【試合詳細】10・31 666新木場大会 【トライアングルリボン】ラム会長vsレディー・コウジュvs阿部内寂聴 怨霊&忍&バナナ千賀vs小仲=ペールワン&YANAGAWA&児玉裕輔 クミコタケダ&山下りなvsASUKAMA&尾崎妹加
『6666vol.100~ハロウィン大会~』
日程:2020年10月31日(土)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:666人(超満員札止め)
▼タッグパートナー交換マッチ~HELLBROS Ryu復帰戦~ チーム雰囲気イケメン対チーム弟王国(国民の弟達) 時間無制限1本勝負
●HELLBROS Ryu/政岡純(紫焔)
13分20秒 串刺しドロップキック→片エビ固め
HELLBROS Ken/○木下亨平(ダブ)
▼ハロウィンキャラクターチェンジマッチ 時間無制限1本勝負
●暗黒魔女モリノス/ドラキュラ666/レザーフェイス
7分42秒 横入り式エビ固め
○ダイ・ナステリオ/ジャンボリック・バーブリッジ/エンドー
▼新宿二丁目女子プロレス提供マッチ~クミコタケダ復帰戦~ 時間無制限1本勝負
●ASUKAMA(カマプロ)/尾﨑妹加(フリー)
5分53秒 リバースUクラッシュ→片エビ固め
○クミコタケダ/山下りな(フリー)
▼アイスリボン認定トライアングルリボンタイトルマッチ 30分1本勝負
【王者】●ラム会長
8分18秒 ラム会長のレインメーカー→体固め
【挑戦者】○レディー・コウジュ
※第36代王者ラム会長が3度目の防衛に失敗。レディー・コウジュが新王者となる
※もう1人は【挑戦者】阿部内寂聴
▼スペシャル6メンマッチ 時間無制限1本勝負
●怨霊/忍/バナナ千賀(フリー)
14分25秒 マッドスプラッシュ→片エビ固め
小仲=ペールワン/YANAGAWA/○児玉裕輔(フリー)
▼ラム会長軍対佐野ふぐり軍 時間無制限1本勝負
●ラム会長軍
10分51秒 ウルトラボディプレス→片エビ固め
○佐野ふぐり軍
▼ハロウィンスペシャル!カボチャ争奪バトルロイヤル 時間無制限1本勝負
○HELLBROS Ken
9分38秒 カボチャ奪取
666がハロウィンで100回記念大会を開催しリング上に鬼殺隊が集結!ラム会長がレディー・コウジュにまさかの敗北で王座陥落!児玉が怨霊の無秩序無差別級王座に挑戦決定!クミコタケダの復帰に世界が歓喜!
第1試合
17周年を迎える666も本興行だけを数えて100回目の記念大会を開催。
足を負傷していたRyuの復帰戦。いつもタッグを組んでいた兄弟の初対決ともなった。
RyuとKenでゴングが鳴ると、Ryuがロックアップをすかして挑発。その後しっかりロックアップで組み合うとRyuが押し込んでさらりと髪をかきあげながらロープブレイク。再び組み合うとKenが腕を取っていき、Ryuがアームドラッグで切り返す。バックの取り合いとなり、ヘッドシザースの攻防からクリーンブレイク。両者タッチ。
REAL HIPSTAR対決となると、政岡が「正々堂々!」と握手を要求。木下が握り返すと政岡はガットショットを叩き込み、目まぐるしいロープワークの攻防から木下がアームドラッグからドロップキック。Kenにタッチ。
Kenはネックロックから首投げ、そして倒立で跳ねてからの低空ドロップキック、ギロチンドロップと連撃。さらにエルボー連打からロープにふろうとするが、政岡がサミングで怯ませてRyuにタッチ。
RyuはKenをボディスラムで2回叩きつけ、政岡にタッチ。
政岡は「どうした!」と挑発して両手を広げると、Kenはエルボーで反撃。政岡が絵ボーで返すとKenは一発でダウンしてしまう。政岡はフットスタンプからフォールも木下がカット。
Ryuに代わると、ガットショット連打から三沢式フェイスロック。Kenがブレイクすると政岡にタッチ。
