日本に侵攻した“大怪獣”が笑顔の帰国!大流血の日本ラストマッチを終えたボジラが「みんなは私の家族だ!」

12日、東京都・新木場1stRINGにてマリーゴールド『Marigold Spring Victory Series 2025』が開催。“大怪獣”ボジラが日本ラストマッチを終えた。
ボジラは元ECWのウルフ・ヘルマンの娘であり、スターダムで赤いベルトを巻いたりRIZINに乱入したりと日本でも名を売ったアルファ・フィーメルの秘蔵っ子。181㎝・91kgと女子選手の中では規格外の体格を誇り、無類の強さを以て大暴れ。
昨年5月のマリーゴールド旗揚げ戦から継続参戦しており団体のアイコンの1人として団体を牽引。未知の超大型外国人選手というロマンの塊が参戦を続けてくれたことはマリーゴールドがロケットスタートを切れた大きな要因の1つと言える。
トップ戦線で強敵として君臨し続け、ヒールユニット【ダークネス・レボリューション】の首魁としても活躍してきたボジラだが、家族の病気問題から今大会を以てドイツへ帰国することに。
ボジラのマリーゴールドラストマッチは、ボジラ&野崎渚&CHIAKI&松井珠紗vs青野未来&翔月なつみ&ハミングバード&山中絵里奈の8人タッグマッチ。このカードに組まれていなかったメンバーもセコンドに付き、ボジラは日本で出来たかけがえのない仲間たちと一緒に出陣した。

試合は、ボジラの奇襲から観客席全体を巻き込む大乱闘へと発展。
ボジラは旗揚げ当初に純白のベルトを争ったライバルである青野と真っ向からのラリアット合戦を展開していき、ダークネス・レボリューションの面々もボジラを全力サポート。終盤には集中攻撃を受けてボジラがピンチに陥る場面もあったが、野崎の技である顔面バーン(※サーフボード・ストレッチからの顔面踏みつけ)で逆転。
CHIAKIのイス攻撃を受けて顔面から大流血したバードを袋叩きにしていき、最後はダークネス・レボリューション全員でのサンドイッチ・ビッグブーツから必殺のハイアングル・パワーボムを決めて3カウントを奪った。

試合後にはダークネス・レボリューションの面々がそれぞれボジラへの愛と感謝の言葉を語ってハグを交わしていき、ボジラも柔和な笑みを浮かべながら別れを惜しむ。
ボジラは「アリガトウゴザイマス!また絶対日本に帰ってくる。マタネ!」と日本語も交えてファンに感謝の言葉を伝え、「1年……日本に1年いたんだ。このダークネス・レボリューションが私の家族だ!ラストマッチは良い試合になった。良い闘いだった!」と満面の笑み。最後は「さあ、パーティだ!ガンガン飲むぞ!」と皆を連れてワイワイと去っていった。