【試合詳細】11・22 ドラディション後楽園ホール大会 藤波辰爾vs高橋ヒロム 長井満也vs鈴木みのる LEONA&船木誠勝vs宮原健斗&井上凌 関本大介&真霜拳號vs石川修司&田村ハヤト
『DRAGON EXPO 1978』
日程:2024年11月22日(金)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,350人(満員)
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
田島久丸(フリー)/○MAZADA(フリー)/倉島信行
7分56秒 胴絞めスリーパーホールド
鈴木敬喜(新潟)/●三州ツバ吉(銀座)/アンディー・ウー(フリー)
▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
●高岩竜一(フリー)/ザ・グレート・サスケ(みちのく)/越中詩郎(フリー)
11分1秒 ムササビ・プレス→片エビ固め
田中稔(GLEAT)/スペル・デルフィン(2point5)/○AKIRA(MAKAI)
▼タッグマッチ 15分1本勝負
△関本大介(大日本)/真霜拳號(2AW)
15分0秒 時間切れ引き分け
石川修司(フリー)/△田村ハヤト(GLEAT)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
LEONA/○船木誠勝(フリー)
15分23秒 ハイブリッド・ブラスター→体固め
宮原健斗(全日本)/●井上凌(全日本)
▼シングルマッチ 45分1本勝負
●長井満也
17分30秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)
▼シングルマッチ 60分1本勝負
●藤波辰爾
15分44秒 TIME BOMB→片エビ固め
○高橋ヒロム(新日本)
高橋ヒロムが藤波辰爾に勝利し新日本ジュニアの歴史を背負う!長井とみのるの“リングスvsパンクラス”対決は激闘!LEONAと宮原の因縁は継続?
第1試合
先発はツバ吉と倉島。倉島がロープに押し込むがクリーンブレイク。
ツバ吉の足を倉島が取るがツバ吉はロープを掴みブレイク。
ツバ吉が片足タックルも、フロントネックで捕らえた倉島がそのまま下がりMAZADAがその背中にタッチ。
ツバ吉は倉島にチョップを叩き込んでから下がり鈴木にタッチ。
ロックアップからMAZADAがヘッドロックで捕らえて絞り上げる。鈴木が突き飛ばすがMAZADAは髪を掴んで離さず、ロープに飛ぼうとするが鈴木が髪を掴んで動きをとめ、ヘッドロックからロープに飛んでショルダータックルで倒す。さらに鈴木はボディスラムからフォールも1。
鈴木はアンディにタッチ。
走り込んできたMAZADAを飛び越えたアンディはトラースキック。さらに鈴木がショルダータックルからアンディがミサイルキックを発射。再度コーナーに登るとダイビングクロスボディでフォールも2。
アンディはボディに膝蹴りから後頭部にエルボー。ロープに飛ぶがエプロンから田島が蹴りつけて動きを止め、MAZADAが首投げからサミング。MAZADAは田島にタッチ。
田島は逆水平チョップからブレーンバスター。フォールも2。
田島は倉島にタッチ。
倉島はストンピングから腕ひしぎ。アンディはロープに足を伸ばしブレイク。
倉島はコーナーに押し込みMAZADAにタッチ。
MAZADAはアンディの顔面に膝を押し付けていき、これを離すと引き起こしてブレーンバスターを予告する。だがアンディが耐えるとMAZADAがエルボー連打からロープに飛ぶ。避けたアンディがジャンピングハイキックをフェイントに水面蹴りで倒す。アンディは鈴木にタッチ。
鈴木はショルダータックルも、MAZADAはサミングからロープに飛ぶ。鈴木はラリアットをガードするとロープに飛んでスピアーを突き刺す。さらにコーナーに振って串刺しラリアットからコーナーに上りダイビングサマーソルトドロップ。フォールも2。
鈴木はバックを取るが、切り返したMAZADAがサミングからロープに飛ぶが鈴木はラリアットで迎撃しツバ吉にタッチ。
鈴木は左右のエルボーからローリングエルボー。さらにアンディがカサドーラフェイスバスターで叩きつけ、ツバ吉がSTOからフォールも田島がカット。
田島はアンディと鈴木をダブルラリアットで叩き伏せ、ツバ吉にジョン・ウーからMAZADAがエルボー。倉島が串刺しバックエルボーから田島が串刺しヒップアタックで潰し、ボディスラムからリバーススプラッシュを投下。倉島が容赦なくジャーマンスープレックスで叩きつけ、MAZADAが胴締めスリーパーで捕らえギブアップを奪った。
第2試合
先発はサスケとデルフィン。サスケがコーナーに押し込み掴みかかるがレフェリーがブレイク。
