【試合詳細】8・22 666成美グリーンホール大会 ラム会長&雪妃真矢&山下りな&尾﨑妹加vsハム会長&雪ぺ真矢&山田りな&小澤妹加 宮本裕向vs遠藤マメvs青木いつ希 竹田光珠& 玉裕輔vsK666&寧々∞D.a.i
『666vol.107』
日程:2021年8月22日(日)
開始:17:00
会場:東京都・成美グリーンホール大会
観衆:666人(超満員札止め)
▼喪中兄弟 対 Los Inmortales
[喪中兄弟]怨霊/●小仲=ペールワン
10分20秒 ハイアングルチョークスラム→体固め
[Los Inmortales]ダイナスティ/○ジャンボリー・バーブリッジ
▼スペシャルシングルマッチ
●先輩
8分48秒 両者KO
[Los Inmortales]●神楽
▼新生ヒダカヤ遂にあの男の愛弟子登場!!
○青木いつ希(ショーンキャプチャー)
10分9秒 スピアー→エビ固め
●遠藤マメ
※もう1人は宮本裕向
▼艶尻creepy対ピンクタイガーモンスター軍ネオ
[艶尻creepy]竹田光珠/○児玉裕輔(フリー)
9分50秒 逆さ押さえ込み
[ピンクタイガーモンスター軍ネオ]●K666/寧々∞D.a.i
▼唯我男狩無双
●唯我
0分34秒 腕ひしぎ十字固め
ヤス・ウラノ(フリー)/バナナ千賀(フリー)/ガッツ石島(TTT)/○見た目が邦彦(西口)
▼再試合 唯我プロレスルール
●唯我(バトスカフェ)
2分5秒 体固め
ヤス・ウラノ(フリー)/バナナ千賀(フリー)/ガッツ石島(TTT)/○見た目が邦彦(西口)
▼クイズ対決
○唯我(バトスカフェ)
3問正解
●ヤス・ウラノ(フリー)/●バナナ千賀(フリー)/●ガッツ石島(TTT)/●見た目が邦彦(西口)
▼ねるとん紅鯨団
○唯我(バトスカフェ)/○MEN’Sテイオー(フリー)
カップル成立
●ヤス・ウラノ(フリー)/●バナナ千賀(フリー)/●ガッツ石島(TTT)/●見た目が邦彦(西口)/●児玉裕輔(フリー)/●遠藤マメ/●ひよこ(レフェリー)/●寧々∞D.a.i/●K666/●竹田光珠/●ダイナスティ/●宮本裕向
▼RebelxEnemy 対 Rebel Zero Enemy
[RebelxEnemy]ラム会長/雪妃真矢(アイスリボン)/○山下りな(フリー)/尾﨑妹加(フリー)
13分45秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
[Rebel Zero Enemy]ハム会長/雪ぺ真矢/●山田りな/小澤妹加
RebelxEnemyとRevel Zero Enemyの全面対決はリボンタッグ王座戦に発展?!12人の男たちが求婚も唯我はMEN'Sテイオーと結婚!新生ヒダカヤの日高郁人愛が成美でも爆発
オープニング
まずは選手入場式が行われ、ラム会長が挨拶。
ラム会長「本日は暑い中おまつ……お集まりいただきありがとうございます。えーと、ほんじつは……なにも考えてなかったなあ。えーっと、今考えようとしたことも忘れちゃいました。えーっとね、あっ。初めての会場です、成美グリーンホール。これからもやっていけるように行儀よく今日は1日頑張っていきたいと思います。本日、全6試合。666.Vol107、たまプロフェスタVol.3、スタ~トぉ~」
その後、実況・解説を務める須山浩継氏とMEN'Sテイオーがリング上で観戦時の注意事項などを説明し、「この施設は公式サイトによれば『豊かな教育・文化・福祉の発展向上を目指す』施設なので大会内容に気をつけるとともに皆さんもゴミ等を持ち帰ってもらえれば」「リング上がゴミみたいなもんですけどね」などと軽妙なトークを繰り広げ、大会が開始。
