【試合詳細】1・4 スターダムTDCホール大会 【IWGP女子】岩谷麻優vs朱里 ジュリア&鈴季すずvs舞華&メーガン・ベーン 林下詩美&上谷沙弥&AZMvsMIRAI&壮麗亜美&鹿島沙希 安納サオリ&水森由菜&SAKIvs刀羅ナツコ&渡辺桃&琉悪夏

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『イッテンヨン・スターダムゲート 2024』
日程:2024年1月4日(木)
開始:13:00
会場:東京都・TOKYO DOME CITY HALL
観衆:1,536人(満員)

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
レディ・C/妃南/●玖麗さやか
8分11秒 ローリング・アロー
HANAKO/○弓月/八神蘭奈

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
[STARS]葉月/○羽南/飯田沙耶
9分21秒 ブロックバスター・ホールド
[大江戸隊]スターライト・キッド/フキゲンです★/●吏南

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[Donna Del Mondo/バリバリボンバーズ]桜井まい/●テクラ
8分42秒 ラ・マヒストラル
白川未奈/○星来芽依

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
[COSMIC ANGELS]○安納サオリ/水森由菜/SAKI(COLOR'S)
8分22秒 タンタンドル
[大江戸隊]刀羅ナツコ/渡辺桃/●琉悪夏

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[Queen's Quest]○林下詩美/上谷沙弥/AZM
10分45秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
[God‘s Eye]MIRAI/壮麗亜美/●鹿島沙希

▼タッグマッチ 20分1本勝負
△ジュリア/鈴季すず
20分0秒 時間切れ引き分け
[Divine Kingdom]舞華/△メーガン・ベーン

▼IWGP女子選手権試合 60分1本勝負
【王者/STARS】○岩谷麻優
19分6秒 フブキ・ラナ
【挑戦者/God‘s Eye】●朱里
※岩谷が3度目の防衛に成功。

岩谷麻優が“神業”ピタリ賞で朱里を制しIWGP女子王座V3!ジュリアがDonna Del Mondoの発展的解散を宣言し場内騒然!

第0試合


 先発はレディとHANAKO。ロックアップからレディがヘッドロックからショルダータックルのぶつかりあいへ。これをHANAKOが制するが、レディがロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 レディはニードロップも、避けたHANAKOがスクールボーイ。スカしたレディがスクールボーイも、抜けたHANAKOと睨み合い両者タッチ。

 八神が妃南をハイキックで牽制。妃南はヘッドロックからグラウンドに持ち込むも、妃南がヘッドシザースで捕らえるが、抜けた妃南がドロップキック。
 玖麗と妃南でレディに八神を振り、レディがジャイアントスイング。玖麗が串刺しドロップキックから妃南が巴投げ。さらに脇固めで捕らえるが、暴れた八神にストンピングからボディスラム。
 八神がエルボー連打も妃南が強烈なエルボー。ロープに飛んでエルボーも、避けた八神がドロップキックから串刺しバックエルボー。さらに逆コーナーに振って串刺しレッグラリアートからフォールも2。
 八神はHANAKOにタッチ。

 HANAKOはショルダータックル連発。さらにアルゼンチンで担ぎ、レディに妃南の足を叩き込みコーナーに押し込むと、HANAKOもそこにデスバレーで叩きこむと二人まとめて串刺しボディスプラッシュ。HANAKOは妃南にニードロップを投下しフォールも2。
 HANAKOは投げようとするが、妃南が耐えるとHANAKOがガットショットからロープに飛んでケンカキック。
 フォールも、弓月がロープに飛んだHANAKOの背中にタッチしていたためこれはカウントされず。

 弓月がドロップキックからロープに振ろうとするが、妃南が逆に振って払い腰。妃南は玖麗にタッチ。

 玖麗はダイビングアームホイップから背中にドロップキック。フォールも2。
 玖麗は投げようとするが、弓月が切り返してボディにソバットから、リストを掴んでコーナーを駆け上がりブーメランフェイスバスター。ロープに飛んでドロップキックからフォールも2。
 弓月は投げようとするが、玖麗が逆に投げようとするも、八神がミドルキックでカットし弓月がコルバタで投げ捨てる。
 弓月はボディスラムからフォールも2。
 弓月はコーナーに振って串刺し攻撃も、玖麗が避けるとレディがエプロンからビッグブーツ。玖麗がボディスラムからフォールも2。
 玖麗はスピアーを突き刺しフォールも八神がカット。
 レディが八神にエルボーも、ガードした八神がハイキックで場外に叩き出す。
 玖麗は弓月にエルボーを狙うが、弓月がローリングアローも切り返した玖麗がジャックナイフも2。
 弓月が改めてローリングアローで3カウント。

第1試合


 先発は飯田とフキゲン。ロックアップをスカしたフキゲンが客席にアピール。飯田がすかさずガットショットからロープに振るが、フキゲンはうつ伏せになった飯田の横でヤンキー座りからエアータバコをフカす。飯田が「ここは禁煙じゃボケー」とエアータバコを場外に投げ捨て、ショルダータックルで倒すと葉月とともにロープに振るが、フキゲンはロープを掴んでタイミングをズラすとドロップキックを自爆した葉月にセントーン。吏南とキッドが飯田を正面ロープにくくり大江戸隊でアピールする。フキゲンはキッドにタッチ。

