【試合詳細】2・28 666王子大会 ラム会長&ヤス・ウラノ&先輩&クリス・ブルックスvsGENTARO&唯我&ガッツ石島&見た目が邦彦 宮本裕向&小仲=ペールワン&Ken with 雪妃真矢vs日高郁人&尾﨑妹加&木下亨平 怨霊vsダイナスティ

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『666 vol.149』
日程:2025年2月28日(金)
開始:19:00
会場:東京都・王子BASEMENT MON☆STAR
観衆:666人(超満員札止め)

▼チーム女王様と下僕対ピンクタイガーモンスター軍ネオ?
●夏すみれ(フリー)/寧々∞D.a.i
6分54秒 エビ固め
○YANAGAWA/X=大家健(ガン☆プロ)

▼F-SWAG対もぎたて!バナナ太郎
[F-SWAG]○政岡純(フリー)/ガイア・ホックス(フリー)
8分29秒 2trap
[もぎたて!バナナ太郎]●山田太郎/バナナ会長

▼艶尻Creepy対仮面ライダーアマゾネス
[艶尻creepy]●竹田光珠/児玉裕輔(フリー)
10分25秒 ライダーキック→片エビ固め
[仮面ライダーアマゾネス]○K666/山下りな(フリー)

▼スペシャルシングルマッチ
○怨霊
13分40秒 怨霊クラッチ
●ダイナスティ

▼Dialect Party対Rebel&Enemy
[Dialect Party]●宮本裕向/小仲=ペールワン/Ken with 雪妃真矢(フリー)
14分48秒 反則(レフェリーへのボンタン狩り)
[Rebel&Enemy]○日高郁人(ショーンキャプチャー)/尾﨑妹加(フリー)/木下亨平(ダブ)

▼ラム会長軍対佐野直軍?果てなき闘いシーズン2025
○ラム会長/ヤス・ウラノ(フリー)/先輩
17分26秒 クリス・ブルックスのプレイング・マンティスボム→体固め
GENTARO(FREEDOMS)/唯我(バトスカフェ)/ガッツ石島(TTT)/●見た目が邦彦(西口)

クリス・ブルックスがラム会長のピンチに駆けつけ6・6後楽園ホール大会に出場決定!新ユニットが続々始動し666勢力図が激変!

第1試合


 この日の第1試合では、夏すみれ&YANAGAWAvs寧々∞D.a.i&Xのタッグマッチが実施されることに。
 夏&YANAGAWAに続いて寧々が入場したところで夏がマイクを要求。

夏「待って待って待って。Xの入場曲かけるのちょっと待ってね。ちょっとだけお時間いただいてもよろしいでしょうか?前回ロスインモもみんなバラバラとなり、残されたのは私とYANAGAWA2人だけ。正直、悲しくて悲しくてたまらなかったけど、立ち止まってもいられないので。私、色々考えてきました。……寧々さん♡」
寧々「えっ?!なになに?!」
夏「寧々さんって、いっつも華やかだし、美しいし、動きも優雅じゃない?ンなのにな~んでいつも生ケツとばっかり試合してんのかなって、ずっと思ってたの。もうそろそろ生ケツはよくない?!2人になった私たちと、よかったら一緒にやっていきませんか?少なくとも、生ケツは卒業できる」
寧々「生ケツ言うなぁ、半分出とるし(笑)」
夏「寧々さん♡いいの?いつまでも生ケツ担当でいいの?」
寧々「正直、生ケツはちょっと飽きていた。入れてくれるんなら、入っていいでしょうか!」
夏「もちろん♡一緒にこれからやっていきましょう!」
寧々「ヤッター!」
夏「お願いしま~す♡あっ、いいこと考えた。YANAGAWA、今日でクビで。だってさぁ、どう考えてもさあ、あたしと寧々ちゃん2人のほうがかわいくない?申し訳ないけど、華的なね?やっぱアンタいつまで経っても華がないじゃん?だからYANAGAWA、ごめんけど貴方、クビ。2度目の追放です。今までありがとう!YANAGAWA!さようなら!YANAGAWA!」
YANAGAWA「ちょっとまって?!ちょっとまって?!ね?!ね?!」

