「マリーゴールドの奴らは口だけ」と豪語するSareeeが“白の王者”青野未来と引き分けて「今日は私の負け」

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 16日、東京都・後楽園ホールにてマリーゴールド『Dream✴STAR GP 2024』が開催された。

 『DREAM✴STAR GP 2024』はマリーゴールド初のシングルリーグ戦。DREAMリーグ、STARリーグの2ブロックに分かれ、全16選手が参戦。8月31日に開幕し、9月28日の最終戦まで全9大会に渡って全国を巡りながら激闘を展開していく。

 この日の注目カードは、DREAMリーグ公式戦として組まれたSareee vs 青野未来の一戦。真紅のベルトの王者と純白のベルトの王者の一騎打ちが実現することとなった。

 Sareeeはマリーゴールドの至宝たるマリーゴールド・ワールド王座(※真紅のベルト)を巻く外敵王者。マリーゴールドのアイコンたるジュリアを制しての王座戴冠を果たしたことでその地位を絶対的なものとした。

 今リーグ戦に出場が決まったSareeeは、自身が真紅のベルトを巻いてから誰も挑戦名乗りを上げて来ない状況を踏まえ「このブロック、私と対等に戦える相手ってボジラと奈七永くらい?あとの奴ら、ザコしかいないじゃん。私が来てエースとかド真ん中とか言われて、最初はみんな『ムカつく!』『倒したい!』みたいなこと言ってきてたけど、今別に誰も言ってきてなくない?『コイツら口だけだな』としか思ってないし、期待もしてない。ジュリアがいなくなって、『それでいいのかよ?』って思う」と所属選手たちに発破。
 リーグ戦で青野との王者対決が実現することについても「一緒にすんじゃねーよって話ですよね。こっちからしたら青野未来なんて知ったこっちゃねーよって感じなんで」と眼中にもない様子。

 Sareeeと同リーグに振り分けられた青野は一番意識する相手としてSareeeの名を挙げていたが、UN王座(※純白のベルト)を持つ自身がSareeeの視界にすら入っていないことに愕然。
「Sareeeを引きずり下ろすしかないと思ってるんで。Sareeeからもしっかり勝って、そして私がこのマリーゴールドを引っ張っていくエースだと胸を張って言えるように挑みたい」とその決意を語っていた。


 試合が始まると、互いにロックアップでロープに押し込んで離れ際にビンタを見舞い、互いにサッカーボールキックを受け合って行くというバチバチの打撃戦を展開。
 顔面の蹴り合いからSareeeが卍固めを見せれば、青野もバッファロー・スリーパーで対抗。Sareeeのダイビング・フットスタンプを受けても怯まず青野がラリアットを連打していくが、Sareeeもえげつない角度で後頭部からぶっ刺す裏投げでやり返す。
 2発目の裏投げで青野が頭から突き刺さり、Sareeeがカバーに入ったところで15分フルタイムドローを告げるゴングが鳴った。

 すぐに起き上がってレフェリーに猛抗議するSareeeに対し、青野は大の字になって自力で起き上がれないという対照的な光景が広がる。

 マイクを取った青野は「クソッ、Sareee!引き分けか!私はさ、あんたがそのベルト持ってるの、面白くないんだよ!このリーグ戦、絶対優勝するから、また再戦しましょう」と啖呵。

 これを受けたSareeeは「正直、こんな奴と引き分けすると思ってなかったんだけど、あたし、ここマリーゴールドに来てからさ、何にも悔しい思い何一つしてないわけよ。全部自分の思う通りに進んでるわけ。唯一、お前だよ。私の全勝優勝奪ったのは。15分の中で決めきれなかった、私の負けだよ今日は。お前とはまたやりたいから、このベルトでもいいし。『面白くない』って言うんだったらさ、お前が白いベルト巻いて何が面白いの?私が!このベルト巻いてるほうが断然面白くない?そういうのがな、口だけって言うんだよ」と青野が“気に食わない”という意味で言っていたであろう「面白くない」という言葉を逆手に取ったカウンターパンチを食らわせた。

 アクトレスガールズ時代から指摘され続けてきたチャンピオンとしての発信力を問われてしまった青野は、これから試合の勝敗以外でもSareeeを超えて行かなければならないかもしれない。

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