【試合詳細】8・31 hotシュシュ レッスル武闘館大会 しゃあ&しのせ愛梨紗 vs ゆづき&芭奈子 高岩竜一&横山佳和&サマス vs ウムングス&ジェイク・デ・レオン&小城悪夢
『hotシュシュvol.3』
日程:2024年8月31日(土)
開始:18:00
会場:埼玉県・レッスル武闘館
観衆:42人
▼シングルマッチ 20分1本勝負
○キク
4分59秒 逆片エビ固め
●緋彩ませ
▼モンゴル試練の番人シリーズ第三弾 シングルマッチ 20分1本勝負
○ミス・モンゴル
10分25秒 ショートレンジ式ラリアット→片エビ固め
●KONOHA(なら万葉)
▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
○高岩竜一/横山佳和(ZERO1)/サマス
11分56秒 デスバレーボム→片エビ固め
ウムングス/ジェイク・デ・レオン/●小城悪夢
▼タッグマッチ 30分1本勝負
しゃあ(T-HEARTS)/○しのせ愛梨紗(アイスリボン)
12分29秒 シャイニングウィザード→エビ固め
ゆづき/●芭奈子
ゆづきと芭奈子がhotシュシュ正規軍タッグを結成するも愛梨紗に敗北!ウムングス率いる多国籍軍が高岩・横山・サマスのタッグに完全敗北!
第1試合
オープニングマッチは年の差“親子”対決。前説に乱入したキクがこの一戦をレフェリングするスーパーバイザーのタニー・マウスに「フェアなレフェリングをしろ!」とアピール。これを聞いた田村様が、「フェアにするために、キク選手の蹴りを禁止にします。」とキクのアピールを逆手に取って、変則ルールに決定。開始と同時にローキックを連発するませ。蹴り返せないキクはこれをしのぎ、ませに蹴り足を掴んで前方に倒すと反転させて裏アキレス腱固めへ。リング中央で決まった関節技から逃れられないませ。しかし、ここでタニーレフェリーがませの腕を引っ張ってロープ際まで持って行く。抗議するキクを無視し、ませがロープエスケープ。ませをコーナーに詰めたキクがヒッププッシュ。客席から大ブーイングが起こる。さらにませをロープ際に追い込み、ませのほっぺを圧迫するキク。さらに飛び込みニーを決めカバーも、これはロープ際の攻防としてレフェリーがフォールを認めず。
ませがエルボーを連発。さらに足先を踏みつけてロープに飛ぶとキクのッ背中に飛び乗り、さらに後方回転エビ固め。レフェリーの高速カウントは2。キクが切り返してカバーすると、超スローカウントで2。さらにませが変形のレッグロックを仕掛ける。さらにアームクラッシャーからキクの腕を引っ張って、足を顔に当てると、反対サイドでタニ―もポーズを決める。ませがおんぶスリーパー。キクがタニーを巻き込んでませと2人をコーナーに叩きつける。ませがキクを寝かせて押さえ込むと、タニーがタニバット。ませがマットを叩くもキクが2でキックアウト。ませ、タニ―、そしてセコンドで「スリーだろ!」。ませが丸め込みもカウント2。ませがフットスタンプ連打でカバーもカウント1でキクが返す。ませがクロスボディ。キクが受け止めバスター気味にボディスラム。続けて逆片エビ固めでギブアップを奪った。
第2試合
発達障害のハンディを持ちながら、10月20日大阪でプロレスリング銀河騎士団を旗揚げすることも決定しているKONOHA。主に関西圏で活動しているKONOHAが、今回のモンゴルの相手。試合前、レフェリー・チェックを受けた際に、KONOHAのコスチュームから出てきたのは数本の苦無(くない=忍者の武器。短剣)が出てきた。「殺す気か!」とクレームをつけたモンゴルは、エルボーで突進してきたKONOHAをヘッドロックに決めると、結んだ髪を掴んで引っ張る。さらにタックルでKONOHAを吹っ飛ばしたモンゴル。KONOHAはコーナーで『柿の葉寿司』のタオルを広げると木の葉隠れの術を披露。「KONOHAはどこだ!」とレフェリーに詰め寄るモンゴル。レフェリーに小突かれてコーナーに飛んだモンゴル。結果的に串刺し攻撃を浴びた形のKONOHAが前のめりに倒れ、術が解けてしまう。鞭を手にしたモンゴルがKONOHAを襲う。エルボーの打ち合いからモンゴルが鞭をフルスイング。さらに鞭での首絞め攻撃。モンゴルがボディスラムでカバーもカウント2。
