【試合詳細】8・13 P.P.P.TOKYO新木場大会 大谷譲二vs石井慧介 ちゃんよたvs尾崎妹加 土肥こうじvsハートリー・ジャクソン 三富兜翔&夏すみれvs植木嵩行&エチカ・ミヤビ 植木嵩行vs棚ボタ弘至、宮原検討中、飯田しっぺ沙耶

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『PPPTOKYO SUMMER NIGHT BEER PARTY』
日程:2023年8月13日(日)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:215人(満員)

▼ビアパーティースタイル♡ハードコアタッグマッチ 20分1本勝負
三富兜翔/○夏すみれ(フリー)
18分30秒 妖乱→片エビ固め
植木嵩行(フリー)/●エチカ・ミヤビ

▼八須拳太郎 胸毛チャレンジ☆サマーアドベンチャー2023
<スイカ早食い対決>
○八須拳太郎
vs
●宮原検討中

<ボディビル対決>
●八須拳太郎
vs
●飯田しっぺ沙耶
※ジャッジのPPPガールズが「気持ち悪い」と判定したため両者失格。

▼日豪☆NO.1酒豪決定戦 ビアパーティー式ドランカーズマッチ 20分1本勝負
○土肥こうじ(フリー)
18分22秒 人ごろしラリアット→片エビ固め
●ハートリー・ジャクソン(フリー)

▼プレミアムシングルマッチ 20分1本勝負
○ちゃんよた
8分6秒 横入り式エビ固め
●尾崎妹加(フリー)

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
●大谷譲二
16分32秒 高角度ダブルアームDDT→片エビ固め
○石井慧介(ガン☆プロ)

ちゃんよたが3ヶ月ぶりの復帰戦で尾崎妹加に勝利も納得せず再戦要求!土肥とジャクソンの日豪酒豪対決は酒池肉林の大騒ぎ!八須が爆笑3本勝負!大谷が石井に吶喊も玉砕!

オープニング


 三富兜翔、ちゃんよた、八須拳太郎がリングに上がり挨拶&自己紹介。
 『SUMMER NIGHT BEER PARTY』と銘打たれた今大会では会場内にキッチンカーが設置され、ビアガーデン風の雰囲気の中で開催。

 続けて八須拳太郎3番勝負の相手が発表となり、あの曲が鳴って観衆の期待が高まる中で棚ボタ弘至が登場。
 棚ボタと八須でドリンクの販売数を競うこととなり、2人で観衆への土下座合戦が展開。

 第3試合のビアパーティー式ドランカーズマッチでは、観衆が購入したビールなどが勝敗を握る鍵となるとされ、さらに購買意欲を煽りに煽る。

 PPPガールズの紹介から、八須は「どんな闘いでも僕は必ず勝ちにいきますので、誰が相手かわかりませんが勝ちにいきます!」と意気込み、ちゃんよたは「3ヶ月ぶりに復帰させていただきます。待ってて下さってありがとうございます。色んな意味でバルクアップしたので楽しみにしていてください!」と意気込みを述べて「レッツ・パーティー!」の掛け声とともに大会スタート。

第1試合


 元警官の植木の隣でエチカは咥えタバコに金属バットのヤンキースタイルで登場。ともに柔道二段を持つ実力者タッグでもある。迎え撃つは男女それぞれプロレス界のパリピ界隈を極めた三富&夏のタッグ。

