【試合詳細】12・21 マリーゴールド山形大会 青野未来&天麗皇希&松井珠紗vsMIRAI&桜井麻衣&後藤智香 林下詩美&勇気みなみvs野崎渚&CHIAKI 翔月なつみ&山田奈保vsビクトリア弓月&田中きずな

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『Winter Wonderful Fight 2024』
日程:2024年12月21日(土)
開始:13:00
会場:山形県・山形ビッグウイング
観衆:315人

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○ハミングバード
6分8秒 変形リバース・ストレッチ
●南小桃

▼タッグマッチ 15分1本勝負
石川奈青/●瀬戸レア
8分44秒 ハイアングル・パワーボム→エビ固め
○ボジラ/マイラ・グレース

▼タッグマッチ 15分1本勝負
翔月なつみ/●山田奈保
10分9秒 ビクトリア・クラッチ
[Selene Flora]○ビクトリア弓月/田中きずな

▼タッグマッチ 20分1本勝負
林下詩美/●勇気みなみ
13分11秒 アルゼンチン・バスター
[ダーク・ウルフ軍]野崎渚(フリー)/○CHIAKI

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
青野未来/天麗皇希/●松井珠紗
17分42秒 ラリアット→片エビ固め
○MIRAI/桜井麻衣/後藤智香

マリーゴールド初の山形大会はちびっこたちの笑顔に包まれ大成功!後藤が皇希との前哨戦を制しGHC戴冠へ前進!弓月が翔月とのバチバチを制し勢いを増す

第1試合


ゴングが鳴ると、ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの奪い合いが展開。ヘッドシザースで捕らえられたハービィが軽やかに脱出してクリーンブレイクしてドロップキック。ハービィがコーナー上で待ち受け、突っ込んできた小桃をエプロンに逃れてかわし、ロープに飛んでドロップキックと連撃。
 ハービィがボディスラムで上げようとするも、小桃が逆にボディスラム。小桃が2発目のボディスラムから「もう1発!」と3発目を狙うが、ハービィがスモールパッケージで切り返してボディスラムでお返し。エルボー合戦を制した小桃がロープに飛ぼうとするが、ハービィが振り返しつつ胴絞めチキンウィング・アームロック。小桃はなんとかロープへ。
 ハービィがロープに飛ぶが、小桃は「ナメんな!」とカウンターのドロップキック一閃。小桃はフィッシャーマンズ・スクリューからロープの反動を使ったコンプリートショット、ハンマーロックDDT、オーバークロスDDTと得意のDDTで連撃。さらに引き起こすが、ハービィが足払いからジャックナイフ。小桃も切り返してエビ固めのシーソーゲームとなるが、ハービィが旋風脚から足をリバース・インディアン・デスロックの形に捕らえながら放つ変形吊り天井固めでギブアップを奪った。

<試合後コメント>
南小桃
「山形、ハミングバード、シングルでした。う~ん、なんか昨日に引き続き勝ちを取られてしまいましたが。でも、バード、私勝てます。今日はたまたまです。次は絶対に勝てると思います。ありがとうございました」

ハミングバード
「昨日に引き続きハミングバードが勝ちましたよぉ~?なんかね、ホントに数ヶ月前から、ホントに黒髪の女性が全員南小桃に見えるっていう呪いにかかってたんですけど、今日でそれが解けたんじゃないかって思います。にしても、南小桃、DDTメッチャ持ってんな!今後はDDTじゃなくてDDK、デンジャラス・ドライバー・コモタン!作ってみたらいいんじゃないの。そんときは相手になってやりますよ!」