第1試合
地獄兄弟とロスインモの対決。新たにロスインモ入りしたリーは新たにコマンダー風の装いとなって登場。
小仲とダイナでゴングが鳴ると、堅実なリストの取り合いから小仲がグラウンドに引き込んで足を固めていくが、リーが髪を引っ張って脱出。両者互角のままタッチへ。
怨霊がショルダータックルで何度もぶつかっていくがリーは倒れず、怨霊のドロップキックを被弾しても耐えたリーがショルダータックル一発で吹き飛ばす。さらにロープへ飛ぶが、怨霊が水面蹴りを見舞って小仲にタッチ。
小仲は地獄突きの連打からヘッドロックに捕らえるが、パワーに勝るリーが取り返してグラウンドに組み伏せる。小仲がブレイクするとダイナにタッチ。
ダイナは小仲にチンロック、リーはサーフボードストレッチで痛めつけ、ダイナがコーナー上でのナックル連打から再びチンロックと頭部へのダメージを集中させ、ダイナのスピンキック+リーの水面蹴りの同時攻撃。更にブレーンバスターを狙うが小仲が背面着地しながら組み付いてDDTで突き刺し怨霊にタッチ。
怨霊はダイナへくるくるエルボー、雪崩式フランケンシュタイナーから怨霊ドライバーを狙うが、ダイナが振り払ってトラースキックを突き刺し、リーにタッチ。
リーは怨霊をショルダータックルでなぎ倒し、さらにカットに来た小仲も2人まとめてフライングダブルラリアットで吹き飛ばす。さらにリーは小仲にジャックハマー、カミカゼ、セントーンと畳み掛け、コーナーに振って串刺しラリアットを狙うが、小仲がキャッチして座禅式変形タランチュラ。さらにダイビングブレーンチョップから怨霊とのトレイン攻撃を見せ、怨霊が怨霊ドライバーでコーナー下にセットしたリーへ座戦式ダイビングセントーン。
さらに小仲が座禅式アサイDDTの体勢に入るも、リーが抵抗を受けるとスクールボーイ、スモールパッケージ、後方回転エビ固めとテクニックで試合を決めようとする。しかし、リーが脚力だけでキックアウトして小仲をロープ際まで吹き飛ばすと、場外からダイナが青竜刀で小仲の顔面を峰打ち。思わぬ大ダメージを受けた小仲をリーがハイアングルチョークスラムで叩きつけて3カウント。
第2試合
神楽と先輩のシングルマッチという、666では珍しいマスクマン同士の全く展開の読めない試合。
入場からゴングが鳴っても両手をポケットに突っ込んだままの先輩に対し、神楽はガンを付けながら先輩の周りをぐるぐるとまわり、神楽がロックアップで組み付いていくと両手をポケットに突っ込んだままヘソの力だけで神楽を振り払い、バックを取られると両手をポケットに突っ込んだままクラッチを切り、足だけの力でサムソンクラッチを繰り出すなど独特の完成されたファイトスタイルを見せる。
神楽の低空ドロップキック、ランニングバックエルボー等を両手をポケットに突っ込んだまま受け身を取り、追走ロープワークで神楽を翻弄してコーナーに押し込んで串刺しランニングニーを見舞うといった先輩殺法が繰り広げられるが、神楽がエプロンからの攻撃を狙った先輩に足払い。両手をポケットに突っ込んだままの先輩は後頭部をエプロンに痛打してしまう。
神楽は先輩をロープにくくりつけてロスインモポーズで挑発し、ナックル連打からコーナー下に先輩をセット。コーナーに上っていくが、先輩は突如懐から取り出した拳銃を神楽に突きつけ、降りるよう脅迫。