 吏南がボディスラムからキッドと吏南のサンドイッチドロップキックとフキゲンのケンカキックのトリプル攻撃。フォールも2。
 キッドはコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、飯田が担いでコーナーに叩き込むとマシンガンチョップ。最後のダブルチョップを避けたキッドがチョップからロープに飛ぶが、飯田はダブルチョップで迎撃し葉月にタッチ。

 葉月は後頭部に低空ドロップキックから串刺しバックエルボー。さらにセカンドロープからのミサイルキックを発射しフォールも2。
 葉月はクロスフェイスで捕らえるが吏南がカット。
 吏南とフキゲンで葉月をロープに振ろうとするが、同士討ちさせた葉月がロープの反動を使ってまとめてアームホイップから、まとめてドロップキックで吹っ飛ばす。ロープにもたれかかった大江戸隊にスターズがそれぞれ顔面ウォッシュ。葉月はフォールも2。
 葉月はフルネルソンで捕らえるが、バックのとりあいとなりキッドがバイシクルキックを避けてエルボー。ロープに飛ぶが、葉月が追走エルボーからロープに飛ぶも、キッドがスカしてコルバタで投げ捨てるとエプロンからフキゲンが東スポ攻撃。葉月の背中にキッドがランニングダブルニーからその場飛びムーンサルトを投下しフォールも2。
 キッドは吏南にタッチ。

 吏南は低空ドロップキックから担ごうとするが、切り返した葉月ガブレーンバスター。
 葉月は羽南にタッチ。

 羽南は吏南の後頭部にランニングニーからコーナーに振ろうとするも、吏南が回転してコーナーに振ると羽南がブーメランクロスボディ。避けた吏南がストンピングからロープに飛ぶが、羽南は払い腰で叩きつける。
 葉月が吏南を担ぎ、飯田と羽南がロープに飛ぶが、キッドとフキゲンがカットし吏南が切り返して葉月を場外に叩き出す。羽南に大江戸隊でトレイン攻撃から、フキゲンがサミングを叩き込み、吏南の大外刈りとキッドのネックブリーカードロップの同時攻撃。さらに吏南がダイビングダブルニーを投下しフォールも葉月がカット。
 吏南は卍固めで捕らえるが葉月がバイシクルキックでカット。
 吏南は担ごうとするが、耐えた羽南にガットショットからコーナーに振るも、羽南はブーメランクロスボディで迎撃。
 エルボーの打ち合いから羽南がエルボー連打。さらに吏南が走り込むも、羽南がスクールボーイからスライディングエルボースマッシュ。走り込むも吏南が逆さ押さえ込みからジャックナイフも2。
 吏南は卍固めで捕らえ、そのままハイドレンジア。これは葉月がカット。
 吏南はロープに飛ぶが、飯田がラリアットでなぎ倒し、羽南がフェイマサーを叩き込みフォールも2。
 葉月が吏南を担ぎ、羽南と飯田がロープに飛んで合体フェイスバスター。さらに羽南がブロックバスターホールドで3カウント。

<試合後コメント>

葉月&羽南&飯田沙耶
羽南「スターダム初めてのTDCホール大会の1試合目でSTARS勝ちました!新年明けていいスタート、昨日から始まってるけど、いいスタートですよね?」
葉月「うん。気を取り直してね」
羽南「いいスタートがね、切れたと思います!」
葉月「メインが麻優さんのIWGP、3度目の防衛戦。しっかりSTARSがセコンドに付いて防衛成功してもらいましょう!」
3人「We Are STARS!」

第2試合


 先発は桜井と星来。ロックアップをスカした桜井が貴婦人ポーズで挑発も、星来がエルボーからロープに振ってカニバサミで倒すと低空ドロップキック。避けた桜井がエルボードロップも、スカした星来がロープに飛ぶが、桜井がドロップキックで迎撃しテクラにタッチ。

 テクラがコーナに振って、ぶら下がり首4の字。来れを離すとボディスラムから桜井にタッチ。

 桜井はボディスアラム。ロープに飛ぶが、星来がクロスボディで迎撃し白川にタッチ。

 白川は串刺しバックエルボー。テクラが白川の背中にチョップからコーナーに振ろうとするが、白川が桜井をコーナーに振ってテクラにソバット。さらに串刺し攻撃を狙うが、桜井がショルダースルーでエプロンに落とすも桜井がエプロンから延髄切り。リングに戻りテクラをエルボーで場外に落とすと桜井に低空ドロップキックからリングにニークラッシャー。続けて膝へストンピングからニークラッシャーを叩き込み、足4の字を狙うが桜井が下から蹴り上げる。
 白川がロープに飛ぶが、桜井はドロップキックで迎撃しミラノ式おパラダイスロック。ロープに飛んで低空ドロップキックを叩き込み、ロープに飛ぶとケンカキックも、白川が避けてエプロンからロープ越しのドラゴンスクリュー。
 白川は足4の字で捕らえるもテクラがカット。
 白川は足へのストンピングからロープに飛ぼうとするが、桜井が逆に振ってジャンピングニー。桜井はテクラにタッチ。白川も星来にタッチ。