第2試合


 石川&レアが試合前に握手を求めていくと、笑顔で応じるマイラに対してボジラは怒鳴り散らして追い払う。石川が「ボジラ、カモン!」と対戦を要求も、ボジラは「F●ck you」と相手にせず。
 マイラとレアの対面でゴングが鳴ると、ヘッドロックの奪い合いからロープワークでのドッグファイト。レアのドロップキックをすかしたマイラがアームドラッグからグラウンドに組み伏せてボーダーシティ・ストレッチ。ロープへ逃れたレアへ貫通ドロップキックを見舞い、ツイスト・アンド・シャウト。コーナーに振ろうとするが、振り返したレアが串刺しドロップキック、フェイスクラッシャー、低空ドロップキックと見舞って石川にタッチ。
 石川はマイラをショルダータックルでふっ飛ばし、ランニング・ネックブリーカー・ドロップ。続けてダブルアーム・スープレックスで叩きつけてからN.A.Oを狙うが、振り払ったマイラが裏拳、ソバット、変形ダブルアーム・バスター、フィッシャーマンズ・スープレックスと連撃。足を止めてのエルボー合戦となり、打ち勝った石川がロープに飛ぶ。ボジラがエプロンからミドルキックを見舞って動きを止めると、マイラがバックドロップ。ボジラにタッチ。
 ボジラは石川をロープに振ってダブルチョップ。さらに高角度スパインバスターからハリケーン・ドライバーを狙うが、石川が着地してエルボーを連打し、「ナメんな!」とコードブレイカー。レアにタッチ。
 レアはドロップキック3連発もボジラはビクともせず。ならばとレアはヒザへの低空ドロップキックから顔面への低空ドロップキックでボジラをふっ飛ばし、腕十字を狙う。ボジラはこれをぶっこ抜いてバスターし、セントーンで追撃。さらに野崎譲りの顔面バーン!。カットに来た石川も巻き込み、2人へ同時の顔面バーン!を叩き込む。レアは隙を突いてのスモールパッケージで粘ってロープに飛ぶが、十字ロープワークを見せたボジラが横っ腹への交通事故タックル。さらにハリケーン・ドライバーで突き刺すも石川がカット。
 ボジラ&マイラが2人で石川をロープに振るが、攻撃をかわした石川がボジラのショルダータックルをマイラに誤爆させ、ボジラにはフェイスクラッシャー。レアがボジラにフットスタンプから腕と足を同時に固める変形ストレッチも、マイラがカット。レア&石川が2人でボジラをロープに振るも、ボジラはダブルラリアット。
 ボジラはレアをチョークスラムで叩きつけるも石川がカット。マイラがトラースキックで石川を排除している間にボジラがハイアングル・パワーボムでレアから3カウントを奪った。

<試合後コメント>
ボジラ&マイラ・グレース
ボジラ「このボジラがさらに強くなって戻ってきたぞ。何を言えばいいっていうんだ?」
マイラ「石川は私の顔に酷いことをしたわね。でも見た?最後に2人まとめて顔面バーン!最高にスカっとしたわ!」
ボジラ「SIZE DOES MATTER!デカさこそが正義だ。あんなのはなんでもない。なんならリングの外に投げ飛ばしてやった。また向かってくるならまたぶん投げてやる。私だけ見ていれば良いんだ。私を信じろ。まあ、今は勝利を祝おう」
マイラ「そうね!」

石川奈青&瀬戸レア
レア「交通事故……交通事故の再来でした……」
石川「大丈夫だった?!」
レア「なんか……気付いたら飛ばされてました……」
石川「人間?怪獣?」
レア「大怪獣」
石川「ゴジラ?」
レア「ゴ、ボ……?ボジラ?」
石川「でもあの大怪獣も絶対にいつか、今日はまた悔しい思いをしたけど、その分絶対に絶対にいつかあの大怪獣を倒して見せるので、もっともっと!行くぞッ!」
レア「お、おうっ!」

