【試合詳細】10・18 末広通り商店会プロレス ガッツ石島&マスクドミステリー&瀧澤晃頼vs藤原秀旺&定アキラ&秀警察S.W.A.T KURO-OBIvs高梨将弘 星誕期&唯我&ビューティー吉田vsツトム・オースギ&バナナ千賀&見た目が邦彦 橋之介&神崎ユウキvs中村宗達&川上翔大
『末広通り商店会プロレスフェスティバル2024 2DAYS』
日程:2024年10月18日(金)
開始:10:30
会場:東京都・新宿三丁目末広通り商店会プロレス広場
観衆:300人(超満員)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
○橋之介(TTT)&神崎ユウキ(TTT)
11分11秒 スワントーン・ボム→片エビ固め
[市川少年愚連隊]中村宗達(ガン☆プロ)/●川上翔大(ガン☆プロ)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○星誕期(DDT)&唯我(バトスカフェ)&ビューティー吉田
0分13秒 ボディプレス→体固め
バナナ千賀(フリー)&ツトム・オースギ(フリー)&●見た目が邦彦(西口)
<再試合相撲団体戦>
▼先鋒戦
○ビューティー吉田
vs
●バナナ千賀
▼副将戦
○ツトム・オースギ
vs
●唯我
▼大将戦
○星誕期
vs
●見た目邦彦
▼真の大将戦
○唯我
vs
●弥武芳郎
<再々試合 30分1本勝負>
○星誕期(DDT)&唯我(バトスカフェ)&ビューティー吉田
1分56秒 ボディプレス→体固め
●バナナ千賀(フリー)&●ツトム・オースギ(フリー)&●見た目が邦彦(西口)
▼シングルマッチ30分1本勝負
○高梨将弘(DDT)
6分38秒 エビ固め
●KURO-OBI(TTT)
▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
[ゴキブリ商会]○秀警察S.W.A.T&藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)&定アキラ(AlmaLibre)
10分42秒 首固め
●ガッツ石島(TTT)&マスクドミステリー(TTT)&瀧澤晃頼(TTT)
平日朝から雨降る新宿で路上プロレス!相撲と交通事故とプロレスがクロスオーバー!エンディングは皆でヤバい粉をペロペロする地獄絵図!
オープニング
とある回の末広通り商店会プロレスでの大寝坊が伝説となっているミスター雁之助も今回は定刻通りに登場。のげ氏と軽快なオープニングトーク(+ミスター雁之助グッズ紹介)の後に大会スタート。
第1試合
オープニングマッチは神崎&橋之介というTTT気鋭の若手タッグと、中村&川上の【市川少年愚連隊】というインディージュニア界の未来を創っていく両組によるタッグマッチ。
それぞれ握手を交わしていくも、中村は神崎との握手は拒否してはたき落とす。
橋之介と中村の対面でゴング。ロックアップから橋之介がショルダータックルで倒すも、中村はネックスプリングで即座に跳ね起きる。アームドラッグから足払いの応酬を見せ、クリーンブレイクから両者タッチ。
神崎と川上の対面。ロックアップからリストの取り合い、ヘッドロックの奪い合いからクリーンブレイク。再びロックアップから神崎がヘッドロック、ショルダータックルと連撃。川上がお返しのショルダータックルで倒すと、中村が飛び込んできて連携へ。ダブルのバックエルボーから川上の低空ドロップキック、中村のセントーン・アトミコ、川上のギロチン・ドロップと市川少年愚連隊の好連携。さらに川上がボディスラムを狙うが、神崎が逆にボディスラムで叩きつけて橋之介にタッチ。
橋之介&神崎がダブルのヒップトスから橋之介のその場飛びムーンサルト・プレス+神崎のその場飛びボディプレスの同時攻撃。橋之介は川上をスリーパーホールドで絞め上げ、川上に好きなようにエルボーを打たせたうえで強烈な一撃で倒してサッカーボールキック。神崎にタッチ。