 星来はランニングエルボーも、避けたテクラがエルボー連打。ロープに飛ぶも、星来が避けるとテクラがバックをとるが、ロープを掴んで抜けた星来が走り込むも、テクラがエルボーから丸め込むが白川がカット。
 星来が丸め込み、白川がエルボーから星来が流れ星も桜井がカット。
 星来はコーナーに上るが、テクラがビンタから正面に登る。星来はエルボー連打で落とそうとするが、テクラがスパイダーで戻るとエルボーからスパイダーブレーンバスター。
 白川がブレーンバスターからテクラがダイビングクロスボディプレス。フォールも白川がカット。
 テクラはダブルアームの体勢も、耐えた白川にソバットからロープに飛ぶが、白クがローリングエルボーから星来がスワンダイブミサイルキック。フォールも2。
 白川と星来がロープに振り、ダブルのドロップキックもテクラがスカすと桜井がまとめてドロップキック。さらにロープに飛んでケンカキックから、テクラがエプロンからのケンカキック。桜井がRKOからテクラがダイビングクロスボディも、星来が避けて桜井に誤爆させる。
 白川は二段式のバックブローから、星来が白川を踏み台にしてのムーンサルト。さらに白川が星来を踏み台にしてのカンクーントルネードを投下し、星来がフォールも2。
 星来が変形ラ・マヒストラルで3カウント。

<試合後コメント>

白川未奈&星来芽依
白川「イッテンヨン、勝利~!」
星来「やったぞ~!」
白川「ありがと~♪」
星来「ありがと~♪」
白川「道場で練習してね、私は芽依から教わることいっぱいあるんだよね」
星来「逆にアネキから教わることもたくさんあるから」
白川「連携、出せたけど……」
星来「崩れたね」
白川「悔しいから、完成度を高めるまで何回も組んだりしてやりたいな。私は」
星来「芽依も組みたい!」
白川「嬉しい!ありがと!連戦いっぱいあるし、このままの勢いで行くぜ~♪」

第3試合


 先発は水森とナツコ。ロックアップから水森のラリアットをガードしたナツコがヘッドロックからショルダータックルのぶつかりあいへ。水森が四方からショルダータックルも、受けきったナツコにエルボー連打。ロープに飛ぶが、ナツコはショルダータックルでなぎ倒す。ナツコはコーナーに振って琉悪夏が串刺しバックエルボー。琉悪夏が串刺しラリアットからダブルのショルダータックル。さらに次々セントーンからフォールも2。
 ナツコはコーナーに叩きつけ桃にタッチ。

 桃は首投げからサッカーボールキック。頭を蹴りつけていき、水森は膝立ちでエルボー。桃はミドルキック連発で倒しフォールも2。
 桃野のPKをキャッチした水森が膝へのエルボーからショルダータックルで倒し、ロープに飛ぶがナツコが場外から足を掴んで倒す。
 桃とナツコがロープに振ろうとするが、水森がナツコをロープに振ってショルダータックル。桃が水森の後頭部にエルボーからコーナーに振って走り込むが、足を伸ばしてカットした水森がドロップキックからSAKIにタッチ。

 桃のハイキックをガードしたSAKIがボディブローからロープに振られるもロープをつかんでスカし、走り込んで来た桃をカニバサミで倒すと安納がエプロンからケンカキック。SAKIはリバースカンパーナで捕らえるが琉悪夏がカット。
 SAKIはコーナーに振っていくが、桃がドロップキックで迎撃し串刺しドロップキック。さらにローキックからブレーンバスターで投げ捨てフォールも2。
 桃は琉悪夏にタッチ。

 琉悪夏はセントーンからフォールも2。
 琉悪夏はロープに飛んでショルダータックル。投げようとするが水森がカットし、水森とSAKIでダブルのマンハッタンドロップからSAKIがロープに飛んでビッグブーツ。SAKIは安納にタッチ。

 安納はケンカキックからコーナーで琉悪夏を飛び越え、カニバサミから鎌固めを狙うもカットに来た桃をそのままフィッシャーマンで投げ捨てる。
 安納はロープに飛ぶが、エプロンからナツコが蹴りつけ、桃がランニングエルボーから琉悪夏がスライディングクロスボディ。さらにナツコがキャノンボールから琉悪夏がフィッシャーマンバスター。フォールも2。
 琉悪夏はネックハンギングボムを狙うが、安納がフランケンも切り返した琉悪夏がスライディングラリアット。フォールも2。
 琉悪夏はネックハンギングボムからコーナーに上るも、SAKIがビッグブーツから正面に登り雪崩式ブレーンバスター。さらに水森がスライディングラリアットから安納がフィッシャーマンスープレックスホールドもナツコがカット。
 安納がジャーマンを狙うが、耐えた琉悪夏がソバットからロープに飛ぶが、琉悪夏がラリアットでなぎ倒すとロープに飛ぶも、安納が避けると水森がラリアットでなぎ倒す。さらに安納がジャーマンスープレックスホールドも桃がカット。
 安納はタンタンドルで3カウント。

