新設王座を争うJTOガールズのリーグ戦は波乱の幕開け! rhythmが同期の稲葉ともかから4年越しの勝利! 神姫楽ミサはAoiを破り「一緒に大きなハッピーエンドを見てください!」と絶叫!
12日、旗揚げ5年目に突入したJTOの王子大会で、通常のプロレスルールによる新設王座を争うリーグ戦がスタート。第2試合はAブロックの柳川澄樺vsHisokAで、執拗に握手を求めながらスキをついて攻撃するなど、らしさを発揮して攻め込んでいくHisokAだが丸め込みの連続も3カウントに届かず。柳川はバックスピンキックから0101(リバースセントー)で叩きつけると、最後は尻もち状態のHisokAの正面から、狙いすましてのダブルニーを叩き込んで勝利を上げる。
セミファイナルはAブロック・稲葉ともかとrhythmの同期対決。ともかの入場時にrhythmが奇襲を仕掛けて試合が始まると、打撃と関節技を織り交ぜて落ち着いた闘いを見せるともかだったが、一撃必殺ともか蹴りをかわしたrhythmは一気にラッシュ。ともかをヘッドロックに捕らえて対角線を走ると、コーナーポストを蹴り上げて反転しながら叩きつけるブルドッキング・ヘッドロックで3カウントを奪ってみせた。
バックステージでrhythmは「稲葉ともかに4年越しに、やっと勝てました! 今までさんざん負けて来てやっと1勝…rhythmにとって大きな一歩となると思うんですが、たかが1勝なんですよ。今までどれだけ稲葉ともかに負けてきたか…今からのリーグ戦、必ずすべてこのrhythmが勝ちます」とコメント。敗れたともかは、「1番悔しいのは自分に負けてること。Queenのベルトを落とした後に悔しさもあったけど、ベルトの重みがなくなって心がスッキリしたんですよ。ベルトにビビってる自分がいます。自分が弱いのはわかってるけどベルトが怖いんです。このリーグ戦にどんな気持ちで臨めばいいのか正直わからない。自分の弱さが今日の結果に出たのかと思うと余計に悔しい」と苦悩を吐露。続いて「rhythmも成長してる。負けは認めます。でも超えられたとは思ってないんで、ここからリーグ戦、這い上がります」と巻き返しを誓う。
メインイベントはBブロックのAoivs神姫楽ミサ。Aoiの腕攻めに苦しめられながらも左右の腕でラリアットを放っていくミサは、ミサボムから抱え込み式の逆エビ固めでギブアップ勝ち。マイクを持ったミサは「神姫楽ミサが勝ちました! デビュー前から出来損ないで何もできなくて、自信もなくて、みんなに会わせる顔もなくて。でも、たくさんの応援してくれるみんなに出会って“自分を信じられない”っていう気持ちを捨てました! みんなのおかげで私はプロレスのリングで絶対に強く生きたい! “全力プリンセス”神姫楽ミサの物語は、これからもっともっとイバラの道を進んで行きます! みんな私のことを信じて、私もみんなのことも自分のことも信じるから! これからも神姫楽ミサを応援してください。一緒に大きなハッピーエンドを見てください! まだまだ駆け抜けるぞ!!」と叫んだ。
『Girls League開幕戦』
日程:2023年8月12日(土)
開始:14:00
会場:東京・BASEMENT MONSTAR王子
観衆:未発表
▼第2試合 Girls League Aブロック 15分1本勝負
○柳川澄樺
11分30秒 ランニング・ダブルニーアタック→エビ固め
●HisokA
▼セミファイナル Girls League Aブロック 15分1本勝負
●稲葉ともか
9分10秒 rhythm bomb→エビ固め
○rhythm
▼メインイベント Girls League Bブロック 15分1本勝負
●Aoi
12分38秒 ミサトンクラブ→ギブアップ
○神姫楽ミサ