ロックアップからデルフィンがヘッドロックで捕らえ、ロープに飛んでショルダータックルで倒す。サスケは一時停止するが、あぐらを組んで耐えるも、ロープに飛んだデルフィンがラリアットでなぎ倒す。両者タッチ。
AKIRAと越中の平成維新軍対決となり、会場が沸く中でロックアップからグラウンドの攻防。再度ロックアップから越中がヘッドロックで捕らえ、ロープに飛んでショルダータックルもAKIRAが受けきりロープに飛ぶ。だが越中がアームドラッグからヒップアタックを叩き込み、さらにヒップバット連発から引き起こす。AKIRAはその場飛びドロップキックでふっ飛ばし稔にタッチ。越中も高岩にタッチ。
バックの取り合いからリストの取り合い。稔がヘッドロックからグラウンドに引き込むが、高岩がヘッドシザースで切り返すも稔はすぐにハンドスプリングで抜ける。
稔がソバットからロープに飛ぶが、高岩がバックエルボーで迎撃し逆水平チョップからラリアット。避けた稔がドロップキックで場外に落とし、そこへデルフィンがプランチャを投下。サスケがそこへウルトラタイガーアタックを投下し、AKIRAもプランチャ。越中もエプロンを走り込んでのミサイルヒップを投下し、最後に残った稔がプランチャを投下するが全員避けて自爆する。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻り越中が稔にエルボーからコーナーに叩き込み高岩にタッチ。
高岩と越中がダブルブレーンバスターから高岩が足を掴んでタッチを阻止し、そのままサスケにタッチ。
サスケと高岩で股裂きから、サスケと腰中で股裂き。さらにアンクルホールドも稔はロープを掴みブレイク。
サスケは越中の足に稔の顔面を叩き込み、アキレス腱固めも稔がサミングで逃れてヒップバットからタッチしようとする。その足をサスケが掴んで引きずり越中にタッチ。
越中はサミングからナックル連発。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした稔が「やってやるって!」と叫んでミサイルキックからデルフィンにタッチ。
デルフィンは大阪臨海アッパー。吹っ飛んだ越中の背中にサスケがタッチ。
デルフィンはサスケにも大阪臨海アッパー。さらにスイングDDTからデルフィンクラッチを狙うが、抜けたサスケが高岩にタッチ。デルフィンもAKIRAにタッチ
AKIRAは延髄斬りからロープに振ろうとするが、逆に振った高岩がラリアットも、避けたAKIRAがレッグラリアート。バックを取るが切り返した高岩にバックエルボーからロープに飛んで低空ドロップキック。さらにシャイニング・ウィザードも、ガードした高岩がラリアットでなぎ倒す。
越中がミサイルヒップからサスケがサスケ・スペシャルX ver10.2 セグウェイ(物まね禁止)を投下し、高岩がデスバレーボムで叩きつけフォールもデルフィンがカット。
高岩が羽交い締めにしたAKIRAにサスケが走り込むが地獄突きが誤爆し、AKIRAがシャイニングウィザードからフォールも2。
AKIRAがボディスラムから稔がBDFを投下し、デルフィンがダイビングエルボードロップ。さらにAKIRAがムササビプレスを投下してフォールし3カウント。
<試合後コメント>
越中詩郎&ザ・グレート・サスケ&高岩竜一
越中「悔しかったけどね、良いメンバーで試合できたんで良かったです」
サスケ「悔しいですけど、このトリオまた組ませていただきたいです。チャンスいただいてありがとうございました」
高岩「やられましたけど、この歴史に入れて幸せです」
第3試合
先発は石川と関本。ショルダータックルの相打ちからエルボー合戦。関本のチョップと石川のエルボーの打ち合いとなり、関本のショートレンジラリアットをガードした石川がチョップからロープに振ろうとするが、逆に関本が振るも石川はショルダータックルでなぎ倒す。だが関本もすぐにその場飛びドロップキックで吹っ飛ばし両者タッチ。
真霜がソバットからエルボー合戦。真霜がボディに膝蹴りからロープに飛ぶが、田村がキチンシンクで迎撃する。
田村はロープに押し込みボディブロー連発からロープに飛んでラリアット。さらにロープに飛ぶが、走り込んできた田村をロープをたるませてエプロンに落とし、さらにロープを使ったアームブリーカー。場外に田村が落下しそのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、真霜がストンピング連打から腕へのバズソーキック。真霜は関本にタッチ。
関本はリストをひねっていき、田村はチョップからエルボー連打も関本はリストを離さず腕へのナックル。苦しむ田村の背中にハンマーブローを落としていくが、田村もエルボーで返し打ち合いに。田村がチョップも関本はエルボーからショルダーアームブリーカー。そのまま腕を離さず真霜にタッチ。