 YANAGAWAがヒザから崩れ落ちる中で突然会場にバッコミが爆音で流れ始め、大家健がXとして入場。
 夏が寧々に寄り添いながら「どうぞ。差し上げます」と大家にYANAGAWAを差し出したことから、夏&寧々vs大家&YANAGAWAのタッグマッチに急遽カード変更。

 YANAGAWAと寧々の対面でゴング。寧々が足払いからロープに飛ぶが、YANAGAWAもドロップダウンでかわしてヒップトス。寧々も身軽な動きでYANAGAWAの追撃をいなしていくが、YANAGAWAは冷静にトラースキックでカウンター。ロープに飛ぶが、寧々がティヘラで迎え撃つ。寧々が夏にタッチ。

 夏はバラムチを持ち出し、満面の笑みで「YANAGAWA!今までありがとう!さようなら!ありがとうYANAGAWA!」とムチで引っ叩きまくってから寧々にタッチ。

 寧々は首投げからロープに飛んで顔面に低空ドロップキック。さらに首4の字固めで絞り上げていき、ロープに振ろうとするもYANAGAWAが振り返してランニングエルボー。大家にタッチ。

 大家は寧々にショルダータックルを連打し、セカンドからのダイビング・ショルダー。そして「YANAGAWA!YANAGAWA!お前!夏に伝えたいことあんだろ?!」と鼓舞すると、YANAGAWAも「はいッ!」と元気に返事をしながらタッチを受ける。大家は寧々を相手コーナーに叩きつけ、夏に出てくるよう促す。夏は心底めんどくさそうにタッチを受ける。

 YANAGAWAと夏の対面。YANAGAWAが元気に突っ込んでいくも、2人にあっさりかわされてしまい、寧々がトラースキックからRKO。夏がYANAGAWAをいたぶりながら「もう終わりなんだよコラ!なにが言いてーんだよ!」と引き起こしていくと、YANAGAWAが延髄斬り。

 すると、夏は「いたいよぉ~!ひどいよぉ!今まで一緒にやってきたのにぃ~!」と泣き出してしまう。YANAGAWAが慌てて謝ると、夏がムチを持ち出して思い切りひっぱたく。激怒した大家が飛び込んできて「こんなもん使うんじゃないよォ!」とムチを没収するが、夏が大家にガチビンタ。

 夏&寧々がYANAGAWAにトレイン攻撃を見舞い、夏が「YANAGAWA今までありがとう!これからも頑張ってね!」と顔騎式ブロンコバスターで腰を振る。夏が「ありがとうYANAGAWA♡」と顔騎式体固め。これを大家がダブルチョップを見舞ってカットすると、YANAGAWAがひっくり返してエビ固めで3カウント。

大家「夏、オイ、お前さ、なんかちょっとカッコいいからってさ、色んな男のケツ付け回してんだろ?でもさァッ!身近にいるだろ?!ずっとお前を支え続けてきた!お前のことをずっと見守ってきた!男がッ!ここにぃッ!なぁ?!なんですぐにさあぁ!追放とかすんだよ!なんで仲良くしてくれないんだよ!なあ?!仲良くしてくれ!」
夏「はい」
大家「おしッ!!握手しろ!握手しろよ!」
夏「ごめんねぇ~」
(※夏とYANAGAWAが握手)
大家「おぉぉぉおおおおし!!!666ってどんな団体か。不謹慎な団体と聞いてます。私、生きてる中でつらいこといっぱいありました。モラハラにあったりィ!家出を繰り返したりィ!失踪したりィ!自殺未遂したりィ!でもさぁ!!プロレスで幸せになっちゃいけねぇのか?!666で幸せになっちゃいけねぇのか?!そんなことねーだろ?!なぁ?!」
夏「はい」
大家「そんなことねーだろ?!なぁ?!」
夏「はい」
大家「そんなことねーだろ?!なぁ?!」
夏「ない」
大家「そんなことねーだろ?!なぁ?!俺たち4人でこの666!」
夏「4人……?」
大家「これからァ!幸せになっていこうぜ!なぁ?!俺たち4人で!そして俺たち4人を含めたここにいるみんなで!666で幸せになっていこうぜ!みんな立て!行くぞーッ!オーッ!幸せに!なろうぜーッ!!」