神崎は川上にボディスラム。引き起こして川上に好きなようにエルボーを打たせてから、ロープに振ってバックエルボー、サンセット・フリップ。連続エビ固めでスタミナを削り、逆エビ固めで絞り上げるも川上はなんとかロープへ。川上は左右のワンツーエルボー連打からフライング・ショルダーを見舞って中村にタッチ。
中村は神崎にランニング・エルボー連打。カットに来た橋之介にもランニング・エルボーから顔面をぶち抜くドロップキック。中村は神崎にアームブリーカーから腕へのオーバーヘッドキック。さらに飛びつき式のキーロックで絞るも神崎は足を伸ばしてロープブレイク。
中村はムネタツドライバー91を狙うが、神崎が着地してヒザへの低空ドロップキックからDDTで突き刺す。エルボー合戦となり、神崎がエルボースマッシュで打ち勝ってから突っ込んでいくが、中村は豹馬殺しで迎撃。神崎も即座に起きてブサイク・ニーで反撃。両者タッチ。
橋之介と川上の対面。足を止めてのエルボー合戦となり、川上が連打で打ち勝ってローリング・エルボーを発射。橋之介がかわしてバックを取るも、振り払ってロープに飛んだ川上がランニング・エルボー。中村が入ってくると、川上の串刺しランニング・エルボー+中村のジャンピング・ハイキックの連携攻撃。さらに中村がダイビング・クロスボディ、川上がスライディング・バックエルボー、中村がその場飛びムーンサルト・プレス、川上がダイビング・モンゴリアンチョップと3次元的な猛連撃。
川上は「決めるぞ!」と天に向かって叫び、バックドロップを狙う。橋之介が背面着地してロープへプッシュすると、待ち受けていた神崎がエプロンからロープ越しのジャンピング・ハイキック。橋之介&神崎のダブル。ランニングニーから橋之介がファルコンアロー。最後はコーナートップからスワントーン・ボムを決めて3カウントを奪った。
第2試合
誕期&唯我&吉田という重量級トリオに対するは、オースギ&千賀&見た目がというスリムな3人。
見た目がが「誕期、出てこい!」と要求し、ゴングとともに突っ込んでいってがっぷり4つに組み合う。押してもビクともしないため、引いてみたところ誕期が倒れ込んできてボディプレスを食らう形に。そのまま3カウントが叩かれて試合終了。
勝利したので引き上げていく誕期ら3人に向け、マイクを持った見た目がが「1本先取されたぞぉ~。よし!戻ってこい!次は相撲で勝負だ!誰かお客様の中に相撲が取れる方はいらっしゃいませんか?」と相撲勝負を要求。以前のようにお客さんの中から立候補者も現れなかったため、同メンバーによる相撲での再試合が決定。
先鋒戦は千賀vs吉田。蹲踞の姿勢から組み合っていくも、雨に濡れたマットで千賀が足をすべらせて倒れてしまい吉田の勝利。
副将戦はオースギvs唯我。がっぷり4つに組み合い、オースギが上手投げで勝利。
大将戦は見た目がvs誕期。見た目がが突っ込んでいくが押しても引いてもビクともしない。誕期が抱え投げで叩きつけて勝利。誕期は「相撲ナメんなよッ!」と雄叫び。
これにより2-1で試合終了。……と思われたが、見た目がが「次は大将戦だぁ~!」と宣言し、“見た目がルーレット”というパリ五輪のアレを上回る怪しげな抽選方式で対戦カードを決定。唯我と弥武リングアナという謎のカードが決まってしまう。
末広通りと言えば弥武リングアナの相撲、弥武リングアナの相撲と言えば末広通り。父親が相撲部だったという確かなバックボーンを持つ弥武リングアナがやる気満々でリングに上がる。
唯我と弥武リングアナの取り組みが始まるも、雨で濡れて滑るリングでスーツに革靴の弥武リングアナが勝てるわけもなし。唯我がアバランシュ・ホールドのような強烈な小手投げで勝利。
再試合も終了するが、「今度はプロレスで勝負だ!」とオースギ&千賀が唯我に襲いかかり、再々試合開始のゴング。
