勝村&和田がジャクソン&HARUKAZEを破り、SOG世界タッグ王座初防衛!「強いヤツを倒して、このベルトの価値をあげていきたい」
ガンバレ☆プロレスが8月6日、東京・高島平区民館で「アンダー・ザ・シルバーレイク2023」を開催した。勝村周一朗&和田拓也の総合格闘技出身コンビが、ハートリー・ジャクソン&HARUKAZE(リーサル・ウェポン)の挑戦を退け、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座の初防衛に成功した。
同王座のベルトは作製を発注した米国の業者からの納品が遅れ、トロフィーで代用されていたが、ようやく完成。第1試合前にお披露目され、第2代王者組の勝村と和田に贈呈された。公開調印式で王者組の勝村は「100回防衛する予定なんで、今日は100分の1にすぎませんが、100%の力でぶっ潰します」、和田は「今日勝たないと、せっかく来たのに勝村と組んでる意味がないし、勝村との物語が終わっちゃうんで、しっかり勝つ」と自信たっぷりに語った。
先発した和田はレスリングでHARUKAZEを翻弄。HARUKAZEもエルボー連打で反撃を試みるも、なかなかペースをつかめず。和田はHARUKAZEにノーザンからワキ固めで攻め込めば、ジャクソンは串刺し式ボディアタックで勝村を攻撃。和田はジャクソンにもミドルキック、ヒザ十字固めと猛攻も、ジャクソンもクロスボディで逆襲。勝村がフロントチョークでHARUKAZEを絞め上げるがエスケープ。ジャクソンが勝村を投げると、キャッチしたHARUKAZEがライガーボムを一閃もカウントは2。HARUKAZEはスピアを勝村に繰り出すもフォールは奪えず。さらにHARUKAZEは勝村にエルボー、張り手を見舞う。勝村はキックから、グラウンドに移行してトリプルスリー3ロックをガッチリ決めると、HARUKAZEはたまらずギブアップ。
V1を達成した和田は「HARUKAZE、根性あるね。ガンプロにあんなヤツがいるとは思わなかった。今ガンプロに俺らの相手はいないと思うから、アジア、IWGP、GHC、他団体に行ってもいいと思う」、勝村は「予想以上にHARUKAZEも頑張ったけど、僕らはちょっと強すぎました。ガンプロで挑戦する人がいたらやるし、他団体でも格闘家でも。どんどん強いヤツを倒して、ガンプロのこのベルトの価値をあげていきたいと思います」と胸を張った。
敗れたHARUKAZEは「ベルトを巻くには私が負けちゃいけないと思ってて、私が獲られてしまって。1回の負けぐらいでこんなへこたれていたらダメだなって。ジャクソン、また私とタッグ組んでください」とタッグ継続を要望。ジャクソンは「もちろん。ここからがスタート。ガンプロでタッグをやるならHARUKAZEしか組まない! リーサル・ウェポンは終わらない!」と応じていた。
また、ガンプロ侵攻を開始した“土肥羆”の土肥こうじが単身で参戦し、大家健と一騎打ち。大家はカミカゼ、ミサイルキックで攻撃も、土肥は串刺し式ラリアット、グラウンド・コブラで反撃。大家はハリケーンドライバーから炎のスピアを狙うも、阻止した土肥はレフェリーのブラインドを突いて急所蹴り。エルボー相打ちから、大家はヘッドバットを乱れ打ちも、倒れ込みながら土肥が急所に蹴り。悶絶する大家を捕らえた土肥は垂直落下式ブレーンバスターから、豪快なラリアットで息の根を止めた。土肥は「シングルで勝っちゃったよ。このストーリー終わっちゃうよ。俺たち終わっちゃったのかな? バカヤロー、まだ終わっちゃいねぇよ。大家健、眠れなくなるまでいじめてやる」と勝ち誇った。