真霜はエプロンからロープを使ったアームブリーカー。さらにロープに押し込みサミングから、背中にサッカーボールキック。腕を掴んで巻き投げると腕へのギロチンドロップから脇固めで捕らえ、腕を足で挟んで痛めつける。真霜は関本にタッチ。
関本はリストをひねって腕を踏みつけて痛めつける。田村は膝立ちでエルボーも、関本は腕へのエルボーからエルボードロップ。さらに腕ひしぎも田村が切り返してそのままフォールも、関本は腕を伸ばして返すと田村はロープに足を伸ばしブレイク。
関本は腕へのストンピングから真霜にタッチ。
真霜は腕を掴んでいくが、田村はエルボー連打からロープに振ろうとするも、真霜はキーロック式のDDT。さらにバズソーキックも、キャッチした田村がラリアット。キャッチした真霜が投げようとするが、田村が逆にブレーンバスターで投げ捨て石川にタッチ。
石川は串刺しラリアットからコーナーに上りセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。
石川は担ぐが暴れて着地した真霜にバックエルボーからエルボー合戦へ。石川がロープに飛ぶが、真霜が追走二ーからブレーンバスター。真霜は関本にタッチ。
関本は串刺しスピアーからブレーンバスター。さらにロープに飛んでセントーンから、ロープに飛んでボディプレス。フォールも2。
関本はアルゼンチンで担ぐが、そのまま石川はヘッドロックで捕らえる。関本はバックエルボーで逃れてロープに飛んでラリアットも、石川は腕を巻き込んでバックブリーカーから田村にタッチ。
田村は串刺しラリアットからコーナーに振って串刺しラリアット。コーナーに上りダイビングショルダーアタックからフォールも2。
コーナーに振って田村が串刺しラリアットから石川も串刺しラリアット。田村がロープに飛んでサンドイッチラリアットからフォールも真霜がカット。
田村はロープに飛ぶが、関本はその腕をキャッチして巻き投げるとスライディング二ーを突き刺す。
関本と真霜で田村をロープに振り、ダブルのショルダータックルから真霜がサッカーボールキック。さらに関本がロープに飛んでスライディングクロスボディからフォールも2。
関本は腕固めも、田村は強引にボディスラムで叩きつけてロープに飛ぶ。だが真霜がレッグラリアートで迎撃するも、石川が真霜にファイヤーサンダー。関本が石川をジャーマンで叩きつけ、田村が関本をラリアットでなぎ倒す。さらに田村が関本を投げようとするが、関本がブレーンバスターで投げ捨て、両者すぐに立ち上がって走り込むとラリアットの相打ちでダウン。
カウント9で立ち上がった両者がラリアットの相打ちからエルボー合戦。関本がヘッドバッドからロープに飛んでラリアットでなぎ倒し、ロープに飛ぶが田村もラリアットで迎撃。両者ダウン。
膝立ちでエルボーの打ち合いもここで時間切れに。
<試合後コメント>
関本大介&真霜拳號
関本「ごめんなさん、真霜さん!」
真霜「あぁ、時間が短かった!15分じゃ短かった!」
関本「あと5分あれば!あと5分あれば仕留められた!クソーッ!悔しい!」
真霜「相手も強かったッスね」
関本「相手も強かった!ヤバいだろ田村オイ!石川修司は知ってるよ。昔っから知ってるけどよ、なんだ田村ハヤト!」
真霜「アイツ外人みたいっすね、なんか」
関本「外人だよ!日本人の血流れてねーだろアイツ!日系か?!日本人かアイツ!」
真霜「まあまあ、次やったら勝ちますよ、我々。行けますよ」
関本「チームリーダーがそう言うなら勝てそうな気がしてきた!」
真霜「いけますよ。もう1回組んでくれよ、ドラディション!今度は15分じゃねーぞ!30分!30分で行けますよね。30分なら勝負つくはずだ!……あぁ~キツかったぁ~!」
石川修司&田村ハヤト
石川「このメンバーじゃ15分じゃ足んないね」
田村「足んない!足んないっすよ!これが俺が求めてたプロレス。こういう肉弾戦、気持ちいいね。このメンバーでまたやりたいです」
石川「楽しかったですね。30分でやりたいです。彼ら、最強タッグエントリー中でしょ?彼らに優勝してもらったら俺らも優勝みたいなもんだから」
田村「そしたら僕らにベルトの挑戦権ありますよ」
石川「こうやって面白いチーム出来たんで、またネクストがあっても良いんじゃないですか?」
田村「ネクストもやりたいし、石川さんとは組んでもいいけどやりたい!俺はまたこの石川修司と闘いたいから。またその日が来るまで俺は楽しみにしてますよ」
第4試合
先発はLEONAと宮原。ロックアップから宮原がロープに押し込み頭を撫でてクリーンブレイク。
再度ロックアップから宮原がロープに押し込むも、切り返したLEONAがエルボーを打ち込む。
再々度ロックアップから宮原がヘッドロックで捕らえショルダータックルでなぎ倒し、ロープに飛ぶがLEONAがバックを取る。宮原がバックエルボーで逃れ走り込むが、LEONAがブレーンバスターで投げ捨てると宮原が場外へ滑り降りる。そこへLEONAがトペを狙うと宮原が下がっていき、LEONAがロープ際で睨みつけるも宮原はリングサイドを周って下げさせる。