 最後は新ユニットとして始動すると思われる4人で仲良く「バッコミニケーションっ!!」で拳を突き上げた。

第2試合


 バナナ会長と政岡の対面でゴング。バナナ会長が股間のバナナをいじいじしながら政岡に迫っていき、ロックアップをスカしながら中指を立てる。大ウケする海外からのお客様には「アイ・アム・ラム会長」と自己紹介をしながら中指を立てるというイカレぶりを見せる。
 バナナ会長が足を刈ってロープに飛んでいくが、政岡は冷静に対処。髪を掴んで引き倒そうとするが、ヅラだったためにすっぽ抜けてしまう。ならばと生身の髪を掴もうとするが、髪がなかったためにすっぽ抜けてしまう。バナナ会長が「アイム・ノーヘアー♪」と海外からのファンにアピールしながら山田にタッチすると、政岡も呆れた様子でガイアにタッチ。

 ガイアが出会い頭のビッグブートからロープに振るが、山田がショルダータックル。ガイアがネックスプリングで跳ね起きてロープに飛ぶが、山田がティヘラで迎撃。ガイアは一回転して着地し、ティヘラでお返し。山田が足払いをかけていくとガイアがバク宙で回避も、山田がゼロ戦キックで着地狩り。
 山田がロープに飛ぶと、ガイアがレフェリーを盾に。慌てて立ち止まった山田をロープに振ると、場外から政岡がMJボードでぶん殴る。政岡にタッチ。
 政岡はガイアとともにコーナーに振ってトレイン攻撃。政岡のブレーンバスターからガイアがスワンダイブ式フットスタンプの連携。2人で山田の顔面を踏みつけながら観衆に写真撮影を要求し、その後は政岡が指へのフットスタンプで追撃。ガイアにタッチ。

 ガイアは山田に新卍固め。これはバナナ会長がカット。ガイアはブレーンバスターを狙うが、着地した山田がコンプリートショット。バナナ会長にタッチ。

 バナナ会長はラム会長っぽいフォームのクロスボディを4連発。政岡が援護に来るが、バナナ会長はダブルのフェイスクラッシャーで迎撃。バナナ会長が追撃しようとするが、ガイはビッグブーツ、トラースキック、ハイキック、ソバット、かかと落としからの右ストレートと目にも止まらぬ連撃。さらにランニングニーを発射も、かわしたバナナ会長が延髄斬り。山田にタッチ。

 山田はガイアにエルボー連打からロープに振ろうとするが、政岡がコーナーから手を伸ばしてブラインドタッチ。

 政岡はガイアとともに目まぐるしいロープワークで山田を翻弄し、かかと落としの競演。さらに政岡がボディエルボーからヒザへの低空トラースキック。さらにトラースキックを発射も、キャッチした山田が強烈なヘッドバッド。バナナ会長が飛び込んできてコードブレイカーで援護射撃し、山田がダブルリスト・アームサルト。
 さらに山田が担ぎ上げるが、着地した政岡がコーナーに振ってgo 2 Hospital。さらにAmbitionsを狙うが、山田がビクトル投げのような形で丸め込んで切り返し、ラ・マヒストラル、カサドーラと猛攻。バックの取り合いの中でガイアがエプロンから右ストレートを叩き込み、政岡が2trapで丸め込んで3カウントを奪った。

山田「負けてマイク持つのなんだけど、メチャクチャやってて楽しかったです。ありがとうございました。今自分、666で居場所ないんで。政岡選手とガイア選手と組んでいきたいです。よろしくお願いします。コスチュームも黒同士だし、髪の毛の色も政岡と似たようなもんだし、トータルしたら一緒ってことで」
政岡「……おい、どーしてくれんねん、このビミョーな空気。なんでお前と組まなアカンねん。お前と組んでなんのメリットがあるんや」
山田「…………ヒァァァァアアッ!!ホァァアアア!!キョワァァァァ!」