オースギ&千賀が唯我をロープに振るが、唯我は2人の攻撃を誤爆させた上でオースギにフィッシャーマン・バスター。カットに来た見た目がはビンタ1発で撃退し、敵3人を横並べに寝かせてボディプレス。そこへ吉田もボディプレス。最後に誕期もボディプレスを見舞って3人で敵3人をまとめてフォールし3カウントを奪った。
第3試合
柔術vsプロレスリングの異種格闘技戦。柔術黒帯のテクニックはプロレス界随一のテクニシャンたる高梨に通用するかに注目が集まる試合。
両者は今年8月のTTT新木場大会でタッグマッチにて初対戦。両者の間に直接の白星は付かなかったものの、この試合の後にKURO-OBIがTTT入団を表明したということでファンの印象に強く残っている試合だ。
ゴングが鳴ると、素早いバックの取り合い。高梨が上になる場面が多いものの、KURO-OBIは下から巧みなボディコントロールで支配し有効手を取らせず。
再び組み合ってグラウンドでのバックの取り合いからKURO-OBIがスリーパーホールド。決まり切る前に高梨がロープに逃れ、場外へと出て「KURO-OBI降りてこいコラ!場外やろうぜ場外!」と誘っていく。KURO-OBIが場外に出ると同時に入れ違いでリングインし、柔術風に寝転んでKURO-OBIを挑発。
KURO-OBIがリングインしようとロープをまたいだ瞬間に高梨がロープを蹴り上げて急所攻撃。悶えるKURO-OBIを首投げで転がし「コイツの素顔見たいかオラッ!」とマスク剥ぎを狙う。さらにヘッドロックで捕らえながら顔面をロープにこすりつけ、「どーしたKURO-OBI!」と挑発しながらブレーンバスターを狙うが、KURO-OBIがロープに振ってフライング・クロスチョップ。
KURO-OBIはスピニング・トー・ホールドを連発してから足4の字固め。高梨は必死に這っていってロープブレイク。KURO-OBIが引き起こすと高梨が鼻をつまみ上げて対抗するも、KURO-OBIがローリング・ソバットで切り返す。さらにKURO-OBIが腕十字も、高梨が上から潰してエビ固め。KURO-OBIがキックアウトした際に吹っ飛んだ高梨がレフェリーに衝突。レフェリーが昏倒したことでリング上は無法地帯に。
KURO-OBIはスタンド式のスリーパーホールドで絞め上げていくが、高梨が後ろ足を思い切り振り上げて急所蹴り。悶絶するKURO-OBIをガッチリとエビ固めで押さえ込み、意識を取り戻したレフェリーが3カウントを叩いて高梨の勝利。
第4試合
先に入場していたゴキブリ商会の面々は、ガッツらがリングインした瞬間に奇襲をかけ、リング内外で乱闘が巻き起こる中でゴングが鳴る。
リング中央ではガッツと秀旺がチョップの打ち合いを展開。ガッツが鬼神ナックルで制してショルダータックルでぶつかっていくが、耐えた秀旺がラリアット。さらにロープに飛んでいくも、ガッツがカウンターのラリアットで叩き伏せて場外戦へと持ち込む。
リング上で瀧澤と定がエルボー合戦を展開し、瀧澤がコルバタでこれを制する。
一方で場外では秀旺がバイ秀クルでガッツを轢殺。またも新宿の街中で事件が起きてしまう。
そんな中、リング内では定が瀧澤をボディスラムで叩きつけ、秀旺にタッチ。
秀旺は瀧澤に好きなようにエルボーを打たせた上で頭部へのナックル連打。コーナーで顔面をグリグリと踏みつけ、定とともに太鼓の乱れ打ち。
代わる定は滞空時間の長いブレーンバスターで瀧澤を叩きつけ、秀警察にタッチ。
普段とは別人かのようにキレキレな動きを見せる秀警察は、ヘッドドロップから敬礼式ボディプレス。秀旺にタッチ。
秀旺は瀧澤にナックル連打。瀧澤のエルボー連打を受けて崩れ落ちたと見せかけて急所打ちを叩き込み、定にタッチ。
定は瀧澤に好きなようにエルボーを打たせたうえでモンゴリアンチョップ。ロープに飛ぶも、瀧澤が追走式のバックエルボーを叩き込み、カウンターのクロスボディを決めてガッツにタッチ。