リングに戻りロックアップからコーナーに押し込むと、その背中に船木がタッチ。
野次を飛ばす観客へ宮原が向かっていこうと場外に降りるが、ケントコールを受けてリングに戻ると手4つを狙うが一度離れる。
船木のミドルをキャッチした宮原がバックを取ろうとするが、切り返した船木をロープに押し込みブレイク。
ロックアップから宮原がロープに押し込もうとするが、切り返した船木がロープに押し込みクリーンブレイク。
宮原は井上にタッチ。
手4つからリストの取り合いへ。船木がキーロックから巻き投げるが、井上はロープに足を伸ばしブレイク。
ロックアップから井上がロープに押し込みビンタ。船木はゆっくりとリングを回り、ミドルキックからビンタ。さらにボディに膝蹴りからロープに飛んでランニング二ー。容赦なくストンピングからスリーパーで捕らえてLEONAにタッチ。
船木はチョップ連打からボディに膝蹴り。LEONAが首投げからエルボードロップを投下しフォールも2。
井上はミドルキック連打からロープに飛ぶが、LEONAはアームホイップからヘッドロックで巻き投げるも、井上はヘッドシザースで捕らえるもLEONAが抜けてケンカキックで吹っ飛ばす。さらにロープに飛ぶが、宮原が場外から足を掴んで倒し、場外に引きずり下ろしてヘッドバッド。LEONAはチョップ連打も宮原は再度ヘッドバッドを叩き込み、ビッグブーツから鉄扉に叩き込む。宮原は容赦なくヘッドバッドも、LEONAは必死にエルボー連打。宮原は鉄柱に叩き込んでいき、LEONAはエルボーを打ち込むが宮原はヘッドバッドからリングに投げ入れる。
井上がLEONAの顔面を蹴りつけていき、立ち上がったLEONAがエルボーを打ち込んでいく。井上はソバットを叩き込み、倒れたLEONAを引き起こすとロープに飛ぶ。だがLEONAはスリーパーで捕らえるが宮原がエルボーでカットし場外に投げ捨てるとヘッドバッドからエプロンに寝かせて側頭部へのヘッドバット。
宮原はリングに投げ入れ、井上がエルボー連打からロープに飛ぶが、LEONAはエルボーで迎撃しビンタ連発で倒す。LEONAは船木にタッチ。
船木はミドルキック連発からロープに振ってミドルキックで倒しフォールも2。
船木はソバットからコーナーに吹っ飛んだ井上にミドルキック連打からボディに膝蹴り。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うも、足を伸ばしてカットした井上がミサイルキックから宮原にタッチ。
宮原はロープに飛んでビッグブーツ。さらにロープに振ろうとするが、逆に振った船木のエルボーを避けて低空ドロップキックからロープに飛んで側頭部へのドロップキック。
宮原は投げようとするが、船木が脇固めで切り返すとミドルキックから首投げで倒しPK。フォールも2。
船木はLEONAにタッチ。
LEONAはボディブローからエルボー連打。さらにコーナーに振ろうとするが、逆に振った宮原が走り込むも、バックエルボーで迎撃したLEONAがフェイスバスターからフライングクロスチョップ。フォールも2。
LEONAはローキック連打から片足タックルも、倒れない宮原にエルボー連打。LEONAがエルボースマッシュからロープに飛ぶが、宮原が追走ビッグブーツから井上にタッチ。
井上はミドルキック連打。LEONAは突き飛ばすも井上も突き飛ばしてミドルキック連打から足を刈って倒し、串刺し低空ドロップキック。
コーナーに振って井上が串刺しバックエルボーから宮原が串刺しブラックアウト。さらに井上がブレーンバスターからPKを叩き込みフォールも2。
宮原と井上でLEONAをロープに振るが、LEONAは宮原を突き飛ばして井上に叩き込むと、宮原のミドルキックをキャッチしてドラゴンスクリュー。井上にもドラゴンスクリューからバックドロップで叩きつけ船木にタッチ。
船木はサッカーボールキックからフォールも2。
井上は左右のエルボー連打から延髄斬り。さらにチョップも、船木は掌底で返しハイブリッド・ブラスターで突き刺し3カウント。
宮原「おい、おいドラディション、誰にオファーしたと思ってる!お前らに一つだけ言っといてやる。次は、花束を用意しとけ。おい!そして!おい!ドラディションの、おっさん!なかなか良い声援だったぜ。ありがとな」
LEONA「おい、おい宮原健斗、わかってる、わかってる、あっちは三冠のベルトも取った、チャンピオンカーニバルも取った。だから、俺はまだあいつにとって顔じゃないのもわかってる。でも、追いかけて何が悪い!俺は、背中が見えなくなるまで、絶対に、絶対逃さないし、絶対にシングルを勝ちとってやる。このドラディションのリングで、絶対に宮原健斗を、倒す!」
