大家健、元闘龍門の大先輩・望月成晃に健闘も玉砕!望月「俺はいつでも来るから」

昨年4月にCyberFightから独立し、新体制となって1周年を迎えたガンバレ☆プロレスが4月11日、東京・後楽園ホールに初進出し、「『ガンバレ☆プロレス旗揚げ12周年記念大会~マッド・マックス2025』を開催。大家健が闘龍門時代の大先輩・望月成晃に一騎打ちで臨み、善戦健闘も玉砕した。
約25年前、大家は闘龍門に練習生として在籍していたが、望月からは名前すら覚えてもらえなかったほど雲の上の存在だった。闘龍門ではデビューに至らず退団し、後にDDTでデビューした。それから24年余の月日を経て、望月はどうしても超えなければならない壁だった。
望月は蹴り技連発で追い込み、ツイスターもカウントは2。大家はスピアー、チョップ合戦、ヘッドバット合戦となる。大家はヘッドバット連発から、炎のスピアー狙いもかわされてブレーンバスターを食う。望月はソバット、ハイキックからバズソーキックでトドメを刺した。
試合後、望月は「元闘龍門の練習生?おまえがいたことなんて知らねぇよ。でも25年近くプロレスやってるんだろ?そんな昔のことなんか忘れて、今代表やってるんだろ?続きがあるのかないのか、これで終わりか?」と問う。
大家は「ちょっと早く生まれたからって上からくるんじゃねぇ」と張り手一閃。望月は「お客さん、この試合どうだった? また見たいか?ドラゴンゲート、若いのたくさん出てきた。俺はいつでも来るから」と再参戦の可能性を示唆した。
また、第1試合で敗れ、独立後、自力勝利がまだできていないHARUKAZEが大家をバックステージに呼び出した。父親の経営する会社を手伝うため、次大会(5・5横浜ラジアントホール)をもって休業に入るため、初勝利のチャンスがあと1試合しかなくなったHARUKAZEは「次の大会で絶対に勝てる相手と戦いたい。シングルで勝てる相手がいます。大家さん、あなたです」と対戦要求。これを大家が受諾したため、5・5横浜での両者のシングル戦が決定的になった。