「俺はこれにリスペクトがあるんだ」エル・デスペラード&葛西純がタッグ継続を誓う!ジョン・モクスリーとの最後のデスマッチを前に気合十分!

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 4日、東京都・後楽園ホールにて、『レック Presents NJPW STRONG INDEPENDENCE DAY』が開催され、葛西純&エル・デスペラーが初タッグ結成でジョン・モクスリー&ホミサイドから勝利した。

 デスペラードは、昨年7月にモクスリーとノーDQマッチで対戦し、この際はモクスリーが勝利。その後もデスペラードは葛西純とのデスマッチを経て成長し、モクスリーから要求された最後のデスマッチ“FINAL DEATH”の一騎打ちを受けることに。
 5日の決戦を前日に控えた今大会、デスペラードは葛西と初タッグを結成し、モクスリー&ホミサイドとノーDQマッチで対戦。
 ホミサイドはROHやTNAで活躍し、日本では大日本プロレスやZERO-ONEに参戦し、後楽園ホールのバルコニーからダイビングエルボーを放つなどの命知らずのハードコアファイトを見せた選手。凶器として用いるフォークは、アブドーラ・ザ・ブッチャーから「お前が使え」と公認されたものだという。


 リング上で両組が向き合うと、ゴングを待たずに殴り合いが始まり、場外戦となる中でゴング。
 モクスリー&ホミサイドがデスペラードの額をフォークでえぐっていき、葛西が持ち込んだフォークボードへ2人を投げ落としていく大暴れ。さらに葛西がカミソリ十字架ボードを持ち込むも、逆にモクスリーに利用されて大ダメージを負う窮地に陥る。
 しかし、デスペラードのスパインバスターから葛西のパールハーバースプラッシュと夢の競演が決まって逆転の狼煙を上げ、葛西がモクスリーの頭に竹串の花を咲かせて場外に排除。
 ホミサイドもデスペラードのマスクを引き裂いて急所蹴りを見舞い、スチールバケツの上に投げ落とそうとするが、デスペラードも急所蹴りでやり返し、リバースタイガードライバーからロコモーション式でスチールバケツの上へのピンチェ・ロコを決めて3カウントを奪った。

 マイクを取ったデスペラードは、「さすがにこんだけのレジェンドの中に混ざると、多少の緊張はあるな。ホミサイド、あんたレジェンドだ。ありがとな。やっぱ最高だ!あそこ(バルコニー)から葛西さん突き落としただけあるぜ。デスマッチだとか、ハードコアだとか、血が出るだとか、そんなことはどうでもいい。とにかく、俺はこれにリスペクトがあるんだ。ありがとう、ホミサイド」とホミサイドへ感謝。

 デスペラードにマイクを託された葛西は、「やっちまってから言うけどよ、キング・オブ・スポーツ!新日本プロレスのリングでこんなことしてアリ?(笑)しかしだ、しかしだ、賛否あると思うけど、今のお客さんの歓声聞いて、俺っちは新日本プロレスのリングで、この試合アリだと思ってるよ。おい、デスペよ、最高に超刺激的で気持ちのいい夜だったよ。人間ってのはよ、気持ちいいこと経験しちゃうと、もう1回ってなるんだよね(笑)おいデスペ!どこのリングでも良い。もう1回お前と組んで超刺激をもらいてーんだ。どうだ?」とタッグ継続を要求。

 これを受けたデスペラードは、「もう1回じゃないでしょ。もっとお願いします!呼んでいただければいつでも行きます。でも今は、明日のシングルマッチのことで頭いっぱいなんで。モクスリーはよそ向いてて勝てる相手じゃないんで、今日いただいた刺激、このままそっくり持って、明日もう1回アイツのことぶちのめしてやりますから。その後、自分ができる限りの刺激的なお返事を、ご用意させていただきます」と笑顔で返し、握手を交わした後に互いに笑顔で中指を突き立て合った。

 バックステージに戻ったデスペラードは、深いダメージを受けてふらつきながらも「『これのどこがSTRONGだよ』って言う人もいるかもしれないけど、そういう意味じゃまぁ、STRONG色は薄かったかもな。でも一応、俺もMOXも向こうでやらせてもらってるんで、そこはすんませんね。俺のワガママを通させてもらったんで。明日はモクスリーとシングルマッチ。満身創痍は向こうも一緒だろう。条件は一緒。あとは根性比べだ。確かに、向こうは全試合が大会場かもしれないけど、こっちだってな、会場がデカかろうが小さかろうが、この10日間ちょっと、世界中回って死ぬ思いしてきてんだ。葛西さんは『死ぬ気で、なんてっつーのは忘れろ』っておっしゃってたけど、正直言って気ぃ狂いそうな日程だったぞ。それでも俺はここにいるんだ。絶対お前に勝つ」と闘志を漲らせた。

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