【試合詳細】11・9 TTT新木場大会 【インディー統一無差別級】藤田ミノルvs瀧澤晃頼 【インディー統一タッグ】塚本拓海&竹田誠志vs怨霊&マスクドミステリー 【インディー統一6人タッグ】瀧澤晃頼&中野貴人&神野聖人vsガッツ石島&ツトム・オースギ&バナナ千賀

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『CONVICTION 11』
日程:2024年11月9日(土)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:187人

▼「新木場闘会始」 15分1本勝負
○神崎ユウキ
8分40秒 電光石火
●KURO-OBI

▼「ゴキブリ商会vs大家健」 30分1本勝負
[ゴキブリ商会]藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)/○定アキラ(AlmaLibre)
10分45秒 ギブアップ
大家健(ガン☆プロ)/●X=ビッグベアー(フリー)

▼「TTT認定インディー統一6人タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/ラッキートリガーズ】○瀧澤晃頼/中野貴人(BASARA)/神野聖人(BASARA) 
15分30秒 逆さ押さえ込み
【挑戦者組】ガッツ石島/ツトム・オースギ(フリー)/●バナナ千賀(フリー)
※第9代王者組が初防衛に成功。

▼「TTT認定インディー統一タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/クレイジーラバーズ】塚本拓海(BASARA)/○竹田誠志(フリー)
15分45秒 メガラバ
【挑戦者組】怨霊(666)/●マスクドミステリー
※第10代王者組が初防衛に成功。

▼「TTT認定インディー統一無差別級選手権試合」 60分1本勝負
【王者】○藤田ミノル(フリー)
19分20秒 強引サムソンクラッチ
【挑戦者】●橋之介
※第9代王者が3度目の防衛に成功。

右親指骨折中の藤田ミノルが“痛みの伝わるプロレス”でインディー統一王座V3! SOSが土下座で王座戦リマッチ要求!クレラバが圧倒的強さでタッグ王座初V!

大会開始前


 この日もゴキブリ商会が正当な言論の自由を行使して公開記者会見を実施。ビッグベアーが撮影係を務める中、秀旺がゴールド免許を取得したことや48歳の誕生日を迎えたことなどの重大発表が行われる。
 石川会長がこれを解散させんと大家健を召喚。大家は「驚天動地のXを連れてきた」と宣言するも、コアなファンたちはなんとなくその正体を察する中で大会がスタート。

第1試合


 両者しっかり握手を交わしてからゴング。
 早速KURO-OBIが寝転びながら距離を詰めて神崎の足を絡め取っていくも、KURO-OBIから柔術の指導を受けているという神崎は余裕を残しつつロープへ。
 再びKURO-OBIが寝転びながら足を狙うが、神崎が上から潰してエビ固め。キックアウトしたKURO-OBIにドロップキックを見舞い、ロープに飛んでフライング・フォアアーム。KURO-OBIを場外に放り出し、飛び技を狙うかと思いきたスライディング・キック。さらにエプロンから場外へウルトラ・タイガー・ドロップを投下する。
 神崎はKURO-OBIをリングに放り込み、ハーフハッチ・スープレックス・ホールド。さらにエルボー連打からロープに飛んでいくが、KURO-OBIが好きに走らせたうえでカウンターのバックエルボー。さらにソバットを腹に突き刺してボディスラムで叩きつけ、スリーパーホールド。

 神崎が場外に捕らえていくと、KURO-OBIはオモプラッタで捕らえた上でゴロゴロと回転していくオモロール。さらにクロスフェイスで絞り上げ、一足先にリングへ戻る。
 神崎がカウント15でリングに帰還すると、KURO-OBIがロープに振ってフライング・クロスチョップからチキンウィング・アームロック。さらにロープに振るが、神崎がスライディングで股抜けし、ヒザへの低空ドロップキックからDDT。