 エチカが金属バットで、夏がバラ鞭威嚇し合いつつ2人の対面でゴング。
 エチカが金属バットで殴りかかるも夏は「バットは危ないだろ?!」と至極全うなツッコミからバラ鞭で殴り、髪の毛をブチブチと引き抜いていく。エチカはショルダータックルで倒していくが、夏が首固めで切り返してビッグブート。ロープに飛ぶもエチカが腰投げで切り返す。夏が場外へと逃げていくと、エチカが追っていく。
 リング上では三富と植木がパイプ椅子でチャンバラを展開。植木が打ち勝って三富をイスで殴りつけ、さらにロープに振っていくが三富がイスごとランニング・フォアアーム。三富が「場外乱闘ォ~!」と宣言し、全員で観客席へと乗り込んでいく。
 三富は観衆からもらったお酒を口に含んで酒飛沫。植木は水鉄砲で三富を狙撃していく一方では夏がバラ鞭で連撃しエチカに酒飛沫。植木が水鉄砲で砲撃するも、夏が冷やしキュウリを植木の口に突っ込んでいく。
 三富がエチカをリングに戻して顔を踏みつけ、夏と2人でエチカをロープにくくりつけながら顔面を歪めて恥辱を与える。三富はニードロップを見舞っていくが、エチカはエルボー連打で反撃し、コーナーに振って串刺しバックエルボーからボディスラム。
 エチカは金属バットを持ち出し、三富の脳天に振り下ろすも三富が白刃取りしてバットを奪いボディに一撃。エチカの上にパイプ椅子を山のように重ねてからその上にバットを幾度も振り落としていく。夏にタッチ。
 夏はエチカに顔面ウォッシュからパイプ椅子に座らせ、スーパードライのダンボールを頭に被せてからランニング・ビッグブート。三富にタッチ。
 三富は夏と2人でダブルのバックエルボーを見舞い、コーナーに叩きつけてモンゴリアンチョップ連打。夏にタッチ。
 夏はエチカへブロンコバスターを宣言するも、植木が「ください!ください!」とおねだり。夏は植木にビンタを見舞い、エチカの上に植木を重ねてからブロンコバスター。さらに顔面騎乗で高速腰振り。植木が足ピンで絶頂を必死に堪える中、夏がエチカに顔面騎乗フォールもカウントは2。三富にタッチ。
 三富はエチカにエルボーを打たせていき、お返しのビンタ一発で吹き飛ばす。さらに三富がブレーンバスターを宣言するも、エチカが振り払ってSTO。植木にタッチ。
 植木は三富にボディスラムから確保式ヘッドドロップ。さらに三富の股間にイスをセットしてからの確保。植木はイスを振りかぶるも、夏がバラ鞭でご褒美を与えていくと植木はビクビクと震えながら大興奮。

 そんな植木を見た夏は「誰が勃っていいって言ったんだよ!跪け!たくさんのお客さんにお前のケツ見てもらえよ!」と命令。植木はタイツを脱いで自らロープに逆さ吊りになり「おねがいしまーす!」と御開帳。夏は植木の後頭部にシャンパンボトルをセットしてスライディングキックを見舞い、「気持ちわりーんだよ!」と罵倒。植木は「夏様、あんまりです……」と半泣き。

 夏がイスを組み合わせて三角木馬のようなものを作り、「植木!自分で突っ込めよ」と命令し、「アーナール!アーナール!」とコールを煽る。植木が怖がっていると、焦れた夏がアトミックドロップで三角木馬に叩きつけて植木のアナルを破壊。
 さらに夏が追撃を狙うも、植木がキャッチして「夏様喰らえ!」と三角木馬に叩きつけて夏のアナルを破壊し、仰向けに倒れた夏の股間へ「確保ーッ!」とヘッドドロップで突っ込んで顔を埋める。
 植木&エチカが2人で夏をロープに振ってダブルブレーンバスター。植木の払い腰からエチカの背負投げと柔道殺法が決まる中、植木がリングの下からテーブルを取り出す。

 植木がリングにテーブルを立てて夏をセット。コーナーに上って行くが三富がカットしてロープを揺らすと植木が足を踏み外してトップロープに股間を痛打。
 三富が植木をテーブルパイルドライバーで突き刺し、頭をパイプ椅子で一撃。カットに来たエチカにもイスで殴りつけるが、エチカが三富、夏にラリアット。さらに夏にイスを投げ渡してドロップキックでイスごとぶち抜く大暴れ。
 エチカがリング中央にイスを重ねていき、夏にチョークスラムを狙うが、夏が必死の抵抗。植木が夏を羽交い締めにする中でエチカがイスで殴りつけるも、これが植木に誤爆。三富がエチカをイスの山に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、夏がシャイニング・ウィザードからイスの山に妖乱で突き刺して3カウントを奪った。

第2試合


 植木の胸毛チャレンジ3番勝負。1番手の棚ボタ弘至とはお酒の売上勝負が継続中。

 プロレス界で最も最高な男が現れそうな曲が流れる中で“プロレス界で最も最低な男”宮原検討中が2番手として登場。曲の終わりまでにリングインが間に合わないという“らしさ”を見せる。

