【試合詳細】12・21 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&叶ミクvs 海乃月雫&古川奈苗 勝愛実 vs 若菜きらり トトロさつき&Kelsey Magnolia vs Yappy&杏ちゃむ 櫻井裕子&YuuRI vs 咲蘭&しのせ愛梨紗
『アイスリボン1387』
日程:2024年12月21日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:59人
▼タッグマッチ15分1本勝負
○櫻井裕子(COLOR'S)/YuuRI(ガン☆プロ)
10分59秒 クラジェンテ
咲蘭/●しのせ愛梨紗
▼タッグマッチ15分1本勝負
トトロさつき/●Kelsey Magnolia
10分5秒 ケンタッキーボム→体固め
[Bad Butts]○Yappy/杏ちゃむ(信州ガールズ)
▼シングルマッチ10分1本勝負
○勝愛実
8分11秒 リバーススプラッシュ→片エビ固め
●若菜きらり
▼タッグマッチ20分1本勝負
星いぶき/●叶ミク(T-HEARTS)
14分23秒 ゲアラハ・クレイモア→片エビ固め
[ド根性ヤンキース]○海乃月雫/古川奈苗
海乃と古川の[ド根性ヤンキース]がラストタッグで有終の美を飾る!アイオワから初参戦のケルシーが[Bad Butts]相手に黒星スタート!SKIPシティ大会での愛梨紗のパートナーは米山香織!
第1試合
WAVEの12月18日新木場大会で宮崎有妃とともにWAVEタッグ新王者となった櫻井。大晦日のリボンタッグ戦に勝利すれば、タッグ2冠となるだけに、気合いも十分。その櫻井の勢いを削ぐかのように、櫻井、YuuRIの奇襲を返り討ちにした咲蘭と愛梨紗が手の甲へのフットスタンプを櫻井、YuuRIに同時に決める。さらにタックルを櫻井に仕掛ける愛梨紗だが、これを櫻井がカウンターのタックルで応戦。愛梨紗をカバーもカウント2。さらに愛梨紗にお返しのフットスタンプを決めた櫻井は、YuuRIと交代。2人で愛梨紗をロープに振るが、クローズラインをかわした愛梨紗が櫻井をYuuRIにぶつけて、2人を重ねて倒す。そこに咲蘭がフットスタンプ。愛梨紗がYuuRIをカバーもカウント2。愛梨紗が串刺し攻撃を狙うも、かわしたYuuRIが丸め込みからPK。サッカーキックはかわされるも、サイドキック、側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。愛梨紗がカウンターのタックルから河津落としでカバーもカウント2。代わった咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭が脇固め、コルバタからのアームバー、ロープ際に追い込んでの低空ドロップキックでカバーもカウント2。愛梨紗が入り、YuuRIを2人でロープに振るが、YuuRIが2人まとめてランニングネックブリーカードロップ。さらに咲蘭のバックに回るも、咲蘭がカサドーラからフットスタンプもYuuRIがかわす。咲蘭がドロップキック、619からダイビングフットスタンプ。これをYuuRIがかわしサイドキック、延髄ハイキック。代わった櫻井がタックル、串刺しエルボーでカバーもカウント2。櫻井がブレーンバスターを狙うが、咲蘭がこらえる。櫻井がトーキックからYuuRIを呼び込み、2人で咲蘭をロープに振るが、咲蘭が櫻井にドロップキック、さらにYuuRIにもドロップキックを決める。起き上がった櫻井にエルボーを連打。櫻井がボディスラムを狙うが、咲蘭がこらえておんぶスリーパー。YuuRIがカットに入る。咲蘭が2人まとめてクロスボディも2人がキャッチ。愛梨紗が咲蘭の後方からドロップキックを決め2人を倒す。咲蘭が櫻井をカバーもカウント2。咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもカウント2。代わった愛梨紗がタックル4連発でカバーもカウント2。櫻井がドラゴンスリーパー。咲蘭がカットに入り、愛梨紗がネックブリーカードロップでカバーもカウント2。櫻井がカウンターのビックブーツでカバーもカウント2。櫻井がブレーンバスターを狙うが、こらえた愛梨紗が変形キャメルクラッチ。YuuRIがカットに入る。櫻井と2人で愛梨紗をロープに振ってのクローズラインが決まる。さらに櫻井が愛梨紗を抑えてYuuRIがエルボーも愛梨紗がかわして、櫻井に誤爆。今度は愛梨紗が櫻井のバックを取り、咲蘭がエルボーで飛び込むも、櫻井がかわし愛梨紗に誤爆。櫻井が丸め込むもカウント2。愛梨紗が回転式のオクラホマロールもカウント2。愛梨紗の飛び込みをいなした櫻井がWAVEタッグを奪取したときのフィニッシュ・ホールドでもあるクレジェンテ(=クロスアーム式回転エビ固め)でカウント3を奪った。
第2試合