政岡はKenの手の甲へのフットスタンプ。Ryuにタッチ。
Ryuは剣の腕を足で絡め取りながらの逆片エビ固めというジャーべを見せると、「来いよ」とエルボーを誘う。Kenがエルボーで返していくと、Ryuはロープに飛ぶがKenがキャッチしてボディスラム。木下にタッチ。
木下はRyuをドロップキックで吹き飛ばすと飛び出してきた政岡にもドロップキック。さらにRyuをコーナーに振って串刺しエルボーからショットガンドロップキック。さらに木下はロープに飛ぶが、Ryuがコルバタで切り返し、政岡にタッチ。
政岡はロープに飛ぶが、Kenがエプロンからキックを見舞ってカット。木下とKenは2人で政岡をロープに振ろうとするが、木下がうっかりKenに延髄斬りを叩き込んでしまい「いつものくせで!」と謝罪。REAL HIPSTARの2人が正面からエルボーで打ち合っていき、政岡がボディへのエルボーで木下に膝をつかせて顔面への低空ドロップキック。Ryuにタッチ。
Ryuは木下にインプラントDDTを見舞ってロープに飛ぶが、木下はカウンターのドロップキックをRyuの顔面に突き刺す。KenがRyuをブレーンバスターで叩きつけ、木下がフィッシャーマンバスター。Ryuが返すと木下がコーナーに振って顔面への串刺しドロップキックを叩き込み、これでカウント3。
REAL HIPSTAR、地獄兄弟はそれぞれグータッチを交わして去っていった。
第2試合
エンドーとレザーでゴングが鳴ると、エンドーコールを煽って満足して帰ろうとするがレザーが背後からぶん殴ってK666にタッチ。
ドラキュラに扮したK666が高笑いしてからエンドーに吸血攻撃。さらに高笑いしながら串刺しニーを放つがエンドーが逃げ出してダイナスディにタッチ。
ダイナスティことダイナステリオがコルバタからロープに飛ぶが、レザーが場外からホウキで殴ってカット。K666は上着を脱いでダイナステリオの首を絞めあげ、コーナーで顔面を踏みつける。レザーにタッチ。
レザーはダイナステリオの後頭部を殴ってモリノスにカット。
魔女に扮したモリノスはダイナステリオの腕を取りながらコーナーに上がり、オールドスクール。さらにチョークスラムで叩きつけるアンダーテイカームーブ。レザーにタッチ。
レザーはラリアットを放つが、これをかわしたダイナステリオがK666を踏み台にレザーへフランケンシュタイナー。K666にはスイングDDTを見舞ってリーにラッ理。
リーはレザーとK666をダブルラリアットでなぎ倒し、レザーとエルボー合戦を展開。リーがショットガンドロップキックを放ち、さらにハンマーパンチ連打からコーナーに上ってミサイルキック。続けて「カミカゼベイベー!」とカミカゼ。そしてエンドー、ダイナステリオと3人で合体ドロップキックを叩き込むと、K666が竹刀を持ち込んで全員を殴打していき、モリノスにタッチ。
モリノスがダイナステリオに突っ込んでいくと、ダイナステリオがカニバサミから619。さらに飛び技を狙うがレザーが急襲し、レザーを踏み台にK666がフットスタンプ。そしてK666がコーナー上でホウキにまたがりながら飛んでダイビングフットスタンプ。
ここでモリノスがホウキで殴りかかり、これをかわしたダイナステリオがスクールボーイで3カウント。
K666「おい、モリノスさんよお!……なんか普通の試合がしたいです。ヒールしたいのかコスプレしたいのかよく分かんないし、『魔女やりたい』とかメールしてこられてもなんか……どうやってヒールするか考えてバンパイアで来ましたけど全然パンパイア出来なかったですよ。だってもう、ヒール難しいんですって。普通に試合しましょうよ!どうですか?」
エンドー「ヒールかんたんだよ!武器使えばいいんだろぉ?!」