神楽がセルフデッドリードライブでリングに落下すると、先輩は懐から注射器を取り出し、自らの腕になんらかのヤクを注射。本部席からは「あれはワクチンですね」と解説が入り、先輩が悶え苦しみ始めると「副反応が出ているのでモデルナ製ですね」と解説が入る。覚醒した先輩はブレーンバスター、シスター・アビゲイル、カミゴェといったダイナミックな大技を先発し、2回目の注射。フルチンと化した先輩が超スピードでリングを駆け回るが、2週間の時を置かない連続接種には無理があったのか、バタリと倒れ込む。
神楽は動かなくなった先輩に体固めも、先輩が下から神楽の腹に注射器を突き刺していたことが判明。神楽も様子がおかしくなり、超スピードでのロープワークからバタリと倒れ込み、ガバリと起き上がってコーナーに上ったと思いきや、なにもないところにファイヤークラッカープレスで飛んでいって自爆。2人がピクリとも動かなくなると、試合続行不可能と判断したレフェリーが試合を止めた。
第3試合
自分の心の中にある日高郁人像をそれぞれが自由に表現する集団“新生ヒダカヤ”の試合に、ついに日高郁人の愛弟子である青木が参戦してしまったこの試合。
全員が入場すると、青木がいつものように「よろしくお願いしまあああす!」と握手を求めるが、裕向&マメはスッとショーンキャプチャーポーズ。青木もショーンキャプチャーポーズで返し、なにか通じ合った様子で試合が始まる。
3人が手4つで組み合おうとするも、裕向がマメを突き飛ばすとマメはうろうろと徘徊。裕向と青木がロックアップで組み合い、裕向が押し込んで離れ際に野良犬ハイキック。青木が回避して距離を取りクリーンブレイクして見得を切る中でマメもしれっと参加。
2人はマメをダブルショルダータックルで排除すると、マメが場外でうろうろと徘徊する中でリストロック、ヘッドロック、グラウンドでのヘッドシザースの攻防を展開し、裕向が左右のローキックを連打。青木もエルボー連打で反撃するが、裕向は低空ドロップキックで倒してプレリュードを奏で、スピニング・レッグロックからの飛打キャッチIIIに捕らえると青木は必死のロープブレイク。青木が場外に逃れると裕向も追っていき、チャンスと見たマメがコーナーに上がって場外翔びを宣言するも、2人はスタスタと徒歩で遠ざかっていき、マメが「すげぇ試合だぁ……」と感動しながらエプロンに着地するも、裕向のロープワークに巻き込まれて場外に転落。
青木は裕向にショルダータックル、フェイスクラッシャー、ボディプレスと連撃し、コーナーからダイビングボディプレスを発射も裕向が剣山で迎撃。裕向は青木をコーナーに振ってシュリケンを叩き込み、甲高い声で「モウイッチョイクゾー!」と叫ぶという日高と同郷の豊田真奈美ムーブを挟むが、この隙を見逃さず青木がラリアット。さらにもう一発ラリアットを狙うが、裕向がかわしてドラゴンスクリュー。
裕向はマメと並んで「ショーンキャプチャー!」とポーズを決めて2人で青木に飛びつくが、青木は「ナメんな!」と裕向を回避。しかし出遅れたマメがのそのそと青木に組み付き、見様見真似でショーンキャプチャーの完成形に近い形に持っていき「効くだろう?!」とギブアップを迫るものの、どこも極まっておらず青木は「効かない……」とノーダメージで困惑の表情。裕向がこれをカット。
青木は裕向にエルボーを連打していくも、受けきった裕向がイグチボム。さらにコーナーに上っていくが、青木が追いすがって雪崩式ブレーンバスターを狙う。しかしマメが「きぃめるぞぉ~!石見ぎんざぁ~~ん!」と叫んで石見銀山(裏摩周)で叩きつけるというまさかの大技を見せる。