<試合後コメント>

安納サオリ&SAKI&水森由菜
水森「サオリさん!やった~!COSMIC ANGELS、新年一発目、勝ちました~!」
SAKI「やった~♪」
安納「なんか感慨深いよ私は。SAKIさんとゆなもんと、この3人で組めたこと。感慨深いですし、イッテンヨン、去年の1月4日は多分私はおうちでのんびりしてたんですけど、今年はチャンピオンとして2人とリングに立てていることがすごく嬉しいです。6日、次期挑戦者が決定するんで、誰が来るのか楽しみだな~?ってことで、今年もよろしくお願いします」
SAKI「よろしくお願いしま~す♪」
水森「これ、やってなかったんで新年一発目のコズエンの一致団結やりましょ!踊ってないし!(※サムズアップを3人で合わせるポーズ)嬉しい~♪」

第4試合


 QQがドロップキックで奇襲し、鹿島をロープに振って上谷と林下がダブルのフラップジャック。さらにAZMが低空ドロップキックからフォールも2。
 AZMはストンピングからロープに飛ぶが、エプロンから壮麗が羽交い締めにして鹿島は攻撃するかにみせてMIRAIにタッチ。

 MIRAIはチョップから壮麗と交互にチョップを打ち込んでいき、ロープに振ってダブルのダブルチョップ。フォールも2。
 MIRAIは壮麗にタッチ。

 壮麗は逆水平チョップからボディスラム。フォールも2。
 AZMはガットショットから首投げで倒しサッカーボールキック。壮麗はチョップからハンマーブロー。コーナーに振って走り込むが、AZMがブーメランミサイルキックで迎撃し上谷にタッチ。

 上谷はスワンダイブも、壮麗が避けるとMIRAIがエプロンからエルボー。壮麗とMIRAIがロープに振るも、上谷は同士討ちさせるとまとめてフランケンで投げ捨てまとめてドロップキック。フォールも2。
 上谷は投げようとするが、耐えた壮麗にソバットからロープに飛ぶが、壮麗はカウンターで担ぐも着地した上谷にダブルチョップから担ぎ上げてアルゼンチン。コーナーに逆さ吊りにすると、串刺しボディスプラッシュからロープに飛んでスライディングラリアット。フォールも2。
 壮麗はMIRAIにタッチ。

 MIRAIはロープに振ろうとするが、逆に上谷が振るもMIRAIがショルダータックルで迎撃。MIRAIは串刺しバックエルボー連発から串刺しラリアット。コーナーに登るとミサイルキックからフォールも2。
 MIRAIはバックを取るが、耐えた上谷がバイシクルキック。キャッチしたMIRAIがエルボーも、避けた上谷がロープに飛んでニールキック。上谷は林下にタッチ。

 林下はドロップキック。さらにMIRAIのエルボーを避けて投げ捨てると担ぐが、MIRAIが丸め込むも2。
 MIRAIはゆりかもめで捕らえ、林下はロープに足を伸ばしブレイク。
 MIRAIはロープに飛んでショルダータックルも、受けきった林下とショルダータックルのぶつかり合いへ。打ち勝った林下がコーナーに振ろうとするが、逆に振ったMIRAIが串刺しラリアット。林下が避けるとQQでトリプル串刺しキックから、トリプルドロップキック。これをMIRAIが避けると壮麗が次々ストンピング。
 AZMと上谷が壮麗にエルボーからロープに振り、林下もMIRAIをロープに振るが、壮麗が上谷にショルダータックルからMIRAIも林下をショルダータックルで倒す。だがAZMが壮麗にラ・ミスティカからMIRAIに走り込むが、MIRAIはホイールバローで叩きつけて鹿島にタッチ。

 鹿島は串刺しニーからブーメランフットスタンプ。
 鹿島はロープに飛んでコルバタで投げ捨てランニングケンカキックを叩き込み、フォールも2。
 鹿島はダブルアームの体勢も、切り返した林下がサイドバスターからロープに飛ぶが、壮麗が追走ボディスプラッシュからMIRAIが低空ドロップキック。壮麗がスライディングラリアットから鹿島がフォールも2。
 鹿島はタッチしようとするが誰もおらず、林下が投げ捨てジャーマン。
 林下がラリアットからロープに飛んでスライディングラリアット。フォールも2。
 QQでトリプルドロップキックから林下がコウモリ吊り落としからフォールも2。
 林下は投げようとするが、鹿島が起死回生もAZMがカット。
 壮麗とMIRAIがAZMをロープに振るがAZMが避けると上谷がスワンダイブクロスボディでまとめて迎撃し、林下と上谷で鹿島にキラーボム。
 林下は鹿島に容赦ないジャーマンスープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

林下詩美&AZM&上谷沙弥
詩美「新年2試合目か。無事にQueens Quest、勝利しました。昨日はちょっと……昨日のことは置いといて、今日から新たに新年改めまして勝利から始まったので、自分たちは次のベルトの防衛戦もあるし、パイセンもこのままやりたいことたくさんあるでしょうし」
AZM「ありますね。アメリカとか」
詩美「おっ!」
AZM「アメリカとかアメリカとか 」
詩美「アメリカいいっすね~。2024年もQueens Quest、自分たちのやりたいこと叶えていきたいと思います」
AZM「今年もお願いします!」
詩美「お願いします!」

