鈴芽&遠藤有栖が『ふたりはプリンセスMax Heartトーナメント』初優勝!両国国技館で最強王者にリベンジへ!
10日、東京都・後楽園ホールにて東京女子プロレス『第4回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』が開催。【でいじーもんきー】鈴芽&遠藤有栖がタッグトーナメント優勝を果たした。
東京女子プロレスの最強タッグを決める祭典『“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント』も今年で4年目。今年は全11チームが参戦し、1月20日に開幕。この日の決勝戦まで約3週間の間激闘を繰り広げてきた。
決勝戦に駒を進めたのは、【白昼夢】辰巳リカ&渡辺未詩、【でいじーもんきー(通称:でじもん)】鈴芽&遠藤有栖。
試合が始まるとでじもんの2人が勢いに乗って一気呵成に攻め立てていくが、辰巳が突然の喉輪などのトリッキーな動きでペースをかき乱し、渡辺が自慢のパワーで吶喊。鈴芽が集中砲火を浴びる展開となるが、スピードを生かしたファイトで撹乱し鈴芽が自力で生還。
遠藤は得意のキャメルクラッチから鶴ヶ城(※断頭台式ニードロップ)を発射も、かわされて自爆。辰巳がヒザへの一点集中攻撃を開始し、渡辺は遠藤&鈴芽を2人同時にジャイアントスイングで振り回す驚異的なパワーを見せる。
満身創痍の遠藤は死力を尽くして渡辺をキャメルクラッチで捕らえるも、渡辺が背筋力を駆使して遠藤を持ち上げながら立ち上がり、辰巳がヒップアタックで追撃。
それでもなんとか自力生還を果たすと、遠藤を信じて力を溜めていた鈴芽が大暴れ。1vs2の大立ち回りからミカヅキ流星群。遠藤も加勢に入って連携攻撃を狙うが、渡辺がカットに入って2人まとめてボディスラムで叩きつけて流れを断つ。
白昼夢の合体ヒップドロップから辰巳が鈴芽にドラゴンバックブリーカー。さらにスリーパーホールドからドラゴンスリーパー。鈴芽が必死のロープブレイクを見せると、辰巳が必殺のダイビング・ヒップアタックを狙う。
遠藤が辰巳の足にすがりついて隙を作ると、鈴芽が雪崩式フェイスクラッシャー。カットに来た渡辺には遠藤との連携から必殺のリング・ア・ベル(※RKO)を叩き込む。しかし、辰巳は渡辺が作った一瞬の時間でチャンスを掴み、2人まとめてツイスト・オブ・フェイトで一蹴。辰巳が満を持してヒップアタックを発射も、これをかわした鈴芽が振り向きざまのリング・ア・ベル。これが完璧に決まり3カウントが叩かれた。
マイクを取った鈴芽が涙しながら優勝の喜びを叫び、現タッグ王者の【ユキニキ】水波綾&愛野ユキをリングに呼び出す。
鈴芽が「白昼夢を倒して私たちが優勝しました!そのベルト、私たちに挑戦させてください!」と挑戦表明すると、愛野は「もちろんだよ!両国国技館で闘おうぜッ!」と食い気味に即答。水波も「優勝おめでとォッ!両国国技館で待ってるからなァ!やるぞォッ!」と4人でガッチリ握手を交わし、3月31日に迫る両国国技館大会での王座戦を約束した。
バックステージに戻ったでじもんは、「やっと私たち、結果を残せました!結果が形になりました!」と2人で涙しながら優勝トロフィーを抱きしめる。
鈴芽は「私たち、ここで止まるつもりはないので!トロフィーもベルトもどっちも!欲張りにでじもんはここから爆発していくので応援よろしくお願いします!」と王座取りを宣言した。
でじもんは、ユキニキと1月4日の後楽園ホール大会にて、プリンセスタッグ王座新王者決定戦で対戦し敗れている。約3ヶ月での再戦となるが、トーナメントを制して勢いに乗るでじもんがリベンジを果たすことが出来るか。その答えは両国国技館で出ることになる。