アイオワから178cmの長身でデビュー3年半のケルシー・マグノリアがアイスに初参戦。トトロとのタッグでYappy&杏ちゃむのBad Buttsと対戦した。先発に出たケルシーは杏ちゃむと向かい合うと、左手を高々と掲げて挑発。届かないと判断した杏ちゃむはYappyに肩車されて手四つに持ち込む。踏ん張るケルシーに対してYappyが足踏み攻撃。さらにBad Buttsがケルシーをロープに振るが、ここでトトロも入り、トトロがYappyに、ケルシーが杏ちゃむにタックルを決める。「もうやってられない!」とBad Buttsが試合を放棄して帰ろうとするが、これをトトロとケルシーが止めにいく。場外戦からケルシーをロープ際に詰めたBad Buttsがエプロンに立つと餅つき式ヒップアタックからサンドイッチヒップアタック。続けて杏ちゃむが串刺しエルボー、串刺しダブルニーアタックでカバーもカウント2。ケルシーがエルボー、ボディスラムでカバーもカウント2。ケルシーがブレーンバスターでカバーもカウント2。代わったトトロが大の字の杏ちゃむにボディプレスも杏ちゃむがかわす。杏ちゃむがキャメルクラッチ、アームバー、脇固めもトトロがロープに逃れる。トトロがカウンターのエルボー、タックル。杏ちゃむがコルバタからの丸め込みもカウント2。代わったYappyがヒップアタック、雷電ドロップでカバーもカウント2。YappyがBad Buttsプレートを持ち込み、はりつけ状態のトトロにスイング。さらにプレートでのチョーク攻撃。これを杏ちゃむがエプロンで踏みつけてアシスト。トトロとYappyがラリアットの打ち合い。ロープに飛んだトトロをエプロンから杏ちゃむが凶器で殴り、動きの止まったトトロをBad Buttsがロープに振るが、トトロがダブルラリアットで2人をなぎ倒す。倒れたYappyの上に杏ちゃむをボディスラム。さらに2人まとめてボディプレス。Yappyをカバーもカウント2。代わったケルシーがビックブーツの連打でカバーもカウント2。ケルシーが追撃のビックブーツでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いからYappyが旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。Yappyがファイナルカッターでカバーもカウント2。Yappyが串刺し攻撃を狙うがケルシーがかわす。そこにトトロが串刺しボディアタック、ケルシーがモンキーフリップでカバーもカウント2。ケルシーが2段蹴りでカバーも杏ちゃむがカット。ロープに飛んだケルシーの足を杏ちゃむが場外から掴んで倒す。Yappyが後頭部へのギロチンドロップ。さらにYappyがゴリースペシャルを決め、杏ちゃむがフェイスクラッシャーの合体攻撃。Yappyがカバーもトトロがカット。Yappyがウェイストランドでカバーもカウント2。続けてYappyがケンタッキーボムを決め、ケルシーからカウント3を奪った。
試合を終えたBad Buttsは翌12月22日SKIPシティ大会で対戦する愛梨紗のパートナー「X」の正体が誰なのか、リングサイドの愛梨紗本人に問う。最初は「教えな~い」とごまかしていた愛梨紗だが、リング上で2人に詰め寄られ、「分かった!分かった!大晦日前に組みたいと思って、リクエストして、ゴキゲンな仲間を呼びました。米山香織さんでーす!ゴキゲンにちあふるに私たちが明日も大晦日も勝つので。凶器使わないようにしてください。」と「X」の正体を明かし、最後はBad Buttsを挑発した。
第3試合
大晦日の後楽園ホール大会で同期の光芽ミリアとシングルでの決着戦に臨むきらりが、翌日のSKIPシティ大会でタッグを組む、勝との初シングル戦に挑んだ。試合はロックアップでスタートもヘッドロックを決めた勝がアームホイップ、首投げからのスリーパー、ロープを使ってきらりを吹っ飛ばしての顔面ストンピングでカバーもカウント2。勝がローリングクレイドルでカバーもカウント2。勝が吊り天井から前方に叩きつけてのエルボードロップでカバーもカウント2。一方的に攻め込まれたきらりがドロップキック3連発も、ノーダメージの勝がカウンターのタックルで吹っ飛ばす。起き上がったきらりがエルボーで反撃。きらりの連打に対して勝はエルボー1発できらりを吹っ飛ばす。エルボー連打で食らいつくきらりが助走付きのドロップキックでようやく勝を倒すと、「お返しだ!」とダイヤル固めもカウント2。きらりが飛び込み式のローリングネックブリーカードロップでカバーもカウント2。コーナーに上がったきらりに勝がエルボーを入れ、ファイヤーマンズキャリー。逃れたきらりがポンスタナーを狙うが、これをこらえた勝がバックドロップ。さらにダブルアーム・フェイスバスターでカバーもカウント2。勝がファイヤーマンズキャリーもきらりが逃れてドロップキック、ポンスタナー、ドロップキック、ミサイルキックでカバーもカウント2。勝がカウンターのラリアットできらりを吹っ飛ばす。勝がファイヤーマンズキャリーもきらりが後方回転エビ固め。カウントは2。きらりがジャックナイフもカウント2。勝がトラースキック、バックフリップでカバーもカウント2。勝が続けてリバーススプラッシュを決め、きらりからカウント3を奪取。