第3試合


 翔月ときずなの対面でゴングが鳴ると、手4つでの力比べから翔月が脇固め。きずながロープを目指すも、翔月は許さずリストロックに捕らえながら引き起こす。きずなが残る片腕でエルボーを放つも、翔月はこれもキャッチして脇固め。きずなは慌ててロープに足をかける。翔月が山田にタッチ。
 山田は、翔月がリストロックで固めたきずなの腕にダブルアックスハンドル。さらにロープを使ったアームロックから低空ドロップキック連打。続けて足4の字固めで捕らえるもきずなはロープへ。山田はきずなの足をロープに絡めてのニーロックから翔月にタッチ。
 翔月はヒザへのエルボードロップからニーロック。弓月がこれを低空ドロップキックでカットし、きずなと2人での高速連携からダブルの低空ドロップキック。きずなは翔月にランニングニーを叩き込んでから弓月にタッチ。
 弓月は翔月にドロップキック連打でロープ際にふっ飛ばし、エプロンからのトラースキック、低空ドロップキックと高速起動で連撃。さらにロープに飛ぶが、翔月がスクールボーイの形でロープ際まで転がして串刺し蒼魔刀。間髪入れずにフィッシャーマンズ・スープレックスで叩きつけ、足を止めてのエルボー合戦へ。翔月が猛連打で打ち勝ってロープに飛ぶが、弓月がカウンターのジャンピング・バックエルボーを叩き込み、フィッシャーマンズ・スクリューからダブルリスト・アームサルト。さらにトラースキックを叩き込むも、翔月は雄叫びを上げながら側頭部へのハイキック。両者バタリと倒れ込んでタッチを目指すが、先にタッチを受けたのは山田。
 山田は弓月にペディグリー3連発からさらに投げようとするが、きずながカット。山田は2人にまとめてスタナーを叩き込み、弓月にはヘッドハンターからダイヤル固め。これもきずながカットし、2人で山田にダブルの変形デスバレーボムからサンドイッチ式トラースキック。弓月は払い腰からビクトリア・クラッチを狙うが、山田がスモールパッケージ、スクールボーイ、ヘッドシザース・ホイップと粘りに粘ってロープに飛ぶ。弓月がカウンターのトラースキックを顔面に突き刺し、もう1発トラースキックで追撃。最後はビクトリア・クラッチで山田から3カウントを奪った。

<試合後コメント>
翔月なつみ&山田奈保
翔月「まあ、弓月とは悔しい結果で終わってばっかりで。自分は昨日のタッグトーナメントで弓月&きぃたんと当たることは出来なかったんですけど、優勝できなかったし、悔しい結果がこの2連戦、今年最後の東北で続いてるので。絶対に勝って年末終わって、1月3日、必ずビクトリア弓月と決着つけたいと思います。だからほんとに、最近組むことが多いけど、奈保も同期と闘うことが多いと思うんだけど、その中で自分が一番だって気持ちを持って、ビクトリア弓月やきずなにも負けないくらい今後も成長してほしいです」
山田「昨日仙台で、今日山形で、なつみさんとは2回目のタッグを組んでいただいたのにまたしても自分が3取られてしまう。しかもまた弓月さんのビクトリア・クラッチで。これで3回目くらいになっちゃうんで、もういいかげん、もういいかげん自分、勝てるようになろう。もう今年2回しか無い。この2回の試合の内、絶対に自分は勝つことを絶対に諦めません。絶対に絶対に諦めないでこの2回、絶対に自分は勝ちに徹します。そして勝って、来年から新しくマリーゴールド、これからもなつみさんとか他の先輩方、タッグ組んでくださるタイミングあると思うんで、そのときに『山田は強くなった、頼もしくなった』って言ってもらえるように頑張ります」
翔月「1月3日のランブル、絶対に優勝して存在感を示してください」
山田「はい!」
翔月「松井という強敵の先輩もいるけど、そこで優勝を残すくらいじゃないと2025年も輝け無いと思うんで。しっかり宣伝して!」
山田「頑張ります!誰にも負けないように頑張ります!」
翔月「頑張りましょう!」
山田「頑張ります!ありがとうございました!」

ビクトリア弓月&田中きずな
弓月「昨日、今日ときぃたんとタッグを組んで、昨日はちょっと優勝はできなかったけど、ツインスター王者に勝った。今日も私たちが勝ちました。翔月なつみ、会見ではベルトを輝かせるとかが一緒だなんだって言ってきたけど、そのベルトの輝かせ方が一緒だとしても、持つ人が違えばその人の色になると私は思ってる。だから1・3、お前の時代はもう終わりだから。皆さんも私のことを応援お願いします」
きずな「弓月のおかげで今日も勝つことが出来ました。やっぱり弓月とのタッグは楽しいし、これからもツインスターのベルトに向かって頑張りたいと思ってるんですけど、まずは1月3日の大田区で弓月のスーパーフライ挑戦が決まっているので、私は全力で弓月が勝ってくれることを信じて応援したいと思ってます。皆さんも弓月の応援をしましょう♪ありがとうございました!」