 ショックのあまり山田が奇声を発しながら駆け足で退場。会場内がとんでもない空気になってしまう中でF-SWAGの2人が気まずそうに退場しようとしていくが、そこへ突然神楽がリングに飛び込んでくる。

神楽「おい、政岡、ガイア。すげーいい試合見せてもらったよ!ロスインモを追放されてから、この神楽は666に居場所がなかった。だが!お前たちと組んで666でもう1回成り上がりたいと思った。どうだ?この神楽と組まないか?」
政岡「……さっきと違う人ってことか?」
神楽「(激しくうなずく)」
政岡「そういうことか。んまぁ~……こんな大人が必死こいてて、見捨てるわけにはいかんから。まあマスクもちょっとカッコいいし。組んだるわ!」
(※政岡&ガイアが神楽と握手)
神楽「というわけでェ!この神楽率いるヒールユニットが666で動いていくぞ!任せてくれ。新ユニットの名前も考えてきたから。我々の新ユニットは、InViDiAだ!イタリア語で、嫉妬!妬み!(※実況席からの「なんでイタリア語なんだよ?!」のツッコミに)響きがカッコ良かった!というわけで!この我々InViDiAが2025年の666を盛り上げていくぞ!お前たち、俺たちを見逃すな!」

第3試合


 シン・仮面ライダーを見て、スーツアクターを務めていたK666にメロメロになってしまったという山下。念願のK666とのタッグに恋する乙女のように照れながら入場し、K666の首に赤いマフラーをかけたあとに頭をポンポンされると尊みが暴走して泣きそうになる。

 K666と光珠の対面でゴングが鳴ると、山下が「ケーロクさァ~~んッ!ケーロクさァ~~んッ!ケーロクさァ~~んッ!かっこいい!かっこいいです!最高です!がんばえ~!がんばえ~!」などと大声援。
 ロックアップからリストの取り合いが展開され、K666がドロップキックで先制。引き起こしたところに光珠が首へのエルボースタンプを叩き込み、児玉にタッチ。

 児玉が「黙れよおめー。どーみてもこっち(光珠)のほうがかっこいいだろ」と山下を黙らせようとするが、山下は真顔で「わかんない」と塩対応。光珠が悲しそうに筋肉をアピールするも響かない。

 児玉&光珠が2人でK666をロープに振り、光珠が次々とマッスルポーズを決めていくなかで児玉が翻弄してバックエルボー。児玉が「ヒーローの素顔、見してやるよ」と山下を挑発しながらK666のマスクを剥ごうとすると、山下が飛び込んできてとんでもなくエグいトラースキックを児玉の側頭部に突き刺す。
 光珠が慌てて助けに来るも、山下は2人に二子玉川からダブルラリアット。さらにマウントエルボー連打で児玉をボコボコに。そこへK666が肩に手を置きながら「女の子が少しはしたないよ」と声を掛けると、山下は「失礼しました……♡」とうっとりしながらコーナーに戻っていく。

 K666が児玉にボディスラムから山下にタッチ。
 山下は怒りのエルボー連打で児玉をKO。児玉が泣きそうになる中、山下がK666との連携を提案。K666とともに「ライダーパンチ!」と叫んでのダブル正拳突きを決めると、推しとのコラボが実現した山下は「オ゛ォォオオオッシャァァア゛ア゛ア゛!!イ゛エ゛エエエア!!」と雄叫びを上げながら生涯に一片の悔いがなさそうなポーズで固まる。

 山下がロープに振ると、児玉はハンドスプリングエルボーで反撃。光珠にタッチ。

 光珠はコーナーに上って次々とマッスルポーズを決めて筋肉を誇示。満足そうに笑いながらコーナーから降りると、山下がマンハッタンドロップからK666にタッチ。

 K666が山下とともにロープに振って行くが、光珠がスピアーで2人まとめてなぎ倒す。光珠が再び筋肉を自慢していき、K666をソバットで倒してから次々にマッスルポーズを決めてからハリケーン・ドライバー。