試合後、勝は笑顔できらりの健闘を称え、翌日のパートナーとして合格点を出した。
第4試合
海乃と古川のド根性ヤンキースも今回がおそらく最後のタッグ結成。対するは復帰2戦目となるいぶきとミクの初タッグ。試合はいぶき、ミクの奇襲でスタートもコーナーに振られたド根性ヤンキースは海乃がいぶきを、古川がミクをぶら下がり腕十字に決める。ミクが古川に串刺しドロップキックを決め、倒れた古川にサンセットフリップ。代わったいぶきが串刺し攻撃を狙うが、古川がかわし、串刺しエルボー。お神輿を予告して飛び込むも、いぶきが蹴りでいなす。古川が「お神輿、ビビってる!」といぶきを挑発。ミクがカットに入るも海乃が捉え、古川がいぶきに、海乃がミクにお神輿を決める。古川がさらに串刺しエルボーを決めカバーもカウント1でいぶきが返す。代わった海乃がビックブーツ。いぶきがアームホイップも海乃が足を刈ってカバーもすぐにいぶきがキックアウト。古川とミクにそれぞれ交代。ミクがドロップキックも払い落とした古川がレッグロックからエルボー。スタンドに戻ってのエルボー打ち合いからロープに飛んだ古川にミクが飛び込みカバーも古川が腕をキャッチして羽根折り固めへ。いぶきがカット。ミクにド根性ヤンキースがサンドイッチエルボー。さらに2人でロープに振るが、クローズラインをかわしたミクが2人まとめてスタナー。古川をジャックナイフもカウント2。代わったいぶきがランニングネックブリーカードロップもバックに回った古川がスリーパー。ミクがカット。いぶきが膝蹴りからロープ際の古川に飛び込みニー、飛び込み顔面ウォッシュでカバーもカウント2。いぶきがバズソーキックも古川がかわす。古川がエルボー、いぶきが逆水平チョップで応戦。さらにコーナーで古川がエルボー連打もかわしたいぶきが古川をコーナーに詰めてのチョップ連打でカバーもカウント2。いぶきのダブルチョップをかわした古川がヘッドバット連打からスピアーでカバーもカウント2。代わった海乃がドロップキック。飛び込み顔面ウォッシュをいぶきがかわし、海乃へ飛び込み顔面ウォッシュ。海乃がカウンターのダブルチョップでカバーもカウント2。いぶきがカウンターのダブルチョップでカバーもカウント2。いぶきがレッグロックで絞め上げミクに交代。ミクがドロップキック5連発でカバーもカウント2。ミクが腕十字。ロープに逃れた海乃がミクの飛び込みをかわし、飛び込み顔面ウォッシュ、エプロンに出ての蹴り上げでカバーもカウント2。海乃がSTF。いぶきがカット。古川がミクをスリーパーに決め、海乃がミクの足を持ち上げてひねる全身雑巾絞り。さらにミクをロープに振ってのダブルフロントキック。海乃がミクをカバーもカウント2。エルボーの打ち合いからミクが回転式クロスボディでカバーもカウント2。ミクがダイビングサマーソルトドロップでカバーもカウント2。海乃とミクがバックの取り合いから海乃がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウントは2。海乃のクレイモアを払いのけたミクが2回転式ジャックナイフもカウント2。海乃がドロップキック。ド根性ヤンキースがダブルのブレーンバスター。海乃がカバーもカウント2。海乃がゲアラハ・クレイモアを決めミクからカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
海乃「ド根性ヤンキース、勝ちましたーっ!おい、叶ミク!お前、口だけかと思ったら、そうでもないやん。ぶっちゃけ、大晦日、堀田さんしか目に入ってへんかったし、お前のことはまったく眼中になかったけど、いっしょに大晦日、楽しく遊ぼうや。」
ミク「……また負けた…悔しい!楽しむとか、全然、私は思ってない!次こそ海乃、お前からスリーを取る!」
海乃「ですって。あのね、あたしらが楽しゅうないなら、お客さんも楽しゅうないねん。覚えとけよ、それ。今日、一番楽しんだのは、私たちドコヤンでーす!」
古川「ちょっと私にも良かったらマイクさせてもらってよろしいですか?あの、私事ではございますが、来週の道場マッチで所属最後になるんです。なんで、一番やりたい人とシングル、希望させてください。海乃さん!私が道場マッチに最初に出たのは、海乃さんとのシングルでした。そこでいつかタッグ組もうねって言っていただいて、今、こうやって組めて。やっぱり最後の道場マッチはあなたとやりたいです。(涙声で)やってくれますか?」
海乃「なんか私が泣かしたみたいやん。そんなかわいい後輩の頼み、受けませーんなんて言いませーん。ぜひ、やりましょう!もちろん、今回はドローで10分間、動かすなんてことはしませんよ。」
古川「最後の最後に師匠超え、やってやりますよ。」
※次回、年内最後の道場マッチとなる12月26日『1389』大会で2人のシングルマッチが決定。最後はド根性ヤンキースの2人が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。