第4試合


 CHIAKIと勇気の対面でゴング。ロックアップをすかしたCHIAKIがサミングからヘッドロック。勇気がロープに振ってドロップキックも、CHIAKIはスカして自爆させる。勇気がCHIAKIの蹴り足をキャッチしてスクールボーイで隙を作ってロープに飛ぶが、場外から野崎が足払い。全員入り乱れての場外戦へと発展する。
 CHIAKIは勇気を場外で散々痛めつけ、リングに戻して「シャッターチャ~ンス♪」と勇気の鼻をつまみ上げながらのキャメルクラッチ。
 代わる野崎は勇気に顔面バーン!から逆エビ固めを狙うも、決まり切る前に詩美がカット。野崎が腹部へのダブルニードロップから改めて逆エビ固めで捕らえるが、勇気は必死のロープブレイク。野崎は勇気の上半身をエプロンへと出し、「行くぞ山形!」とおしゃれキック。そこへさらにCHIAKIが串刺しスピアーを重ねる。野崎がブレーンバスターを狙うが、詩美がカット。勇気&詩美がダブルブレーンバスターで投げきり、詩美がタッチを受ける。
 詩美は野崎に串刺しラリアットからアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、CHIAKIがカット。2人でロープに振るが、詩美がタックルを誤爆させて2人まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。詩美は野崎をコーナーに振ろうとするが、野崎が振り返して串刺しビッグブーツ。さらに野崎が詩美をコーナーで逆さ吊りにして顔面への串刺しビッグブーツ。ブレーンバスターで追撃してからCHIAKIにタッチ。
 CHIAKIは側転式ダブルニードロップからロープ際まで転がして顔面ウォッシュ。さらにフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、詩美が振り払ってロープに飛ぶ。CHIAKIはこれをコードブレイカーで迎撃してロープに飛ぶが、詩美がカウンターのエルボーバッドからバックフリップ。勇気にタッチ。
 勇気はCHIAKIにドロップキック3連打からフロントネックロック、南の風と攻め立てる。さらにエルボー連打から首極め腕卍を狙うが、CHIAKIがアイアン・メイデンで脱出してパワースラム。CHIAKIはアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが、詩美がカットしてフラップジャック。勇気が低空ドロップキックで追撃して首極め腕卍を決めるが、CHIAKIが必死のロープブレイク。
 勇気は「私が決めるッ!」と必殺の変形バックドロップで叩きつけるが、野崎がカット。詩美が野崎へ、勇気がCHIAKIへと突撃するが、野崎はノアール・ランサー・ハイ、CHIAKIはスピアーで迎撃。CHIAKIは勇気にアルゼンチン・バックブリーカーからムーン・ウルフで叩きつけて3カウントを奪った。

<試合後コメント>
野崎渚&CHIAKI
CHIAKI「ダーク・ウルフ軍、圧勝でしたぁ~♪勇気みなみ、なんかグラドルレスラーだかなんだか知らねーけど、俺は全然そう思わねーけど、ちょっと顔が可愛いだけで調子乗ってんなよって感じ?今日で身の程を知ったんじゃねーかなと思うし。まだまだ及ばないよって感じですかね?」
野崎「昨日のワンデートーナメント、あっけなく1回戦で負けるという。ツインスターのチャンピオンとして不甲斐ない。悔しい。未だに悔しいけど、今日いいチームワークで払拭できたんじゃないかなと。この勢いで、次12月26日、デカくてハートの小さい女と、1月3日の大田区に向けて前哨戦やるから。そこ勝って楽しい年越しをまずはしようよ。ってことで、山形の皆さんありがとうございました」
CHIAKI「バイバイ♪」

