め
林下詩美/MIRAI/●天麗皇希

自信を取り戻した桜井が皇希にリベンジしツインスター防衛に向け盤石体制!翔月を中心にスーパーフライ級戦線が過熱!石川が悲願の初勝利!

オープニング


 大平ひかるリングアナと、欠場中の後藤智香による前説が実施。

 後藤1人で対戦カードを発表を行い、ゴチカ記者による“ゴチカのメモ!!”を紹介。

後藤「事前に選手の方にインタビューをさせていただくこちらの大人気のコーナー『ゴチカのメモ!!』。今日はこの方にお伺いしてきました。第1試合、石川奈青選手!『山田奈保は自信とマユゲがお有りなようで。自信もマユゲも引っ剥がして石川が勝ちます!会場の皆さん、そして配信をご覧になっている皆さん、そしてそして配信を見ているであろう高橋奈七永、石川奈青が勝つところをしかと目に焼き付けろォ~!』……とのことでした!ありがとうございます。そして今日はもう1人。メインイベント、DREAM✴STAR GPトップ3選手によるスペシャルマッチからこの方。林下詩美選手!『今日のメインイベント、DREAM✴STARスペシャルということなんですが、なぜツインスターのベルトを狙っているというのに私たちとMIRAIが組まないといけないのか。納得してないですが、今日のところはDREAM✴STAR GP覇者として最強の姿をお見せします』……とのことでした!クールにロイヤルにおっしゃられていました!名古屋会場にお越しの皆さん、そしてWRESTLE UNIVERSEをご覧のあなた!今日は名古屋大会、盛り上がっていきましょう!私、名古屋に来て1つだけ思い浮かんじゃったので披露させていただいてもいいですか?いいですか?!せーの!手羽先!しゃちほこ!エビフリャー!」

 後藤のカウントダウンから大会スタート。

第1試合


 本来であれば石川vsボジラ、レアvs山田のシングルマッチが組まれていたが、レア&奈七永の欠場によりカード変更。石川と山田のシングルマッチが急遽決まった。

 山田が「よろしくお願いします」と握手を求めると、石川は「よろしくお願いしまァアすッ!!」と大声で威嚇。山田も負けじと「よォオろしくお願いしまァアすッ!!」と返してガッチリと握手。

 ゴングが鳴るとともに山田が突っ込んでドロップキックからコーナーに詰めてエルボー連打。対角コーナーに振って串刺しドロップキックを見舞い、ボディスラムを狙うも石川が逆にボディスラム。
 石川はフェイスクラッシャーからキャメルクラッチに捕らえ、「このマユゲ~!」と山田の眉毛を引っ張って痛めつける。さらにコーナーで顔面を踏みつけ、ヘアホイップを狙うも逆に山田がヘアホイップ。石川は側転で華麗に着地してショルダータックルから逆エビ固め。
 石川はロープに振っていくが、山田がエルボーをかわしてドロップキック。山田がボディスラムから足4の字固めに捕らえ、そのままフィギュアエイト。石川がひっくり返して逆にダメージを与えつつロープを掴んでブレイク。
 両者足を止めてのエルボー合戦。山田が連打からロープに飛ぶが、石川が追走ラリアット。石川がロープに飛ぶが、山田が追走ドロップキック。石川は倒れず耐えてジャーマン・スープレックス。さらにタチアガールもカウントは2。ならばと石川はジャーマンを狙うが、山田は回転エビ固めで切り返してダイヤル固め。石川は気迫のキックアウト。
 山田はペディグリーを狙うが、石川がショルダースルーで切り返してロープに飛ぶ。山田がスタナーで切り返してヘッドハンターで追撃。さらにペディグリーを決めていき「OK!決めるぞ!」と雄叫び。
 山田がコーナーに上ってダイビング・フォアアームを叩き込み、ロープに飛ぶも石川がヘッドシザース・ホイップ。山田もヘッドシザース・ホイップで切り返してロープに飛ぶが、石川がカウンターのランニング・ネックブリーカー・ドロップ。さらに石川がダブルアーム・スープレックスから変形バックフリップ。さらにN.A.Oから必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドで3カウント。
 石川がマリーゴールドに来て初めての勝利を収めた。

<試合後コメント>
石川奈青
「勝ちましたァ!しかもシングルで!勝ちましたァ!皆さん見てましたか?!配信の皆さんも見てましたか?!そして高橋奈七永!見てたかちゃんと!石川の勝利を!これからもっともっと強い石川を証明していくので、石川の快進撃から皆さん目を離さないでくださいね!ありがとうございました!」