 神崎はコーナーに振って串刺しフォアアームからコーナーに飛び乗りブーメラン・アタック。神崎がエルボースマッシュ連打から変形ランニング・ネックブリーカー・ドロップ。コーナーに上ってダイビング・クロスボディを発射も、KURO-OBIが空中で腕をキャッチして脇固めに捕らえる離れ業。さらに暴れる神崎をオモプラッタに捕らえていくが、神崎が上から潰してカバー。
 KURO-OBIが慌ててキックアウトする中、神崎はロープに飛んでKURO-OBIに組み付き、電光石火で丸め込んで3カウント。

第2試合


 大家、秀旺&定のあとに入場してきた“驚天動地のX”の正体はやっぱりビッグベアー。
 ビッグベアーはリングインするなり定に殴りかかるが、定があっさりビッグブーツで迎撃。ゴキブリ商会が喧嘩を買う形で襲いかかる中でゴングが鳴る。
 いきなり場外乱闘となり、大家が2人を押さえる中でビッグベアーがぷるぷると足を震わせながらコーナーに上っていく。そのままプランチャをする……かと思いきやゆっくりとエプロンに着地してからゆっくりとダイブ。
 リング上では秀旺と大家がチョップの打ち合い。大家がヘッドバッドで倒してビッグベアーにタッチ。
 ビッグベアーは秀旺にショルダータックルで3回ぶつかっていくも秀旺はビクともセず。4発目をビッグブーツで迎撃した秀旺が背中を平手で引っ叩いた後にボディスラム。ビッグベアーがチョップを連打も、全く効かず。逆に秀旺がチョップ一発でなぎ倒してマウントチョップ連打。定にタッチ。
 定はビッグベアーに好きなようにチョップを打たせたうえでビンタ一発で吹っ飛ばす。そして連続体固めでスタミナを削る嫌がらせの後に秀旺にタッチ。

 秀旺は定とともに太鼓の乱れ打ちから強烈なチョップ連打。さらにペンデュラム・バックブリーカーからカバーも大家がカット。秀旺が再び投げようとするが、ビッグベアーはチンクラッシャーで切り返して稲妻レッグラリアート。ビッグベアーは地を這いながらタッチを求めていくが、特にダメージを負っていなかった秀旺が先に定にタッチしたうえで2人でビッグベアーの進路に先回り。

 ビッグベアーは「なんでいるんだよぉ?!」とぼやきつつ1vs2のチョップ合戦を挑んでいく。2人は半笑いのまま棒立ちで受け続けた上で2人でロープに振るが、ビッグベアーは定のタックルを秀旺に誤爆させた上で定にブレーンバスター。大家にタッチ。

 大家は秀旺をショルダータックルでなぎ倒し、定にはセカンドからのミサイルキック。そして「ビッグベアー!行けるか!行けるか!」と嫌がるビッグベアーに無理矢理タッチ。



 ビッグベアー&大家が定をコーナーに振っていき、ビッグベアーが稲妻レッグラリアート。さらにサンセット・フリップを4連発。さらに稲妻レッグラリアートを叩き込んで定を吹っ飛ばすことに成功。続けて投げようとするが、定が振り払ってナックル。コーナーからのクロスボディで起死回生を狙うビッグベアーだったが、定があっさりキャッチして変形リバース・インプラントでぶっ刺してからバズソーキック。ビッグベアーの生死が心配される中で大家が必死のカット。

 定は顔面にニーアッパーを叩き込み、ビッグベアーをコーナーに上げて秀旺とともにスーパー・パワーボムを狙う。すると恐怖に震えるビッグベアーがギブアップを叫んで試合は終わった。

 元気が有り余る秀旺は倒れ伏すビッグベアーの横で延々とスクワットを行い、勝者の手を掲げるレフェリーの脇腹へ蹴りを見舞う暴挙。
 そんな様子を見た大家が怒りに震えてマイクを取る。

大家「オイ!オイ!オイ!ふざけんじゃねーよお前オイ!50いくつかのおじさんイジメやがって!」
定「お前が呼んだんだろーがよ!」
大家「バカヤローお前!俺は諦めねーからな!お前たちの不法投棄!ベルト盗んだ件も全部許さねー!次もX連れてきてやるから覚悟をしろよ!お前らを成敗してやる!」
 

