HARUKAZE、休業前ラストマッチで大家健に惜敗!「戻ってきてもっと盛大なお客さんの前で初勝利できるよう、ガンプロを大きくしてください」

ガンバレ☆プロレスが5月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで『スーサイド・スクワット2025』を開催。今大会を最後にプロレスを休業するHARUKAZEが地元・横浜でラストマッチに臨むも、大家健に惜敗した。
HARUKAZEは父親が経営する事業を手伝うため、休業を決断。昨年4月にガンプロが新体制になってから、まだ自力勝利がないHARUKAZEは「勝てる相手」として、半ばやけくそに大家を指名した。
初勝利を目指すHARUKAZEは張り手連打、執ような腕十字で攻めていく。大家はヘッドバット連打で反撃していくが、HARUKAZEもスピア、丸め込みで勝利を狙うもカウントは2。最後は大家の炎スピアで3カウントを聞き、自力初勝利はならず。
マイクを持ったHARUKAZEは「大家さん、悔しいです。でも戦ってくれてありがとうございます。独立して1勝も挙げられなかった。私が戻って来るまで、ガンプロを潰さないでください。戻ってきて、もっと盛大なお客さんの前で初勝利できるように、2倍、3倍とガンプロを大きくしてください。大家さんがガンプロに入れてくれて、13年プロレスをやってこれて幸せです」と涙。
大家は「俺はガンバレ☆プロレスを絶対潰さない。だから、必ず復帰すると約束してくれ。その気迫と根性があれば、プロレスから離れてても人生において、成功を収めると思います。復帰できる時期が来たら、一緒にプロレスしようよ」と新たな道に進むHARUKAZEにエールを送った。
また、セミファイナルでは勝村周一朗&ハートリー・ジャクソンのガンプロ軍が、FREEDOMSの杉浦透&ドラゴン・リブレと団体対抗戦。セコンドに就いた代表の佐々木貴が介入すると、ガンプロ軍は総出で逆襲。最後は勝村がKKBでリブレから勝利。佐々木は「いつでもガンプロに乗り込んでやる」とリベンジを期していた。
なお、第1試合では昨年5・18新木場でデビューした川上翔大が「1周年記念試合」で翔太と対戦。川上にとって、翔太は旧体制時代、プロレスのイロハを叩き込んでくれた師匠にあたる。川上はエルボー、バックドロップなどで攻め込むも、翔太のフロッグスプラッシュを食って3カウントを奪われ、師匠超えはならず。