マメは「決めるぞぉ~うぉううぉう!いわ~み銀山♪いわ~み銀山♪IWA・MI・GIN・ZAN♪」とオリジナルのショーンキャプチャーダンスを踊り始め、青木に石見銀山(ラリアット)を発射も、全く効かず自身の腕に大ダメージ。青木がラリアットで容赦なくなぎ倒す。その隙に裕向が青木にラ・マヒストラルもマメがカットし裕向に首固め。裕向がキックアウトして起き上がった瞬間に青木がトラースキック。場外まで吹き飛んだかと思われた裕向がアイル・ビー・バックで帰還しつつのニールキック。
裕向は「行くぞ~!石見銀山!」と叫び、ついに本当の石見銀山が出るかと思われたがマメがカット。裕向がマメに野良犬ハイキックを叩き込むも、その振り向きざまに青木がラリアット。さらに半死半生のマメに青木がスピアーで突っ込み、これで3カウント。
勝利した青木が笑顔でショーンキャプチャーポーズを決め、アイル・ビー・バックするかと見せかけてそのままリングを降りると裕向がスライディングキックを見舞った。
第4試合
最近また活動を再開したピンクタイガーモンスター軍ネオと、常に光珠の尻を掴む児玉とその奇行に反応すらしなくなった光珠という絆が深まり続ける艶尻creepyの対決。
光珠とK666でゴングが鳴ると、リストの取り合いからアームドラッグの応酬が展開され光珠がドロップキックで先制して児玉にタッチ。
児玉はトップロープ越しのセントーンアトミコを見舞ってから引き起こすも、K666がソバットを見舞って寧々にタッチ。
寧々はK666と児玉のリストを取りながら交互にミドルキックを見舞っていき、ダブルの低空ドロップキック。寧々が首4の字固めで捕らえると児玉は全く動けず試合終了かと思いきや、エプロンから光珠が尻を突き出すと児玉は息を吹き返しとんでもない勢いで光珠の尻にむしゃぶりつく形でブレイク。寧々はK666にタッチ。
K666は児玉をロープに振って串刺しシャイニング・ウィザード。さらにロープに振るも、児玉がハンドスプリングエルボーで反撃し、両者タッチ。
スピードで勝る寧々に対し、光珠はゴツゴツとしたエルボー連打からソバット。ロープに飛ぶも寧々はフライングニールキックで迎撃しフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。さらにロープに飛ぶも光珠がフラップジャックでカウンターしスピアーで突っ込んで児玉にタッチ。
児玉は光珠とともに寧々をロープに振るが、寧々はドロップキックで2人同時に吹き飛ばし、K666にタッチ。
K666は児玉にライダーキックからシックスクラッチ。これは光珠にカットされるものの、K666&寧々は巧みなコンビネーションで児玉を翻弄し、寧々のドラゴンスリーパー+K666のダイビングフットスタンプという強力な合体攻撃も繰り出す。
光珠カットして2人を相手にエルボーで突っ張っていくが、K666はピンクタイガーモンスター軍ネオの盟友であり現在は666から離れている忍の技であるセックスボンバーを繰り出し、光珠&児玉をなぎ倒す。さらに寧々と2人で同時にセックスボンバーを発射も、光珠&児玉が同時にキャッチしての逆さ押さえ込みの競演を見せ、そのまま3カウント。
光珠「児玉さん!艶尻creepy、666二連勝、やりました!K666さん、我々にも野望がありまして。今度きかんしゃ級のベルト、挑戦しますよね、お二人。その挑戦権、我々にください!お願いします!」
K666「なんか、熱くなってるけど、俺らチャンピオンじゃないから、俺らに『いいよ』って言う権利ないんだよね」
光珠「そんなことないですよ!やれます、やれますよね?!」
K666「どうしよっか。(木下が)いないのが悪いよね。分かった!いいよ!次回はまた木下くん達来れないって言うから、10月のハロウィン大会で俺たちと、チャンピオンと、光珠たちで3WAYやろうよ」
