2024年最後のビアガーデンプロレスはメインイベント出場選手が全員泥酔して幕!ドランクマッチは酒の強さ?でクリス&高梨が勝利
DDT名物のビアガーデンプロレスが10月17日、東京・上野恩賜公園野外ステージで2024年最後の大会を開き、メインイベント出場の全選手が泥酔するという“らしい”終わり方で幕を閉じた。
今年のビアガーデンプロレスは寒風吹きすさぶ3月に早々に開幕。春、夏を経て、秋を迎えたこの日が最終戦。メインでは「飲み納めスペシャルドランク3WAYタッグマッチ」として、バーニングの遠藤哲哉&飯野雄貴、サウナカミーナの上野勇希&MAO、シャーデンフロイデ・インターナショナルのCDK(クリス・ブルックス&高梨将弘)と選りすぐりの3チームが参加。通常ルールに加え、2カウントを取られたら酒(テキーラ)を飲まなければならない過酷な試合形式。
開始早々、2カウントを取られてテキーラを飲んだ飯野は、その後も次々に2カウントを取られ、テキーラの雨あられ。そのうち、酩酊状態となった飯野はフェロモンズ時代のテーマ曲が鳴ると、冷静さを失い、セクシー・エルボードロップを披露。さらにトランクスを脱ごうとするも、遠藤が「小橋(建太)さんに怒られるから」と制止。他の選手もテキーラで酔いが回ってきてフラフラに。遠藤がMAOを担ぎ上げて旋回式ト―チャーラックボムの体勢に入ると、必要以上にグルグル回してしまい、酔いがさらに回ってヤバい状況に。その間隙を縫い、CDKがMAOごと遠藤を合体式のH.O.Dで丸め込んで3カウントを奪取。日頃から飲み会で鍛えているCDKが“酒の強さ?”で勝利を奪った格好だ。
最後は勝者組のCDKの「乾杯!」の音頭で、今年のビアガーデンプロレスが締めくくられた。
バックステージに戻っても、バーニング勢はヘロヘロ。飯野は試合後、パーソナルジムの仕事が控えているというが、果してちゃんとレッスン生に指導できたのだろうか?
また、セミファイナルではアイアンマンヘビーメタル級王座保持者の平田一喜が男色ディーノと一騎打ち。ディーノはソバットからゲイ道クラッチで丸め込んで秒殺し、王座が移動。ディーノが「今のくらい返せ。若手にあぐらかいてるのか。ぬるい試合ばかりで、一生前座でゆるく戦うんだろ!」と挑発すると、平田は「ベテランをぶっ倒す」と決起。その後、続々と選手がリングイン。平田率いる新世代軍にはHARASHIMA、To-y、高鹿佑也、石田有輝、須見和馬の6選手が加入。ディーノ率いるベテラン軍には彰人、勝俣瞬馬、大鷲透、タノムサク鳥羽、納谷幸男、伊橋剛太の7選手が加入。ベテランのHARASHIMAがなぜ新世代軍かはナゾだが、6vs7のハンディキャップマッチで世代闘争が開戦。最後は平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めでディーノを丸め込み、アイアンマン王座を奪い返した。