第5試合


 先発はジュリアと舞華。握手で試合開始。ロックアップから舞華がロープに押し込みクリーンブレイク。
 再度ロックアップからジュリアが押し込むも、舞華が押し返すとリストの取り合いへ。ジュリアがヘッドロックも舞華が抜けてリストを取るが、ジュリアがヘッドロックで取り返すとグラウンドに。舞華がヘッドシザースで捕らえて抜けるが、ジュリアもすぐに抜けて距離を取る。両者タッチ。

 メーガンのビッグブーツを避けたすずがクロスボディも、キャッチしたメーガンが担ぐが、着地したすずが左右のビンタからソバット。ロープに飛ぶがメーガンはショルダータックルで迎撃。
 メーガンはボディスラムから、カットに来たジュリアにもボディスラム。メーガンは舞華も担ぎ、ジュリアとすずに向けて舞華をボディスラムで叩きつける。
 舞華はメーガンをすずにボディスラムで叩きつけ、メーガンはすぐに立ち上がり踏みつけフォールも2。
 メーガンは担いでコーナーに叩きつけるとボディにショルダーアタック連発。さらに逆水平チョップから舞華にタッチ。

 舞華はコーナーに振って串刺しラリアット。ロープに飛んでショルダータックルで倒しフォールも1。
 舞華はロープに飛ぶが、すずがスピアーで迎撃しジュリアにタッチ。

 ジュリアは低空ドロップキックからフロントネックで捕らえ、そのままグラウンドで絞り上げるも舞華が立ち上がる。ジュリアはそのままブレーンバスターで叩きつけフォールも2。
 ジュリアはコーナーに叩きつけすずにタッチ。

 すずはエルボー連打から串刺しバックエルボー。フォールも2。
 すずは顔面を蹴りつけていくが舞華も下から蹴りつけるとすずは顔面に膝を押し付けていく。
 これを離すと顔面に膝蹴り連発からジュリアにタッチ。

 ジュリアはヘアーホイップからコーナーで顔面を踏みつけ、髪を掴んで引き起こすと背中にエルボー連打からロープに飛んで低空ドロップキック。
 走り込んできたジュリアを舞華はロックボトムで叩きつけメーガンにタッチ。

 メーガンはドロップキックから串刺しボディスプラッシュ。さらにコーナーに振って串刺しボディスプラッシュから投げ捨てベアハッグスープレックス。フォールもすずがカット。
 すずとジュリアでロープに振ろうとするが、メーガンは同士討ちさせると2人まとめてバックドロップ。
 メーガンは担ごうとするが、ジュリアがスタナーからサムソンクラッチを狙うが、メーガンが力付くで投げようとするも、ジュリアは強引にサムソンクラッチも2。
 ジュリアはエルボー連打からロープに飛んでドロップキック。ジュリアはすずにタッチ。

 すずは串刺しエルボーからエルボー連打。ビンタからコーナーに振ろうとするが、耐えたメーガンにビンタからコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらに足を刈って倒し、串刺しニーからロープに飛ぶも、メーガンは担ぎ上げてアバランシュ・ホールド。
 メーガンは舞華にタッチ。

 すずはビンタも舞華はエルボー。エルボーの打ち合いから舞華がエルボー連打。ロープに飛んでいくが、すずはエルボーで迎撃し、首投げからサッカーボールキック。コーナーにもたれかかる舞華に串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばした舞華をキャッチするとセカンドロープに乗せ、スライディングジャーマンで叩きつける。
 ジュリアが舞華の髪をひねって動きを止め、すずが場外を走り込んで顔面へのドロップキック。リングに戻りフォールも2。
 すずは走り込むが、舞華が担ぐも着地したすずがロープに飛ぶが、舞華はパワースラムからフォールも2。
 舞華はナックルからロープに飛ぶが、すずが切り返すとジュリアがエルボーからすずがドルフィンバスター。フォールも2。
 すずはジュリアにタッチ。

 ジュリアはエルボーをガードしてエルボー。コーナーに振ろうとするが、舞華が逆に振って水刺しエルボー。避けたジュリアがエルボーからコーナーに登り飛びつきスイングDDT。
 ジュリアは投げようとするが、舞華が逆にロコモーションブレーンバスター。3発目を着地したジュリアがスリーパーも、舞華がKUBINAGEからスリーパー。カットに来たすずをメーガンが足を刈って倒し逆エビ固めで捕らえる。ジュリアはロープに足を伸ばしブレイク。
 舞華は担ごうとするが、着地したジュリアがビンタも舞華が避けてビンタ。ビンタの打ち合いをジュリアが打ち勝ち、ロープに飛ぶが舞華が右ストレート。さらにショートレンジラリアットからメーガンにタッチ。

 メーガンはネックハンギングボムを狙うが、ジュリアが胴締めフロントネック。これを力任せに投げ捨てたメーガンがフォールも2。
 メーガンが担ぐも、すずがソバットでカットしジュリアが変形DDT。さらにダブルのケンカキックで場外に落とし、すずがコーナーからのプランチャ。メーガンはこれをキャッチするが、そこへジュリアがすずごとエプロンを走り込んでの場外ミサイルキックを叩き込む。
 リングに戻り、すずとジュリアはダブルのミサイルキックからフォールも舞華がカット。
 ジュリアとすずはメーガンをロープに振り、ダブルラリアットを両側からすずのテキーラショットとジュイラの雁之助クラッチで丸め込み2人でクロスアームフェイスロック。これを離すとジュリアがメーガンを投げようとするが、舞華がジュリアの背中にラリアットを叩き込み、メーガンと合体パワーボムで叩きつけフォールも2。
 メーガンはシットダウンパワーボムからフォールもすずがカット。

