【試合詳細】1・25 アイスリボン道場マッチ 神姫楽ミサvs しのせ愛梨紗 星いぶき&若菜きらり vs 杏ちゃむ&Yappy 星ハム子 vs トトロさつき 勝愛実&YuuRI vs 柳川澄樺&叶ミク

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『アイスリボン1396』
日程:2025年1月25日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:49人

▼タッグマッチ15分1本勝負
○勝愛実/YuuRI(ガン☆プロ)
12分45秒 バックフリップ片エビ固め
柳川澄樺(JTO)/●叶ミク(T-HEARTS)

▼シングルマッチ10分1本勝負
△星ハム子
時間切れ引き分け
△トトロさつき

▼タッグマッチ15分1本勝負
星いぶき/●若菜きらり
12分13秒 変形フィッシャーマンバスター→片エビ固め
[Bad Butts]○杏ちゃむ(信州ガールズ)/Yappy

▼しのせ愛梨紗Birthdayシングルマッチ20分1本勝負
○神姫楽ミサ(JTO)
14分19秒 晴れときどきミサ→片エビ固め
●しのせ愛梨紗(飛鳥プロレス)

二十歳を迎えた愛梨紗がタッグパートナーの神姫楽と対戦するも敗北!勢いに乗るBad Buttsがまたもタッグマッチで快勝!

第1試合


 勝がYuuRIとの2度目のタッグでオープニングマッチに登場。対角線には柳川とミク。勝vs柳川はアイスとJTOのシングル王者対決という注目の顔合わせでもあった。試合はその勝vs柳川でスタートも、いきなり勝が「先週の締め…」と先週の道場マッチの締めを全力で止められたことに猛抗議。柳川が強引に勝をコーナーに押し込むと、串刺しニー、ミクが串刺しドロップキック。そして柳川の「勝に締めさせない同盟」に賛同したYuuRIも串刺しエルボーを決め、3人でハイタッチ。柳川が勝を丸め込む。カウントは2。
 続けて低空ドロップキックを決めた柳川はミクに交代。飛び込んできたミクを肩口に抱え上げた勝は「もう終わり!」とフィニッシュを狙うが、これには柳川はもちろん、YuuRI、客席からブーイングが。周囲の反応にそっとミクをリングに降ろした勝。代わったYuuRIに、起き上がったミクがヘッドロックを決める。さらにトップロープを蹴ってのアームホイップ。続けてクロスボディも、これはYuuRIがキャッチ。ボディスラムで叩きつけて逆エビ固めへ。ロープに逃れたミクのバックに回ったYuuRI。ミクが前方回転で丸め込み。カウントは2。
 ミクが低空ドロップキック、コーナーからのダイビングクロスボディ。カバーもカウント2。
 代わった柳川が飛び込みの片足ドロップキック、バッククラッカーから羽根折り固め。ロープに逃れたYuuRIにはりつけドロップキック、ミクも続けてドロップキック。柳川がカバーもカウント2。
 YuuRIがサッカーキック、PKはかわされるもバックキック、サイドキックでカバーもカウント2。
 バックの取り合いからYuuRIがトラースキック、延髄ハイキック。代わった勝がダブルアームの体勢も柳川がこらえる。勝が膝蹴り連打。柳川がエルボーで応戦。エルボーの打ち合い。勝がスタナーからトラースキック、ダブルアームフェイスバスターでカバーもカウント2。
 柳川がカウンターのバックスピンキック、ダイビングヒップアタックでカバーもカウント2。
 柳川がフィッシャーマンズバスターでカバーもカウント2。
 代わったミクがドロップキック連打も勝がこらえる。勝がボディスラムを狙うが、柳川がミクの背中に蹴りを入れプレスの形で潰す。柳川とミクがダブルドロップキック。ミクがボディプレスでカバーもカウント2。
 勝がロープ際でミクにエルボー、YuuRIが619、勝がスタナー。勝とYuuRIがダブルのトラースキック。勝がカバーもカウント2。
 ミクがエルボー連打、スピニングクロスボディでカバーもカウント2。
 コーナーに上がったミクを勝が捕まえるが、ミクが高角度回転エビ固めからジャックナイフ。カウントは2。
 勝がファイヤーマンズキャリーもミクが切り崩してエビ固めを狙う。勝が潰してカバーもカウント2。
 勝がトラースキックでカバーもカウント2。
 勝がリバーススプラッシュでカバーもカウント2。
 勝がバックフリップで粘るミクからカウント3を奪った。