 八須vs検討中の対戦内容は、スイカ早食い対決。解説席にはスイカ早食い評論家であるという大谷譲二が入る。
 速さに勝るもむせてしまった検討中に対し、ゆっくりながら堅実に食していく八須。実に汚い絵面を先に終わらせたのは八須。八須が勝者として讃えられる中で検討中が急いで退場。ガチンコ一発勝負であったため八須のコスチュームがスイカ果汁でベチョベチョになるアクシデントが起きてしまうも、八須がオーバータイツを脱ぎ捨てる機転で解決。

 3番手としては、小さいながらもマッチョなゴリさんが現れそうな曲に乗って現れた“普通の大巨人” 飯田しっぺ沙耶。対決内容はボディビル対決。判定はPPPガールズのジャッジによって行われることに。

 「レッツ・マッスル!」の掛け声に合わせ、2人で満面の笑みを浮かべながら見事な肉体美を観衆とPPPガールズへアピール。
 判定に入ると2人が目を閉じて祈りを捧げるが、PPPガールズがハリセンを持ってリングイン。2人が目を開けると、PPPガールズが「きもちわりーんだよ!さっきからお前らマジできもちわりー!」と2人をハリセンでひっぱたく。「清潔感無いしとにかく気持ち悪い」という理由で両者失格となった

八須「なんなんだよ!いつもいつもこうじゃねーか!カッコいいとこ見せてやろうと思ったのによ!飯田しっぺ沙耶さん、宮原検討中さん、棚ボタ弘至さん!本当にありがとうございました!今日はこういう闘いをしたんですが、今日は皆さんにお知らせしたいことがございます!私、3月31日、『BreakingDown7.5』にてアゴを骨折し長期欠場しておりました。しかし、来月新宿FACEの9月21日の興行で復帰致します!本当は今すぐに復帰と言いたいところですが、後もう少し、僕がもっと強くなれる時間をください。その代わり9月21日は全力で相手を叩き潰すので応援よろしくお願いします!この後も試合はまだ続きます!盛り上がっていきましょう!スパーキング!」

第3試合


 土肥はビール缶片手にまるでストーンコールドのような入場を見せる。ジャクソンはPPPガールズを総出で侍らせながらビールを煽るというオスの願望をすべて叶えた姿で入場。
 ビアパーティー式ドランカーズマッチは、試合は会場全体が戦場となるエニウェアフォールルール&オンリーフォールルールで実施。アルコールを摂取してからでないとフォールの権利を得られないという特別ルールが設定された。

 ゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べから互いにボディスラム、ブレーンバスターを狙い合うもパワーは全くの互角。エルボー合戦へと切り替えて打ち合っていき、土肥が連打からショルダータックルでぶつかっていくもジャクソンは倒れず。逆にショルダータックル一発でなぎ倒すが、ジャクソンも再びショルダータックルで倒してスクールボーイ。しかし、アルコールが入っていないためカウントは叩かれず。

 2人は観客席へとなだれ込んでいき、観客席のど真ん中で逆水平チョップの撃ち合いを展開。観衆からアルコールを差し入れられた土肥がカバーに入るもカウント2。両者席に座った状態での逆水平チョップ合戦を見せ、観衆から差し入れられたアルコールを一気飲みしたジャクソンがカバーに入るもカウント2。

 ジャクソンはリングの下からイスを取り出して土肥に叩きつけ、アルコールをぐびりとやってカバーもカウント2。2人は場内を練り歩いてアルコールのおひねりをもらっていき、激しいカバーの攻防を展開。2人で乾杯して一気飲みする仲睦まじい死闘が繰り広げられていく。
 ハイペースで飲んでいった土肥がベロンベロンになり始める中、ジャクソンはまだまだ余裕な様子。ジャクソンは土肥が中々飲まずに手に持っていたコップを張り手でふっ飛ばす。

