KO-Dタッグ王者・遠藤哲哉、8・10大阪で王座挑戦の正田壮史に辛らつ発言!「今回の試合でメッキが剥がれると思います」

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 DDTプロレスが8月2日、東京・新宿FACEで『DDT Meet&Greet&Fight』を開催した。第1試合開始前、10日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で行なわれるKO-Dタッグ選手権試合(王者組=遠藤哲哉&飯野雄貴vs挑戦者組=クリス・ブルックス&正田壮史)の公開調印式及び記者会見が実施され、遠藤が正田に辛らつ発言を連発した。

 この一戦は正田のデビュー2周年記念試合として、当初はノンタイトル戦で組まれていたが、遠藤の希望により、タイトルがかけられることになった。

 正田は「2周年記念試合にKO-Dタッグのベルトをかけて戦えるっていうのが決まってから、僕は負け続けてしまって。負けた後、先輩方から厳しい言葉があって。3月にUNIVERSALに挑戦して、コテンパンに負けてしまって。そこで自分のなかで変われたのかなと思ってたんですけど、ガラッと自分の芯を見つけるのができない日々が続いて。でも、試合がある度に自分のなかで、これじゃないかって気付けるものがあったり、どれが本当の自分が求めているものなのかなっていう、そういうのが分からないまま過ごしてきて。そんななか彰人さんからもらった何かが足りないって言葉があって。それを僕はこの2周年記念試合のときに答えを見つけ出すのは難しいことなので。その道しるべでも絶対に見つけて、僕なりの答えを見つけ出すためにも、このベルトが絶対必要だなって思っています」とコメント。

 王者組の遠藤は「Xとかいろんなとこで、正田がKO-Dタッグに対する思いとか言ってますけど、あくまでこの試合をKO-Dタッグに変えようと言ったのはこの俺です。迷いながらプロレスをやってる人間に俺たちが負けるわけないんで、8月10日はベルトを防衛して、2人でこう叫びます」とキッパリ言い切り、マイクを向けられた飯野が「アイアム・バーニング、イヤー!」と叫んだ。

 飯野は「このKO-Dタッグのために、ヒゲを剃ってきました。それくらいの覚悟で正田と戦いたいと思います。イヤー!」と覚悟を示した。

 双方のチームの印象について、正田は「(7・21)両国の時に潮崎(豪)さんと小峠(篤司)さんとのタイトルマッチを見て、すごいタッグだなって思ってるんですけど。僕のなかでは、今回のチャンピオンシップではあまりそこまでの熱さが感じなくて。飯野さんが言ったように、ヒゲ剃るだけの覚悟なんだって思ってるんで。そんなに軽いもんだったのかって思っています」と話した。

 一方、遠藤は「クリスに関しては言わずもがな。プロレスの技術、経験、プロデュース能力、すべてにおいて高い次元にいると思います。正田に関しては、入門して3ヵ月でデビューさせて、期待の新人とか散々もてはやしていたんですけど。個人的に対戦してみて、そこまで他の若手と違いを感じることができません。これに関して、正田が100%悪いわけじゃなく、持ち上げてた周りの人間は選手を含め、そういう人たちの責任でもあると思うんですけど。だから今回のKO-Dタッグの試合で、そのメッキが剝がれると思います」と辛口発言。

 飯野は「シャーデン(フロイデ・インターナショナル)さんは見る度にすごく仲が良くて、すごいチームワークもできてて。だから(KO-D)10人タッグも持ってますし。でも今回はタッグで2人ってことで、そこを僕らが崩せば勝てるのかなと思います」とコメント。

「正田選手の力量を認めているか?」と問われた遠藤は「言い方はちょっとあれかもしれないですけど、推してるのをすごく感じて、追い風が吹いてるのかなと思ってたんですけど。ここ最近の戦績を見ると、先週、名古屋で2連敗してますよね。僕がというより、ファンの皆さん、見てる皆さんの期待を裏切ってる結果なんじゃないかと思います」と厳しい評価。

 それを聞いた正田は「負けてしまったのは事実ですし、言い訳はないんですけど。メッキを剥がすとか言われてるなかで、めちゃめちゃ腹立ちますし。他の若手と一緒だって言われるのも、すごいフラストレーションが溜まることなんで。8月10日は、このKO-Dタッグを僕たちが獲ることによって、遠藤さんも僕がデビューのときから成長してるっていうのを感じざるを得ない状況を作りたいなって思ってます」と言い返した。

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