<試合後コメント>
LEONA&船木誠勝
船木「行くんでしょ?スーパースター!勝ったらスーパースター!」
(※LEONAと握手を交わして先に退席)
LEONA「分かってる。分かってる。自分だって、宮原健斗の方が実績が上だって分かってる。でも、『はい。そうですか』って下がれないでしょ。自分だって負けたし、ここまで3回、4回か全日本プロレスで闘って追いかけてきて、あっちの方が実績上です、じゃあそのときまで待っててくださいなんて言えないでしょ?誰がいい子ちゃんでいなきゃいけないかって、分かってるから。自分の中で『藤波辰爾の息子だから正統派でいなきゃいけない』とかそんな気持ち、どっかで無くなったのかもしれないけど、でもただ順番待って『宮原健斗、そのうちやってください』なんてもう僕からは言えないから。どのタイミングでも、絶対に、あの髪の毛をひっ捕まえてでも俺との一騎打ちに持ち込んでいく。順番なんて並ぶつもりはない。割り込んででも、前に並んでいる人間を蹴っ飛ばしてでも、絶対にシングル取るから。そして勝から。その気持ち、そういう姿勢が多分僕には足りなかったんだと思う。だからファンの人も『いつまで待ってるんだ、LEONA!』って思ってたと思う。ムチャクチャでもいい。形なんてどうでもいい。あの顔、もう1回、2回、3回、ぶっ飛ばしてやる。そして勝ってやる。その気持ち、今日でまた強くなった」
第5試合
鈴木がローで牽制すると長井はハイで牽制。組み合うと長井がロープに押し込むがクリーンブレイク。
再度組み合うと鈴木がロープに押し込みクリーンブレイクに見せかけてエルボーも、長井は避けて距離を取る。
手4つからお互い腕を取り合い、リストの取り合いから長井が片足タックルで倒しトーホールド。鈴木は切り返して一度離れる。
鈴木は自分の胸を叩いてチョップを要求し、チョップの打ち合いから長井がチョップ連発。鈴木がビッグブーツを打ち込むとビッグブーツの打ち合いへ。キャッチした長井だったが、鈴木が膝蹴りからロープに飛ぶも長井がビッグブーツで迎撃する。
エプロンに転がった鈴木を引き起こすとエルボー連発。鈴木は3発目をキャッチしてぶら下がり腕ひしぎで捕らえ、レフェリーが注意するとこれを離して足を掴んで場外に引きずり落とす。
場外でエルボーの打ち合いから鈴木が客席に叩き込み、リング下からリングを絞める金具を持ち出し痛めつける。
リングに戻り、鈴木が首投げからサッカーボールキック。フォールも2。
鈴木が足をとってアキレス腱固め。長井もアキレス腱固めで捕らえ、鈴木は「来てみろ!何がRINGSじゃ!絞ってみろ」と挑発。実際に長井が絞ると鈴木はロープを掴みブレイク。
長井はエルボーを打ち込んでいき、鈴木は受けながら前に出るが長井はエルボーで押し返す。コーナーを背負った鈴木のボディに膝蹴りからコーナーに振ろうとするが、逆に振った鈴木が串刺しビッグブーツから首投げで倒しPK。フォールも2。
鈴木は顔面を蹴りつけていき、起き上がった長井とエルボーの打ち合い。鈴木が串刺し攻撃を狙うが避けた長井がエルボーからキャプチュードを狙うが、エルボーで逃れた鈴木が走り込むも長井はキャプチュード。
さらにみちのくドライバーIIからフォールも2。
長井はストレッチプラムからこれを離してフォールも2。
長井はハイパーニー空牙からフォールも2。
長井は腕ひしぎで捕らえるが、鈴木はロープに足を伸ばしブレイク。
長井はエルボー連打からロープに飛ぶも、鈴木が追走してバックを取るとスリーパー。さらにゴッチ式パイルドライバーで突き刺しフォール。これで3カウント。
<試合後コメント>
鈴木みのる
――UWFとRINGSの対決になりました
「気のせいだろ。化石だぞ、そんなもの。昔、昔の大昔、な。 川の上流から大きな桃がどんぶらこどんぶらこ流れてきました。それと同じだ。昔の話だ。プロレスは今も生きてる。姿形は変わるよ。出てる奴らもどんどん変わる。主人公も変われば敵も変わる。どんどん変わってくけど、一つだけ変わらない。ずっーと。殴り合い、闘いをしてるってことだ。今も昔も。お前らもいつまでそんな昔話によ、このさっきのVもそうだったけどよ、昔話何年煽ってんだ。俺が1番大嫌いなのはそこだよ。昔俺こんなことやったことある。昔俺こんなベルト取ったことあるっていう自慢の試合。俺が1番嫌いなのはそこだ。関係ない。たった今、今、今の殴り合いが大事だ。それ以外俺には何も必要ない。だから俺はよそでなんかベルト持っても、な?どっか、アメリカのどっかのベルト持ってたとしても、俺は持ち歩かないようにしてるんだよ。俺はそのベルトを見せるのは、そこの団体だけって決めてるんだよ。お前らの知らないうちいろんなベルト持ってるから。いろんな世界ベルト持ってるから、お前らが知らないだけで。世界と名のつくベルトなんか世の中に山程あるから」
――長井さんとの殴り合いは楽しかったですか?