 児玉が山下を押さえつける中、光珠はK666の横で山下にマッスルポーズを見せ付けて行く。光珠が満を持してスピアーを発射するが、山下が「あぶなーいッ!」とK666を突き飛ばし、自らがスピアーの餌食となる。

 身を挺して推しを守った山下だったが、K666のピンチは続く。
 光珠がK666のマスクを掴んで引き起こそうとしたところに児玉がケツへの低空ドロップキックを見舞うが、これで2人の体勢が崩れてK666が光珠のタイツをずり下げ、光珠がK666のマスクを剥いでしまうという事態に。

 マスク剥ぎが起きたにも関わらずなぜか試合は続行され、光珠は慌てて自分のタイツをK666の顔に被せる。仮面ライダーではなく変態仮面になって復活したK666だったが、艶尻の2人に「とんだヒーローですよ(笑)」「かっこいいなぁ(笑)」と囃し立てられると、心が折れたか膝から崩れ落ちる。

 感情が抜け落ちたかのような表情でリングに入ってきた山下が2人にとてつもなくエグいエルボーを見舞い、光珠にブレーンバスター。マスクを取り返して装着させると、K666が山下の眼の前で「変身ッ!」とポーズ。山下は「ヒャアアアアアッ!!」と尊み大爆発。


 K666が山下をお姫様抱っこし、「ライダーキック!」と山下にライダーキックを打たせる。自らもコーナーに上って「りな!お前のためだけにッ!」と叫びながらのライダーキック。山下が「キェェェェェェッ!!キョワァァァァ!!」と歓喜の鳴き声を上げる中で3カウントが叩かれた。

第4試合


 昨年1月の王子大会では、当時無秩序無差別級王者であった怨霊にダイナスティが挑戦した試合があった。この試合はロスインモのセコンド介入でノーコンテストとなっており、今回は機会を改めての決着戦とも言える。しかし、当人たちは「なんのストーリーもなくてあぶれた2人がシングルやることになった」と語っていたという。

 ゴングが鳴ると、手4つの攻防からバックの取り合い、グラウンドでの足の取り合い、リストの取り合いを展開してクリーンブレイク。

 ダイナスティがロープに飛ぶと、怨霊がアームドラッグ。さらにロープに飛ぶが、ダイナスティがブーメラン・アタックからティヘラで場外に放り出して観客席に突っ込ませる。ダイナスティが場外飛びを狙うも、観客の1人に手を踏まれてしまった怨霊が大ダメージを負う。怨霊が和やかにその観客をイジっていく中、ダイナスティが「怨霊さん!試合に集中して!」とまっとうな説教。

 観客席がミチミチで本当に空きスペースの無い中で場外乱闘が展開され、怨霊が先程のお客さんにダイナスティの手を踏ませる。ダイナスティも「踏んだでしょォーッ!」と和やかに観客をイジっていく。

 2人はリングに戻っても手を踏み合っていき、ダブルダウン。
 先に起き上がった怨霊がゼロ戦キック、くるくるエルボー、逆エビ固めと連撃。これをブレイクされると、ボディスラムから手を踏みつける。さらにフィンガーロックから腰へのビザ蹴り連打。さらに怨霊バックブリーカーを狙うが、ダイナスティがコーナーに叩きつけて脱出し、ソバットからブレーンバスター、ライオンサルト式サマーソルト・ドロップと猛反撃。

 ダイナスティがコーナーに振って串刺しジャンピング・ダブルニーからサッカーボールキック。コーナーに上ってフロッグ・スプラッシュ式ダイビング・エルボードロップ。さらにアロンダイトを狙うが、怨霊が怨霊バックブリーカーで切り返す。

 怨霊が串刺しバックエルボーからコーナーに上げて雪崩式フランケンシュタイナー。さらにフルネルソンからスタナーを放つという怨霊としては珍しい技を放つ。
 さらに低空ドロップキックからの怨霊クラッチと必殺コンボを放つが、これを読んでいたダイナスティが下から丸め込む。怨霊が慌ててキックアウトするが、ダイナスティが即座に組み付いてバックドロップ。怨霊もすぐに起きてバックドロップでお返し。