 舞華がジュリアを肩車するが、すずが背中にエルボーから投げ捨てジャーマン。ジュリアがコーナーに乗ったメーガンをダブルアームでとらえすずがまとめて投げようとするが、舞華が3人をまとめて雪崩式パワーボムで投げ捨てる。
 ジュリアがメーガンに走り込むが、メーガンはジャンピングラリアットで迎撃しフォールもここで時間切れ。

ジュリア「TDCホールにお集まりの諸君!ごきげんよう!はぁ、今日は、両国大会後に、急にカード変更言ってしまって、ごめん。そして受け入れてくれてありがとう。っていうのも、お話があってさ、えっと、テクラと、桜井、リング上で一緒に聞いてほしいなと。DDM。まずは、舞華、赤いベルトの奪還ほんとにおめでとう。最高に、似合ってるよ。ドンナ・デル・モンドは、最初ね、私と、舞華と、朱里と、3人で立ち上げたユニットです。あー、そうそうあの時は、3人でよく酒を飲んで、まだデビューしたばかりの我々は、まあ食らいつくのに必死で、3人でそれぞれのやり方で絶対てっぺん獲ってやろうぜって、飲みながら、約束したよね?舞華が、両国でその赤いベルトを、巻いた瞬間から、私は、その、誓いはもう果たされたのかなと思っている。みんなよく聞いてください。つまり、そう、ドンナ・デル・モンド、色々あった4年間だったけど、今日で、解散します。ほんとに急で申し訳ないけど、でもさ、あの3人、もう皆ベルト巻いて、舞華は、抜けずに、てっぺんとるまでDDMで4年間頑張って来たカッケェよマジですげーと思うよ舞華の忍耐力すげーよ。でも、舞華にも舞華の考えがあると思う。そして、元ドンナ・デル・モンドのメンバーたちも見てください、皆すごい大きな存在になってきてるし、テクラや桜井も、こんなに、成長して、私は、スターダムに来た当初の、一匹の、一人の、あの頃のジュリアに今は戻りたいなと思ってる。舞華にマイクをパスするね」

舞華「ジュリア、どんだけ、お前のそばに居たと思ってんだよ。実は、クソ、真面目なとことか、マジでほんとに、頭ぶっ飛んだ行動や、思考回路、どんだけ、近くで見て、サポートもあったり、一緒に切り込んでいったことか。こんだけ一緒にいたら、そりゃあ、真面目になって私だって、頭のネジ一本や二本飛んだ奴になるよ。おんなじ、考えだよ。私は、もう、私なりのやり方で、私の道を、行きます」

テクラ「ジュリア、なるほどね、DDMに、連れてきてくれて、ほんとにありがとうございます。今は、色々、考えたいことあるし、まあ、身体も限界だから、ちょっと休むね。でもさ、テクラは、(英語で)絶対帰ってくる、スターダムのリング。強くなって帰ってくる。(日本語に戻り)その時はまだわからないけど、ライバルになるかもしれない。まあまあ、どっちにしても、これからも、よろしく、ね」

桜井「ジュリア、どうしようもない私を、DDMに入れてくれて、ありがとう。私がDDMに来たときは、7人ほかにメンバーが居て、8人目として入って、他の7人がほんとにいつもいつも私を支えてくれて、アドバイスしてくれて、成長を、ほんとに、そのおかげで成長できたと思ってるでも、ほんとにジュリアには試合がない日、毎日道場で練習を見てもらいました。ほんとに成長できたと思ってる。感謝してます。でもね、私は、まだ、まだまだ、強くなる!強くなりたい!ジュリアの、もとで、吸収、したいと思ってる。だから、私は、ジュリアについていきます」

ジュリア「なんか、年始にこんな空気にさせてしまってて申し訳ない。でも、でもでもでも、こんぐらい爽やかな方がうちららしくない?まあドンナ・デル・モンドは、今日でほんとに解散だけど、DDMに関わった選手たちは、これからもどんどんきっと大きくなっていくだろうし、私が言いたいのは、解散しちゃったけど、でも、それぞれの選手、別に居なくなるわけじゃないんだから、プロレス界からね。だから、ちゃんと、目を離さずに見とけってそういうことです。ほんとに、4年間、色々皆さんのことをお騒がせしたり、たくさんありましたけど、ほんとに、たくさんの応援ありがとうございました。最後は、あの締めをしたいと思います。桜井、テクラ、MIRAI、なつぽい、ひめか、舞華、朱里、そしてジュリア、我々、世界に弾ける女たち、ドンナ・デル・モンド!アリーヴェデルチ!さらばだ~!」

