“2.5次元舞台俳優”桜庭大翔がDDT12・28両国でプロレスデビュー!「日本のザ・ロック様になります!」

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 DDTプロレスが10月17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(12月28日、東京・両国国技館)で、“肉体派俳優”として知られる桜庭大翔(はると=28)がプロレスデビューすることを発表した。

 桜庭は2019年4月に舞台『ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」”東京の陣”』の木兎光太郎役で俳優デビュー。舞台を中心に活動し、今年の12月には『刃牙 THE GRAPPLER STAGE -地下闘技場編-』で花山薫役を演じる予定。特技は筋トレで、プロレスラーも真っ青の肉体の持ち主だ。

 会見に同席したCyberFight髙木三四郎副社長は「3月に赤井(沙希)さんが出た舞台で共演されていて。この人は何なんだろう?って。存在感がすごくて。舞台が終わった後、赤井さんにごあいさつに行ったら、身長が高くて、ごつくて、イケメンじゃないですか。その場で赤井さんにご紹介いただき、ごあいさつさせていただきました。私からすると一目惚れ。若いですし、ルックスもいいし、身長187センチで、今の日本のプロレス界で、これだけの身長持ってる方はそうそういない。スーツ越しにも分かる通り、腕がごつい、剛腕。パンパンじゃないですか。それでプロレスにお誘いさせていただいて、快く受けていただきました。日本のプロレス界、DDTにどれだけ大きい影響を与えるかを考えると楽しみでしょうがないです。逸材だと思いますので、活躍するところを楽しみにしていただければと思います」と太鼓判を押した。

 CyberFight彰人取締役は「基本的にプロレスラーを目指す僕たちは何者でもない状態で志して、何者かになるためにプロレスをやるんです。でも芸能をやられていて、プロレスに挑戦する方は、すでに何者かになってる方、一芸を持ってる方で。ただでさえ、ほかのプロレスラーよりアドバンテージがある状態。なおかつ桜庭さんはパッと見た体、高身長で、ものすごい武器だなと。そういう方がプロレスに挑戦してくれるのはプロレス界、DDTにとっても大事なことだし、何かきっかけになるんじゃないかと思います。練習を見させていただいて、苦手な部分もあるようなんですが、ひたむきに練習していて。苦手なことでも何回もやって課題をクリアしてくださる。プロレスに真摯に向き合ってくださっている姿を見ると、両国までいい感じに仕上がっていくんじゃないかと思います」と期待を寄せた。

 桜庭は「元々役者のドウェイン・ジョンソンさん、リングネームでザ・ロック様が本当に大好きで。彼の影響で僕はプロレスに興味を持ち、見させていただいてました。まさかそんな自分がプロレスに挑戦する日が来るとは本当に夢にも思わず。今日は本当に緊張しています。本当にもう夢のようですね。初めてDDTさんの試合を見させていただいたとき、選手の方、一人ひとりが漫画のキャラクターのようで個性が豊かで。それでいて男らしいかっこいい試合もたくさんあるんですけど。DDTさんらしく奇抜で面白い試合もあって。格闘技の試合を見ているのか、はたまた世界転生をしてしまったのか。そう思わせるような面白い試合がたくさんあって、みんな輝いてるなって。自分もその一員になれたらと思って、今回プロレスに挑戦することを決意しました。舞台を中心にお芝居をさせていただいてるんですけど、お芝居をやめることなく、プロレスをお芝居と並列してやっていきたいと思います。プロレスのできる役者、お芝居のできるプロレスラーとして、日本のザ・ロック様になりますので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 目指すプロレスラー像については、やはり「敬愛するザ・ロック様のように、お芝居もプロレスもできる二刀流の選手になっていけたらなと思います」とキッパリ。

 今年2月にプロレスデビューを果たしたTHE RAMPEGEの武知海青とは、先に放送されたテレビ番組『最強スポーツ男子頂上決戦』(TBS系)で共演したが、「1度テレビで先に共演させていただいて。力比べもさせていただいて。武知さんはすぐれた筋肉の持ち主で、筋肉を生業とする僕もつい目で追ってしまう存在で。ワクワクする試合をする選手で、自分がプロレスをすると決意するうえで、たくさん刺激をいただいた選手です」と意識している様子。

 現在102キロだが、デビューまでの体づくりに関して「役者としての自分の強みの一つは自在に肉体を変えることを得意としていまして。グラップラー刃牙で、花山薫を目指すために1ヵ月で10キロ増量したり。その後、細めの役をするため、10キロ戻したり。肉体改造を得意としていますので、プロレスをやるからには大好きなロック様のようなヘビー級になるために110キロ、それ以上を目指していきたいです」とヘビー級の肉体に仕上げることを宣言した。

 気になるのは試合のペースだが、「今は両国で頭いっぱいなのですが…。お芝居のスケジュールの調整もあると思いますけど、できるかぎりやっていきたい所存です。やれるだけやりたい!」と本格的な二刀流を目指す意向を明かした。

 デビュー戦の対戦カードは後日発表で、20日の後楽園ホール大会に来場し、あいさつする予定だ。

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