第3試合


 20周年を迎えるガッツ&オースギ&千賀の仲良し同期3人で王座挑戦。
 ラッキートリガーズはその場の打ち合わせから「ラッキートリガーズ!」とハンドルを回すポーズ。これを見たガッツ&オースギが千賀の頭を掴んで「ラッキートリガーズ!」と毛根を引き千切るポーズで笑いを誘い、王者組は「ズルい」「おじさんたちはそういうことする」とぼやく。

 神野とガッツの対面でゴング。ロックアップでの力比べは互角。千日手になると見込んだ2人は一旦離れてから手4つで腕力勝負。これも全くの互角に終わり、両者タッチへ。
 中野と千賀の対面。先の攻防に感化された千賀がパワーファイターっぽい威嚇から、中野を走らせ、足払い、リープフロッグ、ドロップダウンと華麗にかわしながらドロップキックで先制。両者タッチ。


 瀧澤とオースギの対面。互いにロープに飛んで激しいドッグファイトを展開し、オースギがティヘラで先制。神野が入ってくるも、オースギ&千賀がダブルのドロップキックで撃退。カットに来た中野も場外に出し、ガッツも交えた3人でのプランチャ編隊飛行……と見せかけてフェイントからロープ際でポーズ。ラッキートリガーズは場外からサードロープを引っ張り、ゴムパッチンならぬロープパッチンでガッツら3人の向こう脛に大ダメージを与える。

 瀧澤はオースギのスネを蹴りつけた上でエルボー連打。ロープに振るもオースギがフライング・フォアアームを見舞い、スネをかばいながらガッツへタッチ。
 ガッツは瀧澤をコーナーに追い込んで鬼神ナックル連打からヘッドバッドで倒して「立てコラ!」と咆哮。瀧澤をロープに走らせたうえでバックエルボーで倒し、千賀にタッチ。
 千賀も「立てコラ!」と威嚇しながら立とうとする瀧澤のスネを「これは俺の分!」「そしてガッツの分!」と蹴りつけて転ばせていき、「オースギの分はいいや」とオースギにタッチ。
 オースギは「俺は自分でやる!」と瀧澤のスネを踏みつけていき、逆片エビ固め。さらにロープに飛んでいくが、瀧澤がカウンターのドロップキック。神野にタッチ。

 神野はオースギ&千賀にを軽々とボディスラム。ガッツに対しては苦戦しながらもなんとかボディスラムで投げきる怪力を見せる。神野はオースギをコーナーに振って逆水平チョップからブレーンバスター。神野がアイアンクローからアイアンクロー・スラムを狙うが、オースギが着地して回転エビ固めを狙う。神野はダブルバイセップスポーズでこれを耐え、喉輪でぶっこ抜いて逆水平チョップ。さらにエルボードロップを発射も、かわされて自爆。オースギがガッツにタッチ。

 ガッツと神野が真っ向からのチョップ合戦を展開。さらにラリアットの正面衝突で意地を張り合っていくが、神野がふらついてコーナー付近まで下がったところで中野がブラインドタッチ。
 中野がミサイルキックで飛んできてガッツをふっとばし、神野の上に飛び乗って愛人居丈高。さらに中野がエルボー、ソバット、ナックル、延髄斬りと畳み掛けてコーナーに上る。追いすがってくるガッツを飛び越えて着地するも、ガッツが振り向きざまのラリアット。千賀にタッチ。

 千賀が前転からのドロップキックを放つと、自軍コーナーまで吹っ飛んだ中野が瀧澤にタッチ。

 瀧澤は千賀にティヘラからブルーサンダー。さらに足を止めてのエルボー合戦を展開していくが、瀧澤が大振りなエルボーと見せかけて突然抱き締める。戸惑う千賀に隙が生まれた瞬間に瀧澤が振り払って顔面にビッグブーツ。


