渡瀬瑞基が12・27後楽園でのガンバレ世界無差別級戦に向け王座奪取宣言!「俺がガンプロのベルトを取り戻す」

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 ガンバレ☆プロレスが12月3日、神奈川・横浜ラジアントホールで『ときめきに死す2022』を開催。同27日の東京・後楽園ホールで、ハートリー・ジャクソンが保持するスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑む渡瀬瑞基が最後の前哨戦を制し、高らかにベルト獲りを宣言した。

 この日のオープニングでは、両者による公開調印式が行われ、渡瀬は「今年1年いろんな人と戦って、15団体に出て。そのなかで前回(11・19千葉)、(ジャクソンから)“ガンバレ☆スピリットがない”と言われましたけど、俺はどの団体に出ても、全国どこに行っても、ガンバレ☆スピリット、ガンプロの火を燃やしてきたと思ってます。その熱を後楽園でぶつけて、皆さんに夢を見せたい」と意気込んだ。王者のジャクソンは「もう1度改めてここで言う。ガンバレ☆プロレスは俺のホームだ。オマエはいろんな団体でガンバレ☆スピリットを見せてくればいい。何をやろうとオマエは俺を倒せない。なぜならば、ジャクソンがナンバー1だからだ」と余裕を見せた。

 そして、メインイベントで渡瀬は入江茂弘と組み、ジャクソン、諸橋晴也組と対戦。試合前からジャクソンを意識しまくりの渡瀬は開始早々、場外戦に持ち込んで大乱闘。リングに戻り、ジャクソンが串刺しチョップ、串刺しボディアタックで攻め込めば、渡瀬はエルボー連打で反撃。ジャクソンがヘッドバットを繰り出せば、渡瀬も返し、次は相打ちになり両者ダウン。入江がジャクソンを場外に落として排除すると、渡瀬はエルボーを連発。諸橋がラリアットで返すと、渡瀬は垂直落下式ブレーンバスター、エルボー。さらに背後、正面からエルボーの乱れ打ち。諸橋にカウント2で返されると、さらに渾身のエルボーを叩き込んで3カウントを奪った。

 マイクを持った渡瀬は「これがガンバレ☆スピリットだ。カッコ悪くても、泥臭くてもいいよ。ボロボロでも。俺がガンプロのベルトをガンバレ☆プロレスに取り戻す」とキッパリ。

 バックステージで渡瀬は「試合前に入江さんから汚くても泥臭くてもカッコ悪くても、勝ったほうがガンバレ☆スピリットだって言われて。大谷晋二郎選手にも、その心を教わってるから。体力とか筋肉とかどうだっていい。ここ(ハート)だけで戦って、ガンバレ☆プロレスが一番すげぇというのを証明する。(勝機は見えたか?)勝機なんてどうだっていいよ。前回負けたし、今日直接取ったわけじゃない。でもガンバレ☆スピリット、熱い気持ちが見られないと言われたけど、俺が一番燃えてたんじゃないのか。後楽園でそれを証明するよ」と力を込めた。

 ジャクソンは「魂、プライド、情熱についてよく話しをするが、リングでは自分で思ってる以上に強くある必要がある。そのスピリットを今日ワタセから見たかった。やっとそれを見せてくれた。12月27日のタイトルマッチは本当の意味での戦いになる。もう小僧扱いはしない。アイツも覚悟をもって、それだけの準備をもってこい。俺は100%でいく。アイツがベルトをほしければ、俺の亡き骸からベルトを引っぺがすつもりで来い。お遊びは終わりだ。12月27日が終わっても、ジャクソンがナンバー1のままだ」と渡瀬を認めつつも、王座防衛を誓った。

 また、第3試合ではガンプロ軍(今成夢人&まなせゆうな)がP.P.P.TOKYO軍(八須拳太郎&エチカ・ミヤビ)と激突。朝倉未来がプロデュースする格闘技イベント「Breaking Down」に参戦し、“胸毛ニキ”として話題を振りまいた八須は今成と激しいショルダータックル合戦を展開。さらに八須はまなせの顔を胸毛に押し付ける戦法で持ち味を発揮。しかし、ミヤビを捕らえたまなせがランニング・ラリアットから逆片エビ固めで絞り上げギブアップ勝ち。試合後、ガンプロ軍はPPP軍を認め、「ブラボー!」を連発していた。

 なお、12・27後楽園での鈴芽(東京女子)、長谷川美子組VS上福ゆき(東京女子)、YuuRI組、中村宗達(デビュー戦)VS冨永真一郎、翔太凱旋試合(カードは未定)が行われることが決定。長谷川は「先日シングルをさせていただいいて、負けてしまったんですけど、その強さが心強くて、パートナーって聞いてすごくうれしいです。一緒に勝ちをつかませていただきたいです」、YuuRIは「プロレスラーとしてもそうだし、一女性として、上福選手が大好きで、今回組めてうれしいので、二人で力を合わせて頑張っていきたい」とコメント。中村は「熱い試合をして、爪痕を残したい」と話した。

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