K666「簡単とかなんか言って!1回寝返ってるだろ!リーだってどっちがヒールだかわかんなくなるじゃん!そんなことしたら!なんかみんな邪魔しよう邪魔しようとして!一生懸命ヒールやろうとしてるの俺だけじゃん!ダイナとかマメさんいるんだったら、1回ヒールやってみたらいいよ!ベビーとか言いながら全然フツーに試合してるだけじゃないか!なんかベビーっぽいことやってる?やってないでしょ?!いつもさあ、こっちがヒールっぽいことやらなきゃみたいなこと言うけどさ、ぜんぜん違うでしょ?!わかった。じゃあさ、年末、12月23日、そっちがヒールやって、こっちがベビーで試合しましょうよ。それでどうですか?……思ったよりお客さんが喜んでくれてよかった。どうでもいい感じになるかと思ったけど。ありがとうございます。じゃあ年末、逆になって……レザー兄さんも、すみません」
ベビー転向を促されたレザーがチェーンソーを鳴らしながら荒々しく去っていくと、早速ダイナステリオが竹刀でK666を殴打するなどヒールらしい姿を見せて去っていった。
第3試合
全世界が待ち望んでいたクミコタケダの復帰戦。妹加がおそるおそる握手を求めるとクミコはすかしてセクシーポーズ。
山下と妹加のRebel&Enemy対決でゴングが鳴ると、ロックアップで押し込み合い、ショルダータックル合戦。クミコはコーナーに上ってセクシーポーズ。山下がショルダータックルで打ち倒すと妹加もロープに飛んでショルダータックル。クミコはリングの隅でグラビアポーズ。
ASUKAMAとクミコの対面となると、クミコはロックアップをすかしたりASUKAMAのロープ攻撃で倒れたりショルダータックルで倒されたりしてもセクシーポーズで対応し、観客は「フゥ~♪」と黄色い歓声を上げる。山下が入ってきて2人でダブルチョップを見舞うと、クミコは思わず吹本賢児がよく決めるポーズを取る。
妹加とクミコの対面。妹加がエルボーを放つとクミコはよろけながら開脚セクシーポーズ。妹加はエルボー連打からボディスラムを狙うが、クミコはまるで竹田誠志のような野太い雄叫びを上げながらの強烈なボディスラム。山下にタッチ。
山下が出てくるとASUKAMAも飛び込んでくるが、山下はダブルラリアット。妹加もラリアットでぶつかっていき、山下と妹加がラリアットの打ち合い。これに打ち勝った妹加がラリアットでなぎ倒すと、ASUKAMAにタッチ。
ASUKAMAが串刺しエルボーからミサイルキック。クミコはエプロンでグラビアポーズ。ASUKAMAはアスカマロックに入るが、クミコはセクシーポーズを取ってカットに入る気配を見せず。山下が本当につらそうになるとクミコはいやいやカットへ。そこへ妹加が入ってきてクミコをアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、クミコはそれでもセクシーポーズにこだわる。そして着地したクミコがASUKAMAへ強烈なロッキンポ殺しを叩き込み、さらにリバースUクラッシュで叩きつけて3カウント。全員からすべての見せ場を奪っていったクミコの一人勝ちとなった。
第4試合
ゴングが鳴ると3人でリングを回りながら睨み合い、ラム会長とコウジュ、阿部内と見えない誰かがロックアップで組み合い、ラム会長とコウジュが腕を取り合う中で阿部内も何者かにリストを取られてグラウンドに転がされる。そして3人(4人)でクリーンブレイクして見得を切る。
阿部内とコウジュが結託して2vs1でラム会長に攻撃を仕掛け、ロープに振ってからクラッシュギャルズばりのダブル正拳突き。そしてコウジュがカニバサミで倒してからカンパーナで吊り上げ、阿部内のふっくらとした股間や尻へラム会長の顔面を打ち込んでいく。精神的に大ダメージを受けたラム会長は倒れ込んでピクリとも動かなくなる。