 ダブルダウンを経て膝をつきながらのエルボー合戦。競り勝った怨霊がブレーンバスターを狙うが、ダイナスティが逆にブレーンバスター。さらにダイナがミドルキック、ローキック、スピンキックと連撃。「アロンダイトォーッ!」と宣言してアロンダイトでぶっ刺す。完璧に決まったものの、怨霊がマッドハンドでカウントを叩くレフェリーの手を止めてしまう。

 ダイナスティがスピンキックからもう1発アロンダイトを狙うが、怨霊がフランケンシュタイナーで切り返し、起き上がって殴りかかるダイナスティを怨霊クラッチで捕らえて3カウントを奪った。

第5試合


 1月の新木場大会では木下がレネミーに、Kenが方言軍に加入し、それぞれこの試合が初陣。
 レネミーの選手コールの途中に方言軍が奇襲し、乱闘となる中でゴング。Kenが木下をショルダータックルでふっとばすと、木下も即座にショットガン・ドロップキックで反撃。両者タッチ。

 妹加と裕向の対面。裕向がニタニタ笑いながら妹加にボンタン狩りを狙う素振りを見せると、妹加も露骨に嫌そうな表情を浮かべながら警戒。
 ショルダータックルでの真っ向勝負が展開されていき、髪を掴んできた裕向を振り払った妹加がショルダータックルでなぎ倒す。両者タッチ。

 日高と小仲の対面。日高が足を刈ってロープに飛び、小仲をいなしつつアームドラッグ。追撃を狙ったところに小仲がサミングを見舞い「終わりだがや!」とロープに飛ぶが、日高がカウンターの低空ドロップキック。木下にタッチ。

 木下は日高と2人で小仲をロープに振ってダブルドロップキック。木下がロープに飛ぶが、場外から雪妃が足払い。小仲が裕向にタッチ。

 方言軍がコーナーで木下の顔面を踏みつけ、裕向が膝裏へのストンピング連打から股間を踏みつける。木下がのたうち回る中、膝裏へのストンピング連打から股間へエルボードロップ。Kenにタッチ。
 Kenは膝裏へのストンピング連打から股間へヘッドロロップ。Kenが膝裏へのニーバッドから股間へニードロップ。小仲にタッチ。
 小仲は膝裏へのストンピングのフェイントからサソリ固め。木下は必死のロープブレイク。

 小仲がロープに振ると、裕向がエプロンからケツバット。Kenにタッチ。
 Kenがブレーンバスターを狙うが、木下が振り払って延髄斬り。タッチを求めていくが、裕向&小仲が妨害。Kenが小仲にタッチ。方言軍がハイタッチを交わしていく中、左手を骨折中の雪妃に小仲だけ左手でタッチしようとしたためビンタをもらう。

 小仲がよろけたところに木下が飛びついて回転エビ固めを仕掛け、DDTで追撃して妹加にタッチ。

 妹加は小仲をアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、迫りくる裕向&Kenをガットショットで次々と撃退。裕向はアイル・ビー・バックで戻ってきてはガットショットで撃退されていく。
 妹加が小仲にエルボーを見舞っていくが、小仲は食らうたびにマットに向かってツバを吐く。妹加が「きたねーなぁ!」と顔をしかめながらラリアットを狙うが、かわした小仲がツバを吐いたところにフェイスクラッシャーで叩きつける。

 タッチを受けたKenが妹加にブレイクダンス式低空ドロップキックからのギロチンドロップ。Kenが「終わらすぞ!いもか、もうええでしょう!」と投げようとするが、妹加が振り払ってラリアットで叩き伏せる。さらにラリアットを狙うが、かわしたKenがゼロ戦キック。両者タッチ。


