佐々木大輔が6・25後楽園での上野勇希&小嶋斗偉とのKO-Dタッグ王座決定戦に向け豪語! 「俺らがベルト巻いてDDTを救う」
DDTプロレスが6月12日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を行い、同25日、東京・後楽園ホールで空位のKO-Dタッグ王座を争うサウナカミーナの上野勇希、小嶋斗偉とダムネーションT.Aの佐々木大輔(パートナーのMJポーは欠席)が激しい舌戦を展開した。
同王座はサウナカミーナのしゅんまお(MAO、勝俣瞬馬)が保持していたが、5月21日の後楽園大会で勝俣が右足首を骨折し、しばらくの間欠場。このため、王座は返上となり、勝俣の意思を受け継いだ上野組が名乗り。続けて、6月3日の神奈川・横浜ラジアントホールで佐々木組が手を挙げた。
これまで、佐々木にバカにされてきた小嶋は「ダムネーションと試合していって、プレッシャーも感じることが多かったですけど。でもそんなの感じても何も意味がない。何も変わらない。何も成長しない。それを感じたので、どんなことされても全部はねのけて、6月25日、ダムネーションを倒します」と意気込んだ。
上野は「世界に届くタッグだったしゅんまおが道半ばで返上ということで、次のKO-Dタッグチャンピオンは、みんなの期待とかを全部引き継がないといけない。それが対戦相手のダムネーション、調印書に落書きをして、お酒を飲みながら会見に来て。1人は言葉も話せず、人語も理解せず。このタッグのベルトを持ってDDTのタッグ戦線盛り上がるのか? 僕とコジでチャンピオンになって、ノーチラス(上野、吉村直巳)でチャンピオンになったときに、レスラーとして気付いたこともたくさんあって、小嶋も絶対そうだと思うんで。小嶋も大爆発でサウナカミーナ、世界中に広められるようにチャンピオンになりたいと思います」とキッパリ。
一方、この日も缶ビールをあおりながらの出席となった佐々木は「こいつらは勘違いしてるぞ。勝俣がケガをしたのと、オマエらがベルト巻くのと関係ないよな。誰かがケガした、誰かがいなくなった。それでオマエらが強くなる? 勘違いするな。特にそこのアホ面、“勝俣さーん”って、勝俣が何でケガしたのか知ってるのか? ザコだからだよ。そのザコよりはるかにザコでアホ面、それがオマエだ。ホントに俺たちとやるのか? オマエ、サッカー選手の姉ちゃんいるだろ? (スペランツァ大阪の)小嶋美舞、姉ちゃん連れてきたほうがいいんじゃないか? そっちの方が勝ち目あるんじゃねぇのか?」と挑発。小嶋は「オマエはカリスマでも何でもないよ、ただのバカリスマだよ。ふざけんな。酒ばっか飲んで。会見よく来れたな!」と言い返した。
「ベルトを獲ったら目標は?」と問われた佐々木は「俺が名乗りを挙げた理由はただ一つ、DDTを救う。こんなアホ面とたまにしか試合に出ないようなTVスター、こんな奴らにベルト巻かしちゃいけない。俺らがベルト巻いてDDTを救う。それが俺の野望」とウソぶいた。
これを聞いた上野は「僕がやってることを理解できないような人だとは思わなかったので、残念ではありますけど、改めて言葉返します。こんな人がチャンピオンになって、こんな人がDDTのすべてなんだって、初めて見た人がどう思うんでしょうか? DDTすごいんだな、面白いんだなって、熱いんだなって思わせるためにも負けられない」とキッパリ。小嶋は「今のも適当な発言でしょ。散々バカにしてきて、DDT救うとか、そんなの誰が信じる?」と不快感を露わに。
フォトセッションになると、佐々木は足をケガした勝俣のマネなのか、足が痛そうな素振りを見せ、ジャケットを小嶋に投げつけた。すると、小嶋が食って掛かって、佐々木ともみ合いに発展した。