するとコウジュ&阿部内は「ヴァ~ジョン、テュゥ~!」とさらに2人でナイトメア攻撃を仕掛けていき、ラム会長は絹を裂くような悲鳴を上げる。そして阿部内がフォールに入るとコウジュが引き剥がして自分がフォール。これを阿部内がカットすると2人は口論しながらも2人でラム会長をロープに振る。ラム会長はフライングクロスボディで2人まとめてなぎ倒し、2人まとめてフェイスクラッシャー。そして阿部内にスクールボーイからショットガンドロップキック。阿部内がキックアウトするとラム会長はラ・シージャを狙っていくが、阿部内は下着をチラ見せしながら迫っていき、雪崩式ブレーンバスターの体勢へ。
しかしラム会長は「This is ラムちゃんカッター!」と同技を放ち、「どうですかお客さん!」まで完全再現。しかしコウジュが場外から攻撃を加えて阿部内とコウジュの正面からの打撃戦へ。コウジュがチンクラッシャーから「フィニーッシュ!」と叫んでブレーンバスターを狙うが、ラム会長が2人まとめてスクールボーイ。そしてラム会長がコウジュにコードブレイカー、阿部内に619。さらにレインメーカーを叩き込むもコウジュがカット。そして倒れ込んだ阿部内へコウジュがM字開脚で座り込んでフォールし、これで3カウント。
コウジュがベルトを抱きしめると、ラム会長は「それあたしの!あたしの!」と激怒。
コウジュ「シャーラーップ!シャラップ!ミーがトライアングル、ルィボ~ン、ニューチャンピオン!レディー・コウジュよ!フゥ~♪ラム会長サーン、アナタ、今度ね、11月8日、私達の興行あるでしょ?次の挑戦者、ガンガンカカッテキナサーイ!マッテルワー!」
ラム会長「おうおうおう!そんなのあたしも挑戦してやる!今日はたまたまだ!テメーあたしから勝ってねーじゃねーかよ!テメーが邪魔なんだよ!じゃあいいよ!11月8日、そのベルトに挑戦してやる!ぜってー取り戻すからな!見てろよ!お前ら全員来るんだろうな!?オイ!チケットちょっと余ってるみたいなんで、買って帰ってください。テメー、覚えてろよ。ケツで食ってけると思うなよコノヤロー!」
<試合後コメント>
ラム会長
――まさかの王座陥落となってしまいました
「いやー、ちょっと余裕かましすぎた。みんな思ったでしょ?あたしが619からレインメーカー決めたら、そんなん勝つと思うでしょ?!いやいや、おかしいって。ちょっと3WAY、トライアングルの難しいところが出たかなって。あたしだけの責任で負けたわけじゃないよね?あれは。阿部内のせいでもあるよね、アイツがキックアウトしてれば……。信じらんない!」
――あとはアイスリボン道場で取り返すしか無いと
「そうだね。11月8日になんかちょうどあるから、アイスリボンと新宿二丁目プロレスの対抗戦が。ちょうどあたしはアイスリボンの選手でもないし、新宿二丁目プロレスの選手でもないし、どこにも属してないから、ちょうど手ぶらだった。まあホントに手ぶらになっちゃったけど。ぜってー取り戻す。それはアイスリボンのためにも絶対取り戻す」
――今日のこの結果はアイスリボンの選手たちにはどのように報告する?
「いやいやいや、恥ずかしくて……。今日、『あたしベルト持って帰るんで、次のときに返しますね』とか『アタッシュケースに戻しときます』とか言ってたけど、あたしがアタッシュケースに戻せないってどういうことよ?!恥ずかしくてちょっと顔向けできないよ……」
レディ・コウジュ&阿部内寂聴
阿部内「ヘイヘイヘーイ!」
コウジュ「ニューチャンピオンよ!ニューチャンピオン!」
阿部内「アタラシイオウジャ」
コウジュ「イエス!イエス!イエス!ラム会長サーン、大したことないネー!」
阿部内「ちょっと11月8日、防衛して、私に挑戦させてよ」
コウジュ「イイジャナイ。私達でヤリマショー!ネクストね!11月8日ネ!」
阿部内「ちょっとアソコ(股間)が大きいだけだから。それだけよ、違いは」
――阿部内選手も次のタイトルマッチに絡んでいく?
