【試合詳細】4・5 アイスリボン道場マッチ 叶ミク vs しのせ愛梨紗 若菜きらり vs 神姫楽ミサ 勝愛実&星いぶき vs Yappy&柳川澄樺

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『アイスリボン1411』
日程:2025年4月5日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:57人

▼女子プロレスサークル提供試合 タッグマッチ10分本勝負
○緋彩もえ/りん
4分6秒 オクラホマロール
Suika/●リコ
※スペシャルレフェリー:緋彩ませ(hotシュシュ)

▼シングルマッチ10分1本勝負
○トトロさつき
7分30秒 動くこと雷霆の如し→エビ固め
●YuuRI(ガン☆プロ)

▼タッグマッチ15分1本勝負
勝愛実/○星いぶき
10分58秒 ランニング・ダブルニーアタック→エビ固め
●Yappy/柳川澄樺(JTO)

▼シングルマッチ10分1本勝負
△若菜きらり
時間切れ引き分け
△神姫楽ミサ(JTO)

▼シングルマッチ20分1本勝負
○叶ミク(T-HEARTS)
9分45秒 高角度回転エビ固め
●しのせ愛梨紗(飛鳥)

リボンタッグで対戦する[きらミク]と[ちあぷり]がシングルで対決!叶ミクは愛梨紗に3カウントで勝利し、きらりvs神姫楽は引き分けで前哨戦第1ラウンドを終えた!ハム子が試合前に療養のためしばらく欠場することを発表!

試合前


 大会を前に星ハム子がリングに上がり、以下のように語った。
「皆さ~ん、はーい♡私、星ハム子よりお知らせがあります。17年間もプロレスを続けていると、痛いところがどこかしら出てきてしまいます。今回、負傷箇所の治療のため、少しの間、欠場させていただきます。この欠場は長くプロレスラーでいるための決断になります。心は元気ですし、会場にはいるので、いつも通り話しかけてくれると嬉しいです。また復帰した際は“ハム子―っ!”て声援を送っていただきたいなって思っています。」
 負傷箇所や具体的な欠場期間は語らなかったハム子だが、あくまでプロレスラーとして100%のパフォーマンスを見せるための充電期間として、前向きなオーバーホールと捉えてよさそうだ。

第1試合


 オープニングマッチとして、春休みを利用して合宿を行ったプロレスサークルのサークル生による提供試合が組まれた。小学生に交じって、hotシュシュでのプロデビューを目指す緋彩もえも出場。特別レフェリーを、もえの実妹でプロとしては先輩のませが務めた。

 動きの速さとタッチワークを活かしたSuikaとリコがダブル攻撃を駆使しながら有利に試合を進めるも、最後は実践のキャリアで勝るもえがリコをオクラホマロールで丸め込みカウント3を奪い、プロデビューに弾みをつけた。

 試合後、プロサーで指導を行っている海乃がリングに上がり、試合を終えたサークル生にインタビュー。もえにフォール負けを喫した小学6年生のリコは「私はアイスリボンのこの憧れのリングで、プロレスラーになって、アイスリボンをもっと盛り上げていきたいです。プロデビューさせてください。」と涙ながらにアイス入団を訴え、これを受けた海乃が了承。次回4月12日の大会からプロデビューへのテストマッチとして、エキシビションマッチが組める大会で随時、リコのエキシビションマッチを行っていくこととした。
 そして、その相手に名乗り出たのがきらり。「新人のエキシビションの相手といったら、私しかいないでしょう!おい、リコ!チャンピオンの若菜きらりがデビューにふさわしいかどうか、見定めてやるよ!」とアピール。グイグイくるきらりに海乃も承諾。次回4月12日の道場マッチでのきらりvsリコのエキシビションマッチが決定した。

第2試合


 元ICE×∞王者同士のシングル戦。23年7月17日の横浜リボンで当時、ICE×∞王者だったトトロからベルトを奪ったのがYuuRI。今回のシングル戦はそのタイトル戦以来、2度目。トトロにとってはリベンジマッチでもあった。

