20歳で181㎝・91kgの”女大怪獣”ボジラが日本上陸!マリーゴールド旗揚げ戦メインで全てをかっさらう
20日、東京都・後楽園ホールにて『マリーゴールド旗揚げ戦 Marigold Fields Forever』が開催された。
マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって創設された新団体。
スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(元:桜井まい)、ビクトリア弓月(元:弓月)の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンでスターダム『NEW BLOOD』で偽中野たむとしてプチブレイクした石川奈青が所属となることに。
さらに、アクトレスガールズの風香プロデューサーが青野未来、澄川菜摘(翔月なつみ)、松井珠紗、CHIAKI、皇希(天麗皇希)、後藤智香と一線級の6選手を引き連れて入団したことで女子プロレス界は大騒ぎに。
加えて、元スターダム練習生の南小桃、元アイスリボンの南ゆうき、南とアイドルユニットを結成している咲村良子、咲村と同事務所の橘渚というグラドル3人が練習生として所属。さらに旗揚げ戦には“元祖グラレスラー”愛川ゆず季の来場も発表されるなどマリーゴールドは旗揚げ前から強大な勢力を持つ団体としてプロレス界の台風の目となっている。
この日のメインイベントでは、ジュリア&林下詩美vsSareee&ボジラのタッグマッチが実施。
今回が初来日となるボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに出場したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝ 91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、“大怪獣”の異名をほしいままに。
その圧倒的な実力と風格を備えながらも、年齢は弱冠20歳。とんでもない逸材の上陸にプロレスファンは熱い期待を寄せていた。
試合が始まるや否やジュリア&詩美がボジラに集中攻撃をかけていくが、ボジラは2人まとめて軽々と担ぎ上げて場外へポイ捨て。さらにSareeeをリフトアップスラムで2人に向けて投げつけるという驚異的なパワーを見せつける。
ジュリアとSareeeの一騎打ちには積極的に介入しない騎士道も見せるが、詩美相手には鬼神の如きパワーファイトで圧倒。力任せのラリアットで詩美をふっ飛ばし、ジュリアにはムーンサルト・プレスを放つという身体能力の暴力で制圧する。最後はSareeeがジュリアにリストクラッチ式裏投げを見舞って3カウントを奪ったが、会場は大ボジラコールに包まれた。
試合後には、マリーゴールド最高峰の王座であるマリーゴールド・ワールド選手権の赤いベルトを掲げて“最強”を誇示。これからの王座戦線はボジラを中心に回っていくことになりそうだ。