<試合後コメント>

ジュリア&鈴季すず
ジュリア「イッテンヨンはプロレスの日。プロレスの日に、1月でDonna Del Mondoでちょうど4年を迎える。この4年間、いろんなことがあったことが一気に記憶がぶわ~っと蘇ってきてます。ホントに、まず私がスターダムに乗り込んできてから、ここにいるすずとの別れがあり、再会があり。DDMの選手たちはそれぞれのやり方で大きな存在になっていって。でも、そんな中で舞華、朱里、ジュリア。DDMオリジナルの3人が掲げた目標、そして夢。スターダムでてっぺん獲る。それが年末に果たされた。その瞬間に、私はもうDonna Del Mondoのやるべきことはしっかりやり遂げたなと。そもそもね、ダラダラ色々やるのが好きじゃない性格なんだよ、ウチらDDMのみんな。誰よりも自由に、のびのびとプロレスをやるのがDonna Del Mondoの奴らだったから、私はこの選択は間違ってなかったと思ってるし、お客さんたちにはビックリさせてしまったと思ってるけど、これがDonna Del Mondoのやり方。リング上でも言ったけど、別にみんないなくなるわけじゃないからさ。これからもっともっとでっかくなっていくための発展的解散だと思ってる。私は。みんながみんな、もっとやりたいことあるだろうし、もっと自由にやっていくために、私はこの方法しかないと思ったし、このタイミングが一番ベストだったと思ってます。ホントに4年間、Donna Del Mondo、たくさんの応援ありがとうございました!これからも1選手、個人的選手として皆さんよろしくお願いします。そして私は無所属となったので……(※すずを指さして)無所属だから、お前がイヤでもたまに組むことはあるぞ。そう思っておいてもらいたい。これはもうしょーがねーからな」
すず「お疲れ様」
ジュリア「すずをDDMに入れるって夢は果たせなかったけど、プロレスはなにが起こるかわからない。テクラが今日を以て一旦欠場に入るけど、またリングで必ず再会するし、なんか桜井はついてくるらしいし、いいんだよ。それぞれがそれぞれの道を進む。だから、たまに試合一緒になったらまたよろしく」
すず「やってやるよ!」
ジュリア「もうイザコザは無しだよな?」
すず「振りかよ!(笑)無しだよ!」
ジュリア「おう、仲良くやろうぜ!(笑)ありがとうございました!」


舞華&メーガン・ベーン
舞華「リング上でジュリアが言った通り、DDM解散ということで。まあホントにね、この4年間すっごく、こんなに波乱万丈だったユニットって無かったんじゃないかって思う。ホントに私も抜けようと思ったこともあったし。でもこうやってDDMの最後を一緒に過ごすことが出来てよかったかなと思います。今はこの赤いベルトもあるので、私は私にしか出来ないやり方で、私の道を突き進みたいと思います。そして今日はタッグパートナーのメーガンと、これからタッグ、Divine Kingdom。これからもずっとタッグとしてやっていきたいと思います。(※メーガンへ)アイ・ホープ・ディバインキングダム・フォーエバー、OK?」
(※メーガンが小指を差し出し、舞華と指切りして去っていく)

第6試合


 ゴング前に岩谷が握手を求め、朱里もその手を両手で握り返してから試合開始。
 組み合ってグラウンドでの首の取り合いからクリーンブレイク。ロープワークの応酬からアームドラッグの応酬、互いのハイキックを避けてクリーンブレイク。
 岩谷がソバットから「ばかたれぇ!」とバカタレスライディングキックを発射も、朱里が避けて「バカタレッ!」とお返しのバカタレスライディングキック。朱里は串刺しニーリフトからハーフハッチ・スープレックス。即座に腕十字も、岩谷がすぐに足を伸ばしてブレイク。朱里は貫通ランニングニーからダイビング・ギロチンドロップ。続けて串刺し攻撃を狙うも、岩谷がコルバタで切り返して貫通ドロップキックで場外へ落とす。岩谷はトペ・スイシーダで飛んでいくが、朱里に避けられて自爆。朱里はエプロンを踏み台に岩谷をスイングDDTで場外マットに突き刺す。
 朱里は岩谷をエプロンに上げるが、岩谷はなんとエプロン上でのドラゴン・スープレックスを敢行。試合開始早々に2人共場外で大の字になる死闘の様相を呈する。

 場外カウントギリギリでリングに戻った2人は膝立ちでエルボーを打ち合っていき、次第に足を止めての真っ向からの打ち合いに。怒涛の連打で制した岩谷だったが、朱里は重いミドルキックの連打で逆転。さらにランニングニーを狙うが、岩谷がカウンターのトラースキック。さらにロープに飛ぶが、朱里がカウンターのハイキックをクリーンヒットさせる。朱里はランニングエルボーを発射も、岩谷もランニングエルボーで迎撃。互いに同時に放ったハイキックがクリーンヒットし、ダブルダウン。

 2人同時に立ち上がり、朱里が突っ込んでいくも岩谷がドドンパで切り返し顔面をぶち抜く串刺しバカタレスライディングキック。続けてコーナーに上がりフロッグスプラッシュを狙うが、朱里が追いすがってコーナー上でのエルボー合戦を展開。互角の打ち合いが続くが、朱里がヘッドバッドからの雪崩式ブレーンバスター。岩谷も即座に起き上がってジャーマン・スープレックスで叩きつけ、朱里をコーナーに上げてヘッドバッドでお返ししてから雪崩式フランケンシュタイナー。すぐさまコーナーに上がった岩谷がミサイルキック。再びコーナーに上がってフロッグスプラッシュ。さらにムーンサルト・プレスを宣言してコーナーに上っていく。