山田奈保
「最後、ジャーマンを食らって気付いたら3カウント入ってて……負けたんですか、私!石川奈青さんに?!今まで1度もマリゴで勝ったこと無い人に?負けたんですか、私?!うそぉ!うゎうゎうゎ……じゃあじゃあじゃあ私、奈青さんが今までシングルやって来た奴の中で一番弱い奴ってことですか?!はぁ?!なんだそれは?!(※遠くから石川が「そーだそーだ!マユゲマユゲ~♪」と茶化す)うるせーな!ちょっと黙ってろ!いや、違う違う。昨日ね?突然カード変更あったから、夜な夜な私ね、奈青さんが負け続けた動画ちゃんと1つずつ1つずつチェックして、自分も絶対勝とうってちゃんと調べて調べて来たんですよ!ここに!なんで負けたの?!っていうかなんで今まで負けてたの、あの人!技もいっぱいあんのに!なんで負けてたんでしょうねえ?!(※遠くから石川が「やーい!マユゲマユゲ~♪」と茶化す)いや、絶対マユゲじゃないけどさ?イメチェンだよね。イメチェンでちょっと気の流れが変わって……私もまだデビュー戦で間もないし!石川さんみたいにまだぴーぴー泣かないし!私はもっと自力勝利のためにね……アァッ!次やったとき覚えとけよ!」

第2試合


 小桃が「お願いします!」と握手を求めると、松井も「お願いしまァす!」と快く応じる。
 ゴングが鳴ると、ロックアップからバックの取り合い。アームドラッグの応酬から足払いの応酬、さらにグラウンドでの首の取り合いからクリーンブレイク。
 小桃が「来いよッ!」と手4つを求めるが、松井が応じようとした瞬間に足を踏みつけてロープに飛び、ドロップキックを発射。松井はこれをかわして自爆させ、腹を蹴り上げた上でヘアホイップ。コーナーで顔面を踏みつけていき、再びヘアホイップ。松井はフェイスクラッシャーからキャメルクラッチ、弓矢固め。さらに小桃の腕をロープに絡めながら鼻をつまみ上げて観衆に撮影させる羞恥攻撃。ロープへの串刺しジャンピングニーで追撃する。
 松井はコーナーに振ろうとするが、小桃が振り返して串刺しドロップキック。小桃がロープに飛ぶも、松井がドロップキックで迎撃。小桃は怯まずボディスラムで叩きつけ、逆エビ固め。松井は這っていってロープブレイク。
 小桃が引き起こすも、松井がボディスラムの体勢で持ち上げてコーナーに宙吊りに。その眼前に座り込んで挑発した後に串刺しドロップキックを狙うが、小桃が上体を起こして回避する腹筋力を見せる。しかし松井は即座にコーナーに追いすがってスリーパーホールドで捕らえ、小桃をリングに落としてからミサイルキック。松井が「終わり!」と叫んでロープに飛ぶも、小桃が追走してロープを使ったコンプリートショット。さらにラ・マヒストラルからロープに飛ぶが、松井がカウンターのランニング・ネックブリーカー・ドロップ。
 松井はブレーンバスターを狙うが、小桃がスモールパッケージ。さらにトルネード・クラッチからロープに飛ぶが、松井がカウンターのトラースキックからブレーンバスター。「ナメんじゃねえ!」と腹を蹴り上げてから串刺しスライディング・クロスボディで追撃。松井が投げようとするが、小桃はハンマーロックDDTで切り返し、オーバークロスDDTで追撃。ロープに飛ぶが、松井がブサイク・ニーでカウンター。
 松井がコーナーに上ってミサイルキックでふっ飛ばし、MKDで突き刺して3カウントを奪った。

<試合後コメント>
南小桃
「珠紗さんとのシングルでした。前に珠紗さんとシングルしたことがあって。成長を見せたいというよりかは、絶対に勝ってやろうという気持ちでした。でも駄目でした。もう私は珠紗さんにプロレスを学びたいです。もう1回お願いします。ありがとうございました」

松井珠紗
「11月4日、“良い推しの日”に名古屋で勝利することが出来ました。ありがとうございます。小桃がXで『私は珠紗さんから学びたいことがある』みたいなことを言ってたんですけど、なんだったのかな?まあ私から何かってことはまだないので、小桃、私から学べる事はそう多くないと思うけど、自分で学びに来て下さい。またやりましょう。ありがとうございました」