「そうだね、シングルマッチやるまで、あいつの顔を初めて見た時から35年、36年かかった?そうだよ、それだけ俺の方が先歩いてるってことだ。もしもう一度、お前が、長井がもう一度俺と闘いたければ、俺のいるステージはもっともっと先だぞ。日本のみならず、な?自分たちの、誰かの権力の下でな、用意してもらった舞台じゃない。自分のこのパンツとこのシューズ一丁で世界中回って掴み取ってる場所だ。悔しかったら、そこまで上がってこい」
長井満也
「ちょっと酸欠で、なんかうまく言葉出ないんで 話振ってもらっていいですか?」
――初対決でした
「初めてですね、僕から覚えてるのが、新日本プロレスで高山鈴木対、長井柴田でテイセンホールでやったのが1回と、あとリアルジャパンね。それも20年ぐらい前だと思いますね。だから、鈴木さんと初めて会ってからシングルするまで35年ぐらいかかりましたね。はい」
――どう感じましたか?
「いや、面白かったっすね。面白かった、うん。ぶっちゃけたこと言っちゃえば、藤波さんから最初このカードのこと言われて、やった方がいいのかやらない方がいいのか、ちょっと正直悩んだんだけど、自分が引退した時に、あ~あそこでやっぱりやっときゃよかったなと思うのも嫌だし。あと俺が鈴木さんとやることで、ドラディションだったり、あと会場に見に来てくれてる方が、なんかワクワクしてくれたり、喜んでくれるんだったら、選手としてもそこやった方がいいかなみたいな考えがありましたね。それはもうちょっと今の自分じゃわかんないですね。はい、どうだったか」
――何がRINGSだと言われました
「やっぱり昔から自分や鈴木さんを見てる人はそういうフィルターで見るだろうし、逆に今の新しいファンにしたら、ね?そんないざこざがあったことすら知らないだろうし。そういう、なんていうのかな?長いスパン見てくれてる人も、なんかこうのめり込んで見てて、なおかつこう、今の新しいファンっていうのかな?その人たちに、そういう過去の予備知識がなくても、ああプロレスって面白いじゃんっていう風に思え、思ってもらえる試合がしたかったなと思うんですけどね。ちょっと今、試合終わったばっかりで、ちょっと自分でこの試合がどうだったか ちょっとわかんないですね。はい。でも、うん、やってよかったかなとは思ってますね。はい。すいません。ちょっと息あがってるのと頭打ったかなと思ったんで、ちょっと粋なことが今言えない。まあでも、ドラディションとしての後楽園ホール、これだけのお客様入っていただいたんで、僕としては今日やってよかったかなと思います。そうですね、でも次はないです(苦笑)1回しかやらない。1回しかやらないカードっていうのもあっていいのかな。そしてまた頑張りますね。皆さんよろしくお願いします。ありがとうございました」
第6試合
ロックアップから藤波が巻き投げる。ロープ際を周って体勢を立て直したヒロムがロックアップも、藤波が腕を取りグラウンドへ。ヒロムは回転してヘッドシザースからも逃れるとヘッドロックも、藤波はすぐにヘッドシザース。ヒロムは首を抜いてロープに下がる。
ヒロムがバックを取るも藤波は膝をついてグラウンドになり腕を取って切り返し、ヒロムも回転して腕を取り返すとそのまま回転してフォールも1。
藤波はすぐに腕をとるもヒロムはロープを掴みブレイク。
手4つからヒロムがロープに押し込むとチョップを叩き込んで離れる。
ロックアップから藤波がヘッドロックで捕らえグラウンドに。ヒロムがヘッドシザースで切り返すが、藤波が抜けてヘッドロック。ヒロムは回転してフォールも、藤波は離さずに返すと立ち上がり、ヒロムはコーナーに押し込みブレイクを要求。藤波はヘッドロックを離すがすぐにビンタを叩き込む。
藤波のビンタとヒロムのチョップの打ち合い。ふらつくヒロムはロープを背負うが、前に出てチョップを打ち込むと藤波は髪を掴んでコーナーに押し込みチョップ連打。ヒロムが切り返してチョップ連打から足を刈って倒し、串刺し低空ドロップキックからフォールも2。
ロックアップからヒロムがヘッドロックで捕らえ、ロープに飛んでショルダータックルで倒す。
ヒロムは「どうした藤波さん?こんなもんか!」と頭を蹴って挑発し、さらにビッグブーツも藤波はキャッチしてドラゴンスクリュー。場外に転がって逃げたヒロムに藤波がロープに飛ぶが、急いでリングに上ったヒロムが追走エルボー。ミドルキックも藤波はキャッチしてドラゴンスクリューから足4の字で捕らえる。ヒロムはなんとかロープを掴みブレイク。
藤波はストンピング。立ち上がったヒロムのバックを取ってドラゴンスープレックスの体勢も、バックエルボーで逃れたヒロムがロープに飛ぶが、藤波はスリーパーで捕らえる。ドラゴン・スリーパーに移行しようとしたところで抜けたヒロムが足を刈って倒しラ・マヒストラルも2。