 筋肉痛により、試合前から両足を叩いてほぐすYuuRI。トトロと握手を交わし、その握手の手を引き込むとスモールパッケージを狙う。こらえたトトロが逆にブレーンバスターで抱え上げようとするが、何とか着地したYuuRIがトトロの追撃をかわしてロープに走る。トトロがカウンターのタックルで倒しコーナーに振る。飛び込みをかわしたYuuRIがコーナーにトトロの頭を叩きつけ串刺しバックエルボー。さらにランニングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 YuuRIが619、飛び込み式のローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 YuuRIがボディスラムを狙うが、こらえたトトロがボディスラムを決め、逆エビ固めの体勢で反転せずに、筋肉痛のYuuRIの足を絞め上げる。ロープに逃れたYuuRIはロープを掴んで離さない。仰向けのYuuRIの上にトトロが物置攻撃で乗っかる。トトロのボディプレスを両足を上げてディフェンスするYuuRIだが、トトロは冷静にその足をマットに叩きつけてのボディプレスを決め、さらにラリアットプレスでカバーもカウント2。
 トトロがカミカゼでカバーもカウント2。
 トトロがバックドロップを狙う。YuuRIが前方回転のエビ固めで切り返そうとするが両足のフックが外れて、後頭部をマットに打ちつけてしまう。なんとか起き上がったYuuRIが再度、後方回転エビ固めもカウントは2。
 膝立ちのトトロにYuuRIがバズソーキック、トラースキック2連発でカバーもカウント2。
 コーナーに上がったYuuRIをトトロがファイヤーマンズキャリー。バックに回って逃れたYuuRIがトトロをロープに押し込んでのレッグロールクラッチでホールドもカウント2。
 トトロがカウンターのラリアットでカバーもカウント2。
 トトロが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。トトロが動くこと雷霆の如しを決め、カウント3を奪った。

 試合後、大の字のYuuRIに「これで1対1だ」とアピールしたトトロだが、トトロを蹴り上げたYuuRIは控室へと去っていった。

第3試合


 3月29日後楽園ホール大会でICE×∞王座を懸けて対戦した勝といぶきがお母さんタッグを結成した。
 試合は勝vs柳川でスタート。いきなり柳川が「第3試合じゃエンディングで締める資格さえない。」と勝に言葉責め。がっくりと膝を衝いた勝はロープを掴みブレイクをアピール。精神的にダメージ大の勝はいぶきにタッチを求めるも「お前、チャンピオンだろ!しっかりしろ!」といぶきに逆水平チョップで喝を入れられる。これでスイッチが入った勝は柳川にストンピングを連打。続けて「終わり!」とダイビングフットスタンプを決めカバーに入る。これにはYappyはもちろん、いぶきもカットに入り、「まだ私も出てない。空気読めよ!」と勝にいぶきがクレーム。
 代わったいぶきがグロッキー状態の柳川をスリーパーから胴締めスリーパーへ。ロープに逃れた柳川にいぶきが飛び込み顔面ウォッシュを仕掛けるも、柳川がかわしてオクラホマロール。カウントは2。
 柳川が片足ドロップキック。代わったYappyがヒップアタックを連打。しのいだいぶきがYappyをロープ際に持ってくるとエプロンに出てお返しのヒップアタック連打。代わった勝がDDTでカバーもカウント2。
 勝が串刺しエルボーからブルドッキングヘッドロックを狙うもYappyがこらえて勝を投げ飛ばす。さらにコーナーに誘い込んでの絞首刑からロープに飛んでのヒップアタックでカバーもカウント2。
 代わった柳川が片足ドロップキック、コルバタ。Yappyがアシストの飛び込みラリアットを決め、柳川が片足ドロップキックでカバーもカウント2。
 勝がスタナー、トラースキック、フットスタンプでカバーもカウント2。
 代わったいぶきが串刺しボディアタック、正面ドロップキック。逆水平チョップをかわした柳川だが、その背中にいぶきがチョップ。柳川がバックスピンキック、ダブルニードロップでカバーもカウント2。
 柳川がサーフボードからリバースでブリッジ。勝がカット。柳川のバックスピンキックを叩き落したいぶきがダブルチョップでカバーもカウント2。
 柳川がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。
 代わったYappyが串刺しヒップアタック、串刺しラリアット、旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。
 Yappyがドラゴンスリーパーからファイナルカッターでカバーもカウント2。
 Yappyがエルボー、いぶきが逆水平チョップ。打ち合いからロープに飛んだいぶきに柳川が飛び込みニー。Yappyが飛び込み開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。
 ロープに飛んだYappyに今度は勝が飛び込みラリアット。いぶきと勝が連続の飛び込み顔面ウォッシュ。続けてダブルのフェイスクラッシャー、上体を起こしたYappyにダブル低空ドロップキック。いぶきがカバーもカウント2。
 勝がダイビングフットスタンプもYappyがかわし、連続攻撃を狙ってコーナーに上がったいぶきをYappyが抱え上げてのカツ丼。Yappyがいぶきを押さえ柳川がバックスピンキック。2発目をいぶきがかわし、同士討ちかと思われたが、Yappyが踏みとどまりセーフ。気を緩めた2人に勝といぶきが同時トラースキック。いぶきがYappyにバズソーキック。カバーもカウント2。
 上体を起こしたYappyに勝が飛び込みのスライディングラリアットを決め、続けていぶきがランニングダブルニーアタックを決めカバー。カウント3を奪った。

