力道山さんが初代王者の歴史あるベルトが令和の最新型イベントで争奪戦!姫路市が後援する史上初のプロレス×パワーリフティングコラボ大会で筋肉自慢の王者がV2達成

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 28日、兵庫県・姫路市アクリエひめじにてパワーリフティング日本グランプリと、ランズエンドプロレスがタッグを組んだ異色の合同興行が行なわれた。

 姫路市の後援のもと史上初パワーリフティング競技とプロレスのコラボを果たしたランズエンド姫路大会メインイベントでは、大門寺崇vs巨木フトシのオールアジアヘビー級王座戦が実施。
 同王座は、力道山さんを始めとした数多くのレジェンドレスラーが所有した伝統あるベルト。古い歴史を持つベルトが令和の最新イベントで争われるという対照的な構図が光った。

 大門寺は他団体での活躍も目覚ましいランズエンドの現エース。
 このタイトルマッチのためにオーストラリアから4年ぶりに来日を果たした巨木フトシを挑戦者に迎えうった。

 この試合は、同会場におけるパワーリフティング競技の時間が押したため試合開始のゴングが鳴ったのは午後8時過ぎていたにもかかわらず待ちわびた観衆の熱はうなぎのぼり。
 両雄ものすごい気迫でぶつかりあい、勢い余って場外へなだれ込みストリートファイトの如くもつれあいながら激しく打ち合う。
 リングに戻ると、場外で痛めつけた王者をフトシが猛攻でさらに追い詰める。ボディスラムからギロチンドロップの直撃。カウント2で、ックアウトしたあわやの王者に観客席から激が飛ぶ。
 リング中央で激しい打ち合いを展開。大声援に呼応した大門寺がコーナーにフトシを押し込み拳を打ち下ろす。さらに串刺しラリアット、スーパーマンパンチと調子を上げ流れを掴んでフトシを追い込んでいく。フトシも粘るが王者の勢い止まらず、最後はフトシの巨大な頭蓋骨を揺さぶるブラックレイン一撃で3カウント。

 2度目の防衛に成功した大門寺はマイクを取り、「きょうはこのような素晴らしい場所で試合をさせていただき本当にありがとうございました。パワーリフティングの選手の皆さんはきょうという日、その一瞬を闘っています。 僕らもこの一試合にすべてを賭けて闘っています。きょう僕は、パワーリフティングのアスリートの皆さんのこの一瞬に何十年も積み重ねるその素晴らしい魂に感銘を受けました。 僕は明日、このベルトを持って後楽園ホールに向かって大日本プロレス、マッスルモンスター関本大介と闘います。僕は関本に一回も勝ったことがないが、僕は明日このアジアヘビー級のベルトを関本大介から防衛するぞ!」と、今月29日に迫る大日本プロレス後楽園ホール大会での関本大介戦にむけて気迫にあふれた勝利宣言を行った。

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