第2試合


 2月2日SKIPシティ大会で行われる勝&ハム子vsまなせ&トトロの前哨戦シングルマッチ。2人のシングルマッチは21年8月26日後楽園ホール大会でのIW19王座戦以来3年半ぶり。

 ロックアップからトトロがロープ際に追い込むがクリーンブレイク。中央に戻りハム子が「来い!」と右手を挙げる。手四つから胸のぶつけ合いは共に引かず。力比べはトトロが勝つ。トトロが串刺しを狙うがハム子がかわす。ハム子がコーナーでの腹ウォッシュを狙うが、トトロが切り返し掟破りの腹ウォッシュ。相当なダメージを受け、嗚咽するハム子。トトロのボディプレスはかわし、トトロのお株を奪う物置攻撃も、すっかり涙目。続けてお・し・り・ダーッからブルドッキングヘッドロックを狙うも、踏ん張ったトトロがハム子をコーナーに叩きつけて串刺しラリアット。さらに本家トトロ物置から動かざること山の如し。タックルの打ち合いからトトロが打ち勝つ。トトロがファイヤーマンズキャリーも逃れたハム子がブルドッキングヘッドロック。カバーもカウント2。
 ハム子が逆片エビ固め。ロープに逃れたトトロがエルボーで反撃。ハム子が突っ張りも、トトロが力士並みの鉄砲で返しロープ際に追い込む。ハム子がトトロの腹に噛みつき。ハム子がシャイニング腹ザードでカバーもカウント2。
 ハム子が往復ラリアットからロープに飛ぶもトトロがカウンターのボディアタックで吹っ飛ばす。トトロがボディプレスでカバーもカウント2。
 トトロがカミカゼでカバーもカウント2。
 トトロが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。
 トトロが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。
 トトロが担ぎ上げるもハム子がウラカン・ラナで切り返す。ハム子が女の執念を狙うが、トトロがこらえる。さらに潰してカバーもカウント2。
 トトロがラリアットでカバーもカウント2。
 トトロがセントーンでカバーもカウント2。
 ハム子が飛び込みラリアットでカバーに入ったところで10分時間切れとなった。