 「ラッキートリガーズ!」と3人でポーズを決めた王者組は、神野のフラップジャックに中野のフェイスクラッシャー、瀧澤のRKOを合わせる合体攻撃。瀧澤がコーナーに上って必殺のファイヤーバード・スプラッシュを狙うが、千賀が引きずり下ろしてエルボー連打。瀧澤がエルボーで応戦するも、千賀は延髄斬りから「シャキーン!」とカニバサミクラッチ。上体を起こさせたところにオースギがランニングニーを合わせる合体攻撃からダブルのランニング・ブレーンバスター。これは中野&神野が必死のカット。


 オースギがプランチャで飛んでいって援護を断つ中、千賀がバナナシュートを発射。これを瀧澤が回避。ガッツが援護のためにフライング・ニールキックを発射も、これが千賀に誤爆。すかさず瀧澤が逆さ押さえ込みで丸め込んで千賀から3カウントを奪った。

 ガッツが誤爆を謝る中、ブチ切れた千賀がマイクを取る。

千賀「オイ!ガッツ!オイ!クソデブ!クソデブ!ブタ野郎!まあいいよ。負けたのはしょうがねえ。ただなあ……」
ガッツ「ごめんねぇ」
千賀「許すかブタ野郎!」
ガッツ「うるせーコノヤロー!」
千賀「謝るくらいならやるんじゃねえ!お前ら、俺もオースギもよ、チャンピオンで後楽園に立ちたいんだよ。王子あたりでリマッチをお願いしたいです!このブタはまた誤爆する可能性があるんで、誰かを呼んで……(※ラッキートリガーズからの「はよ帰れ!」の声を受けて)ガッツさん、あっちがそう言ってるんで帰ってください。蹴ったことは認めるんで。帰ってください。ガッツさんがいたら勝てないんで」

 ガッツが「ありがとうございました」と引き上げていくと、オースギ&千賀は並んで正座。

千賀「お願いしてもよろしいでしょうか!」
瀧澤「パートナー次第じゃないですか?」
神野「おでこを付けてください」
千賀「えぇ~……いやでもそんなに長く喋るのも良くないんで。お願いします!(※2人で土下座)フリー歴長いんで、後楽園が確定じゃないことは分かってるんです。多分出れるんですけど、頑張ってチャンピオンになって確率上げないと生きていけないんです!お願いします!」
瀧澤「パートナーは?」
千賀「マイクで喋ってくださいよ。パートナーとかどうでもいいじゃないっすか!とりあえずOKをください!お願いします!」
神野「OKです」

 確約を取り付けた瞬間、オースギ&千賀がガバリと立ち上がってゲス笑いを浮かべる。

千賀「やったぜ!言ったなぁ?!お前ら今OKって言ったなぁ?!ゲヘヘヘヘ!言ったなあお前ら!パートナーはなあ、まだ声かけてねーけどな、マサ高梨を連れてこようと思ってる。どうだ?勝てそうだろ?じゃあ今から連絡すっから。急すぎて。なんなら今日チャンピオンになるつもりだったから。お前ら、OKしたことを後悔させてやるからな!あ~ばよ!」
オースギ「バイナラ!」

中野「……神野、全部、全部お前が悪いからな。神野。なんか言って『休憩に行きます』って言って」
瀧澤「責任取れ」
神野「SOSもォ!マサ高梨もォ!……高梨将弘じゃなくてマサ高梨って言ってたから。さっき。マサ高梨もォ!俺1人でぶっ殺してやるぜぇ!覚悟しとけこの野郎!……きゅうけいいきま~す」

第4試合


 竹田とミステリーの対面でゴング。
 ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの奪い合いからミステリーが首投げからのニードロップで先制。手4つから竹田が素早くバックを取り、自軍コーナーに押し込んで塚本にタッチ。
 ミステリーと塚本が手4つで組み合って腕力勝負。ミステリーが競り勝つも、塚本が敵コーナーまで押し込んでいき、ミステリーが怨霊とタッチ。
 塚本がロックアップで組み付くも、エクトプラズムが舞い散ってむせる。さらにショルダータックルで倒すも、エクトプラズムが舞い散ってむせる。塚本がロープに飛ぶも、怨霊がアームドラッグからのドロップキック。塚本が場外に出ると怨霊が飛び技を狙うが、塚本が下から足払いをかけて場外戦へ。4人が観客席になだれ込みながら大暴れしていく。
 