光珠「やりましたよ児玉さん!(※児玉が光珠の尻をガッチリ掴む)おぃぃ~ん♪」
K666「そういうのって、ホントはピンクタイガーモンスター軍でやらなきゃいけないんだけどさ……」
寧々「なんかごめんね」
K666「じゃあさ、ホントはさ、ピンクタイガーモンスター軍ネオで締めたいけど、今日負けたから光珠たちで締めていいよ」
光珠「いや、一緒に締めましょう。ピンクのやつ、僕らもやりたいんで一緒に、4人でやりましょうよ!ねえ!やりたいですよね、お客さん!」
K666「完全に逃げたね(笑)ピンクタイガーモンスター軍、う~っ!ネオ~!ありがとうございました!」
第5試合
『唯我男狩無双』という物騒なタイトルが付けられたこの試合、ゴングが鳴ると唯我1人に対して千賀、ガッツ、ヤス、見た目がが同時に襲いかかり、4人でそれぞれ唯我の四肢を極めて34秒で決着。
4人が勝利を喜び合い、見た目がを胴上げする中で唯我がマイクを取る。
唯我「ちょっとまって。1vs4ってそういうことなんですか?いや、おかしいおかしい。ちょっと!アンタたち、プロレスのルールとして4人一斉に来るのを認めるの?ダメダメ。無双するためには、唯我の世界で闘おうよ。よし!ミラーボールを点けろ!(※会場設備のミラーボールが点灯)よし。音楽!(※落語が流れ始める)これだよ。これが唯我の世界だよ。唯我STYLEでしょうが!」
照明が落とされた会場をミラーボールだけが照らし、落語が大音量で鳴り響く中で試合をするというある意味でダブスタイルのような形式で再試合が開始。
唯我と見た目ががショルダータックルでぶつかり合い、互角と見るや見た目ががヘッドバッドから2本指での目潰し連打。激怒した唯我がフィッシャーマン・バスターで叩きつけてフォールも、ガッツら3人がカットして唯我の上に見た目を被せた上で全員で上から押さえつけて3カウント。
4人が勝利を喜び合い、見た目がを胴上げする中で唯我がマイクを取る。
唯我「ちょっと!ちょっと!ちょちょちょちょ、ちょっと!4人同時にフォールとかおかしくない?初めて聞いたよそんなルール。分かった。唯我の世界だからさ。唯我といえばクイズだよ。『99人の壁』にずっと出てましたし。ずっと壁で出てたの。真ん中行けなかったけど、ちゃんとブロックボーナス3万円とかもらったし。ずっと出てたの、1年くらい。『アタック25』もちゃんとペーパーテスト受けて出場権も持ってるんです。期限は12月までなんだけど、番組が9月で終わっちゃうから出られない内に終わっちゃうっていう」
千賀「知らなかった。クイズが趣味なの?」
唯我「そうそうそう。だからクイズで勝負しようよ、クイズで」
クイズ勝負での再々試合が開始され、リング中央に置かれたマイクを一番最初に取った人間が回答権を得るビーチフラッグ式でクイズが出題。弥武リングアナが「代表作に『白痴』『罪と罰』……」と読み上げた瞬間に唯我がマイクに飛びつき、「ドストエフスキー」と回答して正解。その後、「…『カラマーゾフの兄弟』などがある19世紀のロシアの作家は誰でしょう、という問題でした」と問題が最後まで明かされる本格的なクイズ番組のような形式で進行し、次の問題へ。
第2問として「『なぜ山を登るのか』という質問に……」と読み上げられると、唯我と千賀がもみ合うなかで見た目ががマイクを取って「野口五郎」と回答も、不正解。再び唯我と千賀がもみ合うなかで見た目ががマイクを取って「ブッチャーブラザーズ」と回答も、不正解。唯我がマイクを取って「ジョージ・マロリー」と回答し、正解。その後、「…対して、『そこに山があるから』と答えたイギリスの登山家は誰?、という問題でした」と最後まで読み上げられる。千賀らが「しらねーよ」「野口五郎でいいだろ」と文句を言う中で次の問題へ。