第3試合


 ゴングが鳴ると、手4つでの力比べ。劣勢となるマイラだったが、リストロックからヘッドロックの応酬に持ち込みクリーンブレイク。
 野崎がコーナーに詰めてブレイジング・チョップを猛連打。ロープ際で顔面を踏みつけ、ストマック・ブロックから腹部へのダブルニー・ドロップ。続けてスリーパーホールドから貫通ビッグブーツ、おしゃれキックと畳み掛ける。
 野崎はブレーンバスターを狙うが、着地したマイラがエルボー連打。野崎がビッグブーツで反撃するも、マイラは雄叫びを上げてなおもエルボー連打。裏拳、ソバット、串刺しエルボースマッシュ、貫通ドロップキックと猛攻をかけ、ツイスト・アンド・シャウト。マイラがロープに飛ぶも、野崎が追走してキチンシンク。蒼魔刀からスリーパーホールド、ドルミルと捕らえるもマイラはロープに足をかける。
 野崎はビールマンキック、トラースキック、ノアール・ランサーと連撃するもカウントは2。さらにノアール・ランサーを発射も、かわしたマイラが変形ダイヤル固め。返した野崎がノアール・ランサーを発射も、これをかわしてトラースキックからバックドロップ。
 マイラはみちのくドライバーIIから必殺のトルニージョ・プレスを発射するも、野崎が回避して自爆させノアール・ランサー。さらにザキゴェからスリーパーホールド。さらにコブラクラッチで捕らえながらドルミルIVへと変形させてタップを奪った。

<試合後コメント>
野崎渚
「名古屋、マイラと初シングル。なんかもっとイージーで簡単に終わると思ってたけど、マイラの根性、見ちゃったかなって思ってます。あんな良いエルボー持ってるとは思わなかったよ。あとね、札幌の昼間、Sareeeの裏投げで首に結構ダメージが残ってて、マイラのバックドロップ、結構ヒヤッとしたけど、でもね、ノアール・ランサーだけじゃないノザキ様の強さ、ドルミルIVで皆さんに証明できたんじゃないかと思ってます。野崎渚、蹴りだけじゃないっていうのをみんな改めて注目するように!」

マイラ・グレース
「今日、キャリア18年のベテランと闘う機会を得た。私の力を証明するチャンスだったのに、私はそれを活かしきれず私はギブアップしてしまった。私自身に対してとてもガッカリしているけど、それでも私は諦めずに一生懸命練習して強くなって闘い続けるしか道はないの」

第4試合


 弓月が「なつみ、お前が来い」と挑発し、翔月と弓月の対面でゴング。
 ロックアップからリストの取り合い、バックの取り合い。ヘッドロックの奪い合いから一旦クリーンブレイクするも、両者即座にロープに飛んでドッグファイトを展開。弓月がヘッドシザース・ホイップから低空ドロップキックで先制する。
 弓月がきずなとともにコンビネーション攻撃で翻弄しダブルの低空ドロップキック。弓月はロープに飛ぶも、翔月がキチンシンクで迎撃しニーバッド連打からサッカーボールキック。翔月がハービィにタッチ。
 ハービィは変形肩固めからコーナーに飛び乗り、弓月の追撃をトップロープ上の測点でかわして串刺しドロップキック。さらにハービィが地獄突きからボディスラムを狙うが、弓月が振り払ってソバット。ロープに振ろうとするもハービィがドロップキック。足を止めてのエルボー合戦となり、ロープワークのドッグファイトの中でハービィがドロップキック。さらにロープに飛ぶが、弓月が払い腰で叩きつけてボディスラム、その場飛びムーンサルト・プレスと連撃してきずなにタッチ。
 きずなはハービィをドロップキックでコーナーにふっ飛ばし、ハービィのエルボーをキャッチして脇固め。ハービィがエビ固めで切り返して足をロックしながらのフロントネックロックに捕らえるが弓月がカット。ハービィが旋風脚を叩き込み、翔月にタッチ。
 翔月ときずながエルボー合戦を展開。きずながロープに飛んでフライング・クロスボディを見舞い、翔月に脇固め。翔月は苦戦しつつも髪を掴んで隙を作りロープブレイク。
 きずなはロープを使ったアームロックから腕へのスライディング・キック。さらにRe:Dreamを狙っていくが、翔月がニーリフトで切り返して自軍コーナーにシュート。待ち構えていたハービィがぶら下がり腕十字で腕を絞り上げた後、翔月もきずなに脇固めでお返し。これも弓月がカット。
 きずなは痛む腕でエルボーを放っていき、フライング・ネックブリーカードロップからフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。弓月が入ってきてダブルのブレーンバスターを見舞い、きずながランニングニー。きずなはRe:Dreamを決めるもハービィがカット。
 弓月がハービィをトラースキックでふっ飛ばし、きずなが翔月へ飛びつき式腕十字を仕掛けるが、翔月がダブルアームバーで切り返して串刺し蒼魔刀。さらに「終わりだ!きずな!」とフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドもカウントは2。翔月がコーナーに上がり、ダイビング・ダブルニードロップを突き刺して3カウントを奪った。