 クレラバは怨霊をリングに放り込むと、2人で代わる代わる殴った後にロープに振ってダブルのヒップトス。竹田のトラースキック、塚本の前蹴り、竹田のギロチンドロップ、近本のチンロックからの首4の字固めと流れるような連携が続いていくが、怨霊は足を伸ばしてロープブレイク。塚本は竹田にタッチ。

 竹田は怨霊を場外に放り出していたぶった後、エルボー連打からロープに押し込んでヒザで後頭部をグリグリ。さらにロープに振ってバックエルボーからチキンウィング・アームロックで痛めつけ、塚本にタッチ。

 塚本がストンピング連打も、怨霊はガバリと起き上がってハンマーパンチ連打。投げようとするが、塚本がぶっこ抜いて滞空時間の長いブレーンバスター。塚本がコーナーに振って突っ込んでいくが、怨霊はブートで止めてフライング・クロスボディを発射。塚本はこれをかわして自爆させ、コーナーに振って突撃。怨霊はカウンターのくるくるエルボーを叩き込んでミステリーにタッチ。

 ミステリーはコーナーに上って塚本にダイビング・ラリアット。さらにコーナーに振って串刺しバックエルボーからブレーンバスター、お腹をポンポコ叩いてからのボディプレスと連撃。続けてスリーパーホールドから変形のゴールデン・アームボンバーで叩きつけ、チョークスラムを狙って喉輪で組み付く。しかし、塚本も喉輪で返して対抗し大外刈りを狙う。ミステリーが耐えてカッター気味に叩きつけるが、塚本もクロスチョップで反撃。エルボー合戦にはミステリーが打ち勝つも、塚本は小手返しで放り捨てて竹田にタッチ。

 竹田はミステリーをショットガン・ドロップキックでコーナーに叩きつけ、串刺しバックエルボーからスピアーを発射。これを真正面画からガッチリ受け止めたミステリーが振り払ってロープに飛ぶが、竹田がカウンターのスピアー。
 竹田はミステリーに串刺しロッキンポからエクスプロイダーを狙う。ミステリーが耐えると竹田が脇固めに切り替えようとするが、ミステリーががぶっこ抜いてサイドバスター。怨霊にタッチ。

 怨霊はコーナーに上ってヒザへのミサイルキック。さらにヒザへの低空ドロップキックからニークラッシャーを狙うが、竹田が振り払ってエルボー合戦に持ち込む。打ち勝った竹田がソバットからロッキンポを発射も、キャッチした怨霊が足4の字固めを狙う。竹田は下から首固めで切り返すも、怨霊はすぐに返してゼロ戦キック。ミステリーにタッチ。

 ミステリー&怨霊がロープに振ってダブルのショルダータックルでなぎ倒し、ミステリーが怨霊をパワースラムで竹田に叩きつける合体攻撃。ミステリーがパワーボムを狙っていくが、塚本が喉輪でカットしコーナーに叩きつける。竹田の串刺しスピアーから塚本のトラースキック&ニークラッシャー。さらに竹田のロッキンポ+塚本のトラースキックのサンドイッチ攻撃。


 さらに塚本のずどんに竹田がコーナー上からの攻撃を合わせる合体攻撃を狙うが、ミステリーが暴れて脱出。怨霊が竹田を雪崩式フランケンシュタイナーで放り捨て、ミステリーが暗闇脳天落としで迎撃。ミステリーはチョークスラムを狙うが、持ち上げられた反動を利用して竹田が飛びつき式腕十字。ミステリーが上体を起こしてエビ固めに捕らえるも、竹田はキックアウトの反動を利用してメガラバへ。これがガッチリ決まるとミステリーは無念のタップ。