 試合後、マイクを手にしたいぶきから4月12日の道場マッチが星いぶきと海乃月雫の生誕祭となることが発表された。対戦カードは試合に出場できない海乃に一任。リングサイドに姿をみせた海乃は、「1個だけ発表していいですか?藤本つかさ!私とシングルマッチだ!ただし、ノープロレスルールでシングルマッチだ!」とし、売店にいた藤本もこれを快諾。藤本vs海乃のノープロレスマッチが決定した。

第4試合


 4月27日蒲田大会でリボンタッグを懸けて対戦するきらミクとちあぷり。その前哨戦第1ラウンドとして、きらミクvsちあぷりシングル2連戦が組まれた。

 まずはきらりvs神姫楽。ゴングと同時にドロップキックを仕掛けて神姫楽をのけぞらせたきらりがコーナーに詰めてのエルボーを連打。対角に振ろうとするが切り返した神姫楽がコーナーに振って串刺しラリアット。さらに髪をつかんで投げ飛ばすも、きらりが同じ首投げで反撃し、コーナーでの踏みつけ。しのいだ神姫楽がはりつけ正面ドロップキックでカバーもカウント2。
 膝を衝いた状態の神姫楽にきらりがドロップキック、フットスタンプ、飛びついてのヘッドシザースから腕を絞め上げる。ロープに逃れた神姫楽にきらりが低空ドロップキック。神姫楽がカニばさみから逆片エビ固め。ロープに逃れたきらりをコーナーに詰めた神姫楽が顔面蹴りまくり、猪ムーブからの串刺しスピアー、タックル、エルボードロップ、セントーンでカバーもカウント2。
 神姫楽がキャメルクラッチ。ダメージから起き上がれないきらりの前に仁王立ちの神姫楽。その足にしがみついて起き上がったきらりが張り手を叩き込み、スタナー、ドロップキック5連発でカバーもカウント2。
 きらりがアームバーで自ら上体を反らして絞め上げる。ロープに逃れた神姫楽にきらりがドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。
 きらりがローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 きらりがダイビングフットスタンプも神姫楽がかわす。きらりが馬乗りエルボー。神姫楽が反転もすぐにきらりが反転させてエルボー。きらりがボディスラムを狙うがこらえた神姫楽がボディスラム。きらりがダイビングボディアタックでカバーもカウント2。
 きらりがダイビングフットスタンプでカバーも10分時間切れ。収まらないきらりが殴り掛かるもセコンドが2人を引き離す。両選手はそのままリングサイドに残り、メインのセコンドに入った。