阿部内「引き続き絡んでいくけど、次のタイトルマッチ、ワタシ、イナイ」
コウジュ「イナイ?!」
阿部内「ワタシ、ワタシ、追っかけてるの。すごい好きな選手を。阿部史典っていう選手を追っかけてるの。阿部史典選手、その日北海道で試合。だからワタシ応援行くの。推し!ナンバーワンの推しダヨ」
コウジュ「アラソウ」
阿部内「そしたら推しが防衛して、貴女とタイトルマッチ」
コウジュ「イエス!」
ハロウィン仮装コンテスト
休憩時間には、666のハロウィン大会恒例の仮装コンテストが開催。仮装をして来場した観衆がコンテストに参加し、例年以上の盛り上がりを見せた。
第5試合
前回大会にて車で対物事故を起こしてしまったことが報告された怨霊だが、その後ミラー代で11万円かかったということが明かされる。
因縁の怨霊と児玉でゴングが鳴ると、児玉は怨霊の手4つをすかしてYANAGAWAにタッチ。
怨霊がYANAGAWAに向き合うと児玉が背後から急襲。そのすきにYANAGAWAがショルダータックルを見舞い、怨霊のアームドラッグもなんなく受け止めドロップキック。児玉にタッチ。
児玉はトップロープ越しのローリングセントーンも、怨霊が自軍コーナーに押し込んで忍にタッチ。
怨霊と忍は動かずじっと睨み合いを展開。そして、忍と児玉が手4つで触れ合おうとすると児玉がコーナーに控える怨霊を急襲。忍は「相手は俺やろ!」と怒るが、児玉は四つん這いで忍に迫り、忍は慌てて場外へエスケープ。児玉が追っていくと忍が入れ替わりにリングに戻り、児玉は小仲にタッチ。忍も千賀にタッチ。
小仲は千賀にショルダータックルでぶつかっていき、両者マッスルポーズで威嚇し合う。そしてショルダータックルで相打ちになり、あまりの衝撃に2人共場外に吹き飛んでいく。全員入り乱れての場外戦となり、千賀が小仲をリングに戻すとゴールドバーグのように胸をたたいて吠えながらアピールし、なにもせずに忍にタッチ。
忍はスライディングキックからボディスラムで叩きつけ、怨霊にタッチ。
怨霊は小仲の後頭部にエルボースタンプを連打してゼロ戦キックを見舞い、相手コーナーの児玉を威嚇。さらに小仲をロープに振ってくるくるエルボーを見舞い、忍にタッチ。
忍はエルボー連打からコーナーに押し込んで逆水平チョップを連打。そしてコーナーに振って突っ込んでいくが、小仲はコーナーに上ってダイビングラリアットを放つ。忍はこれをかわして自爆させ、ロープに飛ぶが小仲はジャンピングダブルニーでカウンター。YANAGAWAにタッチ。
YANAGAWAは忍にショットガンドロップキック、串刺しバックエルボーから顔面への低空ドロップキック。さらにブレーンバスターを狙うが、忍が垂直落下式ブレーンバスターで返し、千賀にタッチ。
千賀はYANAGAWAをコーナーに押し付け、マウントナックルを連打。さらに顔面への串刺しスライディングキック。さらにロープに飛んでいくが、YANAGAWAがカウンターのジャンピングニーを叩き込み、両者タッチ。
怨霊と児玉の対面となると、互いにサミングを見舞って視界を失う。両者ふらふらと立ち上がって正面からのエルボー合戦を展開。児玉がこれをドロップキックで制してバックドロップ。これを返されるとドラゴンスリーパーも、怨霊が死の灰を顔面に投げつけて脱出。千賀のトラースキック、忍のミサイルキックが決まると、怨霊が怨霊ドライバー。これをカットされると忍が場外に排除してケブラーダ。怨霊はさらに怨霊クラッチもこれは小仲がカット。小仲&YANAGAWAが怨霊をコーナーに振ってトレイン攻撃を見舞い、2人で合体ブレーンバスター。そこへ児玉が顔面にトラースキックを叩き込むが、これは忍&千賀がカット。小仲が座禅式アサイDDT、YANAGAWAがライトニングスパイラルを放ち、小仲=ペールワンが怨霊へ座禅式セントーン、そして児玉がマッドスプラッシュを投下すると、これで3カウント。
