【試合詳細】9・30 アイスリボン道場マッチ 咲蘭vsしのせ愛梨紗 芦田美歩vs藤滝明日香 柳川澄樺&神姫楽ミサ&トトロさつきvs杏ちゃむ&YuuRI&松下楓歩 弓李vs星いぶきvsダーク・シルエタ

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「アイスリボン1304」
日程:2023年9月30日(土)
開始:12:00
会場:アイスリボン道場
観衆:52人

▼トライアングルリボン15分1本勝負
○弓李
5分59秒 横入り式エビ固め
●星いぶき
※もう1人はダーク・シルエタ(CMLL)

▼ICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦15分1本勝負
○芦田美歩
6分58秒 チアガール
●藤滝明日香
※芦田が準決勝に進出

▼6人タッグマッチ20分1本勝負
柳川澄樺(JTO)/神姫楽ミサ(JTO)/●トトロさつき
14分56秒 変形オクラホマロール
杏ちゃむ(信州ガールズ)/YuuRI(ガンバレ☆プロレス)/○松下楓歩

▼ICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦15分1本勝負
○咲蘭
9分36秒 でんでんむし
●しのせ愛梨紗
※咲蘭が準決勝に進出

ICE×∞王座次期挑戦へ駒を進めたのは芦田美歩と咲蘭!タッグ王者1111がトトロを加え前哨戦に挑むも松下楓歩を加えたQ.Vに敗戦!シルエタが帰国前最後のアイス参戦

第1試合


ICE×∞王座の初防衛戦に向けて意気上がるいぶきが、オープニングマッチのトライアングル戦に出場。対するはこの日がメキシコ帰国前のラストアイスリボンとなるシルエタと、ICE×∞王座挑戦者決定トーナメントに出場する弓李。
ゴングと同時に弓李がシルエタを倒し、いぶき、さらにMIOレフェリーを巻き込んでのアイストレイン。終点のボディプレスをかわしたシルエタは3人を並べて寝かせると1人トレインからの3人まとめてボディプレス。カバーに入るもMIOレフェリーがダメージからカウントできず。さらにシルエタはいぶきの足をデスロックに固めて弓李をフルネルソンに決めて抱え上げる。2人からギブアップを狙うが、2人がこらえ、ロックが外れる。弓李は場外にエスケープ。いぶきがシルエタをコーナーに振るもシルエタがカウンターのサイドキック、さらにフロントキックでカバー。カウントは2。いぶきがランニングネックブリーカーでシルエタをカバーもカウント2。シルエタがカウンターのドロップキックでいぶきを倒したところに弓李がリングイン。シルエタにバッククラッカーを決め、いぶきの上に落ちる。さらにいぶきを引き起こして弓李がネックブリーカー。カバーもカウントは2。弓李といぶきがエルボーの打ち合い。途中、シルエタが加わろうとするといぶきと弓李がダブルのエルボーでシルエタを場外に落とし、再び2人でエルボーの打ち合い。弓李がダブルチョップを放つと、いぶきが倍返しのダブルチョップで弓李を吹っ飛ばしてカバーもカウントは2。ロープに飛んだいぶきを場外からシルエタが足をすくい上げる。
シルエタがリングインし弓李にフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。カウントは2。弓李の足をデスロックに固めて、シルエタ得意のスマイル攻撃からの吊り天井。2人の間にいぶきが入ってシルエタをカバーもカウント2。シルエタが膝蹴りでいぶきを吹っ飛ばす。弓李にはトラースキックを決めてコーナーに上がるシルエタ。弓李が間に合い、シルエタを落としたところに、いぶきが飛び込みのビックブーツ。シルエタを場外に吹っ飛ばすも、蹴りを打ち込んだいぶきのバックに回った弓李が横入り式エビ固めでいぶきを丸め込み、カウント3を奪取。トーナメント出場を前に、弓李が王者のいぶきからフォール勝ちを奪ってみせた。試合後、弓李からマイクを渡されたシルエタはメッセージを促され、涙目で「皆さん、ありがとうございます!」と日本語で挨拶。深々と頭を下げ、最後は3人で記念撮影を行った。

