メロン記念日25周年の復活を祝うプロレス界のゴキブリが“インディー統一”を以て愛の証明を誓う

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 18日、東京都・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『旗揚げ5周年記念大会』が開催。メロン記念日の狂信者・藤原秀旺が偏愛を語った。

 TTTでは、総額数十億円に及ぶとも言われる大富豪・石川会長の財産に目をつけた“唯一神”藤原秀旺の侵略を旗揚げ時から受け続けている。
 秀旺が率いる悪の軍団【ゴキブリ商会】は暴力に物を言わせるタイプのヒールではなく、消費税制度の撤廃」「医療・保険・介護・育児にかかる費用をすべて無償化」「昭和の伝統文化・ダフ屋を守って貧富の格差を無くす」「脱原発を進めて俺の地元・岩手県花巻市大迫町に2.5兆円かけて水晶パワーによる発電センターを作る」などという怪しい政治主張を行って観衆を洗脳しようとするタイプのヒール。秀旺は過激な活動が目立つ某政党の関与を主張していることから、本当に触れてはいけないタイプの人間なのではないかと疑われている。

 言うこともやることもメチャクチャな秀旺だが、敬愛する『メロン記念日』のことを語るときだけは真人間に戻る。
 秀旺は解散から15年経とうという現在もメロン記念日を愛し続けており、メンバーにも認知されている狂信者。100%メロ~ンジュース(※高角度パワーボム)、ロマンチックを突き抜けろ!(※変形バックドロップ)、 チャンス of LOVE(※フライングニールキック)、メロンティー(※ジャンピングDDT)といった同グループにちなんだ名を付けた必殺技を使うことで啓蒙活動を続けている。

 近年の秀旺は料理研究家に転身したり、バラード歌手としてCDデビューを果たしたりと奇行に走り、プロレスラーとして頂点を狙うことには情熱を燃やしていないかのように思われていた。
 しかし、今年1月1日にメロン記念日が解散から15年経って期間限定の再結成を発表。これに燃えた秀旺はメロン記念日の復活に華を添えるべく動き出した。

 この日のメインイベントでは、25年来の盟友であるガッツ石島とマスクドミステリーがインディー統一無差別級王座を巡って対決。この試合は純ヘビー級同士の壮絶な肉弾戦が展開されていき、古傷の右腕に集中攻撃を喰らいながらも真っ向勝負で打ち破ったガッツが初防衛に成功した。

 試合後、リングに上ってきた秀旺は「2025年はゴキブリ商会が天下を取っていくということで。もしもね?僕が挑戦しちゃえばね?これ獲っちゃうから。面白くないということになります」と自らは挑戦せず、ゴキブリ商会の若手である後藤恵介を挑戦者として勝手に決定した。

 大会終了後、秀旺は報道陣を会場隅の物置スペースに押し込みながら一方的に演説を開始。
 「今年はメロン記念日25周年。そして“唯一神”藤原秀旺1000年記念の年ということです。メロン記念日再始動を含め、ハロー!プロジェクトの源流というものがまた世に出てくるということです。そこでね、大事なのは僕がプロレスラーとしてメロン記念日になにが出来るかってこと。新しい世代にも目を向けて、バトンというものをね?繋いでいるんだと、そういうものを示す必要があるんだよね。メロン記念日、素晴らしいグループです。ただね、今のハロー!プロジェクトというものも非常に勢いがある。若い子たちがバトンをね、繋いでいる姿を見せることがね、上の世代の価値を高めることにもなるということです。僕がチャンピオンになるのではなくね?若い後藤恵介選手がベルトを獲るということがメロン記念日へのエールになるということですね」と自らのThis is 運命を語った。

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