ヒロムは低空ドロップキック。さらにヘッドロックも、藤波は強引に担いでワンハンド・バックブリーカー。形が崩れ、ヒザの皿にヒロムの全体重が乗る形となった藤波は痛みで苦悶の表情。
先に立ち上がったヒロムが低空ドロップキックを叩き込むが、藤波は膝を押さえて苦しむ。ヒロムは一度様子を見るが、片膝をついて膝立ちになった藤波へ低空ドロップキックからフォールも2。
ヒロムはロープに飛ぶも、藤波は逆さ押さえ込みも2。
ヒロムはトラースキックからロープに飛んでヒロムちゃんボンバーからフォールも2。
ヒロムは担ぐとTIME BOMBで叩きつけ3カウント。
ヒロム「藤波辰爾さん!そして本日お集まりの超満員札止めのお客様の皆さん、本当にありがとうございました。俺は、藤波辰爾さんが『いつどの時の時代のプロレスも面白い』って言ってくれたこと、それから、今、この時代を、プロレス関係なく頑張ってるみんなを、下に下げないで上に上げてくれたこと。そして、藤波さん、今この時代のプロレスをリスペクトしてくれること。そんな藤波辰爾さんが大好きです。俺だって、もう若手ではないよ。若手ではないけど、俺の時代、俺よりか若手、プロレスラー関係なく若い人間、全員言われたことだと思う。『今の時代って楽だよな』だとか『今のこの時代のこれ、プロレスじゃねーよ』『闘いがねーよ』だとか聞きました。でも今日藤波辰爾さんと試合して、俺が新日本プロレスに入る前に俺が好きだった“9受けて受けて10返すプロレス”を体現してる藤波さん……やっぱり、俺が考えてた、俺が好きだった、俺が求めてた!“9受けて受けて10返すプロレス”!今までここまで頑張ってきて正解だって改めて気づくことが出来ました。藤波辰爾さんみたいなプロレスラー目指して、この先のジュニア!いや!プロレス界を盛り上げて見せます!藤波辰爾さん、本日はほんとにありがとうございました。でも正直言って、藤波辰爾さんの入場のガウンを見た時に、派手すぎて負けたと思いました。この藤波さんの柔軟な考え!昭和平成令和関係なくプロレスというものを上にあげていくその力、最高です!ありがとうございました!」
藤波「本日もご来場ありがとうございました。高橋ヒロムは、思ったより強かったな。新日本ジュニアはつえーや!やっぱりジュニアから育った人間からすると嬉しいね。まだまだ新日ジュニア捨てたもんじゃないな。今日はライガーがレフェリーってことでね、正直今、高橋ヒロムがマイクを通じて言ったとおり、これはちょっと誤解してた部分もあるけど、もう一回、新日ジュニアを見る、価値あるな。まあほんとにあの、今回は、シングルマッチ、久々のシングルマッチで無謀かとも思ったんですが、まあ胸の痛みといろんな部分で感じるものがありました。ほんとに、いつもご来場いただきありがとうございました。今後ともプロレスをよろしくお願いします。本日は誠にありがとうございました」
最後にヒロムと藤波は握手し、ヒロムが藤波の腕を上げてドラゴンコールに包まれる中でハグをした。
<試合後コメント>
高橋ヒロム
「70歳なんて嘘だろぉ……。なんて力強い。なんて力強いんだ。何度も危なかった。嘘じゃねーよ。この現役ピチピチの、ジュニア最強の俺が本当に危なかったんだ。リング上で言ったことがすべて。苦労してるよ。若い人間全員苦労してるよ。上の人間に今の時代のプロレスを否定されたら、なにを信じりゃいいんだよ……。お前ら、アンタらだけは否定しないでくれ。じゃないとこの先のプロレスが無くなっちまう。今の時代の人間は、あなたたちが残してきてくれたプロレスというものを必死に残そうと、必死にお金を稼ごうと頑張ってんだよ。10年後、20年後、30年後、プロレスがあるか分かんないよ。それは今の頑張ってる人間にかかってんだ。その頑張ってる人間のことをもっと褒めてあげてください。いつの時代もそうだ。あなたたちのときもそうだったのかも知れない。だとしたら同じことをしないでくれ。俺は藤波辰爾さんの『いつのどの時代のプロレスも面白い』って言葉は最高に大好きで、最高にリスペクトできる。リスペクトさせてくれ、頼む。藤波さんがあと10kgくらい……今は多分スーパーヘビー級に近い体重だろうから、もうあと10kgくらい痩せてくれたら来年のBEST OF THE SUPER Jr.にエントリーしてほしいくらいの輝きを放ってるよ。あの輝きは誰にも負けない。誰も勝てない。誰もが経験して欲しい。あの人とのシングルを。でも中々できないだろう。だったらこっちが上に上がって、俺みたいになって、藤波辰爾さんと試合するしか無い。