 朱里はムクリと起き上がって地対空ハイキックから雪崩式アームロック・スープレックス。そのままチキンウィング・アームロック、足も使ったチキンウィング・フェイスロックと絞り上げるも岩谷はロープへ。朱里はハングマンDDTからの山折りで追撃し、流炎で突き刺すがカウントは2。
 ならばと朱里は朱世界を狙っていくが、岩谷はリバース・フランケンシュタイナーで切り返しトラースキック、バズソーキック、トラースキックの連打。間髪入れずにムーンサルト・プレスを決めるもカウントは2。

 岩谷はドラゴン・スープレックスも、即座に起き上がった朱里がコードブレイカーからジャーマン・スープレックス。さらに朱里が流炎を狙うが、着地した岩谷がツームストン・パイルドライバー。さらにバズソーキックから「終わりぃ!」と宣言しドラゴン・スープレックス・ホールド。「まだまだだあ!」と二段階式ドラゴン・スープレックス・ホールドも、朱里の足がロープに引っかかってしまいブレイク。
 岩谷は「まだまだだあ!今度こそ!」とコーナーに上がろうとするが、朱里が足を掴んで追いすがる。岩谷は「離せコラ!」とバズソーキックも、朱里は足を離さず。岩谷がビンタの連打も、朱里は起き上がってジャンピングニーからバズソーキック。続けて朱世界で叩きつけるもカウントは2。
 朱里は槍投げでコーナーにぶっ刺し、怒涛のコーナーエルボー連打。続けてランニングエルボーを狙うが、キャッチした岩谷がドラゴン・スープレックスからトラースキック、さらにフブキラナでカウント3。試合終了予定時刻として発表されていた15:20ジャストで終わらせるという選手としての格の高さを世界に見せつけた。

岩谷「イッテンヨン、TDCホールにお越しの皆さん、こんばんは~!3度目の防衛戦、無事に防衛しました!今日闘ってくれた朱里、本当に本当に今日闘ってくれてありがとうございました!これで朱里とシングルマッチ、2:2のイーブン。今日見てくれた皆さん、分かりますよね?この試合、危うく負けるところだったね。マジで、マジで危なかった!疲れた!もうイッテンサン、イッテンヨン、もうちょっとねぎらってくださいよォーーーッ!今日頑張ってよかった。ホントに!イッテンサンからイッテンヨン、2連戦でまたすぐ試合があるっていう、2024年もこうやってスターダム、選手一丸となって盛り上げていくんで、これからも応援よろしくお願いします!あんまり長くなってしまうとイッテンヨン、ドーム行かれる方も多いと思うんで締めたいと思います。本日はお越しいただきありがとうございました!」

<試合後コメント>

朱里
(※泣き崩れながらコメントスペースに現れる)
「イッテンヨン、IWGP戦、負けました……。もうメチャクチャ悔しくて、今ちょっと、なんて言っていいか……。私は、2022年に女子プロレス大賞を獲って、“女猪木”宣言をしました。アントニオ猪木さんが巻いた、IWGPの名の付くベルトを今日、どうしても!この腰に巻きたかった!そして、岩谷麻優から私があのベルトを獲りたかった!私は、絶ッ対に!絶対に!諦めない!あのベルトを、絶対に私の腰に巻いて見せる!絶対にィ!叶えて見せるッ!」

岩谷麻優
「疲れたぁ……キツッ、キツすぎるよ、キツ過ぎる。このベルト、防衛戦するたびに、毎回毎回頭がおかしくなる。記憶が、記憶が、飛ぶ。ほんとに。でもね、この今自分のもとにIWGPのこのベルトが戻ってきてる。まだまだ、まだまだ、岩谷麻優のIWGPの歴史は始まったばっかり。ホントに、ホントに、このベルトを狙ってくるみんなの気持ち、ホントに、ホントに、重い。みんながこのベルトを獲れなかったって泣いて、叫んで。その姿を見るたびに、なんか自分がチャンピオンでいいのかなとか、このIWGPのベルト、防衛戦が中々組まれないから、このベルト、歴史を動かそうと思っても中々動かせない。中々創っていけない。メチャクチャもどかしい。もっと防衛戦したい。もっともっとこのベルトのチャンピオンとして歴史に名を刻めるようなレスラーになりたい。みんながこのベルト獲れなくて悔しいって気持ち、それを全部抱えつつも、岩谷麻優がこれからも防衛戦して、歴史を創っていく。どんな相手でも逃げない。どんな相手でも勝ち続ける。どんだけボロボロにされようとも、自分が最後このベルトを持って立ち続ける。それがIWGP王者の岩谷麻優として、これからもっともっと、もっともっと、この岩谷麻優の歴史を、このベルトとともに歩んでいきます。本当に本日はお越しいただきありがとうございました。このあとイッテンヨン、東京ドーム、自分はカード組まれなくてメチャクチャ悔しいけど、今日の試合を見て、やっぱ、女子、岩谷麻優の試合を見たかったなってドームで。そう思ってくれる人がいっぱいいたと思うんで、もっと来年、再来年、このIWGPの防衛戦が組まれるように頑張っていきたいと思います。試合は出れなかったけど、このあとイッテンヨン、ドーム、向かいたいと思います。いってきます。バイバイ!ありがとうございました」

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