 2人は花道にイスをセットして向き合って座りながらのチョップ&エルボー合戦を展開。お酒も順調に進んでいき、流石のジャクソンも辛そうな表情。

 持ち直した土肥が串刺しラリアットを連打し、缶ビールを煽ってからカバーもカウント2。
 さらに土肥がアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げて絞るも、ジャクソンが暴れて着地。ジャクソンが土肥をブレーンバスターで叩きつけ、観衆にお酒を要求。土肥の口にビールを含ませた状態でセントーンを見舞い、土肥の口から噴水のようにビールが吹き出す。
 ジャクソンはパイルドライバーを狙うが、土肥がショルダースルーで切り返して人ごろしラリアットを発射も、ジャクソンもラリアットで迎撃し正面衝突。ジャクソンはビール片手にラリアットを放っていくも、そろそろ色々限界であることを2人の表情が物語る。

 2人でロープに飛んでラリアットを打ち合っていき、互いの渾身の一撃が相打ちとなってダブルダウン。ふらふらと起き上がった2人はリング上で乾杯するも、ジャクソンはコップ3つを抱えながらグイグイ行き、土肥はしんどそうに1つのコップを空けていく状況。2人は肩を組んでご機嫌な様子で観衆に手を挙げるが、突如振り払った土肥が人ごろしラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。

 土肥は試合後もスクワット&プッシュアップを見せてまだまだ余裕であることをアピール。最後にジャクソンと乾杯してから肩を組みながら一気飲みして試合を締めた。

第4試合


 約3ヶ月ぶりとなるちゃんよたのプロレス復帰戦。相手となる妹加のセコンドにはRebel&Enemyの盟友でありちゃんよたとの因縁もあるラム会長が付く。

 ゴングが鳴ると、ゆっくりとリングを回ってから手4つで組み合って力比べ。押し勝ったちゃんよたがエルボー連打から串刺しラリアットを放つも、妹加がかわして逆に串刺しラリアット。妹加がセントーンで追撃してからいきなりアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、ちゃんよたが暴れて脱出。ロープに飛んだちゃんよたがランニングネックブリーカードロップで反撃開始。
 ちゃんよたは妹加をコーナーに詰めて串刺しショルダータックル連打から串刺しスピアー。ちゃんよたは「上げるぞ!」とアルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、妹加が振り払ってエルボー発射。ちゃんよたはこれをかわしてコブラツイストで絞り上げ、ラリアットを発射。妹加もラリアットで迎撃しラリアットの正面衝突が続く。

 今月2日に負傷したというヒザが痛むのか、先にガクリと倒れ込んだのは妹加。ちゃんよたはさらにラリアットを見舞ってロープに飛ぶが、場外からラム会長が足を引いて転ばせ、妹加がロープへの串刺しラリアット連打。
 妹加はヒザが痛んで思うように走れない様子も、スリーパーホールドで絞り上げて捕縛。コーナーに上がろうとするもヒザが痛んで座り込んでしまい、ちゃんよたはレッグロックで捕らえながらヒザにエルボースタンプを連打する容赦ない追撃。
 ちゃんよたはアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げて雄叫び。そのままバックフリップで叩きつけ、さらにシュバインからロープに飛んでスライディング・ラリアット。カバーに入るも妹加がひっくり返してエビ固めで捕らえ、キックアウトしたちゃんよたに起き攻めのラリアット。
 妹加がお返しのアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げ、そのままフロントフリップ。ヒザが痛む様子の妹加はすぐに追撃に移れずにいたが、2度目のアルゼンチン・バックブリーカーに挑戦。ちゃんよたが暴れて脱出。

 ここで夏がエプロンに上がって来てレフェリーがそちらに気を取られ、その間にラム会長がリングに上ってエクトプラズムを噴射もこれが妹加に誤爆。粉塵舞うリングの中でちゃんよたがスクールボーイで3カウント。妹加から金星を挙げた。

ちゃんよた「妹加さん、復帰戦の相手になってくれてありがとうございます!私はプロレスを始めてからずっと自分のスタイルに悩んでて。でも妹加さんと闘ってシンプルにぶつかり合うのが自分の好きなスタイルなんだなって気付きました。ありがとうございます。でも、今の状態の妹加さんに勝っても嬉しくない!だから、怪我が治ったらもう1回シングルで闘ってください。お願いします!あと、そこにいるラム会長。お前は何出てきてんだよ途中で!いや、足引いただろ!見てたよねみんな?お前な、後楽園ホールで負けてからずっと悔しいんだよ私は。だから妹加さんとも闘いたいし、ラム会長とも闘いたい。私には夏さんというタッグパートナーもいるし、9・21n新宿FACE。タッグで決着付けませんか?」

