18歳リアルバースデーの稲葉あずさが自主興行で3試合を敢行し「自分は絶対にこの若さでプロレス界のトップに立ちます!」

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 稲葉あずさが18歳の誕生日に新宿FACEでの自主興行を開催。まずは第1試合でヒールバージョンの黒いコスチュームに身を包み、同じく黒を着用したTAKAみちのくとのタッグで黒潮TOKYOジャパン&花園桃花と対戦。いきなりのリングアウト裁定から再試合となるも、両軍ともに誤爆の繰り返しから黒潮&花園に軍配。あずさとTAKAは遺恨を残す形で引き揚げていく。第3試合に登場したあずさの相手「X」は広田さくらが扮する『シン・稲葉あずさ』で、レフェリーを務めたTAKAは不公平なフォールカウントの速さでシンあずさをアシストして勝利に導いた。

 メインイベントではこの日3試合目のあずさが尾崎魔弓と一騎打ち。反則裁定のないノーDQマッチで、尾崎はイスやチェーンを次々に持ち出してあずさにペースを握らせず優位に。走り込んで来るあずさにチェーンを投げつけたり、毒霧の噴射で姉超(アネゴエ/飛びヒザ蹴り)を阻止すると、テキーラ・サンライズを決めて3カウントを奪った。マイクを持った尾崎はババア呼ばわりする会場のファンに向かって「私はデビューの時17歳だったんだよ!」と言い放つと、「おい、あずさ。ババアって言われるぐらい頑張れよ。なんかちょっとさ、昔の若い頃に似てると思うんだよ。いいレスラーになるぜ、私に似てるから!」と言葉をかけて抱きしめ、「どっかの団体のブスユニットチーム(H.A.T.E.)にいなきゃ正危軍に入らせたかったんだけど…ちょっと考えな」と通告。続いて「ブランド品がほしい」というあずさに、TAKAみちのくは“ブランド技”としてみちのくドライバーⅡの洗礼。

 さらにMIRAIが登場し「あーちゃん、お誕生日おめでとう。自主興行やってくれたから、MIRAIはともかと念願のシングルマッチができた。ありがとう。ともかが“大きくしたい”って頑張ってきたココを、もっともっと感じてみたくなっちゃったんだよね」あずさの持つベルトへの挑戦を要求。年内最終戦となる12・28JTO横浜大会で、JTOガールズ選手権試合(通常のプロレスルール)を懸けてのタイトルマッチが決定した。

 最後にあずさは「自分は15歳・中学3年生でプロレスラーデビューして、この3年間メッチャ必死に頑張って、みんなとは違うやり方でトップに立とうと思ってます。ずっと小さい時から痛いの嫌いだし、プロレスもあんまり好きじゃなかった、正直。でもプロレスラーになってからどんどんプロレスが大好きになって、JTOのベルトが自分の腰にやってきて。“自分がしっかりJTOを守っていかないと”って思ってます! どんなに痛くても、どんなにつらくても、自分は絶対にこの若さでプロレス界のトップに立ちます! あずさ姫オーディションも開催して後輩もどんどん増えて、今。私しか盛り上げていく人いないと思います。だから私の成長していく姿を、皆さんこれからも見に来てください! 今までも自主興行やってきたけど、1番キツくて疲れた。自分の次の目標は、二十歳までに後楽園ホール大会の自主興行やって満員にしてみせます!」と宣言した。

『あずさ姫お誕生日自主興行』
日程:2025年11月29日(土)
開始:12:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:356人

▼第1試合 30分1本勝負
稲葉あずさ(JTO)/TAKAみちのく(JTO)
1分11秒 両軍リングアウト
黒潮TOKYOジャパン(アップタウン)/花園桃花(アップタウン)
▽再試合
稲葉あずさ(JTO)/●TAKAみちのく(JTO)
5分51秒 あずさごと上から押さえ込む→エビ固め
○黒潮TOKYOジャパン(アップタウン)/花園桃花(アップタウン)

▼第3試合 30分1本勝負
●稲葉あずさ(JTO)
7分42秒 シン・稲葉あずさの姉超→片エビ固め
○シン・稲葉あずさ

▼メインイベント 30分1本勝負
●稲葉あずさ
18分36秒 テキーラ・サンライズ
○尾崎魔弓(OZアカデミー)
※反則裁定なしのノーDQマッチ

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