KO-D無差別級王者・上野勇希、“家出”のMAOから前哨戦で3連勝!「家出したMAOに絶対負けられへん」
DDTプロレスが7月10日、東京・新宿FACEで『Road to PETER PAN 2024 TOUR in SHINJUKU』を開催した。真夏のビッグマッチ『WRESTLE PETER PAN 2024』(7月21日、東京・両国国技館)でMAOの挑戦を受けるKO-D無差別級王者・上野勇希が、“家出”したMAOのチームから前哨戦で3連勝を飾り、王座死守を誓った。
6・30後楽園でMAOはKO-D無差別級王座戦に向き合うため、サウナカミーナからの家出を宣言。7・5上野ではダムネーションT.A、7・7小田原ではD・O・Aと共闘して、上野組と対戦するも2連敗。この日はシャーデンフロイデ・インターナショナルのクリス・ブルックス、アントーニオ本多と組み、上野&勝俣瞬馬&To-yと激突。
これまでの2戦と違い、MAOはシャーデンフロイデのメンバーとも上々の連係を披露。上野が投げ捨てジャーマン、シャイニング・ウィザードを叩き込めば、MAOは走り込んでの掌底で返す。シャーデンフロイデがトレイン攻撃を見せれば、サウナカミーナもトレイン攻撃で逆襲。MAOのラリアットがクリスに誤爆。MAOが旋風脚をTo-yに決め、本多が回転足折り固めで丸め込むもカット。本多はトラースキックを繰り出すも、To-yがフランケンシュタイナーで切り返し、大先輩の本多から殊勲の3カウントを奪取した。
これでMAOの家出以降の前哨戦で3連勝となった上野は「MAOちゃんがいないことをさびしいと思う日もある。なんだか腹が立つ日もある。試合して楽しかったり、悔しかったり、うれしかったり、熱かったり、いろんな気持ちがある。でも僕はサウナカミーナに救われています。両国国技館、面白いとかすごい道がいっぱいある。MAOちゃんの道もある。俺の道もある。でも家出したMAOに負けられへん。サウナカミーナ、ユニットとして意地でも勝ち切るから」と王座死守宣言。
この後、上野とMAOは7・13盛岡、7・14新潟で前哨戦を戦い、いざ両国決戦へと続く。現状、上野の優勢で進んでいるが、MAOの巻き返しはなるか?