約1年10ヶ月ぶりの日本復帰戦!39度の発熱でも勝利した飯伏幸太が「7個ぐらい爆弾がある」

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 4日、東京・両国国技館にてGLEATが『GLEAT VER.MEGA』を開催。メインイベント後にGLEATクライマックスとして、飯伏幸太&石川修司&関本大介&新納刃&今成夢人vs伊藤貴則&渡辺壮馬&エル・リンダマン&チェック島谷&石田凱士によるイリミネーションマッチが行われた。

 この日日本復帰戦となる飯伏幸太は、2021年10月に行われたG1 CLIMAX優勝決定戦で右肩を負傷し長期欠場。紆余曲折の末に今年1月末を以て新日本プロレスを退団し、3月にはアメリカマットで復帰を果たした。
 約1年10ヶ月ぶりの復帰戦に飯伏は『なつかしの戦友達』として、DDTプロレス時代の1年先輩であり、カミゴェを一緒に作った相手である現・全日本プロレスの石川修司。かつてインディージュニアを賭けて激戦を繰り広げたMAKAIの新納刃(円華)。DDTのシングル王座であるKO-D無差別級王座を賭けて戦っていた大日本プロレスの関本大介。飯伏幸太Youtubeチャンネルの撮影班も行っている、当時学生プロレスラーとしてDDTやマッスルにも出場していたガンバレ☆プロレスの今成夢人(金的桜ヶ丘)の4人を選抜。
 飯伏が新日本プロレスに入る前ならず、DDTでケニー・オメガと会うさらに前に路上プロレスなどで一番クレイジーと呼ばれていた時代をともに作り上げた選手たちを迎撃するため、GLEATはユニットの垣根を超えた選抜メンバーを揃え「飯伏の復帰戦の日じゃない。飯伏幸太をGLEATが超える日だ」と宣言していた。

 だが前日会見で今成が「飯伏選手はちょっと現在連絡が取れず、今日は不在となります」と報告し、「ビッグマッチ前の練習のピーク時に連絡が取れなくなるのはよくあること。(音信不通なのを)僕らもどう捉えていいか分からないときがあるんですが、味方の我々も団体さんも問われているんですが、僕もわからないところがあるんです。彼を撮っててそういう感情になることは多々ありますが、『今回も飯伏さんはキたな』と。僕の中ではそう思ってます」と状況を説明。
 その後飯伏はSNSで「GLEAT前夜祭みに来ていただいたファンの皆様へ本当にすみませんでした。扁桃炎ということでうつることはないのですが、熱が冷めず動けなくなってしまい本当にもうしわけありません。明日までには絶対なんとかなる!」と、38.9度の体温計の画像とともに事情を語っていた。


 試合は先発から飯伏が出場し、場外戦では入場ゲート上からのケブラーダを発射。今成、刃と次々仲間が失格していくが、関本が飯伏ごと伊藤を眉山で叩きつけて失格させると、飯伏も石田のビンタを受けながら島谷を逆エビ固めで失格させる。
 強烈なパワーで圧倒していく関本を渡辺が場外フランケンで自分ごと失格させると、リングは飯伏vsリンダマン、石川vs石田の打撃戦へ。
 飯伏のカミゴェをキャッチして投げ捨てたリンダマンだったが、石川がランニングニーからジャイアントスラムで叩きつけ3カウントを奪う。最後に残った石田がカミゴェを狙った石川をスクールボーイで切り返し3カウントを奪い、1対1になった飯伏を前から後から蹴りまくり、ボマイェを狙った飯伏をレッグラリアートで迎撃しハーフタイガースープレックスと猛攻を見せる。
 だが飯伏は石田のバズソーキックをキャッチしシットダウン・ラストライドで叩きつけると、最後はカミゴェを連続で叩き込み3カウントを奪った。

 試合を終えた飯伏は「メインが最強だったから僕らは最高だったと思うよ。みんな20代でキャリアが浅かった時僕はライバル視してたし、それがみんな成長してまた出会えるって最高だな」と笑顔を見せる。
 体調について聞かれると「今日の朝は38.1か37.9度前後ぐらい、今多分39度ぐらいあるんじゃないかな。試合はすぐ息切れましたけどそんなの関係ないですよ。試合始まったら息上がってるの関係あるかって。疲れましたよ。ただみんなと絡めたから良かったですよ」と、高熱のまま試合を行っていたことを報告した。

 この日選手コール時に『飯伏プロレス研究所、AEW』と所属がコールされた飯伏が、今後日本での試合を行っていくことがあるのかは未定。『7個ぐらい爆弾がある』ともコメントしており、その爆弾は飯伏のYoutubeチャンネルで発表していくとのことだ。

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