第5試合


 皇希と後藤の対面でゴング。手4つでの力比べに押し勝った後藤がヒップバッド3連撃。ロープに飛ぶも、皇希がビッグブーツで迎撃してボディスラム。皇希が青野にタッチ。
 青野は後藤にボディスラムからサッカーボールキック。後藤は「来いよ未来ッ!来いッ!」と自らサッカーボールキックを要求。青野がこれに応えてサッカーボールキック連打から自軍コーナーに宙吊りにしたうえで松井にタッチ。
 松井は青野&皇希とともに後藤の顔面にメチャクチャにストンピングを見舞い、顔面への串刺し低空ドロップキック。松井がブレーンバスターを狙うが、MIRAIがカット。2人で松井をロープに振り、松井のクロスボディをキャッチしてボディスラム。後藤は「OK!回すぞ!」とジャイアント・スイング15回転。タッチを求めていくが、皇希がカット。松井&皇希が2人で後藤をロープに振り、皇希が松井を持ち上げる形で放つ合体ドロップキック。そのまま皇希がタッチを受ける。
 皇希は後藤にビッグブーツ連打から引き起こすが、後藤はエルボーで反撃。皇希はビッグブーツ、後藤はエルボーでの打ち合いが展開されていき、皇希がコーナーに振って串刺し式を狙う。これをかわした後藤が顔面への串刺しヒップアタックを見舞って桜井にタッチ。
 桜井はビッグブーツ、ソバット、かかと落とし、低空ドロップキックと華麗な足技連打。さらにMIRAIが飛び込んできて変形ドラゴンスクリューを見舞い、ミライサクのダブルドロップキック。桜井が皇希に腕十字を仕掛けるが、決まり切る前に皇希がロープブレイク。桜井はロープに飛ぶが、皇希は「ナメんな!」とパワースラム。青野にタッチ。
 青野は桜井に串刺しドロップキックから低空串刺しドロップキックの得意のコンボ。さらにカーフキックでバランスを崩してからスタイルズ・クラッシュを狙うが、桜井が変形回転エビ固めからSTFを狙う。これを振り払った青野が39ロック。桜井がロープに逃れると、青野は串刺しラリアットを狙ってロープに飛ぶ。桜井はカニバサミでロープへ倒し、MIRAIがエプロンからサイドキック。間髪入れずに桜井が貫通ビッグブーツを叩き込み、シャイニング式延髄斬り。足を止めてのエルボー合戦となり、桜井がビンタからのエルボー猛連打で打ち勝つ。青野も強烈なビンタで反撃も、桜井はビッグブーツでやり返す。
 青野はスタイルズ・クラッシュを狙うが、MIRAIがカットに入り2人でダブルのバックドロップ。桜井が青野にSTFを決めるが、皇希がカット。青野が桜井にダブルアーム・スープレックスを見舞うも、桜井は雄叫びを上げながら立ち上がってレッグラリアート。両者タッチへ。
 松井とMIRAIの対面。MIRAIのラリアットをすかした松井がコルバタから串刺しニーリフト、串刺しスライディング・クロスボディ、セカンドからのダイビング・フットスタンプとスピーディな連撃。さらに松井がMKDを狙うが、MIRAIが変形カンガルーキック。桜井、後藤が加わったトレイン攻撃からMIRAIがリバーススプラッシュ式セントーンを見舞い、ロープに飛ぶ。これを皇希がカットし、松井がカサドーラ・フットスタンプ、青野がスライディング・ラリアット、松井がスライディング・キックからのストレッチ・マフラーと猛攻。これは桜井にカットされる。
 松井はさらにヒザへの低空ドロップキックから再びストレッチ・マフラー。さらに青野がミサイルキックでアシストし、松井がコーナーに上っていく。後藤が松井の足を掴んで動きを止めると、MIRAIがデッドリードライブからドロップキック。MIRAIがバックドロップを狙うが、青野がカット。桜井が加勢に入り、MIRAIが松井を、桜井が青野をバックドロップで同時に投げる。
 MIRAIは松井にSSコロンビアwithミケーレからミラマーレ・ショックを狙うが、松井が回転エビ固めで切り返してマ・ツイカワイストラル。これは後藤が必死のカット。皇希が「智香!出てくんな!」とドロップキックで撃退。桜井が皇希をビッグブーツで排除し、青野には足を使った変形ファイナルカット。ミライサクが合体クロスアームSTOを決め、最後はMIRAIがラリアットで松井を叩き伏せて3カウントを奪った。

