安保瑠輝也の弟・璃紅が転落人生からの再起を図るも、才賀紀左衛門に師事する天才高校生に敗北し夢破れる
- 2024-12-8
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8日、埼玉県・さいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナ)にて『BreakingDown 14』が開催。【サイガジムの秘密兵器】杉村昴汰が【第5代Krush-60kg王者】安保璃紅に勝利して鮮烈デビューを飾った。
【第5代Krush-60kg王者】安保璃紅は、安保瑠輝也の弟。兄弟ともに空手の猛者として知られ、璃紅もKrushでプロデビューし連戦連勝で無敗のままスーパー・フェザー級王者に。
しかし徐々に格闘技からフェードアウトしていき、窃盗などの犯罪行為を繰り返すように。兄が更生させるべく『BreakingDown12』のオーディションに参加させようとするが、璃紅はこれを無断欠席していた。
璃紅は無断欠席を謝罪して更生をアピールし、スパーリングでRIZINに2回出場歴のあるMASANARIを制して衰えぬ実力も誇示。
前日会見では兄・瑠輝也から「1分なんて殺気やから。それで行けば勝てる」とアドバイスを受けたことを明かし、「お兄ちゃんに繋げたい」と大晦日RIZINでライアン・ガルシア戦を控える兄にエール。RIZINに出ることが目標とも語っていた。
対戦相手となったのは、才賀紀左衛門の弟子【サイガジムの秘密兵器】杉村昴汰。17歳の高校生であるにも関わらずその強さは圧倒的。キックボクシングではアマチュア全日本選手権大会優勝、空手では幼少期より数々の選手権で優勝歴がある。同門でありBreakingDownライト級王者であるNAOも「高校生の実力じゃない」と太鼓判を押している。
スパーリングでは【血闘祭初代王者】江口響を圧倒する実力を見せ、BreakingDownのニュースター誕生を予感させていた。
ゴングが鳴ると、璃紅が長い手足を活かしてヒット数を稼ぎ、足を止めてのバチボコの打ち合いに持ち込む。顔面にいい当たりをもらっても止まること前進していく璃紅だったが、杉村が冷静に対処し最後の10秒は杉村ペース。誰もが続きを見たがったためか、判定はドローで延長へ。
2R、璃紅は手数で勝るが、杉村がガードからのカウンターでクリーンヒットを量産。ボディへのヒザで璃紅がグラつくと、杉村がガンガン前に出て猛ラッシュ。ボディが効いてしまったか璃紅は幾度も尻餅をつきながら防戦一方のまま試合終了。5-0で杉村の判定勝利となった。