第3問として「声優のかかずゆみ、木村昴……」と読み上げた段階で唯我がマイクを取って「これはドラえもんの声優です」と回答し、正解。
千賀が「これ面白いのかよぉ?!」と嘆く中で第4問へと移行しようかというところで見た目ががマイクを取り、「ちょっと待って下さい。唯我さん……強いし、知的だし、僕……好きになってしまいました」と衝撃の告白をすると、会場に鉄腕ミラクルベイビーズの『TALK SHOW』が流れ始め、30代後半から先の年代が大興奮。花道からは裕向が軽快なステップを踏みながら登場し、ガッツらが「タカさん!」と大興奮。裕向が異常にクオリティの高いモノマネで司会進行を始める。
裕向「ねるとん紅鯨団♪さっ、今日の意気込みをお願いします」
見た目が「あの……嫁と子供捨ててきました。ムラムラしてきました」
裕向「よぉ~し!お前らの気持ちはよぉ~く分かった!お目当ての女性はアチラにいるぜぇ!」
一同「うおおおおおお!!!」
唯我「(※ツボにハマってしばらく喋れず)お前、なにしに来たんだ」
裕向「どぉ~ですかっ?」
唯我「あの、たくましくてステキな男性ばかりだと思います」
裕向「それではっ!ごたぁ~いめぇ~ん♪……タカさぁ~ん、チェ~ック!そして今から告白タァ~イム♪……おぉ~っとぉ?おぉ~っとぉ~?唯我ちゃんの前だぁ~」
見た目がが唯我の前に立つと、残る男性陣3人が「ちょっと待った!」とお約束のちょっと待ったコール。
裕向「ちょっと待ったコールだぁ~!まずは、見た目がさんから」
見た目が「初めから決めてましたあ。こんにちは~」
ヤス「15年前から好きでした!よろしくお願いします!」
ガッツ「僕と一緒に牛たんねぎしに行ってください。ゴチになります!」
千賀「そのムチムチな躰がセクシーだと思います。よろしくお願いします!」
(※レフェリーのひよこが巻き込まれる)
ひよこ「プールに投げ込まれたときから好きでした」
裕向「さぁ~!唯我さんのぉ、答えはっ?!」
ここで参戦している男性選手たち全員が「ちょっと待った!」と乱入。総勢11人の男たちが唯我を求めて殺到し、新たな候補者達が唯我にアピール。
児玉「毎朝味噌汁を作ってください!」
マメ「男にしか興味無かったけれども、私の最初で最後の女になってください!」
寧々「勢いで来ちゃったけどお願いします!」
K666「好きです!お願いします!」
光珠「……好きです」
ダイナスティ「OKもらったらベビーに戻ります!」
裕向「さぁ~!唯我さんのぉ、答えはっ?!」
唯我「ごめんなさい!……あたしは、宮本が一番好きです」
場内にウエディングマーチが流れ始め、唯我にウエディングヴェールが被せられるなかで神父様と化したリーが登場。英語で前口上を述べ始め、その本格的な雰囲気に会場からは歓声が上がる。
リーが英語で「宮本さん、あなたはここにいる唯我さんを妻として愛することを誓いますか?」と問いかけると、裕向はヤケクソで「YES!」と回答。さらに「唯我さん、あなたはこのデスマッチファイターを夫として愛しますか?」と問いかけると唯我も戸惑いながら「YES」と回答。さらに日本語で「アナタハカミヲシンジマスカ~?」と唐突に胡散臭さを醸し出す。
そしてリーが「それでは、誓いのキスを」と促すと、裕向は両膝を突きながら両手を合わせて勘弁してもらおうと懇願。
千賀「これ、そうなると思ってなかったかもしんないですけど、まだ今なら選び直せますけど、どうしますか?(笑)これ、ホントにしようということになってます」