絶対、全員経験するべきだ。運がいいことに、藤波辰爾さんは“生涯現役”と言っている。何度だってチャンスが有る。みんなでもっともっと、もっともっと!プロレス界盛り上げて強くなろうぜ。メジャーだのインディーだの、関係ない。どこに境目があるんだ。もう言葉だけだろ、存在してるのは。くだらねぇ。いいんだよ、全部、全団体で力を合わせてプロレスを盛り上げないと、このプロレス村から脱出なんてできねえ。新日本だけじゃない、全日本だけじゃない、NOAHだけじゃない。メジャー、インディー、関係ない。すべてが1つにならないと、すべてがプロレスを上げることを考えないと、プロレス村からは出れません。……あぁそうだ。今俺はWORLD TAG LEAGUEシリーズ中だから、この調子で優勝しないと、藤波辰爾さんにも、獣神サンダー・ライガーさんにも申し訳ない。俺は正直ね、ライガーさんのことはもう消してたよ。考えちゃうと怖くなっちゃうからね。フン……」
藤波辰爾
――高橋ヒロム選手とのシングルマッチはどうだったか
「いやぁ、久々のシングル。まあ自分の気持ちでシングルやろうっていう発言をしたわけだから。ただ相手が思った以上に、ちょっと新日本ジュニアがやっぱり芯がちゃんとしっかりと。ウン。新日本プロレス魂が入ってるなというのが、反対に嬉しいですよね。こうやって身を以て受けてみると。容赦なくトコトン遠慮なく来るっていう。だから勘違いしちゃいけないのは、ジュニアってところでみんな動きに目が行っちゃうんだけど、でもちゃんと芯はリングの中の相手に向かっての勝負で、そっちに向かってしっかりと向いてるっていうのがね。痛みと同時に半分嬉しさもありますね」
――「今の新日本ジュニアは見る価値がある」という言葉があった
「うん。どうしてもやっぱりジュニア同士だと、やっぱり自分たちが磨き上げた技の方に走っちゃうようだけど、でも、こうやっていざ技であり、打撃であり、そうやって身を以て自分たちがいつも出せるっていうものを持ってるのが形に出るからね。そういうような見どころをこれから見出して。安心しました。『新日ジュニアは健在だ』『新日ジュニアはつえーな』ってのがね、身を以て感じ取れたんで。ヒロムくんを指名して正解だったのかなって気がします」
――70歳でシングルマッチを闘い抜いた
「ちょっとそこらへんがお客さんがね、無謀といえば無謀だけど……レスラーっていうのは常にリングに上がる以上は無謀とかそういうのはまったく無いんだよね。自分が70って気持ちがあるけど、正直なところ、やっぱり20代、30代の動きはキツいね(笑)自分の記憶を辿りながらやってるけど、リングに上がるっていうのは自分がそこに照準を絞って勝負を挑んでるんだから、これはもう言い訳無し!」
――来年以降に向けての手応えも感じられたか
「そうですね。今回の11月、色んな自分の夢もあってね。夢の小倉城決戦っていうのも自分の大きな夢を叶えたし、とにかくいろんなところでプロレスっていう部分を、見方を変えればもっともっとまだ掘り起こすとこはいっぱいあるんでね。プロレスの素晴らしさっちゅうのかな。そういう部分で今回小倉城というシチュエーションの中でプロレスを見たときに、戦国の闘いっていうのと現代の闘いと、ちょっと闘う意味は違いますけどね、でも見る立場からすると非常に興味深かったんじゃない?そのあと篠崎八幡宮でやった奉納マッチというのも中にはまだ、報道されてないけど、神事と神事と交えながらリングで闘うって中で、今後は僕だけじゃなくて、登場した、参加した選手は違う発見があったんじゃないかな。まだまだ自分のやるべきこと、やりたいことはホントにいっぱい山程あるんでね。まずは自分のお城プロレスは小倉からスタートして、全国の城の好きな部分を周れば……周りきれないくらいいっぱいあるんでね。国宝から現存天守から復元天守とか、色々あるから。山城まで行ったら、当分これ、10年どころかとてもじゃないけど周りきれないけど、でも自分の中の趣味という部分なのかな?それでもでもやるべきことが見えたこの11月でした。今日自分主催の大会で。ありがとうございました」
――会場は超満員だった
「やっぱり今ファンは、色んな団体を見ていて、ファンってのは色んなものに興味を持ってプロレスを見て愛してくれてるんだけど、やっぱり『この試合は見ておかないといけないな』っていうのは正直なところで、ファンというのはありがたいもので、これだけ足を運んでくれたんでね。それを大事にしてね、これからまた。一応ドラディションの試合は今年最後ですけどね、また来年自分でやるつもりでいますけどね。とにかく、ファンの皆さんにプロレスを違った意味ですごさを見せたいね」