ドリーがやるなら俺が守る!大仁田厚の電流爆破オファーに西村修が決意表明。8.24川崎大会

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8月24日に富士通スタジアム川崎で予定されている、『テリー・ファンク1周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』』(後援:川崎市)のメインイベントの対戦カードで、動きがあった。

 テリー・ファンク一周忌追悼のため、兄のドリー・ファンク・ジュニアが最後になるであろう日本のリングに上がることは既報の通り。ドリーが川崎のリングに上がってくれるなら、電流爆破で対戦したいと、御年83歳のドリーに危険なデスマッチの試合形式を提案した大仁田に、PWF会長ドリーの日本の代理人である大隅良雄PWF会長代理人が「電流爆破阻止宣言」を行ったところで暗礁に乗り上げていた。

 しかし、本日動きがあった。ドリーの弟子の西村修が、主催のFMWEに対し参戦を志願した。西村は1998年の後腹膜腫瘍に続き2度目のがんを患い、ステージ4と診断された食道がんの闘病中だ。「24年間、ずっと私はドリーを守り続けてきました。」と静かな口調で西村説法が始まった。「もともと猪木さん、藤波さんに憧れてプロレスラーのキャリアをスタートさせました。しかしどんどんとドリーに対する尊敬の念が膨らんでいき、2000年8月、フロリダに住んでたドリーに直談判して、弟子入りすることができました。私の住んでいたタンパから1時間半の道のりをドリーの元まで通い、時間無制限でリング上で鍛えていただいた日々は、なにものにも代えがたい時間でした。誰一人行動しない中、自分の尊敬する人に弟子入りする。私は行動した。その結果得たドリーとの師弟関係を、24年間大切にしてきました。」と、ドリーへの尊敬と思い入れを語った西村は、「大仁田さんがドリーを電流爆破のリングに誘った。ドリーが電流爆破のリングに上がるか、できるできないは、私の判断することではない。止めることはしません。師匠が電流爆破をやると言ったら、私は体をはって彼を守るのみです。ドリーを守るため、8月24日川崎大会に参戦させてください。」と淡々とした口調で参戦逆オファーを口にした。

 FMWEはこれを即座に承諾。大仁田は西村参戦決定を受けて、「舞台は整いつつある。かつて俺がテリーと戦った川崎球場で、テリーの一周忌にドリーが電流爆破のリングに上がる。きっとテリーは俺たちを空から見てるよ。」と目に力を込め不敵に笑った。果たしで弟子の決意にドリーはどう答えるか?今後の展開を注目したい。

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