唯我「選手じゃなくても良いの?じゃあ大塚さん」
テイオー「いや!いやいや!俺関係ないでしょ?!」
千賀「これマジで唯我さんはなんも知らなくて、『選ばれたらみんなキスしようね』ってみんなで話してました。関係ないですけど、もう無理です(笑)お願いします(笑)」
唯我とMEN'Sテイオーが誓いのキスを交わし、場内が祝福の拍手に包まれる中でハッピーエンドとなり全員退場。どこからどこまでが試合だったのか分からないまま第5試合は終わった。
第6試合
ついに始まってしまったRebelxEnemyとRebel Zero Enemyの対抗戦。リングアナははらあいが務め、本格的な対抗戦の空気を帯びる。
はらあいによって気迫に満ちた選手コールが行われていくが、雪ぺのキャッチコピーである“パキスタンスノー”がツボに入ってしまったらしく、しばらく腹が捩れてコール不能に。
雪ぺ「ヴォイ!お前よくものこのことこの場に来れたなあ?ヴォイ、ここが地獄の三丁目だ。今日がお前の命日だコノヤローオマエ。生きて親の顔見られると思うなよ?お前、死ぬ覚悟でいてんだろうな?お前、お前、死ぬ覚悟でいてんだろうなって聞いてんだヴォイ。RebelxEnemy、今日が解散の日だ。ガッデム」
ブチ切れた雪妃が雪ぺに殴りかかり、全員で乱闘になる中でゴング。
全員が場外になだれ込んでいく中、リング上では小澤と尾崎がショルダータックルでぶつかりあい、尾崎が勝利。
続いて山下と山田がエルボーで撃ち合っていき、山下がボディスラムで叩きつける。
続いて雪妃と雪ぺの対面となり、雪妃がサッカーボールキックからスライディングキックを発射も、雪ぺが回避し足払いの応酬から場外へ。
続いてラム会長とハム会長の対面となり、ラム会長がハム会長のロックアップをスカして中指を立てる。今度はハム会長がラム会長のロックアップをスカしてセクシーポーズ。ラム会長が「ちげーだろ?!」と顔面を蹴飛ばす。ハム会長がロープに飛ぶとラム会長がドロップダウンも、ハム会長が隣に寝転んでグラビアポーズ。ブチ切れるラム会長だったが、Zeroの面々がラム会長にトレイン攻撃を見舞い、ハム会長の「お・し・り・だー!」に合わせてZeroの面々が大合唱。
山田がラム会長をボディスラムで叩きつけて両中指を立て、山田&小澤がダブルショルダータックル。さらに小澤が尾崎に向けて何度もポーズを決めてからラム会長にアルゼンチン・バックブリーカー。しかし中の人が足の肉離れからの病み上がりだったためすぐに下ろし、全員でラム会長を固めながら記念撮影タイム。
続いて雪ぺが「ヴァッ、ヴァー」とラム会長にWARスペシャル。さらに両手にツバを吐いてから両拳を握ると、雪妃が「やんねーよ?!」とブチ切れ。雪ぺがラム会長にトレイン攻撃を狙うが、ラム会長がブートで止めてフェイスクラッシャーで反撃。雪妃にタッチ。
雪妃は雪ぺに怒りのトラースキックを見舞い、カットに来た山田のタックルを雪ぺに誤爆させる。さらに雪ぺへスクールボーイからのランニングニーを決め、ガラガラ声で「雪の結晶行くぞ~!」と叫ぶなど雪妃の方から雪ぺに寄せに行く。雪妃が雪の結晶を狙うと、雪ぺも着地して雪の結晶を狙うなど熾烈な攻防が展開されるが、なぜか雪ぺが蹲踞からのスモウラリアットを叩き込んで雪妃を吹き飛ばし、バズソーキックを叩き込むと両者タッチ。
小澤と尾崎の対面となり、尾崎がボディスラムから飛び込んでくるラム会長を抱きとめながらの合体セントーン。さらにラム会長を武器のように使ってドロップキックの形で叩き込み、「ジャスティーース!」とポーズ。すると、小澤もハム会長を持ち上げてドロップキックの形でぶつけ、「ジャスティーース!」とポーズを返す。