モンゴルがキャメルクラッチ。さらにKONOHAの腰にどっかりと座り込む。なんとかロープに逃れたKONOHAにモンゴルが腕十字固め。ロープに逃れたKONOHAを踏みつけ、ボディスラムからセントーン。モンゴルがカバーもカウント2。KONOHAがドロップキック。KONOHAが手裏剣を投げる。さすがにこれは効果なしもモンゴルがレフェリーに「胸から手裏剣出したぞ。胸を調べろ。」とレフェリーにチェックを求める。セクハラになりかねない行為に躊躇したレフェリーが、意を決して胸に手を伸ばすがKONOHAが逃れ、レフェリーの手はモンゴルの胸に。「誤解だ!」と必死に言い訳するレフェリーに詰め寄るモンゴル。そこにKONOHAがダイビングボディアタック。カバーもカウント2。さらに蹴り連打からフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。バックに回ったKONOHA。バックを取り返したモンゴルだが、再度、バックに回ったKONOHAがバッククラッカーからモンゴルの腰に膝を立てて絞め上げる。さらに変形の逆片エビ固めへ。ロープに逃れたモンゴルにKONOHAがダイビングボディプレスでカバーもカウント2。モンゴルがクロスボディでカバーもカウント2。モンゴルが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。モンゴルがファイヤーマンズキャリーも逃れたKONOHAが丸め込みへ。連発するもいすれもカウント2。モンゴルが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。モンゴルがコンバイン。KONOHAがロープエスケープ。モンゴルのラリアットをかわしたKONOHAだが、振り向きざまでモンゴルがショートレンジのラリアット。浴びせ倒す形で決め、そのままカウント3を奪った。
試合後、例によってタニーと田村様がリングに上がり、モンゴルの主張をほぼ無視すると、9月29日大会ではXジェンダーのこゆきとの試練の番人シリーズ第4弾が行われることを勝手に発表。番人の試練は続く。
第3試合
前回、hotシュシュ初参戦を果たした高岩が後輩の横山、さらにサマスとのトリオを結成。対するはhotシュシュ初参戦の多国籍軍。全身タトゥーのウムングスはオーストリア地下プロレスWUWの総帥。1982年デビューの60歳。ジェイク・デ・レオンはミスター・フィリピンプロレスラーの異名を持つフィリピンマットのトップレスラー。2014年デビュー。そして、漢字のリングネームの小城悪夢はWWEのコーディ・ローデスからプロレスのコーチを受け、2021年デビューの新鋭でテキサス出身。大型レスラーだらけの6人タッグはまさにド迫力!試合はサマスvsレオンでスタート。力比べからグランドでの腕の取り合い。サマスがレオンの腕を決めて起き上がるとヘッドロックへ。さらに河津落とし。下からの蹴りを狙うレオン。バックからからみつくもサマスが首投げで叩きつけ、ウムングスに交代。サマスも横山に交代。警戒する横山に握手を求めるウムングス。恐る恐る横山が近づくと、フロントキックを叩き込んだウムングスがコーナーに横山を追い込み踏みつける。試合は場外戦となるも、リングに戻ったウムングスは横山のバックにまわりショルダークロー。代わった悪夢がストンピング、エルボー。横山もエルボーで返すが、悪夢がバックドロップ。代わったレオンがストンピング、ネックロックから首投げ。背中に張り手を入れ、さらにPKでカバーもカウント2。
横山がレオンの飛び込みをキャッチしてパワースラム。代わったサマスはレオンとのエルボーの打ち合いから旋回式バックドロップ。コーナーにレオンを振って飛び込むもレオンがカウンターのエルボー。さらにコーナートップからダイビングエルボー。代わったウムングスがラリアット。サマスもラリアットで返す。ラリアットの打ち合いからウムングスがショルダークロー。押し潰してカバーもカウント2。サマスがカウンターのラリアット。高岩と悪夢に交代。悪夢が串刺しエルボー、ストマックバスターでカバーもカウント2。多国籍軍が串刺し連係。悪夢がブレーンバスターでカバーもカウント2。悪夢がボディスラム、サマーソルトドロップ、そしてロープに飛んでのムーンサルトプレスでカバーもカウント2。悪夢とレオンが2人で高岩をロープに振る。高岩が2人まとめてラリアットで吹っ飛ばす。ここで横山が悪夢にブレインチョップ、サマスが悪夢を抱え上げコーナーに叩きつけてからパワースラム。続けて高岩がコーナーに悪夢を乗せて雪崩式のデスバレーボム。カバーもカウント2。高岩がラリアットでカバーもカウント2。続けて高岩がデスバレーボムを決め、カウント3を奪った。
試合後、マイクを手にした高岩は「なんだ、あのガイジンは!ぞくぞくするじゃねえか!hotシュシュ、いいじゃねえか!また来ますよ!」と笑顔で3度目の参戦を確約した。
第4試合