ラム会長「9・21、新宿FACE大会?このタッグマッチ、いいじゃんおもしろそーじゃん。ねえ!……と言いたいところですが、私ラム会長、売れっ子なもんでその日アメリカにいます!ごめんね。いつでも試合できると思うなよ!まあ、こいつもまだまだ万全じゃないし、PPPも9月に終わるわけじゃねーだろ?次の秋頃、秋かな?冬かな?分からないけど年内にでもリベンジっていうの?時間作ってやるからよ、楽しみにしとけよ。それでいいだろ」

ちゃんよた「約束だからな」

妹加「ちゃんよたとのシングル、今日どうしてもやりたかった!でも万全じゃない状態だと申し訳ない。ほんと失礼だなって思った。だから絶対万全な状態にしてくる。そしたらまた、シングルでもいいし、もう1度お願いします」
ちゃんよた「」お願いします!」

(※妹加&ラム会長が退場)

ちゃんよた「待っててくださった皆さん、本当にありがとうございました。今後夏さんとももっと、私が成長した姿を見せたいし、これからも一緒にお願いします。筋肉最高ッ!ありがとうございました!」

<試合後コメント>

ちゃんよた
「3ヶ月ぶりの試合だったんですけど、楽しかったですめちゃくちゃ。妹加さんとシングル私がやりたいって言ったんですが、妹加さん戦ってて、今日はちょっと足の怪我もあったみたいで、万全ではなかったみたいですけど、また怪我が治ったらガッチリぶつかり合う試合やりたいと思います。あとは今後、夏さんとタッグもやっていきたいし、9・21ラム会長とは試合がかぶってて、できなかったみたいですけど、その先に絶対決着付けてやろうと思います」

――自分の動きとしては久しぶりのリングはどうだったか
「いやー。やっぱり3ヶ月開くと楽しいってのはあるんですけど、なんですかね。筋トレはちょっとやってたんですけど筋トレってずっと息を上げてやらないから、やっぱちょっと呼吸がすごく乱れるというか。いやー、あの、3ヶ月ぶりは体力がちょっとまだ続かなかったなって、思います。また試合やって、戻していこうと思います」

――逆にリフレッシュできた感じはあるか
「リフレッシュは、すごくできたし、この3ヶ月お休みをいただいて、時間がなくて、できなかったこととか、あとは考え方。ちょっと詳しくは言わないですけど、いろいろ自分の今後とか、これからどうなりたいかとか、そういう考えがまとまった3ヶ月だったと思います」

――プロレスのみならず全部含めてということか 
「そうですね、プロレスもそうだし他の今やってる仕事とかこれから自分がどうしていこうかなっていうのがまとまりました」

――次回新宿FACEで対ラム会長は叶わないが、どんな試合で戦いたいか
「そうですね、夏さんとのタッグで自分が成長したところを夏さんに見てもらいたいし、とりあえず夏さんとやりたいな、と思います」

尾崎妹加&ラム会長
妹加「今日の試合は私が、私自身がすごく楽しみにしてた試合だったのに直前の試合でちょっと怪我をしてしまって、それでもちゃんよたちゃん復帰戦私がやりたくて無理を言って、無理をして私が出たんですけど、やっぱ休養期間中にちゃんよたちゃんすごいパワーアップして帰ってきて、そんな中で、万全じゃない自分が敵うわけがなくて、本当に相手にすごい失礼なことをしたなっていうのが一つあって。やっぱ足は痛かったですけど、何よりもぶつかり合いが普通に単純に楽しかった。ちゃんよたちゃんのパワフルなファイトスタイル大好きだし、これからももっともっと試合していきたいなって思います。そのために足を万全にして、失礼がないようにしっかりコンディション整えてくるので、また再戦したいですね。」

――今のちゃんよた選手だと怪我してる状態じゃなかなか勝つのは難しいぐらいのレベルなのか
妹加「ぶつかり合いとかパワー系のファイトスタイルだと踏ん張らないといけないので、どっちかの足、まあ手もなんですけどどこか故障してる状態だと力が入らないので、パワーアップしてきたちゃんよたちゃんには勝てないですね」