 試合後はハム子のセコンドにいた勝もリングへ。ハムカツでトトロを挑発もトトロもにらみ返す。一触即発ムードのまま、前哨戦は引き分けに終わった。

第3試合


 1月18日『1395』大会でシングルマッチを行ったいぶきときらりがタッグを結成し、Bad Buttsと対戦した。試合はBad Buttsの奇襲でスタート。いぶき、きらりをロープ際に引きずりエプロンに立ったBad Buttsが交互ヒップアタックからサンドイッチヒップアタック。さらに場外戦に持ち込むも、Bad Buttsを同士討ちにしたいぶきときらりが先にリングへ。きらりがYappyにドロップキック。しかし、これを叩き落としたYappyがストンピング、雷電ドロップでカバーもカウント2。
 さらにコーナーでの絞首刑からヒップアタックでカバーもカウント2。
 Yappyがドラゴンスリーパーから肩口に抱え上げるもバックに逃れたきらりがローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 代わったいぶきが串刺しボディアタック、ネックブリーカードロップから逆水平チョップへ。Yappyもこらえながらエルボーで応戦。打ち合いからいぶきが膝蹴りを決め、ロープ際に追い込んでの飛び込み顔面ウォッシュ。さらにロープに走るも杏ちゃむがボードでいぶきの脳天を強打。ボードを受け取ったYappyが振りかざすもいぶきがかわす。さらにYappyが振りかぶったところをいぶきがキャッチ。いぶきの後ろからきらりがドロップキックの援軍。ボードを胸に抱える形となったYappyにいぶきが正面ドロップキック。さらに倒れたYappyに奪ったボードを振り下ろしカバーも、レフェリーはノーカウント。いぶきの飛び込みにYappyがボードをフルスイング。倒れたいぶきにYappyが雷電ドロップでカバーもカウント2。
 Yappyがロープ際のいぶきに開脚ヒップアタック、ギロチンドロップでカバーもカウント2。
 代わった杏ちゃむがロープ際のいぶきに飛び込むも、いぶきがフロントキック。それをキャッチした杏ちゃむがロープにその足をからめてドロップキック。さらにいぶきをロープの間に座らせる形でドロップキック。続けてYappyがギロチンドロップ。杏ちゃむがカバーもカウント2。
 いぶきがタックル。杏ちゃむがクロスボディでカバーもカウント2。
 杏ちゃむが脇固め。ロープに逃れたいぶきがカウンターの正面ドロップキック。ネックブリーカードロップでカバーもカウント2。
 きらりとの連係を決めるも、杏ちゃむがフィッシャーマンズ・スープレックスでホールド。カウントは2。
 いぶきがカウンターのダブルチョップでカバーもカウント2。
 代わったきらりがドロップキック。3発目をかわした杏ちゃむが倒れたきらりの背中を踏み台にしてのセントーン。カバーもカウント2。
 杏ちゃむが腕ひしぎ十字固め、変形アームブリーカー。いぶきがカット。杏ちゃむの蹴りをカットしたきらりがスタナー、ミサイルキックでカバーもカウント2。
 杏ちゃむがカウンターの右ハイキックでカバーもカウント2。
 きらりが旋回式スタナーでカバーもカウント2。
 きらりが低空ドロップキックでカバーもカウント2。
 きらりが丸め込みも杏ちゃむが切り返し。カウント2できらりが切り返すもカウント2で杏ちゃむが切り返す。カウントは2。
 杏ちゃむが変形フィッシャーマンバスターでカウント3を奪った。

 試合後、マイクを手にした杏ちゃむはきらりとセコンドに入っていたミクに向けて「タッグに挑戦したいんだろ?こんなところで負けて挑戦できると思ってんのか、お前ら。」と挑発。これを受けてきらりは「たしかに今日は負けたよ。でもここで負けたからって、はい、じゃああきらめますってほど、気弱じゃないんで。なんか(Bad Buttsもタッグ王座に)挑戦とかなんとか言っているみたいだけど、うちらきらミクはベルト獲るから。私1人じゃ無理かもしれないけど、ミクと2人だったら、絶対に獲れるから。」と返す。杏ちゃむは「正直言って、まだまだだわ。全然、お前らの気持ち、伝わってこねえ。次の試合でも当たることがあったら、もっと本気出せるんだよな?」と再戦を示唆。これにもきらりは「やってやるよ!見とけよ!」と強気で返す。きらミクにとって、タッグ王座挑戦の前にBad Buttsという壁が立ちはだかってきた。

第4試合


 1月21日にハタチの誕生日を迎えた愛梨紗のバースデーマッチの相手に選ばれたのは、タッグパートナーでもある神姫楽。昨年7月6日『1356』大会以来のシングルマッチが記念試合として実現した。試合はタックルの打ち合いでスタート。共に退かない打ち合いから愛梨紗がかいくぐってのオクラホマロールでカバーもカウント2。
 さらに丸め込むもカウント2。
 愛梨紗がタックルを決め神姫楽をうつ伏せにしてのフェイスロック、チンロック。ロープに逃れた神姫楽をコーナーに詰めての串刺しボディアタック。さらにコーナーでの踏みつけ。神姫楽がタックルを決め、キャメルクラッチ。さらに串刺しラリアットからコーナーに詰めての踏みつけと、神姫楽が同じ攻めを仕掛ける。神姫楽が猪ムーブ。セコンドに入った選手を呼び込み、全員で猪ムーブからのバースデートレイン。最後は神姫楽が串刺しスピアーでカバーもカウント2。
 神姫楽がエルボードロップ。セントーンは愛梨紗がかわす。起き上がれない愛梨紗に神姫楽がストンピングから逆エビ固め。ロープに逃れた愛梨紗をロープにはりつけての鼻フック、はりつけドロップキック。カバーもカウント2。
 愛梨紗がボディスラムから飛び込みクロスボディ、逆エビ固め、河津落としでカバーもカウント2。
 愛梨紗のフィッシャーマンズスクリューを切り返した神姫楽が飛び込みラリアット、セントーンでカバーもカウント2。
 愛梨紗が膝をついた状態でエルボー連打。神姫楽が愛梨紗を引き起こす。愛梨紗がエルボー連打。受けきった神姫楽がエルボー1発で吹っ飛ばすも、愛梨紗が丸め込みへ。回転式もカウントは2。
 愛梨紗がタックル5連発でカバーもカウント2。
 愛梨紗がフィッシャーマンズスクリューから変形チンロック、チンロック、ちあふる☆フリップでカバーもカウント2。
 愛梨紗がシャイニングウィザードも神姫楽がカットしミサトンクラブ。ロープに逃れた愛梨紗に神姫楽がラリアット3連発でカバーもカウント2。
 神姫楽が飛び込みラリアットでカバーもカウント2。
 神姫楽が晴れときどきミサ(ダイビング・セントーン)でカウント3を奪った。