第2試合


いぶきの持つICE×∞王座初防衛戦の相手を決めるトーナメントがスタート。1回戦第1試合では初のTHE CHALLENGERメンバーによるシングル戦が実現した。ロックアップでスタートした一戦はパワーで勝る藤滝がロープ際に押し込む。クリーンブレイク後、藤滝が右手を上げ、力比べへ。ここでもパワーで圧倒した藤滝は必死に押し返そうとする芦田をマットに叩きつける。起き上がった芦田が右ミドルキック、片足ドロップキックでカバーもカウントは2。ボディスラムを狙う芦田だが、こらえた藤滝が逆に芦田をボディスラム。さらにその場飛びのジャンピングボディプレスでカバーもカウントは2。藤滝が逆エビ固めを決める。さらに逆片エビ固めで絞め上げ、芦田がロープに逃れる。藤滝が串刺しラリアット、串刺しタックルでカバーもカウントは2。エルボーの打ち合いから藤滝がアルゼンチン・バックブリーカー。さらに芦田の両足をクロスさせて絞め上げるも、芦田がこらえ体勢が崩れる。藤滝がタックルからのジャンピングボディプレスでカバーもカウントは2。藤滝が担ぎ上げるも芦田がバックに回っての後方回転エビ固めでカバーもカウントは2。芦田がスクールボーイを狙うが崩れてしまう。藤滝をコーナーに詰めた芦田が串刺しニールキック、さらに右ハイキックをヒット。ダメージの残る藤滝にカサドーラの形で飛びついた芦田がデビュー戦でも決めたチアガールを決め、藤滝からカウント3を奪取。芦田がTHE CHALLENGER対決を制して準決勝へコマを進めた。

第3試合


柳川の帰国によりリボンタッグ王者『1111』がトトロとのトリオで登場。対するはリボンタッグ王座挑戦が決まった楓歩が、リボンタッグ王座を虎視眈々と狙うQ.V.とトリオを結成し、前哨戦に挑んだ。
トトロが先発に出るも、楓歩とQ.V.の視線には『1111』しか映らない。ゴングと同時に2対3の乱戦へ。1人ぼっちにされたトトロは怒り心頭。タックルで楓歩&Q.V.を吹っ飛ばすと『1111』にもタックルを決める。楓歩とQ.V.が「お前じゃないんだよ!」とトトロをロープに飛ばしてのトリプルビッグブーツ。続けて神姫楽にYuuRIがソバット、杏ちゃむがフェイスクラッシャーを決めるQ.V.連係から杏ちゃむが神姫楽をカバーもカウント2。神姫楽がカウンターのタックル、助走付き正面ドロップキックから串刺しラリアット、さらにタックルを決めセントーンもこれは杏ちゃむがかわし、バックに回ってのフェイスロック。ロープに逃れた神姫楽に杏ちゃむが低空ドロップキック。杏ちゃむがフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウントは2。
代わったYuuRIがタックル、串刺しエルボー、ランニングネックブリーカーでカバーもカウント2。YuuRIが飛び込みサッカーキックもかわした神姫楽が丸め込み。カウントは2。神姫楽がボディシザースからグランドでのミサロック。ロープに逃れたYuuRIはミサイルキック、串刺しエルボー。続けて杏ちゃむが串刺しダブルニーを決め、Q.V.がダブルエルボードロップでYuuRIがカバーもカット。柳川が入ってYuuRIにダブルのハイアングルキック、神姫楽がカバーもカウント2。代わった柳川が片足ドロップキック、串刺しジャンピングニー、ドロップキックでカバーもカウントは2。YuuRIの619をかわした柳川がネックブリーカーを狙うもこらえたYuuRIが変形の河津落とし。さらに飛び込みサッカーキックはかわされるも側頭部への低空ドロップキックを決めカバーもカウント2。YuuRIのミドルキックを掴んだ柳川がコンテンポラリーキック、ネックブリーカーでカバーもカウントは2。YuuRIがハイキック連打でカバーもカウントは2。代わった楓歩が串刺しエルボー、飛び込みサッカーキックでカバーもカウントは2。柳川がバッククラッカー。神姫楽が入り、串刺し連係から柳川が踏み台を作ると、トトロもその手前で踏み台を作り、神姫楽が2段飛びのダイビングエルボードロップ。柳川が鎌固め。ロープに逃れた楓歩に飛び込みニーからダブルニードロップを狙うが、楓歩がかわし丸め込むがカウントは2。楓歩がファルコンアローでカバーもカウントは2。コーナーに上がった楓歩を神姫楽が抑え、柳川がデッドリードライブ。さらに『1111』がダブルブレーンバスター。柳川が前にかがみ、神姫楽が馬飛び式のヒップドロップ。さらに柳川がダブルニーアタックでカバーもカウントは2。楓歩が延髄ハイキック、バズソーキックでカバーもカウントは2。楓歩が変形ブロックバスターを狙うが、こらえた柳川が切り返しの丸め込み。カウントは2。柳川がスピンキック、楓歩がすぐに投げ捨てジャーマンを決め2人が大の字に。
代わったトトロが楓歩の腰にボディプレスでカバーもカウントは2。トトロが逆エビ固め。ロープに逃れた楓歩が飛び込むトトロをカニばさみでロープに打ち付け、そこにYuuRIが619、杏ちゃむが飛び込みサッカーキックを決め、楓歩がジャックナイフで丸め込むがカット。トトロがカウンターのラリアットでカバーもカウントは2。トトロが楓歩を抱え上げるが切り返した楓歩が後方回転エビ固めもカウントは2。ロープに飛んだ楓歩をトトロが追い掛け、ロープ際でラリアット。さらにラリアットでカバーもカウントは2。コーナーからの飛び込みラリアットを狙ったトトロ。そのトトロの足をすくい上げた楓歩がそのままトトロを丸め込む変形オクラホマロールでカウント3を奪取。楓歩が元ICE×∞王者のトトロから値千金のフォール勝ちを飾り、タッグ王座挑戦への弾みをつけた。

