清瀬市で大仁田厚が電流爆破で市民と「ファイヤー!」を叫ぶ!

6月22日『きよクルフェス2025』が東京都清瀬市で開催され、イベントを通して5,000人余りが来場し、プロレスの試合には大仁田厚、ダンプ松本らが参戦した。
このイベントは、清瀬市と東久留米市を盛り上げようと、地元の有志が企画したもので、清瀬市が後援。地元ミュージシャンやダンスチームのパフォーマンス、プロレスラーとの綱引き大会、子どもプロレス体操教室、そしてプロレスが企画され、大トリは大仁田厚らによる電流爆破の試合が組まれた。
プロレスの試合前には、大仁田の表敬訪問のお礼にと、渋谷桂司清瀬市長も来場した。大仁田は、自身が所属するボーカルユニット、『MASKMANZ』で午前中に登場し、清瀬市を拠点とする、障がいをもつ子ども達のダンスチーム『RISE』と、リング上で歌とダンスのコラボを披露した。
午後から開催されたプロレスのメインイベントは、大仁田、雷神矢口、佐野直 with ヒガシクルマン(東久留米市のご当地マスクマン)組 VS 怨霊、梅沢菊次郎、洞口義弘 with モンスターレザー組。大仁田はかつての大河ドラマ出演を彷彿とさせる、甲冑をつけて馬にまたがり入場。会場中を大いに沸かせた。
試合は序盤から大仁田組が優勢に進めるものの、ヒガシクルマンが捕らえられ、あわや電流爆破バットのえじきに。しかし間一髪で大仁田が庇い背中で被爆した。さらに、大仁田、矢口が立て続けに有刺鉄線ボードに投げられ、大仁田組の劣勢が続く。最後は、矢口のダブルラリアットで流れが変わり、梅沢が大仁田、矢口のダブル電流爆破バットでマットに沈んだ。
試合後のリングで大仁田は、「世の中、嫌なこともたくさんあるだろ!だけど俺たちは生きてるんだ、ファイト出して生きようぜ!」と叫び、最後は満場のファイヤーでイベントを締めくくった。
実行委員長の横浜旭さんは、「このイベントをやったからと言って、何かすぐに変わるとは思っていません。だけど、今日来てくれた人たちがそれぞれ、何かをやろう、変えようと思って、少しずつ街が良く変わることを願っています」と話した。