「石川修司は不義理だ。全部アイツが悪い」諏訪魔が石川に全日本プロレス参戦要求!尾崎魔弓&雪妃魔矢とイチャつきながら激怒の咆哮
29日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『スーパーパワーシリーズ2024』が開催。諏訪魔&尾崎魔弓&雪妃魔矢が全日本プロレスTV認定6人タッグ王座の防衛に成功した。
2022年12月にTARUや諏訪魔を中心としたVOODOO-MURDERSが復活したことを知った尾崎が「せっかくだから何か一緒にやんない?」と話を持ちかけ、尾崎魔弓&雪妃魔矢&諏訪魔と全員名前に“魔”が入った【魔のトリオ】を結成。VOODOOと正危軍が禁断の合体を果たした魔のトリオの勢いは凄まじく、2023年10月には全日本プロレスTV認定6人タッグ王座を戴冠する大暴れを見せた。
諏訪魔がVOODOOを抜けても魔のトリオは継続しており、諏訪魔が姐さん(尾崎)やお嬢(雪妃)からひどい目にあわされてタジタジになる姿には一部のファンから熱い視線が注がれていた。
諏訪魔は女子プロレス団体・Evolution(Evo女)のプロデューサー&コーチを務めているが、Evo女の道場に鈴木秀樹がやって来てEvo女の選手たちをスイーツで懐柔。諏訪魔の愛弟子たるZONES&Chi Chiに諏訪魔への反旗を促し、3人で魔のトリオが持つ6人タッグ王座に挑戦することに。
昨年10月の戴冠から忘れ去られたように防衛戦が行われなかった同王座だが、今年1月のウナギ・サヤカ興行にて初防衛戦が実施。そこからさらに4ヶ月忘れられた後にようやく2度目の防衛戦が行われた。
試合は魔のトリオの奇襲に始まるも、Chi Chiが雪妃を鈴木から直伝された卍固めで捕らえ、鈴木も諏訪魔を卍固めで捕らえる師弟競演。さらに3人で諏訪魔を奇妙な合体ジャイアント・スイングでぶん回すコンビネーションを見せる。
怒った諏訪魔がZONESを投げようとすると、場内からは大々ブーイング。日和る諏訪魔を見かねた尾崎&雪妃がEvo女勢をボコボコにしていくが、これに諏訪魔が便乗して加わるとさらなるブーイングが巻き起こる。
尾崎のチェーン攻撃、雪妃のムチ攻撃が冴え渡ってリング上は正危軍が支配。しかし、諏訪魔がZONESを羽交い締めにしたところに放たれた尾崎の毒霧が諏訪魔に誤爆する事故が起きてしまう。
これによってあわや敗北という危機に見舞われるも、雪妃が上手く立ち回ってZONESをウィールウィンド(※変形トルネードクラッチ)で丸め込んでカウント3。なんとか王座を死守した。
試合後、バックステージで尾崎&雪妃からボロクソに言われた諏訪魔はぐんにゃりとした表情でうなだれていたが、「今日は姐さんとお嬢に気持ちを伝えたいことがあるんですよ」とシャトレーゼのケーキを差し入れ。
諏訪魔は「姐さん、あ~ん♪嗚呼ッ、嬉しいッ♪(お嬢は)イチゴがいい?あ~ん♪嗚呼ッ、ありがとうございます!」と2人にケーキを食べさせて満面の笑み。
気を良くした尾崎が諏訪魔の鼻に生クリームを付けて「なんか新婚みたい♪」とイチャつくと、諏訪魔は「んにゃ~♪ありがとうございます!」と絶頂顔を浮かべた。
しかし、その後の諏訪魔は「今日相手Evo女だったでしょ。なんで石川修司が来てねーんだって。なんで石川修司来てねーんだよ。全日本だから来ねーんじゃねーの?!」と盟友・石川修司にブチギレ。
尾崎&雪妃が「そりゃそうでしょ」「他になんか理由あんの?」と真っ当なツッコミを入れるも、諏訪魔は「納得行かないんだよ、来ねーのによ。不義理だな、アイツな。石川修司は俺を避けてんじゃなくて全日本を避けてるかもしんないよね。辞めたって来りゃあいい。今のプロレス界なんだってアリだろオイッ!全部石川修司が悪い!」と石川へ全日本参戦を要求した。
石川修司は全日本プロレスの中核をなす選手として活躍してきたが、全日本内部で“色々”あったことで経営陣と対立。石川は福田剛紀社長への不信感を顕にした言葉をメディアに向けて積極的に発信するようになり、今年1月末を以て全日本を退団している。
石川は諏訪魔とともにEvo女のプロデューサーを務めていたが、フリーとなってからはEvo女のGMに就任。諏訪魔個人とはEvo女で仲睦まじい様子を見せている。
諏訪魔の働きかけによって石川がまた全日本のリングに上がる日は訪れるのか?