対愛梨紗にゆづきと芭奈子がhotシュシュ正規軍タッグを結成。一方の愛梨紗は豊田真奈美の姪のしゃあとのタッグで2人を迎え撃つ。試合はhotシュシュ組の奇襲でスタート。しゃあを場外に落とすと、芭奈子が愛梨紗をコーナーに叩きつけ、踏みつけ。さらにロープにはりつけての鼻フック。続けてゆづきと2人で愛梨紗の顔を両サイドから踏みつける。代わったゆづきがはりつけ後頭部ラリアットで踏みつけカバーもカウント2。代わった芭奈子がキャメルクラッチ。「お返しだ!」と愛梨紗の髪を掴んで振り回す。ブレイクで起き上がった愛梨紗がバックに回っての丸め込みもカウント2。しゃあにタッチを求めにいく愛梨紗の足を芭奈子が引っ張る。ゆづきと2人で愛梨紗をロープに振るが、愛梨紗が2人まとめてクロスボディ。しゃあに交代。しゃあが芭奈子にランニングネックブリーカードロップもゆづきがしゃあをロープにはりつけエルボーを連打。さらに芭奈子と2人でしゃあの腕を両サイドで決めるが、しゃあがロープを蹴ってのアームホイップで2人を投げる。さらに2人まとめてランニングネックブリーカードロップ。さらに芭奈子の腕を取り、コーナーに上がってのアームホイップ。
芭奈子がしゃあをコーナーに詰めての側転エルボー。さらにフライングクロスチョップでカバーもカウント2。代わったゆづきが髪を掴んでコーナーに叩きつけて踏みつけ。さらに反対コーナーに振るも、しゃあが側転で逃れ、カニばさみからインディアンデスロック、鎌固め。芭奈子がカットし、今度はゆづきが鎌固め。愛梨紗がカット。しゃあとゆづきがエルボーの打ち合い。しゃあがバックに回っての丸め込みもカウント2。代わった愛梨紗がゆづきにストンピング連打、踏みつけ。タックルの打ち合いはゆづきが打ち勝つ。ゆづきがバックに回るも愛梨紗が前方回転のエビ固め。カウント2。ゆづきのラリアットをかわした愛梨紗がチンクラッシャーでカバーもカウント2。ゆづきがラリアットで押し潰してカバーもカウント2。ゆづきが飛び込みラリアット、ダブルアームサルトでホールドもカウント2。代わった芭奈子とゆづきをコーナーに詰めてしゃあ、愛梨紗が串刺し連係から芭奈子にダブル側転プレス、サンドイッチ低空ドロップキックで愛梨紗がカバーもカウント2。芭奈子が切り返してカバーもカウント2。芭奈子が逆さ抑え込みもカウント2。ゆづきと芭奈子が2人で愛梨紗をロープに振る。芭奈子がフロントキック、ゆづきが延髄ラリアットで芭奈子がカバーもカウント2。ゆづきと芭奈子が愛梨紗をダブルブレーンバスター。芭奈子が側転プレス、ダブルニードロップでカバーもカウント2。コーナーに上がったゆづきをしゃあが叩き落し、さらに芭奈子にエルボー。そこに愛梨紗がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。愛梨紗がネックブリーカードロップでカバーもカウント2。芭奈子が逆さ抑え込みもカウント2。芭奈子にしゃあがミサイルキック。続けて愛梨紗がシャイニングウィザードを決めカウント3を奪った。
〈試合後のリング上〉
芭奈子「芭奈子はまだあきらめてません!もう1回、もう1回、しのせ愛梨紗と当たらせてください!」
愛梨紗「お前さあ、何回やっても同じ結果だよ。成長もそんなに感じられないし。でも私、芭奈子のためにいい対戦相手を見つけてきてあげたんですよ。芭奈子、初心に戻れよっていうことで、芭奈子のデビュー戦の相手、櫻井裕子!どうでしょう?良くないですか?」
タニ―「デビュー戦の相手と櫻井さんと芭奈子が試合をして、成長が見えたら、もう1回対戦してくれるってことですね?」
愛梨紗「いや、そういうわけでは…。」
タニ―「いいねえ、櫻井さん。オファーします!」
田村様「芭奈子、お前の成長をしのせ愛梨紗に見せつけて、しのせ愛梨紗からお願いしますって言わせろ!」
芭奈子「特訓、お願いします!」
ゆづき「やっぱりここはゆづきでしょう!しのせ、本当におもしれえ試合やってやるよ、あたしが!」
愛梨紗「いい、いい、いい。」
ゆづき「私にやらせてください!」
タニ―「考えたらあんたたち、すごい似た者同士じゃない?」
※愛梨紗&ゆづきが必死に否定。
タニ―「ねえ、どう?しのせ、ゆづき、なんかさあ第1試合でさあ、キクとませに友情芽生えたよね?」
※首をかしげるキクとませ。
ゆづき「芽生えてない!芽生えてない!」
タニ―「しのせとゆづきでさあ、今度、組んでみたらいいと思う。」
※愛梨紗とゆづきが全力で拒否。
田村様「きのうの敵は今日の友。ゆづき、愛梨紗、よく聞け。どんな状況でも戦って勝利を掴むのがプロレスだ!9月29日、hotシュシュvol.4!キク&緋彩ませvsしのせ愛梨紗&ゆづき、今、田村様が決めた!ケッテーイ!」