ガッツは定、秀警察、秀旺とショルダータックルでなぎ倒す。秀旺&秀警察が2人でロープに振るも、ガッツはダブルラリアットでなぎ倒し、定には串刺しラリアットからのブルドッギング・ヘッドロック。ミステリーにタッチ。
ミステリーはコーナートップからダイビング・ラリアットを定に叩き込み、コーナーに振って串刺しバックエルボーからニードロップ、ボディプレスと連撃。さらにスリーパーホールドから変形STOで叩きつけ、必殺のチョークスラムを狙う。定はこれをアームドラッグで切り返し、バズソーキックからランニングニー。秀旺にタッチ。
秀旺はミステリーにラリアットを発射も、ミステリーは正面からラリアットで迎撃。ラリアットでの正面衝突が続き、秀旺がビッグブーツで怯ませてからブレーンバスターを狙うが、ミステリーが逆にブレーンバスター。ミステリーがロープに飛んでラリアットを狙うが、秀旺がチャンス of LOVE(※フライング・ニールキック)でカウンター。秀旺がラリアットを狙うと、ミステリーはパワースラムで迎撃。両者タッチ。
ガッツと秀警察の対面。ガッツのラリアットをかわした秀警察がフライング・クロスチョップを叩き込み、ガッツと真っ向からのチョップ合戦を展開。普段とは別人かのようなパワーを見せた秀警察が打ち勝ってゴキブリ商会3人でのトレイン攻撃。定のトラースキック、秀旺のバックドロップ。秀警察の敬礼式フロッグ・スプラッシュと大技が立て続けに決まるもガッツは意地のキックアウト。
秀警察は首を掻っ切るフィニッシュアピールからブレーンバスターを狙う。ガッツが耐えると、秀警察は地獄突きからロープに飛ぶ。すると瀧澤が飛び込んできてRKO。さらにミステリーがチョークスラムで叩きつけ、ガッツが仕上げのゴーストバスターを狙う。
しかし、そこへ秀旺が飛び込んできてガッツの顔面に覚●剤を投げつける。思わず気持ちよくなってしまったガッツを秀旺がスモールパッケージで丸め込んで3カウントを奪った。
定「おうおう、ガッツ、ミステリー、タッキー。いつもいつもやられてばっかの警察。今日に至るまでウチの秀警察、6連敗くらいですよ。今日なんと大金星を挙げました。この勢いで明日のここ三丁目商店街でも勝ちにいきますんで。明日もご観戦よろしくお願いします。皆さんありがとうございましたァ~!」
ゴキブリ商会の面々が退場していく中、秀旺がバイ秀クルで神崎を轢殺。ブチ切れたガッツがマイクを取る。
ガッツ「オイコラ!なにやってんだコノヤロー!明日絶対やり返してやるからな!お前ら首洗って待っとけコノヤロー!ウルセーコノヤローオマエ!ナニヤッテンダオマエコノヤロー!えー、皆さん!本日はご来場ありがとうございます!試合には負けてしまいましたが、ダメージはありません。平日の金曜日の午前中……なんで皆さんここにいるんですか?!(笑)皆さんいい意味で狂ってますね!皆さん素晴らしいと思います!今日はご来場ありがとうございます!」
出場選手たちがリングに集結し、集合写真を撮影することに。
そんな中、リングに散らばった謎の白い粉が気になった見た目がが指に付けてペロリ。「●醒剤だぁ~!これ覚●剤です!」と1度はヤったことが無いと分からないはずの名推理。
遅れてリングに上ってきた石川会長も謎の粉が気になったのか、指に付けてペロリ。「覚醒●です」と末広通りの王であり法である石川会長も断定。
最後に上がってきたミスター雁之助も謎の粉が気になったのか、指に付けてペロリ。「●●剤です!」と妙に説得力がある断言。
石川会長「今日はありがとうございました!平日の午前中から1500人ものお客さんがいらっしゃって。明日も10:30からここで大会を開催します。この後は末広通り商店会でランチを食べて……(※ビューティー吉田が肩車しようとする)ちょ、ちょ!玉が痛い!」
ガッツ「下ネタやめろよぉ?!(※石川会長にトーキック)」
千賀「それ何?」
石川会長「覚●●です!というわけで記念写真撮りましょうか。今日はありがとうございました!」