“Mr.サイトー”土井成樹がSAITO BROTHERSと結託し三兄弟に!斉藤ジュン&レイがTHE ENDから世界タッグ王座防衛!
29日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『スーパーパワーシリーズ2024』が開催。斉藤ジュン&斉藤レイが世界タッグ王座の初防衛に成功。土井成樹を仲間に加えて王座総取りを宣言した。
全日本のヘビー級タッグ王座である世界タッグ王座は、双子の大相撲力士レスラー【SAITO BROTHERS】斉藤ジュン&斉藤レイが保持。体格に恵まれただけではなく、実力やビジュアル面も折り紙付き。
さらにお茶目なその性格も愛されており、地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』で兄弟揃ってレポーターを務めてお茶の間の人気者になるなどプロレス界をDOOMしつつある。
今回世界タッグ王座に挑戦したのは、【THE END】パロウ&オディンソン。
THE ENDは、全日本らしいデカくて怖くて強い外国人タッグ。2018年および2019年の世界最強タッグ決定リーグ戦に出場しており、世界タッグ王座戦も経験しておりファンの記憶にも残っている強豪だ。久々の来日を果たし、今回は約5年ぶりの世界タッグ王座挑戦となった。
4人全員が190cm・120kgを超える超大型選手ということもあり、リングが小さく見える絶景に全日本ファンは試合前から大歓声。
試合はゴングを待たずに乱闘となり、大迫力の肉弾戦が展開。パロウ&オディンソンがそれぞれ相手をパワーボムの形で担いで空中でぶつけるという往年の合体攻撃も飛び出すが、斎藤兄弟も斉藤いぎなりスマッシュ(※ダブルのチョークスラム)で反撃。最後はジュンがレイとのDOOM(※ダブルインパクト)でオディンソンから3カウントを奪った。
試合後、チャンピオン・カーニバルから甘いものを封印していたジュンだったが、今回の勝利を経て解禁。おまんじゅうと大福にかぶりついて「美味い!」と満面の笑み。
その後、レイは斎藤兄弟で全日本の王座を独占する計画を打ち上げるが、「俺達2人ともジュニアに挑戦することができねーし、2人だから6人タッグに挑戦することもできねー。そこで、俺たちSAITO BROTHERSと、ある男の利害が一致した!」と新たな仲間を召喚。
すると、リングに土井成樹が登場して場内は大歓声。
土井は「俺のおかんの旧姓はサイトウっていうんや。だから俺はこれから“Mr.サイトー”土井成樹でやっていくからな~!俺やろ~オイ!これから俺達3人、SAITO BROTHERS、楽しみにしとけよ!DOOM!」と叫び、3兄弟としての始動を宣言した。
また、THE ENDは「俺達はこのオールジャパンに戻ってくるために努力をしたんだ。だが、世界的なパンデミックがそれを阻んだ。だが、あのベルトが俺達を呼んだんだ。あのベルトは俺達のものだ!」とバックステージで絶叫。コロナ禍の影響で全日本参戦の道が絶たれていたTHE ENDの逆襲がこれから始まっていくのかもしれない。