【インタビュー】“変態カップル”竹田誠志＆塚本拓海の王座に挑む若きイケメンタッグ・神崎ユウキ＆橋之介が負けじとイチャイチャ！
12月28日に後楽園ホールで行われる『TTT旗揚げ5周年記念スペシャル＆ガッツ石島デビュー20周年大会』にてインディー統一タッグ王座奪取に臨む【神橋】神崎ユウキ＆橋之介が意気込みを語った。
TTTプロレスリングは、故・ターザン後藤さんが掲げた“インディー統一”の遺志を受け継ぐガッツ石島が旗揚げした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。
2020年1月に旗揚げしたTTTは旗揚げ直後にコロナ禍に見舞われ、いきなり興行が出来なくなり解散の危機に瀕するという波乱の立ち上がりを見せる。
しかし、TTTは同じくコロナ禍にあえぐ地元商店街とタッグを結成し、商店街振興のためのプロレスイベントを継続的に行うといった草の根運動で支持を拡大。この活動は行政にも認められ、東京都の商店街振興事業の一環として多数の商店街と合同で行われるようになるなど社会から高く評価されている。
波乱万丈の5年間を経て、TTTは12月28日に初の後楽園ホール進出を決定。
セミファイナルでは、【クレイジーラバーズ】塚本拓海＆竹田誠志の持つインディー統一タッグ王座に【神橋】神崎ユウキ＆橋之介が挑戦する。
クレイジーラバーズは言わずと知れたデスマッチファイターの塚本＆竹田によるタッグ。通常ルールでも無類の強さを誇り、今年10月にインディー統一タッグ王座戴冠を果たしてからは負け知らずの絶対王者となりつつある。
外敵のクレラバからタッグの至宝奪還を宣言し気を吐いているのは、TTTの若手である【神橋（しんきょう）】神崎ユウキ＆橋之介。
神崎はかつて山本喧一に師事してMMAを学び、その後は全日本プロレスの練習生に。デビュー戦の日程まで決定していたが急性硬膜下血腫で倒れてデビューが流れ、プロレスラーの道を断念して退団。俳優に転向した後にMAKAIでプロレスと再び出会いプロレスラーとして復帰を果たした。
今回、神崎は全日本の練習生時代にファンの前でデビュー決定の挨拶を行って以来、選手としては初めて後楽園ホールに上陸することになる。
橋之介はプロレス界の名脇役として名を馳せた故・ウォーリー山口さんの実子。タイガー戸口（キム・ドク）に師事してデビューしたが、以降は父の後ろ盾を使うこと無く一貫してフリーとして活動。自らの意志で泥水をすすり続けてきた孤高のハイフライヤーだ。
2人ともプロレスラーとしてのスタートは輝かしいものとは言えなかったが、ともにTTTに入団して“インディー統一”という下剋上の野心を胸にいだいたことで覚醒。地べたからプロレス界のトップを目指す志を持つようになった。
勢いがある神橋の2人だが、カップルに例えれば付き合い始めたばかりの初々しい状態。
そんな状況を見抜いてか、塚本は「俺たちは“変態カップル”なんだよ。俺ら究極に変態だからさ。もっともっとお前らも変態カップルになってこい」と助言していた。
TTT最大のビッグマッチという場で王座奪還に臨む神崎＆橋之介が決戦を前に思いを語った。
――12月28日、TTT初の後楽園ホール大会が開催されます。今回、神橋としてクレイジーラバーズの持つタッグ王座に挑戦しますが、今の意気込みは
神崎「挑戦表明した王子大会から燃えてはいますけど、こないだの新木場大会を経てさらに勝ちたい欲が強まっています」
橋之介「ザキさんと同じように気合いはメチャクチャ入っています。熱は多分これ以上に燃えるだろうと思ってます」
――初の後楽園ホール大会でこの一戦が行われることについてどう思いますか
神崎「TTT初の後楽園ホール大会ってこともありますし、僕にとっても初めての後楽園ホールです。なので、ここで結果を残したいですし、これを機にTTTをもっと多くの人に知ってほしい。そんな気持ちが強いので、強いクレイジーラバーズからしっかりベルトを獲って、来年2025年に向けて行きたいと思います」
橋之介「僕自身も初めての後楽園なので、『やっとここまで来たか』とは思っています。自分自身も。それに最高の相手だなとは思うので、全力でぶつかっていきたいとは思っています」
――クレイジーラバーズは神橋のお2人にとってどういう存在ですか？