 日高と裕向の対面。裕向がホップアップして急所への後ろ蹴り。さらに裕向がロープに振って豹馬殺しから「投げるぞオイッ!」とラストライドを狙う。背面着地した日高がヘッドシザース・ホイップからアイル・ビー・バック式ニールキック。木下が急角度DDTで追撃し、レネミーのトレイン攻撃から日高&木下のトラースキック+妹加のスライディング・ラリアットのトリプル連携。


 方言軍がこれを総出でカットし、コーナーポスト&金属バットを使って日高のㄘんㄘんを集中攻撃。
 「ボンタン狩りじゃ~い!」と日高のタイツを剥ごうとするが、木下が必死に救出。しかし、木下がボンタン狩りの餌食に。さらに日高もボンタン狩りにあって再びセクシーな赤い下着を衆目にさらしてしまう。

 残る妹加にもボンタン狩りを狙うと、妹加は脱兎のごとく逃走。
 方言軍は「ボンタン狩りじゃ~い!」と叫びながら追いかけていき、妹加をリングに連れ戻す。

 小仲が「おめーはかわいそうだでよ、布かけたるわ」と妹加の身体を覆うように黒い布をかけてボンタン狩りへ。妹加が「ユキさん、やめてください!ユキさん!ユキさぁあああ!!」と必死に助けを求めるも、雪妃は妹加の両手を拘束。
 妹加が悲痛な叫び声を上げる中で男子3人が布の中に潜り込んでボンタンを狩っていくというガチな性加害が起きてしまったのかと思われたが、布を取ってみると、中から出てきたのは巻き込まれてパンツ一丁までひん剥かれていた石黒レフェリー。恥辱にまみれた石黒レフェリーが即座に方言軍の反則負けをコールした。

日高「しゃべっていいか?」
裕向「島根の田舎モン、なんや?」
日高「お前も広島の田舎モンだろ!俺の益田市より田舎モンだろ!知ってるよ、家の前にイノシシが出んだぞ。オイ、田舎モン!この田舎モンから田舎モンに、ボンタン狩りとかやってねーで、1年ぶりだな。一騎打ちでベルトかけてやろーよ。ボンタン狩りとかいらねーだろ。仲間がいないとなんも出来ねーか?」
裕向「出来んよ?」
日高「じゃあやらなくていいか!」
裕向「ちょっと待てちょっと待て。そうじゃのう、久しぶりにアンタとやりたいのう。激しい試合またもっかいやりたいのう。見とうないかい、みんな?ほいじゃあ、次の4月新木場でやりましょうや。のう、田舎モン!砂丘あんだよ砂丘」
日高「砂丘あんのは鳥取だよ!それだけは許さねーぞ!次、新木場だな。4月の新木場でベルトかけて勝負だ!じゃあお前たちのせいで最初レネミーのポーズ取れなかったから、さっさと帰ってくれ」

 方言軍を追い出し、4人で仲良くレネミーポーズを決めてから退場していった。

第6試合


(※この試合の記事は主催者側の意向と複雑な大人の事情が絡むため、詳細・試合写真・マイク内容は全文掲載出来ません。事件の真相が知りたい方はぜひ会場までお越しください)

 ラム会長軍は葛西純が台湾遠征中のため欠場、佐野軍は佐野直が他団体出場のため欠場という非常事態。リング上ではプロレスラーとプロレスラーでない人と怪獣と薬物中毒者とおっぱいが大きいおじさんとお姉さんが大暴れ。
 ピンチに陥ったラム会長が「だれかたすけてぇ~」と叫ぶと、会場に現KO-D無差別級王者の入場曲が鳴り響く。「どうせまたニセモンだろう」という空気が醸成される中、入場してきたのは本物のクリス・ブルックス。なんやかんやあってラム会長がクリスとの連携(?)で勝利を掴んだ。

 試合後にはクリスが陽気なマイクで盛り上げるも、ラム会長は自分を子ども扱いしてくるクリスに不満顔。
 そんな中、ラム会長はコンプライアンス上の問題から表に出せない啖呵を切って6月6日の後楽園ホール大会への出場をオファー。色々あってラム会長軍vs佐野軍の試合には出せないため、普通の試合に出場することとなった。

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