「いじめっ子の奴ら、お前らはカッコ悪いぞ」朝倉未来が鍛えたいじめられっ子たちが入れ墨の怖いおじさんと殴り合い!
- 2024-9-1
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1日、東京都・アリーナ立川立飛にて『BreakingDown 13』が開催。元いじめられっ子たちが元いじめっ子たちとの殴り合いで過去を乗り越えた。
今大会での新企画『蜘蛛の糸』では「イジメられた過去がある人」に限定して募集を行い、オーディションには【新潟のいじめられっ子】Yoshihito、【栃木のいじめられっ子】七瀬嘛雪璃、【青森のいじめられっ子】さわむーの3人が登場。
Yoshihitoは下半身を出さされたりパシられたりいつもボッチ飯であったりと散々な中学・高校生活を告白。緊張のあまりガンギマった目つきには狂気が宿っていた。
七瀬は高校の野球部で過酷なイジメにあう。その後に歌い手としての活動を開始するが、そこで出来た友達がイジメを苦に自殺してしまい心を病む。自分に対する後悔を振り切って変わるために参戦名乗りを上げた。
さわむーは家族も友達も味方がいなかった過去を明かす。薬物中毒の父親からの暴力や、貧困が由来のイジメに苦しんだことを告白し、過去にケジメをつけて未来を変えるために参戦志願。
3人の思いを聞いた【アウトローのカリスマ】瓜田純士は「自分たちが受けてきた過去や傷を清算したくて出てきたことは認めるけど、これからお前たちが生きていく上でイモ引いてビビっちゃった過去は絶対自分らの十字架としてずっと付いてくる。自分の受けた痛みは必ず人生で邪魔になる。荒療治だけど自分たちで過去を乗り越えるしか無い」と熱い思いをぶつけ。
一方で、【三河幕府の特攻隊長】貴aka悪魔王子は「俺いじめっ子なのよ。俺とちょっとやってみっか?いじめっ子vsいじめられっ子。俺とやって克服しろ」と瓜田とともに詰め寄っていき、3vs2の乱闘に。言うまでもなくいじめっ子たちによる殺戮ショーとなるが、いじめっ子たちの根性を認めた瓜田&貴が対戦を要求し、3vs2のハンディキャップマッチでの試合が決定。朝倉未来らとの特訓を経て強くなったいじめられっこたちが覚悟を持ってリングに上った。
ゴングが鳴ると3人が瓜田に突撃。七瀬&さわむーが瓜田を足止めし、Yoshihitoが貴に突貫。しかし、貴は半笑いでこれをあしらって瓜田に加勢。さわむーがアグレッシブに貴に猛連打をかけるが、敢えて顔面を前に突き出してパンチを全て受けつつ軽い右フックでダウンを取る。
1ダウンをもらったさわむーが戦線離脱させられる中、七瀬&Yoshihitoはなんとか生き残り数の上では互角で判定へ。
4-1で瓜田&貴が勝利したが、いじめられっ子たちがもぎ取った1ポイントの価値はあまりにも大きい。
マイクを取った貴は「愛を持って闘いましたどうでしたか?イジメを降伏できたんじゃないか?これからもイジメは終わんねーだろうけど、毎日闘ってけよ」とエール。
そして瓜田は「もう1Rやりたかったけど仕方ない。アイツら帰っちゃった?ほんとにいい顔してて、アイツが自分の過去を乗り越えて人生の歴史を変える瞬間に立ち会えたことを絶対に忘れない。アイツらをイジメた奴、世の中にたくさんいるいじめっ子の奴らに言いたい。お前らはカッコ悪いぞ。そしてイジメられてる奴ら、こっからの人生の方がこの1分間の闘いよりも遥かにつらいぞ。やがてアイツらが活躍して有名になったときにイジメてた奴らと街でばったり会うかもしれない。そのときにそいつらが困ってたら優しくして上げて欲しい。自分をイジメて来た奴に優しくすることで初めて勝利できると思ってます」と熱いメッセージを贈った。