神崎「高いです。高い壁です。それはもう、こないだ身体で思い知ったので。でも、それを超えるのが後楽園ホールですね」
橋之介「憧れだと思います。僕は。ただ、それを捨てて臨まないと勝てないと思うんで。2人で頑張っていきたいですね」
――この一戦はTTTの王座奪還というのも大事ですが、インディー界の世代交代をかけた一戦とも言えます。これからのインディーを背負っていく覚悟をお聞かせください
神崎「TTTが“インディー統一”を掲げている団体ではありますし、TTTを見ればインディーを知れる、インディーを楽しめるという、そういう団体にしていきたいなと思ってるんで。その第一歩としてクレイジーラバーズに勝つことが先決かなと思うんで。まずはしっかりとクレイジーラバーズから勝利をもぎ取りたいと思います」
橋之介「言いたいことは全部ザキさんが言ってくれたと思うんですけど、そうっすねぇ……中心に行きたいですよね、僕たち神橋で。インディーに関わらず、プロレス界の。多くの人に僕たちを知ってもらって、最終的にTTTも知ってもらって。なので、ここからスタートなのかなとは思います」
――クレイジーラバーズは固い絆で結ばれていると思いますが、タッグを組んでからお2人の愛は深まりましたか
橋之介「……はい。僕は深まってると思いますよ？（クレイジーラバーズの意味は）変態恋人タッグでしたっけ？」
神崎「変態カップル」
橋之介「変態カップルか。僕たちは、なんですかね？イチャイチャしていきますか（笑）」
神崎「イチャイチャしてくるんで（笑）だいぶ変態なんで、こちらも。方向性は違いますけど」
――では、今イチャイチャしていただけますか
神崎「んなッ……？！」
橋之介「フハハ！（笑）そんないきなりぃ……手ぇ握っちゃいますか？（笑）こんな感じで（※神崎の手を取って恋人繋ぎ）。イチャイチャカップルなんで、僕たちは。負けませんよ」
神崎「…………ッ！（※いきなりのイチャイチャに照れて絶句）」
――では、そのまま最後にファンへメッセージをお願いします
橋之介「どうぞ？（笑）」
神崎「えーとね、なんだろ……しっかりと、この、愛で！クレイジーラバーズから獲って！え～……獲りたいと思いますッッ！！」
橋之介「頑張ります！……手汗、すごいよ？（笑）」
『TTT旗揚げ5周年記念スペシャル＆ガッツ石島デビュー20周年大会』
日程：2024年12月28日（土）
開始：11：30
会場：東京都・後楽園ホール
▼「後楽園闘会始」 20分1本勝負
［REAL HIPSTAR］政岡純（フリー）／木下亨平（ダブ）
vs
梶トマト（飯伏プロレス研究所）／中村宗達（ガン☆プロ）
▼「打・投・極」 30分1本勝負
佐藤光留（パンクラスMISSION）
vs
KURO-OBI
▼「ダイスケ限定復帰戦！スペシャル6人タッグマッチ」 30分1本勝負
［SOSとダイスケ］ツトム・オースギ（フリー）／バナナ千賀（フリー）／ダイスケ
vs
［ビッグベアー軍］小仲=ペールワン（666）／阿部史典（格闘探偵団）／ビッグベアー（フリー）
▼「ワールド女子プロレス・ディアナ提供試合」 30分1本勝負
ジャガー横田／井上京子
vs
ななみ／Himiko
▼「ゴキブリ商会vs酒井組～4vs4イリミネーションマッチ～」 時間無制限勝負
［ゴキブリ商会］藤原秀旺（アライヴアンドメジャーズ）／定アキラ（AlmaLibre）／後藤恵介（フリー）／秀警察S.W.A.T
vs
［酒井組］酒井博生（酒井組）／大家健（ガン☆プロ）／バラモンシュウ（フリー）／バラモンケイ（フリー）
▼「TTT認定インディー統一6人タッグ選手権試合」（60分1本勝負）
【王者組／ラッキートリガーズ】瀧澤晃頼／中野貴人（BASARA）／神野聖人（BASARA）
vs
【挑戦者組】黒田哲広（フリー）／怨霊（666）／マスクドミステリー
※第9代王者組は3度目の防衛戦。
▼「TTT認定インディー統一タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組／クレイジーラバーズ】塚本拓海（BASARA）／竹田誠志（フリー）
vs
【挑戦者組／神橋】神崎ユウキ／橋之介
※第10代王者組は2度目の防衛戦。
▼「TTT認定インディー統一無差別級選手権試合」 60分1本勝負
【王者／ゴキブリ商会】藤田ミノル（フリー）
vs
【挑戦者】ガッツ石島
※第9代王者は5度目の防衛戦。