第5試合


 メインはミクvs愛梨紗。試合はロックアップでスタート。愛梨紗がロープに追い込むも反転したミクがエルボー連打。ミクがドロップキック4連発もこらえた愛梨紗がミクのドロップキックを払い倒しコーナーに詰めての踏みつけ攻撃から逆エビ固め、逆片エビ固め。愛梨紗のエルボーをかわしたミクがオクラホマロールから低空ドロップキック5連発。ボディスラムを狙うが愛梨紗がこらえボディスラムでカバー。カウントは2。
 エルボーの打ち合いからミクがエルボーをかわしてのカサドーラもカウント2。
 ミクがドロップキック、ボディスラムでカバーもカウント2。
 ミクが首決め腕ひしぎ十字固め。ロープに逃れた愛梨紗にストンピング連打から飛び込み低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 ミクがミサイルキックでカバーもカウント2。
 ミクがダイビングサマーソルトドロップも愛梨紗がかわす。愛梨紗がチンクラッシャー、DDTでカバーもカウント2。
 愛梨紗がタックル5連発でカバーもカウント2。
 愛梨紗が河津落としでカバーもカウント2。
 愛梨紗がファイヤーマンズキャリーもバックに回ったミクが回転エビ固めでカバーも愛梨紗が反転。ミクが再度、反転してカバーもカウントは2。
 愛梨紗がフィッシャーマンズスクリューでカバーもカウント2。
 コーナーに上がったミクが飛び込みの後方回転エビ固めからジャックナイフでホールドもカウントは2。
 愛梨紗がカウンターのエルボースマッシュでカバーもカウント2。
 愛梨紗のエルボーをかわしたミクが愛梨紗の正面から飛びついての高角度後方回転エビ固めでカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
※試合後、セコンドにいたきらりがミクに、神姫楽が愛梨紗に駆け寄る。
ミク「勝った!勝ったぞー!スリーを、このスリーを、初防衛戦につながるスリーをしのせさん、あなたから獲りました。今日、きらりの分まで私勝ったから。」
きらり「ありがとう!」
ミク「絶対に27日もうちらでこのベルト、守ろうね。」
きらり「正直、ミクがメインで勝ったのに、私は同じシングルでドローだったことがすっごい悔しい。今回のシングルはチャンピオンとして絶対に勝たなきゃいけない試合だったと思う。でも、10分じゃ短いよ!絶対、もう少し時間あったら勝ってた、私。」
神姫楽「え?別に全然、悔しくないよね、うちら。負けてないし。愛梨紗も勝ってたし。最後ちょっと…ね?勝ってたよ。私は27日、絶対にうちらが勝つと信じてる。」
愛梨紗「うん…負けて、負けてないよ。負けてない。」
神姫楽「勢いはこっちのほうがあったと思う。
きらり「負けて、ドローで悔しくないって思っている時点でどうなんですか?」
神姫楽「私はきらりのこと、あまり知らないからちょっと様子見ただけで、全然、もっと瞬殺でいけたし、全然、負けてないし。」
愛梨紗「負けてない(きっぱり)。」
きらり「じゃあ、前哨戦やりましょうよ。」
神姫楽「これ、前哨戦じゃなかったの?」
きらり「シングルじゃなくて、お前ら、タッグベルトに挑戦したんじゃないのかよ?」
愛梨紗「いいの?勝っちゃうよ。きらミクにちあぷりが負けるわけないよね。」
きらり「勝てんのかよ。4月13日、SKIPシティ大会で前哨戦、やってやるよ。」
神姫楽「やってやる?やってやるよ!」
きらり「ぜってー負けないからな。」
神姫楽「チャンピオンなのに、負けないからって言うの、すごいださくないですか?勝つ気あんのかよ?」
きらり「絶対、勝つから!」
※きらミクが足踏みだしポーズで挑発。
きらり「じゃあ、前哨戦もタイトルマッチもきらミクが完全勝利するので、皆さん、応援よろしくお願いします。」
※最後もきらミクが「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で4月最初の道場マッチを締めた。

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