〈試合後のリング上〉
神姫楽「愛梨紗!今日みたいにまっすぐ全力で相手に向かってくる愛梨紗がすごい好きで、今まで愛梨紗の対角にいたときに、自分が愛梨紗の全力を出させる相手なのかどうなのか今日試したかった。正直、やっぱり愛梨紗は特別だし、可愛いし、でもこんなほわほわしてても、絶対に負けないっていう強い気持ちがあることを私は愛梨紗のまっすぐな目から感じていたから、今日もその気持ちを感じて、私は愛梨紗がいるから強くなりたいって思えるし、愛梨紗の隣でちあぷりやっていきたいと思いました。愛梨紗は負けたから悔しいと思うけど、どう思ったかな?」
愛梨紗「ミサさんが思っている以上に、私にとって本当に本当にちあぷりもミサさんも大切で、大事にしていきたくて、今日負けたけど、1回も勝ててないけど、ミサさんを倒したい、超えたいっていう気持ちが試合して負けるたびに強くなって、ありきたりな言葉だけど、いつか必ずミサさんをしのせ愛梨紗として超えたいです。そしてちあぷり、まだまだもっともっと一緒に組んで絆を深めて、狙いたいもの…(リングサイドのハム子を見る)。私たちだって同じ気持ちですよね?」
神姫楽「負けたからって超えられないわけじゃないと思う。逆に勝っても超えられるわけじゃないと思うよ。私は愛梨紗からこれからも勝ち続けたいし、愛梨紗は絶対に私から勝ってほしい。そういうタッグでありたいと思う。このアイスリボンのリングでもほしいものあるよね。その気持ちを持ち続けて、絶対に手に入れようよ!ありがとう!」
愛梨紗「ありがとうございます!」
神姫楽「今日は愛梨紗の自主興行みたいな…(とマイクを愛梨紗に渡す)。」
愛梨紗「そうなんですか…隣にいてくださいよ。」
神姫楽「じゃあ、抱負!ちあぷりとしてでもいいし、しのせ愛梨紗としてスタートした2025年の抱負を教えてください。」
愛梨紗「まず、しのせ愛梨紗としては2025年、私はアイスリボンを退団して飛鳥プロレス所属になりました。アイスと違って所属選手が本当に少ないし、自分がやらなきゃいけないっていう気持ちが今まで以上に強いので、私は飛鳥プロレスを盛り上げる、絶対にもっともっと、いつかは後楽園ホールを満員にできるような団体にします。そしてちあぷりとしてはもちろん、ミサさんがさっき言ってくれたように、あの赤いベルト、ずっとずっと私たち狙ってるんですよね。2025年は必ずちあぷりとして、ミサさんの隣であれを絶対、巻きます。」
愛梨紗と神姫楽が中央に立って、「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で締めたところで、愛梨紗にバースデーケーキが贈られる。改めて抱負を聞かれた愛梨紗は「とにかく頑張ります!」と一言。再度、愛梨紗が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

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