勝村周一朗が“永田兄弟”にリベンジ宣言!4・11後楽園で石井慧介と組み、永田裕志&高岩竜一の現元新日タッグと対戦

元修斗世界フェザー級王者で、現在はガンバレ☆プロレスで活躍する“リアルタイガーマスク”勝村周一朗が4月11日、東京・後楽園ホールでの永田兄弟へのリベンジを力強く宣言した。勝村は石井慧介とのタッグで、“ミスターIWGP”永田裕志、高岩竜一の現元新日コンビと対戦する。
2月22日、東京・渋谷ヒカリエ内にある「クリエイティブラウンジ・モヴ」で開催されたイベント「モヴ市」にガンバレ☆プロレスが出店。マットプロレス、トークショー、「選手が語る私の必殺技講座」、グッズ販売を実施。同イベント中に公開記者会見を開き、4・11後楽園大会の一部カードを発表した。同大会は同団体にとって、旗揚げ12周年、新体制となっての1周年記念となり、サイバーファイトから独立後、初の後楽園進出となる。
まず、イベントを欠席した石井から「当初は“永田さんとタッグを結成しないか?”というありがたいお話をいただきました。しかし、自分は2回目も、組むより戦いたい。永田さんのパートナーは高岩さんで、1992年デビュー同期チームとなりました。昔から見させてもらったお二人ですが、パッと浮かんだのが1998年。中2だった自分は9月23日、横浜でのスコット・ノートンvs永田、12月4日、大阪での獣神サンダー・ライガーvs高岩の試合に夢中になりました。少年時代に憧れていたレスラーと戦う機会はいろいろ叶いました。今回はその中2のときの少年が40歳になって、2選手を倒す物語を作りたい。独立一発目のメインを共に戦った勝村さんとガッチリ組んで、完勝して、二人で勝ち名乗りを挙げるので、お客さんはガンプロコールをお願いします」とのメッセ―ジを寄せた。
会見に登壇した勝村は「石井と同じで、去年の独立後の初の大会で、石井とメインをやったのはすごい思い入れがあるというか。当時も旗揚げ戦やるんだったら、絶対自分がメインでやりたいし、やるんだったら石井とと思っていて。1年後、初めての後楽園で石井と組めるのは感慨深いなと思います。石井と1個違うのは、僕にとってはリベンジマッチなんです。永田さんに対しての。総合格闘技時代、2006年大みそか、『K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!』で、永田さんの弟さん(永田克彦)と第1試合で戦って。そのとき9割くらい攻めてたんですけど、最後一発パンチをもらって逆転負けをして。そこにセコンドに就いていた永田さんがリングに上がって敬礼ポーズをしたという。自分にとっては忘れられない敗戦だった。20年近く経ちましたけど、ここでお兄さんではありますが、当時の思いを晴らすというか、リベンジできたらうれしいなと思うので、永田さんには弟さんをセコンドにつれてきてほしいなと思ってます」と力を込めた。
高岩は“元”ではあるが、対新日本という点では、「対新日本って言っちゃうと、恨みも何もないし、ただの憧れというのが過去の思いとしてはすごいあるんですけど。プロレスラーとして負けてないんだぞというのを見せたい。規模が全然違うけど、実力では負けてないというのを証明できたらいいなと思います」と話した。
永田は昨年9月7日、埼玉・所沢パークタウン商店街特設リングでの「所沢パークタウン商店街プロレス」大会でガンプロに参戦し、石井と一騎打ちを行ったが、そのときの印象について、「変わらないということではないですけど、年を重ねると、できる動きとできない動きが出てくると思うんです。それをうまく現在のコンディションとアジャストさせて戦ってる印象があります。まだ最前線というか、IWGP世界ヘビーにも挑戦するんですよね? そういう人とやれる。きっとタイトルマッチが決まれば、よりコンディションを上げてくると思うので、状態のいい永田選手とやれるのはとても楽しみです」と思いを馳せていた。
また、代表の大家健は4・11後楽園でシングルマッチを予定しており、対戦相手は現在調整中で「これはというシングルになるんじゃないかと思っております。ホントにすげぇなと思うアイツと戦いたいと思ってまして、決まったらいいなって。人生まだまだなので、これをきっかけにもっと大きくなりたいと思います」