岩崎孝樹、2・27後楽園での高岩竜一とのガンバレ世界王座戦に向けベルト奪取宣言!「俺が獲ってサイバーファイトフェスで、この団体をアピールする」
CyberFight傘下のガンバレ☆プロレスが2月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「フォーリング・ダウン2022」を開催。今年初の東京・後楽園ホール大会(同27日)のメインイベントで高岩竜一が持つスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座に挑戦する岩崎孝樹が高らかにベルト獲りを宣言した。
横浜大会の第1試合前に同選手権戦の公開調印式が行われ、岩崎は「心身ともに充実してて、いい緊張感で過ごせてます。チャンピオンは“胸を貸してやる”とか言ってるけども、胸を借りるつもりはさらさらない。貸せるものなら貸してみろと。その胸、俺の蹴りで打ち砕いてやる。当日は最高のコンディションで、後楽園のメインに立って、必ずこのベルトを獲りたいと思います」とキッパリ。
王者の高岩は「今年でプロレス生活30周年、年も50歳。ここまで来ると、自分との闘いだと思ってます。このベルト、ガンバレ☆プロレスの未来をしょって立つであろう岩崎に胸を貸して、初代チャンピオンのあり方を見せたいと思います」と余裕を見せた。
この日のセミファイナルで岩崎は渡瀬瑞基と組み、高岩、5代目ブラックタイガー組との前哨戦に臨んだ。高岩がチョップ、ラリアット、ブレーンバスターで攻め立てれば、岩崎は強烈なミドルキック、ダブルアーム・スープレックス、バックドロップをたたき込み、バチバチの闘いを展開。試合は渡瀬を捕獲した高岩がラリアット連打、デスバレーボム、垂直落下式ブレーンバスターとたたみかけ、3カウントを奪取した。
高岩と激しい視殺戦を繰り広げて退場した岩崎は「見ての通り絶好調。向こうが指名してくれた熱い思い。こっちも必ず熱い思いで返してやる。この先にサイバーファイトフェス(6月12日)あるだろ。それに高岩竜一がチャンピオンで行っても、この団体に未来はないでしょ? 俺がベルト獲って、団体の顔として大きな舞台に立って、この団体をアピールしていかなきゃいけない。それをできる自信があります。そのために、まず2・27後楽園のメインで胸を張って、高岩竜一に勝ちたいと思います。(前哨戦で)確信に変わりました」と自信たっぷりに語った。
一方、前哨戦を制した高岩は「岩崎と今日で何回目か分からないけど、蹴りが強くて。50のオヤジにはきつい。でも、こっちも活性化されてんだよ。いい刺激もらえてます。この刺激を最大限に膨らませて必ず防衛します。(蹴りで打ち砕く?)僕も30年やってきて、蹴られ慣れてるんで。そのなかでも、重い部類に入るのは確か。初代チャンピオンの威厳と役目は果たしたいんで、あの蹴りに耐えてみせます」と王座死守を誓った。