 翔月が弓月にベルトを掲げて挑発し、向かってきた弓月の髪を掴んで振り払う。ハービィも突っかかって行くが、きずなが顔面に強烈な張り手。あわや乱闘という張り詰めた空気の中で両軍退場していった。

<試合後コメント>
ビクトリア弓月&田中きずな
弓月「今日はセレーネ・フローラって名前をつけて2試合目だったんですけど、悔しい結果ですよね。でもなんか私はまだまだきずなとのタッグ、上を目指していきたいし、こんなところで諦めるわけにはいかないので。まあ皆さん、私たちの闘いずっと見守っていてください。そして、翔月なつみ。私は翔月なつみに勝つことに意味があると思ってアイツと当たるときは必ず勝ちたいって気持ちで挑んでるけど中々勝てない。この結果はすごく悔しい。でもお前とシングルするときには私がキッチリ3獲るから、覚えとけよ」
きずな「今日はタイトルマッチ以来の弓月とのタッグで、しかも弓月、地元の名古屋で、絶対2人で勝つって思ってたのに、私が負けてしまってすごく申し訳ないし悔しいし。でも今弓月も言ってくれたけど、タッグで2人で頂点目指すのに変わりはないし、獲るまで諦めないし。なので、弓月と私、私のことをしっかり見ててくださいって思うのと……ハミングバード?今日初対戦だったんですけど、最後もなんか突っかかってきて。なんなのあの鳥!」
弓月「分からん。私も」
きずな「ホントにムカつくんですけど、これから対戦していく機会はいっぱいあると思うので、そういうときにはしっかり私が勝ちたいと思います」

翔月なつみ&ハミングバード
翔月「自分はスーパーフライのベルトを3度目の防衛した直後の試合ってことで、またこうやって鳥と組んで。スーパーフライで引き分けてる弓月が相手にいたってことで。弓月も狙いつつ、タッグで頑張ってるきずなとも久々に当たって。当時より成長してるかもしれないけど、正直自分にとってきずなはもっともっと来れるんじゃないかと思ったので。まあきずなもこのベルト狙ってるのか、どこを目指してんのかまだ分かんないけど、自分は先の目標も、自分は青野未来を倒すという目標も作りつつ、このベルトの防衛も、もっともっと記録作っていきたいと思ってるんで。お前(ハミングバード)も含めて、何度でも誰とでもいつでもやってやろうと思ってます。ありがとうございました」
(※翔月が先に退席)
ハミングバード「……鳥、鳥って、翔月なつみがハミングバードの名前全然覚えてくれないんで。隣に立ってても対角でもハミングバードって名前を翔月なつみに刻めるようやっていきたいと思います。そして、田中きずな……(※自身の頬を叩いて)すっごい来た。なんか美味しそうだから、食べちゃおっかな~♪」