――ラム会長の誤爆もあったが
ラム会長「(支度を済ませてしまい声のみ参加)はい。天の声から誤爆。そうですね。ちょっとやっぱタイミングがね、彼女の足を踏ん張るとこが、私のタイミングと合わなかったかなっていうのがありますね。」

――ラム会長はアメリカから戻り次第対ちゃんよた戦という形になるのか 
ラム会長「そうっすね。ちょうど最初はOKなんて言ってたんですけど、ちょっとアメリカの予定入っていたので、申し訳ないですけど、でも必ず年内に、もう三富さんから『お願いします!』と言われてるんでこっちはいいよっていうことで楽しみにしていただければと思います」

第5試合


 ゴングが鳴ると、ロックアップから大谷がヘッドロック。石井がリストロックで切り返していくが大谷はヘッドロックで切り返しショルダータックル。石井もショルダータックルでお返ししてカバーも、大谷がするりと抜けてヒップトスからDDT。
 大谷はたっぷり溜めてから業界内でも恐れられているという強烈なチョップ。石井も容赦ないチョップでやり返し、絶え間なく響く破裂音に場内は熱狂。石井が倒してダブルニードロップを突き刺し、大谷をロープにぶら下げながらの前蹴り連打。さらにロープに振ってトラースキックからボディスラムで叩きつけ、セカンドからのダイビング・ダブルニードロップ。さらに胴絞めスリーパーホールドで絞り上げるも大谷はなんとかロープへ。
 譲二コールが起きる中で大谷がムクリと起き上がり強烈なチョップを見舞っていくが、石井がチョップ一発でなぎ倒しソバットからストマックブロック、逆片エビ固めと猛攻。大谷は苦戦しながらもロープを掴む。
 石井はブレーンバスターから担ぎ上げていくが、大谷が振り払って胸板に鋭いチョップを連打。石井もトラースキックからロープに飛ぶが、大谷がキャッチしてブレーンバスター。大谷はロープに飛んでランニングエルボーを3連打。さらにコーナーに上ってミサイルキックを見舞い、スライディングDを発射するも、石井がかわしてビッグブートを発射。大谷もこれをかわしてスイングDDTを狙うが石井が振り払う。大谷は石井を場外に放り出して場外飛びを宣言も、石井が足を引いて場外に落としブレーンバスター。場外でのランニング・ビッグブートを発射も、これがセコンドの八須に誤爆。その隙を見逃さず、大谷がエプロンを踏み台にしたスイングDDTを決めて見せる。大谷は石井をエプロンに上げると、ジャンピングハイキックからジャーマン・スープレックスを狙う。石井がバックを取り返して逆にエプロンジャーマンを決める。

 石井は大谷をリングに放り込み、ロープに飛んで顔面へのランニング・ビッグブート。さらに串刺し攻撃を狙うが、大谷がかわしてバックを取りジャーマン・スープレックス。大谷は後頭部へのランニングニー、正面からのランニングニーと連撃しノーザンライト・スープレックス・ホールド。これを返されると、大谷がみちのくドライバーIIでコーナー下にセット。コーナートップに上がっていくも、石井が下から組み付いて雪崩式ブレーンバスターを狙う。大谷は振り払ってエルボーを見舞い、コーナートップを踏み台にした雪崩式スイングDDT。さらに別のコーナーに上ってフロッグスプラッシュを決めるも、石井が下から丸め込み、キックアウトした大谷の頭にムーンサルトダブルニー。さらに垂直落下式フィッシャーマン・バスターで叩きつける。
 石井がハイキックから延髄斬り連打 側頭部へのジャンピング・フロントハイキックから両腕クラッチ式ドライバーもカウント2。ならばと石井はダブルアーム・スープレックスで叩きつけて3カウントを奪った。

