「110番は正しく使おう!」長崎県警がプロレス愛にあふれた大仁田厚出演啓蒙動画を公開

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 長崎県警察本部は今年1月10日に、地元長崎市出身のプロレスラー、大仁田厚に一日通信司令官を委嘱して、110番通報の適正な利用を呼びかけるイベントを行ったが、その際に公開でYouTube動画の撮影も実施し、この度公開となった。

 県警によると、昨年の110番通報の受理件数は約9万5500件。そのうち、2割程度が緊急性の無い通報や、無言、いたずら電話だったという。県民に正しい110番通報の利用や、#9110番の相談電話の利用を呼びかける動画を作成することになり、長崎県警察本部の道場で撮影された。道路標識と、危険表示バリケードテープで作られた即席リング。実況と解説、そしてレフリーまで、県警本部の警視がこなす。対戦相手にバリアフリープロレス(障がい者も楽しめるプロレス)HERO所属のワイルド・ベアーを迎え、さまざまな110番のケースをプロレスを通して表現した。編集は県警本部が行ったが、これがなんとも、プロレス愛にあふれた動画に仕上がっている。

 大仁田は、「立ち入り禁止の黄色いテープと駐停車禁止の標識で作ったリングで、手作り感がすごいんだよ。警察官がリングアナをやったんだけど、プロ顔負けでさ。小さい頃テレビでプロレス中継見てたのかなぁって。」と微笑み、「交通事故や事件など、緊急の現場に向かうのが遅れてしまいますから、いたずら電話は絶対にやめてください。相談電話は、110番ではありません。#9110番ですよ。」と話した。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2025年1月
« 12月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

月別

ページ上部へ戻る