後藤「勝ったぞーッ!MIRAIさんが勝った。皇希に直接じゃないけど、この試合に勝った!勝ったぞ!皇希、昨日は15分ドロー。今日は勝ち。1月3日、大田区総合体育館。皇希の持つそのGHCのベルトは私のものになる。まだ26日、前哨戦がもう1個。4大タイトル前哨戦、みんなライバルだと思うけど、私は皇希しか見てない。油断せずに来いよ?必ずGHC、グローバルでハッピーな智香のためのベルト!この山形に持ってきます!」

 皇希と後藤、青野と桜井がベルトを挟んで額を突き合わせながらバチバチのにらみ合いを展開。

後藤「MIRAIさん、締めてください」
MIRAI「……いや、どのベルトもすごく熱くていいですね。(※桜井に向けて)1月3日、ベルト、絶対獲ってね」
後藤「はいッッ!!」
MIRAI「自分は1月3日、山岡聖怜のデビュー戦。どこだ?どこだオイ、山岡聖怜。(※セコンドに付いていた山岡に向かって)他のベルトの闘い、こんなに熱くなってるよ。自分たちも負けてらんないよね?全力でぶつかってこいよ」
山岡「はい。お願いします」
MIRAI「ということで山形の皆さん、本当に今日は見に来ていただいてありがとうございます。自分はスタートでプロレス教室の先生やらせてもらって、みんなの『ありがとう』を聞いたので、自分も1個ありがとうを言いたいと思います。今日の大会のプロモートはオッキーさんがやってくれました。ありがとうございます!また絶対に山形でやりたいです。そして、自分から2つお願いがあります。このあと児童養護施設支援の募金をさせていただきます。自分たちが募金箱を持って立ちますので、よろしければご協力お願いします。そしてもう1つ、ちびっこたちと一緒に最後締めたいな。みんな登ってきてほしいな」

 プロレス教室に参加したちびっこたちがリングに上がり、ちびっこの1人にMIRAIが感想を聞く。

ちびっこ「強くて、それで転んだり、相手に押されたりしても、立ち上がって頑張るところがカッコ良かった」
MIRAI「メチャクチャ嬉しい!ありがとう!自分たちが伝えたいことが伝わって、本当に本当に嬉しいです。嬉しいでしょ?」
後藤「はい!プロレスラーになって良かったって思いました!」
桜井「嬉しいですわ!」
MIRAI「じゃあ皆さんも立っていただいていいですか?自分がシャイン・フォーエバー!と言ったら、拳を高く上げてマリーゴールド!でお願いします。いいですか?!いいですか?!じゃあ行きます。シャイン・フォーエバー!マリーゴールド!」

<試合後コメント>
MIRAI&桜井麻衣&後藤智香
MIRAI「山形大会、勝利することが出来ました。ベルトの前哨戦、すごいすごい熱くて自分は刺激を受けました」
後藤「昨日は皇希と闘って15分ドローだったんですけど、今日は勝ちは勝ち!私たちが勝ちました!MIRAIさんが取って私が直接皇希に勝ったわけじゃないけど、チームで勝つ!これもプロレス!だから勝ったことをしっかり自信に持って、勇気を持って、1月3日の大田区総合体育館に向けて私は精進していきます!」
桜井「今日はタッグだったけど、青野未来と1・3、1vs1で決着つけたいと思います。まだまだ青野未来はちょっと余裕な顔が見受けられた。だからアンタの余裕のない顔を1・3では見せてやるよ」
MIRAI「また山形に帰ってきます!」

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