 石井は大谷の健闘を讃えてから先に退場。大谷はぐったりと倒れ込んだままであり、慌てて駆け込んできたちゃんよたがマイクを取る。

ちゃんよた「大谷さん!大谷さん、大丈夫ですか!」
三富「ちゃんよた、大谷はダメそうだ。でも今の試合最高だったでしょ?!今日はちゃんよたも復帰してめでたかったけど、メインがめっちゃいい試合だったのが俺は一番嬉しい!見に来てくれたお客さんもそう思いますか?!ということで、どっかの誰かさんの酒飲み対決があまりにも長かったので大分押してます!(笑)今日はまだちょっとこの会場使えるんですけど、一旦締めたいと思います。今日リング上がれる人是非上がってください。お願いします!しかしながら、正直セミのちゃんよたの復帰戦よりも、メインがこれだけいい試合で締めてくれたことがPPPの新しい景色にまた向かっていくことだと思います。そして来月9月21日新宿FACE、八須拳太郎の復帰が決まりました!そして、近日具体的に発表しますけど、11月に初進出の会場行きます!ということで、PPP、11月に横浜進出決定しました!9月21日新宿FACEのあとは、11月に横浜あるんで皆さん公式情報をチェックしていただいて。チケットはホントすぐ完売しちゃうんで、ハレンチシート。9月のFACEのハレンチシートは是非帰りにお買い求めください。ドリンクの販売は終わってますよね?もし飲み残ってるものがあれば最後まで飲んで帰って行ってください。ゴミは片付けられるものは良いんですけど、持ち帰れるものは持ち帰っていただいて、これからも清く正しくこれからもパーティーを楽しんでいきましょう!ではちゃんよたさん、来月に向けて意気込みと締めをお願いします!」

ちゃんよた「今日は皆さん来て下さってありがとうございます!これからもPPPはどんどん上を目指して頑張るので、皆さん一緒について来てください。9月21日も来てください!お願いします!それでは最後、3、2、1、レッツ・パーティー!で締めたいと思います。皆さん一緒にお願いします!ご起立ください、お願いします!準備はいいですか?!3、2、1!レッツ・パーティー!ありがとうございました!」

<大会総括>

三富兜翔総帥
「5月のホール以来の興行ということで一応位置づけとしては、次のFACEが本当の第2章のスタートで、今日は特別公演ということだったんですけれども、今日は今日で今までにない試みと結構試合で勝負してみようかなということだったり、飲食のね、方もちょっと力を入れてみたり、新しいことやってみました。ちょっと僕が思ってたのと、結果違ったのは、やっぱお客さんが、もちろんちゃんよたとか目当てで来てるんだけど、別の試合で唸ってくれるというかそこすごい手応え感じて。例えば土肥選手とハートリー選手の試合とかはなんか、あんなに盛り上がると思わなかったんですけど、やってみたらすごい盛り上がったし、メインもあれあのカードにしてみたの実験的だったんですけど、すごく盛り上がった部分もあって、ちゃんよたきっかけにいろんな他の選手も知ってもらえたらいいなと思ってます」

――ちゃんよた選手の動きなど印象は
「ちょっと僕が期待してたほどのものではなかったので、ただ本人がやっぱり、ちゃんよたも八須もそうなんですけど、これは諸刃の剣というか、いろんなことにチャレンジしてるがゆえに、ちょっとプロレスに関してはちょっと荒い部分がやっぱありますね。八須も来月復帰するんですけど格闘技の練習もしてて、やっぱり気持ちがそっちに傾いちゃってたり、ちゃんよた場合は別の活動YouTubeとかだったり、傾いてるの絶対リング上で出ちゃうんで、そしたらもう他の選手に置いてかれちゃうし、プロレスのリングそんな厳しくないよというのも、逆説的に身をもって味わってほしいかなと思ってます」

――八須選手のあごの状態は? 
「八須はお医者さんからゴーサイン出ました。はい。ゴーサイン出たんでもう実はもう復帰してもいいんですよ。ただ時期的にタイミングが良かったんで9月21日の新宿FACEということで、実は復帰戦の相手は、めちゃくちゃ大物と交渉してたんですけど、最後の最後でちょっと破談してしまって、また別に対戦相手も今交渉してます。ちゃんよたの方も本当はラム会長とまたやる予定だったんですけどまさかのスケジュールかぶりが発覚して、で、そこもちょっと調整していきます」

――後楽園をやってそれからこっから第2章というところで、横浜も進出、今後PPPが新しく目指すところは? 
「実はね今練習生入ってて、今日もセコンドやってたんすけど、まああの、組織の拡大ですね、横浜しかり大阪もまたやろうと思ってます。なんで、全国でPPPのショーを見せて、世界規模で知られていくというために組織を大きくしていくっていう部分で、これから盤石の体制を作っていこうかなと思います」

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