第5試合


 詩美とボジラの対面でゴング。しばらく睨み合った後に詩美がエルボーを放っていくが、ボジラはビクともせず不敵な笑み。詩美がロープに振ろうとするも、ボジラが逆に振ってショルダータックル。詩美は倒れず耐え、互いにロープに飛びながら追走ラリアットで意地の張り合い。ショルダータックルでぶつかり合うも両者倒れず、そのままタッチへ。
 青野と皇希の対面。皇希が手4つを求め、青野も応じて真っ向からの腕力勝負。皇希がロープに飛んで翻弄しつつビッグブーツを叩き込むも、青野が即座に起き上がってヘッドロックから腰投げ。皇希がヘッドシザースで切り返して両者タッチ。
 MIRAIと桜井のミライサク対面。互いにエルボーをかわしあいつつ髪のつかみ合いに。桜井がヘアホイップで投げればMIRAIもすぐにヘアホイップでやり返す。桜井がビッグブーツで顔面をふっ飛ばせば、MIRAIも「ナメんなオラッ!」とジャンピング・バックエルボー。MIRAIが桜井を引き起こそうとするが、詩美がMIRAIを突き飛ばして皇希との連携へ。
 詩美&皇希が桜井をロープに振ってダブルのショルダータックル。MIRAIが詩美&皇希を突き飛ばしてギスギスしながらトレイン攻撃を放っていくが、詩美の攻撃がMIRAIに誤爆。皇希もストンピングで追撃したことから意図的なものと思われたが、青野がカットに入って桜井を救援。
 桜井がMIRAIに低空ドロップキックを見舞い、ロープに顔面をこすりつけてから青野にタッチ。
 青野はコーナーで顔面を踏みつけ、MIRAIと真っ向からのエルボー合戦。打ち勝った青野がボディスラム3連発からキャメルクラッチ。そこへ桜井が顔面蹴りを加えるコンビネーション攻撃。青野がボジラにタッチ。
 ボジラはMIRAIにボディスラムからリバーススプラッシュ式ヒップドロップ3連撃。桜井にタッチ。
 桜井とMIRAIがエルボー合戦を展開し、打ち勝った桜井がロープに飛ぶも、MIRAIがカウンターのドロップキック。詩美にタッチ。
 詩美が桜井にドロップキック。青野が桜井を救援に入るも、皇希も入ってきてトレイン攻撃からビッグブーツ&ドロップキックの連携攻撃。さらに桜井にダブルのショルダータックルを狙うが、桜井がドロップキックで2人まとめてふっ飛ばして青野にタッチ。
 青野は詩美に串刺しドロップキックから串刺し低空ドロップキックのコンビネーション。さらにサッカーボールキック3連撃からロープに飛んでラリアットを発射。詩美もラリアットで迎撃し、幾度もラリアットの正面衝突が続く。詩美が打ち勝って雄叫びを上げるも、追撃に行く余力は無くMIRAIへタッチ。
 MIRAIは青野をボディスラムで叩きつけ、リバーススプラッシュ式セントーン。さらにロープに飛ぶも、青野がその場式の変形パワースラムで迎撃してボジラにタッチ。
 ボジラはMIRAIに串刺しボディスプラッシュからブレーンバスター、セントーン。さらにビッグブーツを放つも、MIRAIがキャッチして変形ドラゴンスクリューから低空ドロップキック。ボジラが担ぎ上げていくも、MIRAIが回転エビ固めで切り替えしつつシーライダーへ移行。長時間苦戦するも、詩美&皇希を振り切ってきた桜井がカット。
 MIRAIがボジラにバックドロップを狙うが、ボジラが気だるげに振り払ってリバーススプラッシュ。ボジラがパワーボムを狙うが、MIRAIが大暴れして脱出しティヘラで放り捨てて詩美にタッチ。
 詩美はボジラに串刺しバックエルボーからアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが上がらず。逆にボジラがファイヤーマンで担ぐが、背面着地した詩美が背中へのドロップキックで倒してスライディング・ラリアット。詩美がコーナーに上っていくが、ボジラがデッドリードライブ。ボジラがコーナーに上っていくが、詩美が下からファイヤーマンで担いで見せる。ボジラが背面着地してジャーマン・スープレックスも、詩美もすぐに起きてジャーマン・スープレックス。ボジラも跳ね起きてラリアットで叩き伏せ、バーディクト。完璧に決まるもカウントは2。ボジラが桜井にタッチ。
 桜井がコーナートップからミサイルキック。さらにシャイニング・ケンカキックからシャイニング・バスターを狙うが、詩美が耐えてバックフリップ。桜井もすぐに起きてビッグブーツを発射も、詩美がかわしてジャーマン・スープレックス。皇希にタッチ。
 皇希は桜井へ串刺しビッグブーツからロープに飛んでビッグブーツ。さらにRKOから170cmプレス、足を使った変形バタフライロックと猛攻。これは青野がカット。皇希がロープに飛ぶも、桜井がカウンターのビッグブーツでふっ飛ばし、庶民征伐。
 桜井がロープに飛ぶも、MIRAIがエプロンからチョップ。MIRAIと桜井が髪を掴み合って言い争う中、皇希が桜井を捕らえてバックドロップ。皇希がロープに飛ぶも、桜井がバックを取ってへそで投げるバックドロップ。ボジラが入ってきて皇希をボディスラムで叩きつけ、青野がスライディング・ラリアット、桜井がシャイニング・ケンカキックと連撃。桜井が皇希を蝶野正洋直伝STFで捕らえるも、詩美&MIRAIがカット。
 MIRAIが桜井をラリアットでなぎ倒し、詩美もコウモリ吊り落としで続く。皇希がジャックナイフ式エビ固めでカバーも、これはボジラがカット。皇希がコーナーに上ってアメジスト・バタフライを狙うが、青野が地対空ハイキックで場外に落とすと詩美&MIRAIが排除に向かう。しかし、2人でロープに飛んだところでボジラが場外から足払い。場外に逃れた詩美&MIRAIだったが、ボジラが青野をリフトアップして場外に投擲。
 桜井は皇希をコーナーに上げ、雪崩式ブレーンバスター。ボディスラムで叩きつけてセットし、ダイビング・エルボードロップを見舞って3カウントを奪った。