第5試合


 この試合の約2日前、藤田が右手親指の違和感を覚えて病院に行ったところ、母指関節脱臼骨折(ベネット骨折)と診断。手術を勧められるも「休めないんすよねぇ~」の一言で済ませ、右手をギプスでガチガチに固めながら試合に出続けるという根性を見せている。

 藤田の選手コール時に大量の紙テープが舞う中、ロープに飛んだ橋之介がドロップキックで奇襲。場外に吹っ飛んでいった藤田へノータッチ・トペ・コンヒーロを見舞う先制攻撃。

 橋之介は藤田をリングに放り込んでスワンダイブ・ミサイルキックで顔面をぶち抜き、クロスフェイス。速攻勝利を狙うも藤田はなんとかロープへ。

 橋之介は串刺しジャンピング・エルボーを狙うが、藤田がかわして後頭部へのエルボーからジャンピング・ニー。さらに藤田は河津掛けからスリーパーホールド。右手のギプスを目に突き刺していくという怪我を逆手に取った攻撃を加える。

 怒った橋之介は右手をリストロックに捕らえて絞り上げて行くが、藤田は急所へのニードロップで対抗。さらにアンクルホールド、ニークラッシャー、アンクルホールド、ドラゴンスクリュー、アンクルホールドと執拗な足殺し。さらに腕も固めた複合関節へと移行しようとするが、決まり切る前に橋之介がロープブレイク。

 藤田はヒザへのボディプレス、ダブルニードロップを連打。さらに腰よりも足を固めることに特化した逆片エビ固めも、橋之介はなんとかロープへ。藤田は橋之介を場外に放り出し、足のダメージからマトモに起き上がれない橋之介を暴行。さらにエプロンからの断崖式DDTで突き刺す。試合は圧倒的に藤田が有利に見えるも、右手を押さえながら脂汗をダラダラ流すなど藤田も限界が近い様子。

 カウント19でなんとかリングに戻った橋之介だったが、藤田はすぐに組み付いてエクスプロイダー。さらにヒザ裏を踏みつけながらの低空DDTからロープに飛ぶ。橋之介はカウンターのドロップキックを狙うが、藤田にかわされて逆にダメージを負ってしまう。

 藤田はコーナーに振って串刺しエルボーを放つも、かわした橋之介がショルダースルー。さらに串刺しジャンピング・ニーから後頭部へのトラースキック。そして得意のライオンサルトを放つも、剣山で迎撃されて大ダメージ。藤田が体固めに入るも、橋之介が下から腕を取ってクロスフェイス。藤田がこれをぶっこ抜いてサイドバスターで叩きつけるも、橋之介はクラッチを解かずに絞り上げる。藤田がこれをブレイクすると、橋之介はスワンダイブ式のスワントーン・ボム。位置が悪くすぐにロープを掴まれてしまう。

 互いにふらふらになりながらも足を止めてのエルボー合戦。橋之介がローリング・エルボーで打ち勝ってロープに振るも、藤田がスピアー。さらに「橋之介!サヨナラ!」と叫びながらSAYONARAで突き刺すもカウントは2。

 ならばと藤田はシュミット式バックブリーカーからコーナーに上ってダイビング・ボディプレス。藤田は再びSAYONARAを狙うが、橋之介が右腕を取って組み伏せてクロスフェイス。さらにキングコブラ・ホールドに変形させて絞り上げるも藤田はロープへ。


 橋之介はコーナーに駆け上ってスワントーン・ボム。さらに奥の手のスカイツイスター・プレスを放つも、藤田に回避されて自爆。そこを藤田がオクラホマロールで丸め込むが、橋之介も根性のキックアウト。

 互いに四つん這いになりながら額を突き合わせてにらみ合い、エルボー合戦へ。打ち勝った藤田がロープに飛ぶが、橋之介がカウンターのドロップキック。さらに旋回式ファルコンアローからカバーに入るが、下から藤田が強引なサムソンクラッチで押さえ込んで3カウントを奪った。