児玉「怨霊さん、ハッピーハロウィン!皆さん、ハッピーハロウィン!まあ冗談です。あの、前回も言いましたけど、僕にチャレンジさせてくださいよ。前回に引き続き、今日も僕が3つ取りました。いいですよね?もう決めちゃっていいんじゃないですか?タイトルマッチ。次、ここ、いつだっけ?12月26でしたっけ?この日、怨霊さんが持ってるタイトルに僕が挑戦します。認めてください」
怨霊「わかったわかった。コジマくん。コジマくんの気持ちはわかったよ。この間は事故とか言い訳したけど、12月、シングルやろう。コジマくんの気持ち、受け止めよう。絶対コジマには負けない」
児玉「児玉だよ!」
怨霊「コジマはベルトを巻けない。俺は負けない。コジマは負けない……あっ、ちげえ。まあいいや。やろう。絶対勝つよ。ちなみに今日ベルトを忘れてきちゃったから無いんだけど」
児玉「多分なんですけど、僕ですよね?挑戦者。児玉だよ!児玉!わかった。調印書にサインするときにコジマユースケって書かないで!分かった?!分かった?!」
怨霊「わかったよ」
児玉「名前間違えられましたけど、次の666の大会で、怨霊さんからベルト取って、『コジマじゃなくて児玉だよ』ってとこ見せたいと思います」
<試合後コメント>
児玉裕輔
「ということで、やっと怨霊さん、タイトル挑戦を認めてくれたようで。前回も今回も、僕が完璧に3つ取ってますよ。まあ、12月26日、タイトルマッチやりますけど、怨霊さんにやっていただきたいのは、ベルトをキレイに磨いて、挑戦者の名前がコジマではなく児玉だということをしっかりと頭に焼き付けてタイトルマッチに臨んでほしいと思います。僕が取るんで」
怨霊
「666でコジマ選手に2連敗です。シングルで、12月、決着付けます。待ってろよコジマ。……まあ、児玉だよね」
第6試合
※この試合は主催者側の要請により、試合詳細・試合写真は一切掲載出来ません。ご覧になりたい方はぜひ会場までお越しください。
カボチャ争奪バトルロイヤル
例年通り試合開始とともにラダーが設置されたリングは無人のまま選手たちが袋を持って観客席を回っていき、そのまま4分ほどリングには誰も上がらず。ようやく山下、ASUKAMAがラダーに上がり始めるが、山下がASUKAMAにカンチョー。山下がお菓子をもらいに場外へ戻ると、ASUKAMAが再びラダーに上がるが、怨霊がASUKAMAの袋からお菓子を盗み始めるとASUKAMAはラダーを降りて怨霊から袋を奪還。またまたASUKAMAがラダーを登っていくが、千賀がらだーを揺らして落下させる。
続いて、忍がラダーを上がっていくが、パンツを下ろされて忍の忍があらわになるという毎年恒例の光景が広がる。阿部内がキックを放つと忍がこれをキャッチしてモザイクが処理が必要ない形で器用にドラゴンスクリュー。千賀がラダーを上がると自らパンツを脱がされて下半身を解き放つ。
KenとASUKAMAがラダーを登って殴り合うが、裕向が登り始めるも自ら落下。Kenがカボチャを奪取した。
カボチャの中身は例年通りマイクが入っており、Kenがマイクを取る。
Ken「よっしゃー!カボチャ取ったぞ~!これは恒例の歌えるってことですよね?!じゃあ歌うぞ!ミュージックスタート!」
KenがSMAPの『SHAKE』を熱唱。
Ken「まだまだ歌いたんねーぞ!だけど、ちょっといいすか、1つだけ。10月、僕の誕生日なんですけど、今日来てる選手、レフリーの中で同じ誕生日の人がいますよね?!
1人目、GENTAROさん、モリノスさん、荒田さん!リングに上ってください!GENTAROさん、誕生日ですよね?どうぞ!この3人が、誕生日です!皆さん拍手!みんなでどうですか?!歌い足りないですよね!歌いましょう!『ハッピーバースデートゥーユー』!」
Kenが『ハッピーバースデートゥーユー』を熱唱。
Ken「忍さんお願いします!3人に素敵なお花を、忍さんが用意してくれました!」
忍から謹製のフラワーアレンジメントが贈呈され、
どうでしたか皆さん!今日は楽しかったですか?!楽しかったですか?!めでたい4人で最後締めませんか!例のアレで締めませんか?例のアレで締めませんか?!行きますよ!666はまだまだ終わらないですよ。まだまだ大会ありますよ!プロレスで不謹慎ーッ!666ーッ!」