桜井「名古屋国際会議場にお越しの庶民の皆様、ごきげんよう!皇希、札幌の借りは今日返したよ。貴女の勢いはこれで終わり。11月14日、後楽園で詩美と皇希は解散。いや、解体だ!」
皇希「桜井麻衣!今日は負けたけど、天麗皇希の勢いはこんなんじゃまだまだ全然止まんねーから!11月14日の後楽園で、もう桜井麻衣、アンタなんかの手が届かないところまで私は行くんだよ!それがアンタとの別れ。終わり。私が勝つ。以上!」
桜井「それはそれは。ハッタリ名人だって覚えとくよ」

 桜井と皇希がベルトを挟んで睨み合う。詩美が皇希を連れて退場していく中、桜井とMIRAIが気まずそうに見つめ合う。

桜井「改めまして、名古屋大会にお越しの庶民の皆様、ごきげんよう!今日はDREAM✴STAR GPスペシャルマッチということで。私たちSTARリーグのほうが強かったということが証明できました!ありがとう!またこの名古屋に戻ってきたいと思うので、もっともっとこれからもマリーゴールドの応援よろしくお願いします!ということで最後に皆さんと一緒に締めたいと思います。ご起立の方、宜しくお願い致します。シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!」

<試合後コメント>
青野未来&桜井麻衣&ボジラ
桜井「札幌の借り、今日返しました。こないだ負けたんだけど、それはタッグの試合であってシングルで負けたわけじゃないんで。私は皇希に負けるつもりはないし、タッグとしても負けるつもりはない。その違いを11月14日に見せたいと思います。以上です」
青野「ちょっともう、熱い試合で声もカスカスなんですけど、最後DREAM✴STARリーグスペシャルマッチということで。ホントはこの6人、最初はパッション奈七永さんだったんですけど、ボジラが来て。でも奈七永さんでもボジラでもこの素晴らしいメンバーで熱い闘いが出来たと私は思うので、もっともっとその中で自分が輝いていけるようにさらに頑張りたいと思える一戦となりました。ありがとうございました」
ボジラ「なにも言うことはない。私たちがまた勝った。私がチームに加わったのだからそれは当然のこと。当たり前のことが当たり前に起きただけなんだから何も言えない。そうだろう?」
桜井「イエス、ベリーグッド!シーユー♪」

林下詩美&皇希&MIRAI
MIRAI「結果としては負けてしまったんですが、なんでここ(詩美&皇希)と組んでるのか今の状況で訳わかんないんですが、まあ今日桜井麻衣と闘ってやっぱりミライサクは組んでも闘ってもいいタッグだなってことを証明できたんじゃないでしょうか。(※詩美&皇希を見つめて)……ねっ?」
(※MIRAIは先に退席)
皇希「今日は自分が負けてしまって、正直試合の中でも自分がダメだなって思うところがたくさんあって、正直、詩美さんの隣に立つのに自分がふさわしくないんじゃないかと思ってしまった瞬間もあって。そういう気持ちの弱い部分っていうのが試合にも出て、試合の結果にも出てしまったんじゃないかなって正直思ってて。でも、天麗皇希はこんなところで止まるわけにいかないし、止まりたいとも思ってないので、この悔しい気持ちを持って、でもしっかり勝つことも出来ているので、後楽園でしっかり結果残して詩美さんの隣にふさわしい人間になりたいです」
詩美「とりあえず、なんで今日MIRAIと私たちは組まなきゃいけないんだよ。DREAM✴STARスペシャル?知らん知らん。次当たる奴と組みたくなんかないね。とりあえず、今日負けたけど泣くな!本番はタイトルマッチだから。そこで私たちは必ず獲って、そのときは2人で喜びの涙を流してベルトを巻きます」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別

ページ上部へ戻る