 橋之介は納得行かない様子でレフェリーに抗議。その間にTTT所属選手たちがなだれ込んできて藤田に詰め寄り、マイクは絶対に持たせない。
 そんな中で秀旺が上がってきてマイクを奪い取る。

秀旺「えー、改めましてお晩でございます。藤原秀旺でございます。あのさあ、TTT、全然ダメ。ダメ。全然ダメ。(※1:藤田がマイクを求めるも秀旺が制して)ちょっと静かにして?はし、はし……?はしのすけ、くん?もうどうしようもない。知名度もないしスター性もないし。コイツらも全部負けてるもんなあ?」
ガッツ「俺は負けてねーよ!」
秀旺「TTT、マッチメイクが(※1)ちょっと静かにして?何が言いたいかって言うと、俺らもお前らのためにママゴトやってるだけなんだよね。ちょっとね、よくない。そういうのは。ゴキブリ商会はその中で(※1)ちょっと静かにして?喋ってるんだから。そんな中で僕が新たなる色んなTTTという名前が今後どうなるかわからないけど、良くしていきたいということで色々考えてます。TTT、ユーたちは帰ってください。今日は負けたんで帰ってください。すみません、帰ってください。で、1個言いたいのは、次回はいつですか?」
ガッツ「11月17日」
秀旺「北区、王子。知ってるよ?」
ガッツ「知ってんじゃねーか!」

秀旺「ちゃんとした形をお客さんに見せるために挑戦します。挑戦するんで帰ってください。あなた達は関係ないんで。帰ってください。帰ってください。(※TTT勢が引き上げていく)ということで、17日……なんか喋ります?(※1)あっ、大丈夫です。ありがとうございました。拍手!ありがとうございました。もう挑戦が決まりましたので。(※1)あっ、ホントもういいです。ありがとうございました。僕が締めますのでお帰りください。ありがとうございました(※藤田が渋々引き上げていく)ということで皆さん、今、何を喋ろうかなと思ってたんだけども、非常に、地球が危ない。笑い事じゃないよ?その中で2025年か2026年あたりに地球にビッグバン的なものが来たときに僕たちはどこに行くのだろうと。(※藤田が戻ってきてマイクを求める)あっ、お帰りいただいて大丈夫です。僕が締めますんで。17日、挑戦しますんで。それはもう決まったんでお帰りいただいて。ということなんで、魂の浄化というのを非常に重きをおいております。皆さんとともにもう1つ、ピラミッドの上野レベルに行ければと思っております。皆さんはどうでしょう?……ちょっと拍手がまばらかな?ゴキブリ商会としてもそうなんですけど、次回の王子で僕がベルト獲って、なにしようか。後楽園ホールもそうだけど、次のステップとしてこの団体でもっともっと良いものを見せたいと思います。その中で、今日挑戦した橋之介選手であるとか、知名度のない方々は端っこ。右か左かに追いやることになると思います。今日は僕が締めますんで。締めようかと思ったんだけど、こういうの(締めのポーズ)とか無いんでね?アキラが。アキラ!アキラ!ちょっと締めようか」

(※自身の売店で子どもたちとお店屋さんごっこをしていた定がリングに呼び込まれる)

定「今ちょっとお店屋さんごっこを……」
秀旺「もうやめましょう。締めましょう。お客さんがちょっと変な雰囲気になってるから。ということで皆さん次回17日ということで。北区王子の方に場所を移すということも有りまして、来ていただいて。最終的には後楽園ホールですか。そういうものも見えてきてます。僕に。じゃあ定アキラが締めます。じゃあ皆さんご起立ください」
定「じゃあすみません。お店屋さんごっこをしていて、締める準備をなにもしていませんでした定アキラです。最近はゴキブリ商会が締めることが少なくなっていたんですけど、もう知ってる人は知ってる。『みんなで行こうぜ後楽園!』から『ゴ・キ・ブリ!』。このリズム知ってますか?『デ・ハポン』と一緒です。それでは行きますよ。みんなで行こうぜ後楽園!ゴ・キ・ブリ~!ありがとうございました~」

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