尾崎がハム会長にガットショットを見舞っていくが、ハム会長は「ぽ~ん!」と腹を叩いてノーダメージをアピールし、シャイニング腹ザード。山下がカットに来ると、ハム会長は顔面かきむしりから619を狙うが、回りきれずぐちゃりと落下。さらにコーナーに上がっていき、まるで山下に抱きかかえられながらゆっくり着地するかのようなスイングDDT。続けて、雪ぺが山下にハムロール。山田が山下にハムロール。小澤が山下にハムロール。ハム会長が山下にハムロール。これは雪妃らがカット。
山田が山下にラリアット3連打を見舞い、カットに来た雪妃も巻き込んで2人に二子玉川を狙うが、これが小澤&雪ぺに誤爆。さらにダブルラリアットも2人に誤爆。山下が山田に玉砕も、山田が振り払ってラリアット。
さらに山田がスプラッシュマウンテンを狙うが、山下がバックを取ると雪ぺがスモウラリアットで突っ込んでくるがこれが山田に誤爆。小澤のスモウラリアットが雪ぺに誤爆。ハム会長のスモウラリアットが小澤に誤爆。そしてラム会長とハム会長が互いにレインメーカーを狙い合い、ラム会長が渾身のレインメーカーをヒット。
尾崎が山田をアルゼンチン・バックブリーカーで捕らえ、そこに雪妃がダイビングニードロップを合わせる合体攻撃、ラム会長のレインメーカー、山下のダイビングボディプレスが決まるとこれで3カウント。
雪ぺ「ヴォイ!これで勝ったつもりか?これで勝ったつもりか?(※とてつもない小声で)私たちは全然本気を出していない」
ラム会長「え?なんて?」
雪ぺ「(※小声で)私たちは全然本気を出していない」
雪妃「聞こえないよ!」
雪ぺ「本気を出していたらお前たちなんてな、イチコロだったよ。たまたま今日、山田が負けた。それだけのことだ。山田にまぐれで勝っただけだろ?山田から3カウント取ったところでなにが残る?私たちRebel Zero Enemyはこんなことで負けたことにはならない」
ラム会長「負けだよ、負け」
雪ぺ「テメーも貴様もお前も、まだまだやる気があるなら、挑戦受けてやるよ!」
ラム会長「挑戦?!」
雪ぺ「勝ったつもりでいるのか?バカ!勝ったと思った?バッカじゃないのぉ?親の顔が見てみたいね。俺たち、いや私たちRebel Zero Enemyはこんなもんじゃない。まだまだポテンシャルが高い。伸びしろだってまだまだあるし。人生だってまだまだ長いし。こっから取り戻せるし。ビッグカムバックするし。なあ、もう一度、もう一度、やらないか?尾崎妹加、やら“まいか”?イエスか、ノーか。ここで返事を出せ」
(※マイクを渡されるも、3人はリーダーである雪妃に押し付ける)
雪妃「(※ガラガラ声で)ヴォイ!またやってやるってのもやぶさかじゃねーけどよ、その前にお前よ、足の毛剃ってこいよ」
雪ぺ「……足の毛は剃ってきます」
ラム会長「たしかに今日勝ったけど全部持ってかれて悔しいからまたやってやるよ!でもなあ、佐藤社長からまだスケジュールが来てないから次は未定だよ!いつか、年内に出来たら(※雪ぺ&山田が腰に手を当てる)えっ?!ベルト?!誰の?!ユキさんの持ってるタッグのベルト……?」
雪ぺ「いいねぇ」
ラム会長「『いいねえ』?!ちょっと、タイトルマッチも視野に入れてね、ウチらは関係ないからね。アジュレボvs山田りな&雪ぺ真矢もあるかもしれない!あるかもしれない!それまで覚えとけよ?!……なんで負けたみたいになってんだろ。よし。もう言うこと無いから最後に写真撮影して終わりだぁ!」