第4試合

9月24日SKIPシティ大会のエンディングでも、ライバル心むき出しだった咲蘭としのせ。9月17日成増大会に続き、2度目のシングルマッチ。ICE×∞王座挑戦者決定戦のトーナメント1回戦として道場マッチのメインで実現することになった。今回のトーナメントは咲蘭がSKIPシティ大会でいぶきに挑戦表明したことがきっかけとなっており、咲蘭のトーナメントに懸ける思いは誰よりも強い。
是が非でも勝ちたい咲蘭は後から入場し、いつもの入場パフォーマンスを始めるも、しのせがコーナーで後ろを向いた瞬間、パフォーマンスを止めて、いきなりしのせのバックからスクールボーイで丸め込んだ。カウント2でキックアウトしたしのせだが、咲蘭は再び丸め込みへ。計3度、キックアウトして逃れたしのせに、今度は手の甲へのフットスタンプを仕掛ける咲蘭。これをかわしたしのせが今度は目突きから丸め込むも、ロープ際でカウントはなし。エルボーを仕掛ける咲蘭。これをかいくぐったしのせが再び丸め込み。カウントは2。咲蘭がエルボーの連打へ。かわして横入り式エビ固めを決めたしのせだが、カウントは2。馬乗りになってパンチを連打するしのせ。さらにコーナーに上がるも咲蘭が落とす。組み合いから咲蘭がエルボー連打からドロップキック。カバーもカウントは2。コーナーにしのせを叩きつけて顔面を踏みつける咲蘭。さらにロープを掴んでのフットスタンプ。コーナーを変えて、再度、しのせの顔面を踏みつけた咲蘭はリング中央にしのせを戻してストンピングを連打。咲蘭はキャメルクラッチからの鼻フック、髪を掴んで振り回すなど、しのせを痛ぶる。エルボーの打ち合いから咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭が馬乗りになりパンチ連打、さらに起き上がってこないしのせにストンピング。
再びエルボーの打ち合い。咲蘭が横入り式エビ固めでカウント2。しのせをロープにはりつけにしての顔面踏みつけから、はりつけドロップキックでカバーもカウントは2。コーナーのしのせにエルボーを仕掛ける咲蘭。しのせがかわして串刺しボディアタック。さらにタックル3連発でカバーもカウント2。しのせがボディスラムから逆エビ固め。咲蘭がロープに逃れてエルボーの打ち合いから咲蘭がドロップキックでカバーもカウント2。咲蘭がバックに回ってチョークスリーパー。さらに胴絞めスリーパーへ。しのせをコーナーに振った咲蘭が飛び込むも、しのせがショルダースルー。咲蘭がエプロンに立ち、エルボーを打とうとするしのせにエプロンからショルダーアタック。リングに戻ってのドロップキック。そしてダイビングフットスタンプを仕掛けるも、しのせがかわす。咲蘭が♡さらんらっぷ♡もしのせが潰して丸め込みもカウントは2。しのせがエルボー連打もバックに回った咲蘭がでんでんむしでカウント3を奪い、トーナメント準決勝進出を果たした。技というよりも感情のぶつかり合いとなったライバル対決だが、咲蘭のトーナメント優勝への強い思いが勝利を呼び込んだ。

試合後、マイクを手にした咲蘭は「最近、アイスはタッグの話題しかなくて、シングルの話題なんて1個もなかった。だから自分が挑戦して、いぶさんからベルトを獲ろうとした。でもこれがきっかけでトーナメントになって、10周年の弓李さんだったり、元王者のトトロさんだったり、今日勝った芦田だったり、試合するけど、この私しかいないってことを証明してやる!次も自分が勝ってトーナメント優勝して、(リング下のいぶきを睨みながら)いぶさんからそのベルト奪います。」と早くもトーナメント優勝を宣言。

また敗れたしのせは「私は欠場して復帰してまだ2カ月ちょいですけど、早く結果を残したい。同期よりも全然、試合数も少ないけど、劣っているかもしれないけど、必ず同世代の中で私が一番になります。これからの私に期待してください。」と涙声で語った。最後は咲蘭が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

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