長州力の言葉を受けてLiLiCoがプロレス復帰を撤回!「『飛ぶぞ!』はもう最近嫌になった」とぶっちゃけトーク!

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 12月10日、幕張メッセにて開催された東京コミックコンベンション(以下、東京コミコン)の最終日に長州力さんがトークショーを行った。

 東京コミコンとは、8万5千人以上が来場した日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。
 今年は『スター・ウォーズ』シリーズに出演するユアン・マクレガー氏(オビ=ワン・ケノービ役など)や『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズでドク役を務めるクリストファー・ロイド氏、『アベンジャーズ』シリーズに出演するベネディクト・カンバーバッチ氏(ドクター・ストレンジ役など)ら総勢10人のハリウッドスターが来日。
 新田真剣佑さんがアンバサダーで選ばれるなど日本人のスペシャルゲストも登場する中で、長州力さんがステージに登場することに。

 映画評論家で元プロレスラーのLiLiCoさんがMCを務める中でトークショーが開始するが、なぜコミコンに来たかと聞かれた長州さんは「勝手に日程表に入ってただけですよ(笑)漫画のことはよくわからないから、映画も今は見ない」と発言し会場から笑いが起きる。
 しかし元々映画が好きだったという長州さんは『ゴッド・ファーザー』が好きで、学生時代はロバート・デ・ニーロやトム・クルーズの映画を見ていたという。
「こういう映画はこういうメッセージを出してるというのを感じながら見てると楽しいです」と語った長州さんは、今は11月23日にロードショーされたビートたけし監督の『首』が気になっているとのこと。
一番好きな映画は2010年に公開された『最後の忠臣蔵』であり、普段映画を見ても泣くことはない長州さんは、この映画だけは絶対に一人で見て何度も泣いてしまうと感情的に語った。


 映画からプロレスの話となり、現在長州さんは新日本プロレスの道場に定期的に通ってトレーニングをしているというが、トレーニング中も若手とは全く会話をせず、あくまで『自分の足で歩き続けたい』という健康のためにルーティーンを続けているだけでプロレスに関しては未練は全くないと断言。
 現役時代より20kg体重が落ちているというが、「美味しいものを食べて、美味しい冷たい水を飲んでれば自然と落ちていきますよ(笑)」と生活は充実している様子。
 前日のコミコンで行われた『PPPTOKYO』の試合に参加したLiLiCoさんはプロレス復帰を宣言していたが、これに長州さんは「(膝を壊してるなら)それは辞めたほうがいい。今は治ったんだろうけど、回復してるんだろうけど、やっぱりもう少し歳とってくるとやっぱりツラいですよ。自分の身体は家族だってわかんない。自分でしかわかんないから。色々心配はしてくれるけど、ほんとの自分のこの身体、ツラさは自分でしかわかんない」と実体験を語り、これを聞いたLiLiCoさんは「プロレスは今までやってきたたくさんのいろんな職業の中であってるなと思ってたんで、プロレスラーの引退は誰も信じてないというあれがあるのでまたやりたいなと思ってたんですけど、今日お会いしてやめました!大先輩の長州力さんが辞めたほうがいいと言ってたんでって言えますし」と、復帰宣言を撤回した。

 現役で続ける選手たちに関しては「藤波さんはすごいですよね。ツラいと思います、しんどいと思いますけどこれもみんなそれぞれの考え。(若い子も)大変だろうと思うけど、自分の身体をよく知らないとダメだよね。やっぱりやり終えたから言えるんだろうけど、夢が叶った部分を諦めるのはツラいだろうけど、まだ先は長い。多分身体に必ずくるから。今の時代は本当にツラい。ついていくのはツラい。体験する景色が全く違う。あんまりこの、プロレスだけっていう世界だけで流れていかないほうがいい」と、辞め時を見極める事をアドバイスした。

 最後に長州さんはSNSで話題になっている『飛ぶぞ!』に関して「ちっちゃい子供にホタテの柱もらって食っただけ(笑)だから飛ぶって驚くみたいなもんで、飛ぶぞって言っただけで、毎回毎回『飛ぶぞって言ってください』って飛べるわけねーだろ!もう最近嫌になって」と会場を笑いに包みトークショーを終えた。

 リングを降りた長州さんは、同日に武尊とトークショーを行う"初代タイガーマスク”佐山サトルの長男・佐山聖斗と控室で偶然の再会。嬉しそうに「よく似てるな!」と顔をくしゃくしゃにして記念撮影を行い、その模様をSNSにアップした。

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